兄の名はヒョウ

兄の名はヒョウ

第二十一集(南院大王)


皇太叔(コウタイシ)
耶律洪基(ヤリツ・コウキ)
游担之(ユウ・タンシ)

<ストーリー>
降龍十八掌を放ち、反乱軍の皇太叔を生け捕ることに成功した簫峯。
反乱軍は、降伏し耶律洪基は命拾いをする。
殊勲をあげた簫峯は、南院大王に任じられる。

南院大王となった簫峯は、毎日好きな酒を飲んでいた。
阿紫の体調も回復したある日、二人で遠出する。
そこで、宋からの刈入れ(村から金品人を強奪すること)した一団に出会う。
簫峯は、村人を解き放つが、その中に游担之の姿があった。
隙を見て簫峯に襲い掛かる游担之だが、あっさりやられてしまう。
その時、簫峯の懐から「易筋経」が落ちてしまうが気がつかず立ち去ってしまう。
游担之は、何気に拾って懐にしまう。

そこに、遼の一団が現れ游担之を捕らえ、人間凧として引き回す。
それは、阿紫の仕業だった!引き回され息も絶え絶えとなる游担之。
一晩、苦痛に耐えた游担之は、阿紫の前に引き出される。
うつろな意識の中、突然、游担之は阿紫の脚に取り付く。
游担之は、阿紫に恋してしまったのだ!

阿紫は、游担之を面白がって、簫峯に気づかれずにいたぶろうと
鉄の仮面を游担之に、被せ、鉄丑と名づける。
いたぶられる游担之だが、必死に耐え阿紫のご機嫌をとる。
ある日、神木王鼎を游担之に見られた阿紫は、修行を手伝わせることにする。
その修行は、毒虫に游担之の血を吸わせ、その虫を使って行うものだった。
毒虫に噛まれ游担之は、瀕死の状態になるが偶然、「易筋経」を
試してしまったため、強力な内力を得て、命を取り留める。
復活した游担之は、「易筋経」を毒消しの鍛錬法だと思いこみ、虫に噛まれては
を修練して内力を鍛えて毒を消していった。

ある日、阿紫と游担之は、強力な毒をもつ蚕に出会う。
この蚕に噛まれた游担之は、一度凍死してしまう。
しかし、「易筋経」のおかげで、至高の内力を身につけていた游担之は、
川に捨てられ氷が解けたことで、復活することが出来た。
《続く》

<感想>
阿紫のわがまま、大爆発ですネー!
こんな感じで、鉄丑以外にも同じことしてたら、回りは死体の山!
悪女と言うよりは、子供のわがままのような気がします、私は・・・
でも、あっさり遼の兵にけり倒される游担之は、弱すぎます。トホホ・・・

※ ちょっと気になる
今回は、簫峯と阿紫の心の中が垣間見えました。
簫峯は、刈入れを見て、なぜ、皆が仲良く暮らせないのか疑問に
思い、村人を解放します。
この後、この想いはどのように彼を導いていくのか?(★注目27)


阿紫は、簫峯が相手をしてくれないときに、叫んでました。
「誰もあたしのこと愛してくれないんだー!」
確か、第十八集で簫峯が馬夫人の家に火を放って立ち去る時にも
似たようなことを叫んでいた気がします。
両親に捨てられ、その後、星宿界で育った阿紫はの心の中には
このことが大きなキズとしてあるのでは?(★注目28)


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