アン・わたしの部屋

山本　周五郎

山本周五郎作品は、どの本も読み応えのある作品ばかりです。

名誉や、地位、お金ばかりがすべてではない・・・。

人間として、忘れてはならない大切なものは何かを作品を通し、

読者に語りかけてくれます。

■ 親不孝長屋

どの作品も、とっても面白かったです♪
時代小説を読んだことがない方にも、お勧めの本です。
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おっ母、すまねえ（池波正太郎）／邪魔っけ（平岩弓枝）／左の腕（松本清張）／釣忍（山本周五郎）／神無月（宮部みゆき

■ 世話焼き長屋

こちらも「親不孝長屋」同様、お勧めです。魅力ある作者、読み応えのある作品ばかりです。
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お千代（池波正太郎）／浮かれ節（宇江佐真理）／小田原鰹（乙川優三郎）／証（北原亞以子）／骨折り和助（村上元三）

■ 赤ひげ診療譚

幕府の御番医という栄達の道を歩むべく長崎遊学から戻った保本登は、小石川養生所の“赤ひげ”とよばれる医長新出去定に呼び出され、医員見習い勤務を命ぜられる。貧しく蒙昧な最下層の男女の中に埋もれる現実への幻滅から、登は尽く赤ひげに反抗するが、その一見乱暴な言動の底に脈打つ強靱な精神に次第に惹かれてゆく。傷ついた若き医生と師との魂のふれあいを描く快作。

■ 万事金の世

お金にまつわる物事は、今も昔も同じですね。
お金のためのおかしき知恵比べ、失ってわかる夫婦の愛。
市井の人々に生まれる葛藤や悲しみを、時代小説の作家達が巧みに書いた作品ばかり！。
江戸の情緒と人情。
心に残る作品ばかりで、読んだ後もほのぼのとした気持ちになります。。

■ たそがれ長屋

藩の取り潰しを防ぐため、金策に奔走する宗兵衛に新たな試練が待ち受ける（「疼痛二百両」）。口入屋の番頭、長兵衛は突然暇を言い渡されたが納得できず（「いっぽん桜」）。たった一人の友達が、約束の日に現れなくて（「ともだち」）。腕ききの職人でありながら職を捨て、女房子を捨てた男のその理由とは（「あとのない仮名」）。伜の果し合いを止めるため、孫左衛門は一世一代の勝負にでる（「静かな木」）。落涙必至、感動人情時代小説五編を精選。

■ 樅ノ木は残った

登場人物が多く、難しかったです。。。もう一度読み直してみたいです。

■ 雨あがる 

映画の原作にもなり、貧しいながらも心優しい人々のお互いを信じ合う姿が深い感動を呼びます！
侍という生き方よりも人間らしい生き方を選ぶ主人公が書かれています。
生きにくい時代だからこそ浮かび上がってくる、“人間の人間らしさ”を描き続けた昭和の文豪・山本周五郎の魅力が光る、オリジナル名作短篇集。
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深川安楽亭／よじょう／義理なさけ／雨あがる／雪の上の霜

■ 日日平安

周五郎作品は、「生きるとは何か！」と、考えさせられます。
凛とした生き方に、作品の登場人物に教えられます。
目立たない、脇役のような人物にスポットライトをあてる周五郎作品。何気ない日常を見事な作品にしています。

■ 人情武士道

御用人の佐藤欽之助は、妻を通して琴の稽古友達だった女から、夫の仕官の世話を頼まれます。
その女が、かつて縁談を申し込んで断られた和枝であることを知った欽之助は、思いがけない行動で依頼を果たします…。

山本周五郎氏の独特の人柄・観察力・人生観がうかがえます。

他、初期の傑作１２編が収められています。

■ 日本婦道記

厳しい武家の定めの中で、夫のため、子のために・・・
ひたすら生き抜いた日本の妻や母の、清々しいまでの強靱さと、
凜然たる美しさ、哀しさがあふれる感動的な作品です。

忘れ去られそうな、日本人の心を思い出させてくれます。
お勧めの一冊です！

■ 彦左衛門外記

この作品には、驚かされました。山本周五郎作品の中でも、異色！コメディなタッチで読者を楽しませてくれます。
身分のちがいを理由に大名の姫から絶縁された旗本の息子は、自分の夢をどのようにかなえるのでしょうか？お楽しみです。

■ 世話焼き長屋

■ 赤ひげ診療譚

幕府の御番医という道を歩む長崎遊学から戻った保本登。
小石川養生所の“赤ひげ”とよばれる医長新出去定に呼び出され、医員見習い勤務になりました。
貧しく蒙昧な最下層の男女の中に埋もれる現実への幻滅から、登は尽く赤ひげに反抗します。

日々の厳しい現実の生活の中で、｢赤ひげ｣に次第に惹かれてゆきます。
傷ついた若き医生と師との魂のふれあいが描かれた作品です。

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