手紙



久しぶりにここに戻ってきて、懐かしいキモチはまったくない、恐いから。自分がいちばん好きな場所で、いつも衝撃を受けてるから。この衝撃にはあなたも含まれてる。あなたはこの町にいるから。

部屋に入って、あなたからの手紙があった。

別れた数ヶ月、私は後悔、幸い、後悔、幸い、繰り返して。それとは逆に、あなたはなにもなかったかのように手紙をくれた。
なにもいえない、これ以上なに言えばいい?この一生もうあなたに負けるに決まってる、まったく反抗の余地がない。
手紙になにも書いてない、ある展覧会のチケットが入ってるだけ。
行くよ、私は行くよ。あなたのため、私は行く。それで、もしかして、もう一回始まる。もう一回さよなら。もう一回繰り返す。あなたの次の手紙がくるまで。

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