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TDK RSJ第07回放送分
TOKYO FMをお聞きの皆さんこんばんは、角松敏生です。
えー、さあ今夜もスタートしました、TDK REAL SOUND JAM
この後、9時30分までどうぞお付き合いください。
まずは、1曲お届けしましょう~。
角松敏生、2003年にリリースした、フォーリズムによるアルバム、
「Summer 4 Rhythm」からのナンバーです。
”Make it higher”
♪♪♪・・・・・・・
さて、改めまして、こんばんは角松敏生でございます。ハイ。
TDK REAL SOUND JAM
今夜も、リアルサウンド、リアルミュージック
をテーマでお届けしてまいりたいと思いますが、
えー、ちょっとね、こんなメールをいただきました。
えー、これ 「なおひろさん」 男性の方ですが、
「はじめまして、2回目からの放送を聴き始めたものです。
自分は22歳ですが、80年代という時代にすごく憧れがあり、
当然音楽もすごく好きで良く聴きます。
あの時代に音楽とともに過ごした世代の人たちが、
すごくうらやましくて、そして、最近角松さんの作品を
聴き始めました。
前から気になっていたジャケットをみて、どんなものだろうか?
と思っていたのですが、手を出さずにいました。
が、最近はじめて買ったのは、「GOLD DIGGER」でした。(角松笑)
すごくかっこよくて、なんでもっと早く手を出さなかったのか、
後悔したくらいです。
それから、「After 5 Clash」を聴いて、(←もう一回笑いながら)
カッコいい!!と衝撃でした。
で、ファーストから君をこえる日まで買いました。
ほんとに、偶然古本屋で、角松さんの特集本を発見して、
インタビューなどを読んで、この人は本物だーと
大好きになりました。
もちろん本人も、年齢を感じさせない若さでカッコいい!
当時、OLさんに人気あったそうですが、うなずけます。
[そうですか(笑)]
中学のころ、よく耳にした、「WAになって踊ろう」は
実は角松さんの曲だったのでびっくりしました。
2回目の放送で、レイパーカー・ジュニアがかかったときに、
次の日に探しに行きました。
ボス・スキャグスや、エアプレイも知りました。
山下達郎さんも存在を知っていましたが、
これを機に聴くようになりました。
これから、角松さんをメインに、いろんな音楽に接していきたいと思います。
え~、毎週これから楽しみにするものが出来てワクワクしています。
発信している側の真剣な姿勢に対して、聞き手がちゃんと受け取ると言う、
自分は、楽譜とか、音楽的なことは詳しくないですし、
もしかしたら、自分は本当のことはは理解できていないのかもしれないけど、
そういう態度は大事なので、貫こうと思いました。
やっぱり、基本だと思います。」
って、言う事で、いやー、ね、若い人、若いって言っても、
まあ、あのね、もう22歳、に、でも若いか?
あー、でもね、これからって言う人が、こういう考え方を持ってくれて、
非常にありがたいなーという風に思いますし、
あの、僕が、このばん、あのー、ね、ラジオで番組持ってた時代
やっぱり、こうやってまだ情報量が少なかった時代ね、
いろんな、音楽をこう紹介して、
それがいろんな人に伝わっていって、それが音楽の良さみたいのが
伝えてこれたのが、また、この場を借りて出来るようになったのが
ありがたい話でございますね~。はい。
えーーー、さて、えー、
今夜のメニューでございますけどもね、
サウンドレクチャーのコーナー。
いよいよ、ね、蓄音機からね、始まってね、
アコースティック録音、あの、蓄音機のラッパに大声で
「わーーーー!!」と、歌っていた時代から、いよいよ!
電気録音の時代を迎えるわけでございます。
えー、ねー、電気録音と言うと、
今から考えると、とんでもない話でございますけどもね、
えー、その辺、ちょっと語って行きたいと思います。
てことで、今夜もどうぞよろしく!
****CM****
*****ジングル*****
♪♪♪ "I..G.Y."
東京FMから、角松敏生がお届けしております
TDK REAL SOUND JAM
お届けしているナンバーは、
ドナルド・フェイゲン "I..G.Y."
ね、もうドナルド・フェイゲンといえば、スティーリー・ダン
といっても、知らない人は知らないかもしれませんけれども、
まあ、MUSICIAN'S MUSICIAN といいますか、え~
プロのミュージシャンが、もう、あの~啓蒙するという
まあ、あの、まあでも ある種かなりマニアックな、あの~
人達なんですけれども、そのメンバーでもあります、
ドナルド・フェイゲンですね~、82年、ですね~、に、出した
ソロアルバム、え~、この~、これが「ナイトフライ」っていう
アルバムなんですけれども、これが ホントに、あの~、当時、
も~、すげぇ、すげぇっつってね~、ミュージシャンは、こぞって
聴いていたのを思い出しますけどね~。
ホントに、ミュージシャンの演奏、それから、録音の、その~音の良さ
どれをとってもハイクオリティでね、
これが、あの、でも今の時代、これがハイクオリティなんだよって
言う風に説明するのに、ものすごく時間がかかってしまいますよね?
ここの音がああで、ここの音が、こうで、とか、この
ほら、音がいいでしょ?
って言っても、なかなか~、この~、あの~
キョトン?とされちゃうんじゃないかなと思うんですけどね~
でも~、そういうことってのは~ 何故これが、これがこうでこうで
とかっていう、いいことで、そういうことはね
知ったほうがね、やっぱ音楽の楽しみ方ひとつとっても
広がりがあるとおもうんですけどね~。
ま、この番組では、おいおい、まあそのへんのことも
まあ、短い時間ですけどね、なかなか伝えきれないんですけどもね、
伝えていければな~と思いますが。。。
え~、さて、え~私の情報を・・言わさしていただきます!
え~今年発売予定になっております、
角松敏生の DVD BOX! 6枚組!
{↑今日のこの時点では、まだ6枚と言ってました}
え~、これがですね、私が、活動を再開してからの~
数々のライブ映像をね、満載しておりまして、
それから、秘蔵映像、ドキュメンタリー映像なんかも
いっぱい入っておりまして、
え~これ通信販売でのみの発売となりますね。
今、鋭意製作中でございましてですね、
発売はもうちょっとかかりますけども、
また、こちらでもご案内したいと思います。
そして、え~、ね、この番組のスポンサーさんでございます
TDKさんがプレゼンツ!して、頂きました
え~、TOSHIKI KADOMATSU Perfomance 2007~2008
“Player's Preyers” RETURNS
というツアーが6月から始まります!
え~、番組でもお知らせしたように、ね、
いろんな形態、いろんなセッション、いろんなミュージシャンと
規模、場所、いろんなところで、え~、やるわけでございますけどね
それがひとつの、一個のツアーの中に、こう入るというね
形式なんでございますけども、
え~ 6月30日 軽井沢大賀ホールね
これは、鍵盤3人と僕というセッションでございましてね
そして、7月25日、ZEPP名古屋
これは、フォーリズムですけどね、
ドラム、ベース、、ギター、キーボードね
え~、そして、7月、28.29.30は、あ~、
キーボードとギターとワタクシ、それにアンドモア、プラスアルファ
誰が来るかわかりませんけども
これがBLUES ALLY JAPAN
これは、ここはライブハウスですけども
食事なんかもできて、素敵なとこですね~
そして~、8月7日、8月8日は渋谷AX
これも4リズムですね、
そのほか、8月11日
ミュージックタウン音市場っていうとこでですね
沖縄のトップクラスのミュージシャンたちとのセッション、
そして、9月17日、高崎え~、市文化会館
9月22日、Zepp仙台
この、両日とも4リズム、っと。。。
ま、今、あの、ご紹介できるの、これだけなんですけれども、
まだこの後、続々と出てきます。
ちなみに!
軽井沢とブルースアレイ3DAYS、それからSHIBUYA AXは
いよいよ明日!! 5月! 20日! 発売!!
開始で! ございますぅ~!!
よろしく、お願いします!
というわけで、次の私のセレクションナンバーは
ドゥービーブラザーズ
"What a Fool Believes"
♪♪♪ What a Fool Believes
角松敏生がお届けしておりますTDK REAL SOUND JAM
おかけしているナンバーはドゥービーブラザーズ
"What a Fool Believes"
まあ、ね~、これも よく聴いたもんだ。。。。
さて、続いてはこのコーナーです。
(ジングル。。。)
サウンドレクチャー!!!
え~、このコーナーはですね、番組コンセプトであります、
リアルサウンドをテーマに、角松敏生が提唱する、
記憶するに値する音楽について様々な角度から迫って
みようではないかというレギュラーコーナーですが、
今夜は第7回目、えー、まーね、その~、音楽の、その~、
なんたるや、それで、どういう風に、こう作られてくるとか
そういう所をまあ言い出したら、もう本当に時間が、あ~、もう、
全然ない!っていう感じでございますけれどもね。
とりあえず、え~、その~、記録メディアの歴史、そして
どうやって音楽が作られてくるのかとかね、そういう所から、
まず始めようという事でございましてですね、まあ、最初は、ね、
あの~、素晴らしい音楽を記録したいという人間の気持ちから
記録メディアと言うものが、あ~、ね、え~、まあ、発明され、
その、エジソンの蓄音機、ね、繋がっていきまして、ね、え~
まあ、でもその記録すると言うやり方一つとってもねえ、
色んな記録の仕方がある訳でございますけれどもね、
え~、まあ、結局、その記録するものがね、
ま、あの、出来なければ、何ともこれは、あの、言い様が、
あ~、無いという感じでございますけれども・・
さて、まずは、どうやって録ってたの?ね、これは、僕も
ちょっと興味のある所ではあったんですけども、ね、
何しろ、あの~、マイクっちゅうもんが無い時代は、
あの、蓄音機のでっかいラッパに向かって大声で唄ってた!
って言う話しですけれどもねえ。
今から見ると、ちょっと、その見た感じは、笑っちゃう感じで、
ございますけれども(笑)、でも、結局、マイクが発明されなければ
このねえ、え~、電気録音、今、今、今、現時点では、やられていた、
例えば、ほら、ラジオでね、しゃべってんのも、この、マイクを通して
え~、まあ、あの~、記録して、それで、放送している訳でございます
けれども。
この、実は、このマイクの発明もですね、今まで、あの~、エジソン!
関わっているらしいですねえ。
それと同時に、あの~、結局その~、エジソンとベルって言う方がほら、
あの~、電話とかさ蓄音機のさ、あの~、発明競争でやり合ってたって
言う話ししたじゃないですか?
結局、その~、ベルって言うね、まあ、今でもおっきな、あの~、
アメリカの電話メーカー、電話会社でございますね、
ベルって言う会社はね。
で、それの、もう、その、お~、あの~、何しろ、
電話を発明したって言う、う~、事でございましてですね、
え~、結局、その、を~、特許申請した、最初の申請したのは、
エミール・ベルリナー、これは、あの、蓄音機のとこでも、
ご紹介しましたけどもね、で、え~、1876年アメリカのベルが、電話の
送話機用として、電磁型マグネチックを開発したと言う、ね、え~、
マイクロフォンという、ものの発明・命名は1878年で、
イギリスのデヴィッド・ヒューズだったと言う事なんですけれども、
まあ、何しろこの頃は、やっぱりそういう、誰が最初に、そういう発明を
するかって言う、発明のこう、なんかこう何つーの?
過渡期って言うかね、そういう、う~、時期だったんですかねえ?
何しろ、あの~、この電話と、その音楽録音の、その電話の開発と
音楽録音といった、そういった記録機器の開発って言うのは、
ほぼ同じ様な、あの~感じで進んでいったって言うのが、
あ~、考えると面白いなって言う風に思うんですけどねえ。うん。
ま、あの、でも、この、マイクという言う奴はですねえ、
あの~、一番、う~ん最初に、出てきてるカーボンマイクっていう、
なんか、ほんと原始的なやつがあるんですけど、
それからリボンマイク、って言うのが出てきまして、
え~、このリボンマイクって言うのが、出て来た時、
このリボンマイクってのは、今でも、こう、なんか、
見かけるマイクですけど、このリボンマイクって言うのが
ようやく、こう、出回ってきた頃って言うのは、
それこそまだ、あの~、第二次世界大戦前の話しだったりとか
する訳でございますけれども、う~、逆にその、今、
こういったそのクラシックのマイクって言うか?
あの~、不思議なもんで、あの~、何でもそうなんですけれども、
あの~、こう、発達していくでしょ?文明が。
文明が発達して、凄く便利になるんだけど、
でも、昔のもののが良かったね?って、
昔のものに、もう一回リバイバルするって事がね、
良くあるんですけどもね。
ん~、考えて見ると色んなものがありますよね?
あの、アノ頃の、アレの方が良かったんじゃないか?
ねえ、そういう事って言うのは文化的にも結構あるのかも知れませんね?
うん。
Finis Henderson!
Skip to my lou!
♪♪Skip to my lou
さあ、お届けしているナンバーは、
Finis Henderson!
Skip to my lou!
これもよく聴きましたけど、
これ、でも、輸入盤でしか出ていなかったのですよ?
え~、もう、入手不可能みたいなものが、今、こうやって
CD化されて、まあねえ、記録しているってことは、
重要なことでございますね~。ほんとに・・うーん
まあ、あのー、先ほどもね、言いましたけども、
あの、ね、冒頭で紹介したね、あのー、紹介したメールの方も、
おっしゃっていましたが、まあ、昔のものがいいって言う、
でもね、別に懐古主義って言うわけではないけども、
簡単に言えば、あの時代に作られたものが、基礎になって、
今にずーと受け継がれていて、
今、別に凄い新しいものって、もう無いんだよね?
えー、だから、逆に言えば、そういう、今の、この全部基礎が
組まれてきた時代なので、まあ、良いに決まっているっちゃ~、
決まっているんだよね。うん。
えーさて、このサウンドレクチャーのコーナーね、
今後、いろんな企画にトライしていきたいと思いますので、
えー、リスナーの皆さんからこんなことが知りたい、
えー、こんな内容を特集してほしいなど
リクエストどんどん募集しています。
ぜひ、リクエストしてみてください。お待ちしています。
えー、以上、サウンドレクチャーのコーナーでした。
CM
TOKYO FMから角松敏生がお届けしてまいりました、
TDK REAL SOUND JAM
いかがでしたでしょうか?
ね、今夜、冒頭からとてもありがたいお便りを、ね、
若い男性の方からいただきまして、
ちょっと私も気を引き締めて、頑張らねば、
と言う気になっておりますけどもね、
え~、「サウンドレクチャー」、いよいよ、あの~、
電気式の録音まで、やっとたどり着きましたけども、
えー、ま、来週はいよいよ、
記録メディアとしてのレコードについて、えー、ね、
LPレコード、EPレコード、SPレコード
なんちゅうのがありましたけども、
えー、まー、ね、ご存知の方もいらっしゃるし、
なんだ、それ?て言っている人もいるかも知れませんし、
まあ、その辺について語ってみたいと思いますけどね。
えー、さて、この TDK REAL SOUND JAM では、
皆さんからのメッセージをお待ちしています。
さて、えー、この、
TDK REAL SOUND JAM
は、みなさんからのメッセージ、お待ちしています。
角松敏生への質問、番組へのメッセージ、
サウンドレクチャーのコーナーでやって欲しい企画、
など、何でも結構でございます。
番組にメッセージを送ってくれたリスナーの中から、
抽選で毎週、10名様にTDK超硬DVD-R録画用5枚パックを、
プレゼントします。
この、TDK超硬DVD-R、一般のDVDに比べて、
キズ・指紋汚れ・ほこりに格段に強いTDKの
超硬シリーズでございます。
さあ、メッセージのあて先
ハガキの方は、〒102-8080、102-8080
東京FM TDK REAL SOUND JAM
ファックスの方は、東京03-3221-1800 東京03-3221-1800
メールの方は、kadomatsu@tfm.co.jp kadomatsu@tfm.co.jp
まで、送ってください。
たくさんのご応募&メッセージお待ちしております。
って、言うことでございまして、
それでは今週もお届けしてまいりました、
「TDK REAL SOUND JAM」
そろそろお別れのお時間となりました。
まいど、はえ~~~~~って言う感じでございますけどね、
えー、まあ、この短い時間で、
いろいろ伝えて行きたいと思っております。
また、来週の土曜日、夜9時に
TOKYO FMでお会いしましょう。
お相手は、角松敏生でした。
I See Ya・・・
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