TDK RSJ第12回放送分





東京FMをお聴きのみなさん、こんばんは、

角松敏生です。

さあ、今夜もスタートしました、TDK REAL SOUND JAM

このあと、9時30分まで、どうぞお付き合いくださいませ!

それでは、オープニングナンバーは、このナンバーです。

2002年にリリースしました、私のアルバム

「INCARNATIO」から、角松敏生「IZUMO」


♪♪♪ 「IZUMO」


さて、改めましてこんばんは。

角松敏生です。

TDK REAL SOUND JAM

今夜も、リアルサウンド、リアルミュージックを

テーマにお届けしていきたいと思いますが、

メール頂きました!

みゆきさん、「毎週欠かさず楽しく聴いています。

さて、6/2の放送で、音楽は心で聴くのもいいけど

垂れ流しでなく、質的なモノをもおさえていく事も大事と

いうお言葉に耳が痛くなった私でございます。

音楽は好きですが、知識は全然ない私。

特に洋楽だと、歌詞を聞き取るのさえおろそかになりがちです。

角松さん、音楽聴くときにどういう事に

重点を置いていられるのでしょう?

プロですから、いろんな視点があるのでしょうね。

私も見習いたいものです。とは言っても

どこを見習えばいいのかもわからない有様。

歌詞と曲が自分の好みか、そうじゃないか、それだけで

音楽を聴いている私。

最近は新曲にときめかず、80年代の音楽を

こよなく愛して聴いている私です。

REAL SOUND JAMで角松さんの選ばれた曲

お話を聞くことによって、いい音楽により近づけると嬉しいです」

まあ、まあ、難しく考えないで、

いやぁ、でも、歌詞と曲の好み、っていうのはまず最初よ。

それは、一番大事なとこですけども、そのあと、

やはり、こう・・、それだけじゃない、いろんなことに、こう、あの

知識を持っていくことによって、なるほど、これ、こういうサウンドで

こうで、こうで、こうでっていうのがわかってくると、

より一曲の楽しみ方が増える!っちゅう話ですかな、これはな。うん。

さて、今夜のメニュー。え~、音楽講座、サウンドレクチャーの

コーナーではね、え~、もう、ステレオっていう

基本的な話、ステレオってなんだかわかる?って改めて聞かれて

ちゃんと答えられるかな?

はい、ということで、今夜もどうぞよろしく!


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TOKYO FMから角松敏生がお届けしております

TDK REAL SOUND JAM

さあ(笑)、お届けしているナンバーは、

来たぞ~!ヴァン・ヘイレン、JUMP! フフ。

いや、あの~、ロックもがんがんかけますよ、わたしゃ・笑

あの~、でもヘビメタのね、まあ、やはり、この殿堂だね。

その殿堂入りと言うか、まあ、あの、もう、ね、えー、

やっぱり確立した、えー、まあ、素晴らしいグループだと

思いますけれども、あのー、名曲もたくさんあります。

えー、と言うことでございましてですね、えー、角松敏生の

情報をじゃあ、お伝えしましょう。

DVD、ね、リリースいたします。

「The Traces of 1998~2006」

えー、角松敏生デビュー25周年を記念して、

1998年、武道館の"He is backo" ん、"He is BACK"

バッコじゃねえや、"He is Back"以降の全コンサートツアーを

網羅した、ヒストリーDVD-BOX!ね、えー、これ8枚組

になっておりまして、えー、もう、あの、かなりレアなものが

一杯入っておりまして、まあ、8枚組で28000円、ま、ちょっと

高額商品ではございますけれどもね、えー、これ、あのね、

是非押さえておいて欲しい貴重な記録が収められております!はい。

これ、ご購入お申し込み方法なんですけども、をー、

PCサイトからは、

https://shopping.express.jp/kadomatsu25

えー、携帯サイトからも出来ますね、

https://shopping.express.jp/toshiki25

ね、違いはtoshikiとkadomatsuでございますね。

え、ショッピングは、shopping、エキスプレスは、express、

となっております。えー、まあね、えー、お問い合わせ先、ね

電話番号、03-5775-1881  03-5775-1881

株式会社エキスプレス 角松敏生DVD-BOX係 ですね。

受付時間は平日10時~18時となっておりますので、えー、よろしく

お願いいたします。

と言うことでございまして、これ、あのー、一般の方もですね、あのー、

通信販売でゲット出来るという、まあ、作品になっておりまして、

えー、まあ、ある意味、これ通信販売だからこそ、この値段というのも

まあ、あるんでございますけれどもね、えー、ワタクシが責任編集

しておりますので、そこら辺のところも、お楽しみにという感じで

ございます。

それから、あのー、ツアー!

えー、ね、6/30日に軽井沢大賀ホールから始めましてですね、

今回のツアーは、えー、もう、場所によって、えー、セッション

ミュージシャンね、えー、そして、内容もね、えー、色々異なるという。

えー、東京ではですね、えー、梶原順さんと友成好宏さんと三人で

アコースティックタイプのセッションをブルースアレイジャパンで

えー、行いますね。7月28・29・30。

そして、えー、今度は、フルスペックに近いという感じで、えー、

フォーリズム、えー、江口信夫ドラム、松原秀樹ベース、今剛ギター、

森俊之キーボードというメンバー、フォーリズムで行いますね。

これが、渋谷AX、8月7日・8月8日、あー、2daysでやります。

えー、これ、もう曲順考えてるんですけど、結構、楽しそうになりそう

でございます。はい、お楽しみに!ってかんじなんですけど。

お問い合わせは、あー、ね、えー、わたくしの、オフィシャルホームページ

http://www.toshiki-kadomatsu.jp/  http://www.toshiki-kadomatsu.jp/

まで、アクセスして、えー、色々と情報を仕入れて頂きたいと思います。

さ、あー、本日のセレクションナンバー、お届けしたいと思います。

アレサ・フランクリン

GET IT RIGHT!



♪GET IT RIGHT



角松敏生がお届けしております TDK REAL SOUND JAM

お届けしているナンバーはアレサ・フランクリンのGET IT RIGHT

まあ、アレサ・フランクリンと言うと、なんか、今時の若い女の子たちも

なんかもう、「好きなシンガー」とかなんか言ってますけどもねえ。

歴史が違うんだから、君ら、何を知ってんだあ、アレサの?っていう

感じが僕はしますけども。えー、まあ、こう色んな背景、ゴスペルなんかも

最近、ブームになってきてますけどもね。えー、背景にある宗教観とか

そういうものも、良く知った上で歌って欲しいもんだなとも、思います

けれども、そういった意味では、アレサ・フランクリンはですね、

僕はこの時代のアレサ、やっぱ、最高だと思いますね。80年代前半。

まず、ミュージシャンの演奏が凄いっす。うん。

この、ヨギ・ホートンとマーカス・ミラーのリズム隊を聞きなさい!

って感じでございますけれどもねえ。うん。

さて、続いてはこのコーナーです。


サウンドレクチャー

さあ、このコーナーは番組コンセプトでもある

リアルサウンドをテーマに 角松敏生が提唱する、

記憶するに値する音楽について、

えー、いろいろとね、検証していこうと言うコーナーでございますけどね、

さあ、今夜は第12回目と言うことなんですけどもね、

「ステレオ」って言われてみなさん」

「ステレオって、これ、うちにあるこれでしょう~」って思った人いませんか?

うんー。。それはですね、大きな間違いなんでございますね~。

「ステレオ」と言うのは、じゃ、なんでスピーカーが2つあるのっていう、

でーね、イヤホンやヘッドホンがなんで2つあるのっていう、

耳が右と左に2つあるからって、答えるんじゃないよん。

「ステレオ」で、音が鳴っているから、2つ必要なの、スピーカーが、、

いや、この辺のことをね、わかっているわよって言っている人と、

あの、たとえば、若い人など全然わかんない人もいるだろうし、

もう、生まれた時には、スピーカーが2つなんだからねー。

若い人たちにとってみれば。

で、これ、30代・40代女性なんかに良く聞いてもね、

たまに、こう、答えられない人がいるんですよね。

「ステレオ」と言うのは、機器の名前ではなくて、

立体音響と言う、その方式なんですよ。

うん、だから、あの、要するに、

えー、右、左のスピーカーから、別々の音が出ていて、

それによって、立体的に聞こえるわけですね~。

たとえば、あの、ライブなんかを、聞いたときに、

まあ、たとえば、弦楽四重奏があって、

左から、ヴァイオリンがいて、チェロがいて、ビオラがいて、

こうね、なったときに、実際、両耳で聞いていると、

左側に座っている人の音は左側から聞こえてきて、

右側に座っている人の音は右側から聞こえてくると言うことを、

再生することによって、本当に臨場感と言うものが

出るわけじゃないですか。

それを、その、ツーチャンネルステレオっていうんですけど、

そのためには、その複数のマイクロホンを用いて、

録音した音源をミキサーの中に突っ込んで、

定位というんですけども、右に持ってくるか、

真ん中に寄せるか、それとも、右45度にするかとか、

定位を決めて、それで、えー、まあ、再生すると、

ツーチャンネルのステレオになるんですけども、

まあ、この先の話は、その、ツーチャンネルステレオってのが、

要するに、まあ、最終的な完成形として、

皆さんが聞いている今の、まあ、状態ではあるんですけどね。

で、まあ、あのー、レコード誕生の10年目にね、

ステレオ録音のがね、やっと発売されるわけでございますけども、

まあ、テープでは、その、「ステレオ」で再生されることが可能でも、

LPレコードではどうやってやるのか、結局、その、

溝の彫り方、うん、溝の、1本のみぞの中に

左右二つのチャンネルをこう、刻むと言う、

そういう、まあ、細かい作業だった。

だから、あのー、昔のLPレコードのマスターリングっていうのは、

ラッカー盤というものに、テープで録音した

ツーチャンマスターを、その、彫るんですね~。

彫る作業があるんです。ね、これが昔のLPレコードの

マスターリングという作業だったんですけども、

溝を彫る作業、うん、それも、顕微鏡みたいので、見ながらね。

あの、マスターリングをみんながやっている、

そういう世界でしたよ、本当に、うん。

まあ、この「ステレオ」と言うのも、まあ、ちょっとね、

4分じゃ語りきれないので、また、細かくお話、

実地なんかを交えて、お話していきたいなーと思います。

モノラルがあって、ステレオがある。

モノラルって言うものは、もう、AMラジオはモノラル放送。

うん。真ん中から1こしか聞こえてこないんですね。

皆さんが、聞いているこのFM、えー、これはですね、

えー、ステレオ放送。ちなみに、これアメリカで認可されたの、

1961年のことだそうでございますね。FM放送がね。

えー、まあ、いろいろ歴史があるのでございますね~。う~ん。。。


角松敏生が、記録するに値する音楽、

本日のなんばーですね、これね、ドラムがスティーブ・ガットで、

ギターがエリック・ゲイルドね。

この、2人が、スタジオミュージシャンだった、

この貴重なあのー、プレイなんですよね。

でも、あまりにも有名なディスコヒットです。

”ヴァン・マッコイ&ソウル・シティ・シンフォニー”

「ザ・ハッスル」


♪♪♪・・・・・・・・・・・・・・・・・


お届けしているナンバーは、ヴァン・マッコイでね、「ザ・ハッスル」(笑)

これーは、このー、今度、50代の人かな、盛り上がるのは。

僕もね、中学のときから悪さしてきたんで、聞いてきましたけどねー。

デスコヒットですからね~。(ディスコでなく、デスコと言っていた)

この曲は(笑)、でも、すばらしいこの、演奏をね、

えー、スティーブ・ガットですよ、このドラム、うん。


えー、と言うことで、本日「ステレオ」について、お話したけどね、

そうです、「ステレオ」と言うのは、その機械の名前ではございません。

方式です。ね。ツーチャンネルステレオ、ツーチャンネルステレオと言うもので、

みなさんは、最終的に、我々の作ったものを聞いているんです。音楽を。

で、最近は、5.1チャンネルとかね、サラウンドとか、

いろいろ、あのー、そのー、音響的なシステムが、

いろいろ変わってきましたけどね、

基本は音楽はこの、ツーチャンステレオで、聞いているんですよん。うーん。

だから、右から聞こえてくるものと、左から聞こえてくるものと、

まあ、ヘッドフォンで聞いてると、よくわかると思いますけどね。

そうゆうときに、注意して聞いてください。

すべてが、そういった立体的なことが混じって、作品になっている。うん。

この辺のことをね、よく知っといてもらいたいねー、と言う風に思いますね。

そうすると、私たちがいろいろ苦労して

作っている甲斐があるって言うもんだ!!うん!

って言うわけで、サウンドレクチャーのコーナー、

えー、また、いろんな企画をトライしていきたいと思いますがー、

あー、来週はどんな感じかな?

あー、リスナーの皆さんからも、リクエスト募集しております。

以上、サウンドレクチャーのコーナーでした。


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東京FMから、角松敏生がお届けしてまいりました~

TDK REAL SOUND JAM

いかがでしたでしょうか~?

今夜はね、サウンドレクチャー、ステレオ。

当たり前だろ~っていうぐらいね、あのー、常識だったりするんですけど

意外と知られてなかったりとか、するステレオ、ねえ

これから、いろんな、ね、まあ、あの~方式が出てきますし

まあ、そっから、サラウンドとか、そういうのもあるんですけれども

え~、逆送成分でこうするとかですね

そういう、あの、ちゃんと、こう、あの、いろんなことを、こう

あの~、含めて、音楽を聴いてみてもらいたいな~と

思いますよね。うん。

そこにこう、なんていうか、その技術者や、ミュージシャンの

血と汗の結晶がここにあるんですよ。

そういう感じで、これからもちょっと音楽、聴いて、みて、

欲しいな、と思っております。はい。

さて、このTDK REAL SOUND JAM

皆さんからのメッセージをお待ちしております。

角松敏生への質問、番組へのメッセージ、

サウンドレクチャーのコーナーでやってほしい企画など

何でも結構です。

番組にメッセージを送ってくれたリスナーのなかから

抽選でか~わいいキューブ型のステレオスピーカーXA40

ワンセットを毎週1名様にプレゼントいたします。

このXA40は、iPodなどと簡単に接続できて

インテリアにフィットして、レイアウトフリーな

ワンボックスタイプのステレオスピーカーです。

ということで、どしどし、ご応募くださいね。

これ、非常にかっこいいですよ。

ワンボックスでステレオ!今、わかった、意味やっと・・・

スピーカーが二つでしかステレオというのは聴けないのに

このXA40は、一つのボックスでステレオの音響で

聴けるということでございます。わかりましたね(笑)はい。

まあ、これで、説明しやすくなったな・・。うん、

さあ、メッセージのあて先

ハガキの方は、〒102-8080、102-8080

東京FM TDK REAL SOUND JAM

ファックスの方は、東京03-3221-1800 東京03-3221-1800

メールの方は、kadomatsu@tfm.co.jp  kadomatsu@tfm.co.jp

まで、送ってください。

たくさんのご応募、メッセージ、お待ちしておりますよん♪

ということで、そろそろお別れの時間となりました~TDK REAL SOUND JAM。

また来週の土曜日夜9時に、東京FMでお会いしましょう。

お相手は角松敏生でした~。I See Ya・・・





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