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今日は、LiLi (リリ) と言う若手ライブバンドをご紹介します。(角輪の莉莉さんとは、関係ございませんw。)おいらの現在の地元、横浜を拠点に神奈川県内中心でライブ活動を行っている5人組です。何か、自分の住んでいる近くで一生懸命頑張っているグループと言うだけで、一方的に親近感が沸くものでして、まあ、メンバーにしてみたら、こんなおっさんに一方的に親近感持たれても、キモいこと この上無いと思うのですが、好きなんだからしょーがありませんw。そんなこたぁどーでも良くてですね、LiLiです。自分たちの音楽を通して多くの人とつながりたい=LINKしたいと言う思いを込めて命名されたグループで、作詞やメロディにもそんな気持ちが一杯に込められていて、聴く人の心に響く音楽を作っているように感じます。結成が2004年とのことで、若手と言いながらも、もうそろそろ活動8年目と言うことになりますが、ここへ来て、横浜ベイスターズの試合前のオフィシャルソングなんかにも採用されたり、FM Yokohamaでもかなりの頻度で取り上げられたりで、少しづつですが、知名度があがっている様です。メンバーは5名Vocal : 西村美幸(Miyuki)Drums : 豊田絵美(Emi)Bass : 樋口由紀子(Yukko)Guitar:小山治朗(Jiro)Keyboard:伊藤一(Hajime)全員がそれぞれ、しっかりとした演奏をされるので、安心して聴くことが出来ます。ヴォーカルの西村美幸は、とてもパワフルかつ伸びのある声で、屋外のライブでも十分にその威力を発揮します。ドラムやカホンの豊田絵美。パワフルさは無いものの、とても端正な音を出す一方で、バックコーラスを担当することもあり、唄う様なドラムサウンドを奏でる方です。ベースの樋口由紀子。何しろ出しゃばらない、目立たない音なのかも知れませんが、豊田とのコンビで、しっかりと曲の屋台骨を支えている印象。ギターの小山治朗も、優しい音色が特徴のギタリストで、派手さは無いものの、安定感のあるサウンドです。キーボードの伊藤一。非常にリリカルでメロディアスなピアノサウンドを展開するキーボーディストです。おいらの勝手な想像ですが、LiLiサウンドの核として作曲能力を発揮しているのでは無いか?と思っています。何か、メンバーの特徴など書くのは久しぶりの様な気がしますがw。おいらが今まで好きで聴いてきたバンドやスタジオミュージシャンなんかと比較してしまえば、そりゃあ、差はありますよw。差はありますが、何しろ全員が音楽をやることが好きでしょうがないと言った雰囲気がアリアリで、聴いているこちらも、とても楽しい気持ちになれるのがこのバンドの最大の特徴かと思います。こんなしおれたおっさんからすると羨ましさ半分の「いいなあ、若いって」と思わせるグループでもありますw。前置きが長くなりましたが、今日は、そんなLiLiの今年4月に発売されたミニアルバム「Style」をご紹介します。彼らは、過去に1枚のフルアルバムと3枚のミニアルバムを発売していますが、そのミニアルバムの中の最新盤です。01.シアワセ02.このままずっと03.Cry04.愛の証05.Singing a song for you01.シアワセ最近、特にラジオなどでON AIRされることが多い曲。ちょっと展開がまったりし過ぎな感があるのですが、とてもメロディアスでサビが印象に残りやすい佳曲です。ドラムの豊田のバックコーラスや伊藤一のリリカルなピアノもなかなか秀逸。CD音源↓今日はおまけでライブ音源も(ちょっと大きな音になるのでご注意を)02.このままずっとややマイナーコード気味に展開されるミディアムロック。西村の丁寧なヴォーカルが好印象。後半にかけての盛り上げ方が見事です。03.Cryアダルトテイストなバラード。人間の外面と内面の葛藤を描いた歌詞が心に刺さる楽曲で、恐らく女性の共感を得そうな気がします。後半のコーラスワークが素敵です。04.愛の証これまたバラード。悪くは無いのですが、ちょっと印象に残りにくい曲ですかね。それでも西村のヴォーカルは、恋する女性の心情を丁寧に歌い上げていて見事です。05.Singing a song for youパルマ入りのアップテンポなPOPSONG。わかりやすいメロディと前向きな歌詞が聴いていて楽しい楽曲。恐らくライブで全員参加になりそう。過去の元気一杯、若さハツラツのアルバムからすると、随分アダルトな一面を見せてくれるアルバムですが、これもバンドが進化していく過渡期なのかもしれません。今年の11月には、横浜BLITZでの単独ライブも決まった様です。路上や、ショッピングモールのイベント、ライブハウスと地味に地道に活動してきたLiLiの努力が着実に実って来ているのでしょう。これからの益々の活躍に期待したいのと同時に都筑区のおっさんも地味に応援していきたいと思っています。横浜のみならず全国の音楽ファンと「Link」出来る日が来ると良いですね。みなさんも、是非、名前だけでも覚えておいてくださいまし。
2011年07月17日
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今日もサラリと。何か、これだけ天気が良いと、どこかへ行きたくなりますな・・・と思いながら、本日もPCに向かってデザインと格闘中。営業や打ち合わせで外から帰れば、吹き出る汗と衰えた体力に驚愕しながら、「でも、夏って感じ~ |* ̄ー ̄| 」と、超前向きにヘタれてます。そんなグダグダな徒歩の中でも、スマホから流れてくる爽やかな音楽が一服の清涼剤な訳でして、昨日ランダムで流れてきた、Frankie Bleu(フランキー・ブルー)をご紹介。いや、もう、久しぶりに聞いたんですが、夏の陽射しと相まって非常に良かったw。爽やかばかりでなく骨太なロックテイストのサウンドでもありますが、暑い日でもピッタリ来るかと思います。たった一枚しかアルバムを出さないで居なくなってしまった知る人ぞ知る?と言った感のあるAOR系のアーティストなんですが、実はAORを扱うサイトや、80年代の音楽を紹介しているサイトなどでは、必ず紹介される名盤中の名盤です。全9曲、35分にも満たない、今でこそコンパクトなアルバムですが、その内容と言ったら、ボリューム感満載なんです。01.Baby Don't Stop02.Who's Foolin' Who?03.Just For You(Suzanne's Song)04.Where Would I Be Now?05.Get Away06.I'm Waiting For Your Love07.Take Your Time(Vanessa's Song)08.You Never Ever Call Me Baby09.Baby We're Alive《Musicians》 Frankie Bleu : Vo,GtJoe Chemay : BassJohn Hobbs : Pf, Rhodes, SynthMike Meros : Clavi,B-3,SynthBilly Walker : GtPaul Leim : DsLuis & Woody Conte : PercJoel Peskin : Sax曲名に女性の名前がサブタイトルで付いている辺り、誰かさんと似てませんか?(笑)01.Baby Don't Stop冒頭で、爽やかな名盤と紹介しましたが、いきなりロックテイストのサウンドが展開されます。が、そのメロディラインはとてもメロウなので、親しみやすい曲です。02.Who's Foolin' Who?タイトルトラックでもあり、この盤の中でも最も人気の高い曲です。出だしこそ不安げな感じですが、シンセかなあ、Rhodesかなあ?のまろやかで流れるようなアレンジが、最高にメロウで、サビなど何回聴いても飽きません。03.Just For You(Suzanne's Song)ちょっとマイナーコードの哀愁を帯びたメロディですが、厚みがあってファンキーなベースやシンセのお陰でとっても甘い曲に聞こえてきます。04.Where Would I Be Now?可愛い感じの前奏から、優しいコーラスの始まり、フランキーの高めの声が最高にAORな一曲(良くわからん説明だ)05.Get Away02~04まで、ミディアム、スローなバラード3連発だったのですが、ここでまた一転して、アップテンポなロックサウンドへ。ギターリフとドラムが効いた佳曲。06.I'm Waiting For Your LoveB面のオープニングとしては、また後半の楽しみを増大させてくれるミディアムロック。明るいサックスや、印象的なリフのシンセベースと、美メロ全開の曲。07.Take Your Time(Vanessa's Song)彼を代表する曲の一つ。03のSuzanneの前の恋人と噂されていたVanessaへの想いをつづった名バラード。歌詞カードなど見ながら聞けば泣けること必至ですw。08.You Never Ever Call Me Babyちょっとボズ・スキャッグス辺りが歌ってくれてもハマりそうなまったりバラード。09.Baby We're Alive最後は、快活に締めくくり。サビに絡むシンセのリフが印象的なミディアムロック。とても覚えやすいメロディで気分が明るくなりますよ。と言うことで、アップテンポ、ミディアムテンポ、ミディアムバラード、そしてスローバラードと絶妙なバランスで配置されているこのアルバムは、とにかく聴いていて飽きない、何度でも繰り返して聴ける耐久性を持った良作だと思います。この盤は、レコードでしか所有してなかったのですが、2006年にCDで夢のような再販。現時点では新譜としては発売されていない様ですが、2006年版がAmazonのマーケットプレイス(中古)で、2点ほど残っております(2011/07/16 15:00現在)。もし、お気に召されたら即ゲットをおすすめします(笑)30年近く前に発売された本作をレコードからカセットにダビングしてテープが延びる程、聴き倒し、今はCDからスマートフォンにデータ移行して死ぬほど聴き倒す。どれだけ、時間が流れても、どれだけ音楽を聴くスタイルが変わっても、不変のサウンドがそこにはあります。
2011年07月16日
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さ、今日もお仕事しながら、音楽を聴いているんですが、どうも仕事に身が入らないので、ブログに逃げております。おいらの、最近の音楽の聞き方は、ラジオで聞いて良かった音楽、音楽サイトで紹介されていて気になったアーティストのCDをAmazonやBookOffで、せっせと購入しては、仕事用のPCにiTunesで取り込んで、仕事しながら聞くと言った感じです。あとは、打ち合わせや納品に向かう車の中で聞く事が多いですね。現在のiTunesを覗いてみると、約20000曲130GB程度の音源が入っているみたいです。意外と入ってるのね~と自分でも驚いた次第なのですが、よくよく考えてCD一枚15曲と多めに見積もっても、約1300枚分ほどなので、自分が所有しているCDの半分にも満たないのかな?ってところです。なかなか、取り込む作業もしんどいものなんです、はい(笑)。レコードも1000枚近くありますから、全部取り込もうと思うと、この先長いっす。で、先ほど、ランダム再生していた際にかかった曲が、ちょっと夏向きで良さそうだなと思いましたので、軽く紹介など。本日、ご紹介するのは、Q;indiviと言うグループと言いますか、サウンド集団です。あ、キューインディヴィと読みます(笑)。何だか、よく分からん命名ですね。どんな雰囲気の集団か、ご説明の前に、まずは、こちらから↓おいら、最近、テレビと言いますか、特にCMなんかをほとんど見ないので知らなかったのですが、グリーのCMに使われているそうで。このグループのアルバムは、何枚か持っているのですが、この曲もQだと分かって、「へえ~、そう言えば、彼らの音っぽいな」と後から知った次第です。- Disc1 -01.Introduction ~philharmonique;~02.Love You03.Understand;04.Across the Starlight05.Storia [ IBIDEN CO., LTD. TVCF ]06.Moment [ Rion Co., Ltd. RIONET TVCF 2008 ]07.Electronic Harmonique08.Lover Snake09.Cascade [ LAFORET GRAND BAZAR 2008 SUMMER TVCF ]10.Kaze-to-uwasa [ Originated by TOKI ASAKO ]11.Part of Your World(Eshericks Deep Sea mix)- Disc 2 -01.Love You(Shiho Fujisawa remix)02.Part of Your World(HOUSE NATION remix)03.Voices(Q;indivi House remix)04.Starting Over(Acoustic ver.)05.it’s time to say hello [ from NEXT ALBUM preview ver.]オフィシャルサイトからの宣伝文句をお借りしますと、クラシックとエレクトロニックの融合から生まれるハイパー・ファンタジークラシック、オーケストレーションの解体、考察、再構築。繊細なストリングスアレンジと最先端のテクノロジーが至った最高傑作。ハイパー・ファンタジー・シングル”Love You”収録クラシックの名曲、バッハによる”メヌエット”を解体~考察。最先端テクノロジーとの出会いにより、新しく再構築された極彩色の音世界。何か、凄い大袈裟なんですがw、まあまあ、その通りのアルバムだなと。ただ、あまり難しいことは考えずに、ドライブのお供や、お仕事のBGMに如何ですか?ってなサウンドです。彼らのサウンドメイクは非常にメロディアスかつオーガニックな雰囲気を持っておりまして、ただただ、ダンス用と言う訳でもなく、のんびり聞ける曲や、柔らかい曲が多くメリハリがあって聞き易いんです。ヴォーカルを多く担当する及川リンの声が、やさしさに一層の拍車をかけていて真夏の凄まじく暑い日でも、軽快且つ涼しげにサウンドが聞こえて来るんですね。サウンドプロデューサーの田中ユウスケ氏が、非常に多くのCMソングを手がけている方なので、キャッチーなサウンドはお手の物と言った所なんだと思います。おいらは、彼らを知ったキッカケは、元THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのチバユウスケが結成したThe Birthdayのリミックスを手がけていたことなんです。逆に、田中の作品にチバがヴォーカルで参加している作品もありで、そんな所からQ;indiviに俄然興味が沸いた感じです。田中ユウスケの透明感のあるサウンドに、チバのダミ声のミスマッチが、妙に印象に残るんですねw。非凡なサウンドメイカーの一人では無かろうかと思います。さて、今日は、YOUTUBEにあがっていた音源の中から2曲ほど(順不動)。04.Across the Starlightヴォーカルは大日方治子。Superflyのバックヴォーカルを務める人でもあります。アンニュイさと透明感を持った不思議な声をしていて、Qサウンドにぴったりハマッています。この曲自体は、Q;indivi節全快で気持ちよく聞けますよ。03.Understand;この曲は、ヴォーカルが、mizrock。もともと、Mizと言う名前で日本デビューしたアーティストで、彼女のアルバムも3枚ほど持っているのですが、非常にパワフルなロックシンガーで、今ひとつ知名度が上がらないのが不思議な人です。近年は、あの「RENT」などのミュージカルに参加して活躍している方です。最近は、こういった軽快でキャッチーなメロディラインを生み出すサウンドプロデューサーチームが色々なヴォーカリストをフューチャーして、その時代時代にあった音を創造すると言う手法が流行っているみたいで、音楽業界の新たな方向性なのかも知れませんね。フューチャーされたヴォーカリストにも興味が沸きますので、参加しているアーティストにしてみれば、プロモーションにも多いに通ずるでしょうし、一石二鳥な部分もあります。ちょっと前から、m-floのVERBALを筆頭に、perfumeやcapsulの中田ヤスタカ、そして、このQ;indivi、さらには、Jazzin' park(←ここも良いですよ。今度紹介します)なんかも盛り上がってきています。生音、生楽器、生の声が良いのも当然ですが、現代のテクノロジーを駆使して生み出されるこういったサウンドもたまには、気楽に聴いてみては如何ですか?真夏の清涼剤におすすめしておきますねw。
2011年07月10日
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角松敏生30周年ライブから、早2週間が経ってしまった訳で、矢のように日々が過ぎていきますねえ。困ったもんです。ライブ終わったら、すぐにでも感想文を書こうかと思ってたのですが、結局、こんな時期です(笑)。まあ、余韻が残ってると、良い目良い目に書きそうなので、この位、落ち着いてからの方が、キチンと感想が書けそうで良いかも知れないですね。●ACT-101.YOKOHAMA Twilight Time(弾き語り映像)02.I Can Give You My Love03.Lucky Lady Feel So Good04.Remember You05.ANKLET06.初 恋07.夜をこえて08.This is My Truth09.Lost My Heart In The Dark10.Ramp In11.Mermaid Princess12.君をこえる日13.さよならなんて絶対言わない●ACT-200.INASA01.IZUMO02.UGAM03.Movin'04.You're My Only Shinin' Star05.花 瓶06.Wrist Cutter07.愛と修羅08.LIVE09.月のように星のように10.ハナノサクコロ11.BEAMS12.桃色の雲13.Mrs.Moonlight14.Fly By Night15.夜の蝉16.See You Again17.Always Be With You18.Smile19.Prayer20.君のためにできること21.崩壊の前日●ENCORE01.TOKYO TOWER02.浜辺の歌03.GIRL IN THE BOX●MORE ENCORE01.ILE AIYE~WAになっておどろう~02.Take You To The Sky High●MORE MORE ENCORE01.NO END SUMMERDs:江口信夫・玉田豊夢Bs:中村キタロー・山内 薫Gt:梶原 順・鈴木英俊Ky:小林信吾・友成好宏・森 俊之Pr:田中倫明・大儀見 元Tp:数原 晋・中野勇介Sx:本田雅人Tb:中川英二郎Cho:チアキ・凡子ゲスト:斉藤ノブと、あちこちで書かれているセットリストですが、改めて記録。と言うことで、今回の30周年記念ライブ、一言で言いますと、「歌によるエンターテイメントショー」と言うことに尽きますかね。歌手本来の有り様と言いますか、そんなアーティストの原点を見た気がします。いやあ、贔屓目なしで、本当に久しぶりに心底楽しめたライブです。まず、驚いたのは、会場前の黒山の人だかりでした。ここ数年のCD売上の低迷やファン離れが、いやでも耳に入ってくる状況に加えて未曾有の大災害が重なった時期でもあり、集客自体が非常に厳しいものになるのでは?と勝手に想像していたのですが、そんな危惧を吹き飛ばす程の人、人、人・・。「角松さん、失礼いたしやした」ボソっと一言お詫びいたしましたw。「まだまだ、全然イケますやん♪」と、だんだん夫婦共々テンションがあがって来ちゃいましたよ。会場も、外の人をそのまま飲み込んだ形でほぼ満席。三階席にちらほら空席がある程度で、この位は、何の問題もなし。久しぶりの、今か、今か的な熱気を感じつつ、開演。セットリストでお分かりの様に、今回は、凍結以前と解凍後をキッチリと分けた形で、それぞれに趣があって見事な構成でした。周年ライブはこうでないと!と言う構成でオールドファンも、新規のファンも十二分に堪能出来た内容だったと思います。面白かったのは、ACT1とACT2で、それぞれに盛り上がるファンが多かったこと。普通に考えれば、凍結前の懐メロ的セットリストで多いに盛り上がりそうなのは、誰でも想像付く訳なんですが、その逆で、80年代の曲だと座っているのに、最近の曲で立ち上がる人が多かったこと。これは、正直ビックリしたのに加えて、妙に嬉しく感じましたね。と、同時に「時間が経ったんだなあ」と言う親父的回顧w。個人的には、ACT1の構成には、そりゃあもう興奮しっぱなしでしたが、実はACT2にも意外と感動してしまいましてねw。意外とって言うのも失礼なんですが、今までも解凍後のライブはさんざん行っていて、それなりに感動してきた訳ですが、それまでの感動とはちょっと違うと言うのか、メロディがすんなり身体の中に入ってきたのが意外だったのです。曲の良さを再発見出来た様な気がしたのです。「愛と修羅」や「夜の蝉」「SEE YOU AGAIN」などは、正直響かなかったのですがw、何故かググっとつかまれてしまいましてね(苦笑)。帰ってから聞き直しちゃいました。あの日の雰囲気がそうさせたのか、今年初めてのライブだったからなのか、自分でも良く分からないのですが、上記の曲以外にも、ACT2の曲が非常に良く聞こえてきたのが意外でしたねえ。そして、ACT1とACT2で新旧のファンをガッチリ暖めておいて、アンコールからの6曲で、全員参加型に持っていったこの感じがまた良かったですね。いつもの聞き慣れた曲ではありましたが、会場の一体感を感じながらの6曲は非日常を感じさせてくれる楽しい時間でありました。今回のライブ、前回の25周年と比較しても30分も短かったかどうか?と言った長さではあったのですが、その時間の経過の仕方と言ったら、25周年の比では無くあっと言う間でした。恐らく、前回の25周年ライブの件で、角松さん本人にも、相当色々なことが耳に入ったのでしょうね?w(敢えて言いませんw)そして、その色々を踏まえて、練りに練ったプログラムにしたと言うことなのでは無いでしょうか?MCも非常に少なく、そして、ポイントポイントで話すことは、前向きで楽しいものでした。一塊(ひとかたまり)で曲を一気に演奏し、効果的に少ない数のMCを入れると言う手法は近年のライブにはなかったものですから、集中と弛緩、集中と弛緩の繰り返しが非常に心地良かった。30周年は、本人が歌いたい曲を歌うとラジオを始め各所で宣言しておりましたが、どうしてどうして、ファンのことを凄く意識した内容でしたし、ファンへの感謝という気持ちが随所に感じられて、「好感度の高いライブ」であったことは間違いないと思います。「ついて来れるやつだけついて来い」と言い放ったタイプの人が、「ファンの為」などと言う言葉を吐くのは野暮なのか、照れくさいのかも知れず、それが自分の唄いたい曲だけやると言う婉曲的な表現になったのかも知れませんが、どうにも素直になれない人ですw。素直にならずとも、今回の様なライブになったのは、歳のせいか?(爆)今回は、曲毎のレポという形は取りませんでしたが、演奏陣も、気合いが入っていて、素晴らしい演奏でしたねえ。久しぶりに本田さん聞けましたが、やっぱり上手いわ。何か、本田氏は世界相手に活動した方が良いんじゃないですかね?wそうそう、一つだけ、ちょっと不満だったのが、僕ら三階の一番上の方だったせいもあるかも知れませんが、コーラス隊の声がほとんど聞こえなかったのですよ。なんか、鳴ってるな?みたいにしか聞こえなかった感じです。ホーンは良く聞こえていたので、座席の関係かもしれないのですが、沖縄ンズが全く見えない位置だったので、定位の問題だっただと思いたいのですが、そこだけ残念でしたね。さて、おいらもここでブログを始めてから6年近くが経ちました。角松さんの25周年を一人で勝手に盛り上げたいと言うか感謝したい一心で思い切って始めてみた訳です。ブログを通じて出来た仲間の皆さんと共に、その後の角松敏生の活動を応援していた訳ですが、徐々に発売されるアルバムでは曲の好き嫌いが極端になってしまったり、ライブや媒体で耳に、目にする発言に違和感を感じ、少しづつ角松敏生依存度が減少しつつあった事に一抹の寂寥感などあったりしておりました。しかし、今回の30周年のライブで、改めて、「角松敏生」の「底力」を見た様な気がします。やはりこれだけの期間、第一線で活動していることや、まだまだ1万人を集められる集客力は伊達じゃありません。そして、誰もがまだまだ角松敏生の生み出す作品に期待していると言うことなんだろうと言う事を会場で肌で感じられた気がします。オールドファンが昔の様な粋なサウンドを期待することがあるのも良しです。しかし、最近ファンになられた方だって、今の、これからのサウンドにも多いに期待しているのだと思います。そうやって、新旧のファンが「角松敏生」に期待するのであれば、まだまだ彼の活動は続くでしょうし、もっと良い作品を生み出そうと頑張ってくれるはずです。その良い作品を耳に出来ることを楽しみにこれからも角松敏生を応援して行きたいそんな風に感じさせてくれたライブでした。やっぱり、放っておけないアーティストです(笑)最後に・・・角松さん、30周年おめでとうございます!そしてありがとうございます。
2011年07月10日
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