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■ 2005年8月27日 ■



ごめんね ごめんなさい
この世界にはもっと沢山の美味しいものがあるんだと
キミに教えてあげたかった
小さな小屋の扉を開けて
もっと沢山歩かせてあげたかった
ごめんね ごめんなさい
謝ってばかりで
そんな言葉しかいえないくて
ごめんなさい
キミには沢山の笑顔をもらえたのに
最後を看取ることも
笑顔で送り出すこともできない私で
今までありがとう
一緒に生きてくれてありがとう
沢山の思い出をありがとう
ありがとう ありがとう ありがとう
どうか 安らかに眠ってください







■ 対 ■



夢 現実
白 黒
今いる世界 これからいく世界
好き 嫌い
生 死
ある ない
ある ある ある
まだある
ここにいる
私のトナリ
まだ







■ 道がある限り ■



足が痛いよ
足が痛い
でも歩き続けるよ
雨が降ってきたよ
大粒の雨が
それでも歩き続けるよ
目的地は影すら見えないけれど
歩き続けるよ
一度でも止まってしまったら
きっと先へは進めないから







■ 現実 ■



今アナタに何ができる?
何の資格もなくて
なんの特技もなくて
今社会に出たところで
アナタに何ができる?
どうする事も出来ない
今は学ぶべきだ
社会を生き抜く術を
途中で逃出したくても
放り投げたりしないで

ああ
泣きたい







■ ヒト ■



信じてあげて?
それが大切な人なら
信じてあげて?
たとえ嘘だとわかっていても
自己満足だと言われたとしても
信じてあげて?
そうすれば そう
何かがかわるかもしれないから







■ 雨があがった ■



雨があがった
今まで痛いほど強く降っていた雨が
突然やんだ
まだ周りの空気は酷く湿っていて
厚い雲に覆われた空に
太陽は見えないけれど
雨があがった

そう じゃあ 歩きだそうか







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