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タン タン タン タン
タン タン タン タン
太鼓の音が 体に響く
命のリズム
私のリズム
代わりにうって
くれてるみたい
タン タン タン タン
タン タン タン タン



■ 心地良さに依存 ■







あまりにもマヌケな顔して
気持ちよさそうに寝てる君を見てたら
規則的に上下する胸が気になって
気になって 気になって 気になって
まるで機械みたいに同じテンポで
あがったり さがったり
アガッタリ サガッタリ
突然気が付いたみたいに
僕の頭の中は冷たくなって
急いで手をあててみたら
温かくて
とん とん とん とん
動いてて
ほっとした瞬間
瞳があったんだ
「えっち」
笑って言った君を
僕は強く抱きしめた



■ てのひらの太陽 ■







切っても切っても無くならない
トリートメントだって
ちょっと高いの使ってるのに
何が足りないのかなぁ
割れた毛先を日にすかしてたら
爪切りしながら貴方は言う
若さじゃないの?
とりあえず蹴りをいれてから反論
年齢的にはアンタより私のが
だいぶ若いんですけど!?



■ 足りない ■







ちいさく空を切り取って
みんなみんなどこへ行くの?
アナタの空は雲が綺麗ね
アナタの空は少し歪んでる
アナタの空は鳥が映ってる
アナタの空は黒ずんでる
アナタの空は アナタの空は
ねぇ それじゃあ
ワタシの空は
アナタの瞳にどんな風に映っているの?



■ 車窓 ■









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