杏子の今日この頃

杏子の今日この頃

2011.11.07
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カテゴリ: 読書
【1.闘蛇編】
獣ノ医術師の母と暮らす少女、エリン。
ある日、戦闘用の獣である闘蛇が何頭も一度に死に、その責任を問われた母は処刑されてしまう。
孤児となったエリンは蜂飼いのジョウンに助けられて暮らすうちに、山中で天を翔ける王獣と出合う。
その姿に魅了され、王獣の医術師になろうと決心するエリンだったが、そのことが、やがて、王国の運命を左右する立場にエリンを立たせることに…。

【2,王獣編】
傷ついた王獣の子、リランを救いたい一心で、王獣を操る術を見つけてしまったエリンに、学舎の人々は驚愕する。
しかし、王獣は「けっして馴らしてはいけない獣」であった。
その理由を、エリンはやがて、身をもって知ることになる…。

-人と獣との間にかけられた橋が導く、絶望と希望とは?

【3.探求編】
あの“降臨の野”での奇跡から十一年後-。
ある闘蛇村で突然“牙”の大量死が起こる。
大公にその原因を探るよう命じられたエリンは、“牙”の死の真相を探るうちに、歴史の闇に埋もれていた、驚くべき事実に行きあたる。
最古の闘蛇村に連綿と伝えられてきた、遠き民の血筋。
王祖ジェと闘蛇との思いがけぬつながり。
そして、母ソヨンの死に秘められていた思い。
自らも母となったエリンは、すべてを知ったとき、母とは別の道を歩みはじめる…。

【4.完結編】
王獣たちを武器に変えるために、ひたすら訓練をくり返すエリン。

はるか東方の隊商都市群の領有権をめぐって、激化していくラーザとの戦の中で、王獣たちを解き放ち、夫と息子と穏やかに暮らしたいと願う、エリンの思いは叶うのか。
王獣が天に舞い、闘蛇が地をおおい、“災い”が、ついにその正体を現すとき、物語は大いなる結末を迎える。

【外伝 刹那】
王国の行く末を左右しかねない、政治的な運命を背負っていたエリンは、苛酷な日々を、ひとりの女性として、また、ひとりの母親として、いかに生きていたのか。
時の過ぎ行く速さ、人生の儚さを知る大人たちの恋情、そして、一日一日を惜しむように暮らしていた彼女らの日々の体温が伝わってくる物語集。



でも、物語の展開は予想以上の盛り上がりで、1,2巻で謎とされていた部分がだんだん解き明かされる快感に酔いながら読み進みました。
今4巻を読んでいるのですが、王獣と闘蛇の秘密もさることながら、国の政(まつりごと)の難しさも垣間見ることができました。
それにエリンとイアルの息子ジョシの成長の過程での、一家のそれぞれの思いが丁寧に描いてあって、とっての深みのあるお話です。
4巻もあと半分残すのみ。
エリンたちの行く末を見守りたいと思います。





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- PutiRaku -


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最終更新日  2011.11.10 18:49:10
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