みんなキャラがしっかりしてていいなー。
と思いました。

しかしながら、ちょいと過激になりましたな。
よいですよ。BLらしいさ満点です。ほかの意味でもですが。
次のが気になったりします。 (2005.06.25 00:03:19)

私の好きな詩

私の好きな詩

2005.06.24
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カテゴリ: BL


激しくドアをノックする音と
「瀬戸さん開けて!早くして!」
という声に起こされて、ぼさぼさの髪をかきながら
扉をあけるとすばやく部屋の中に入ってきた少年は
後ろ手にドアを閉めた。
肩で息をしながら勝手に俺の部屋にあがりこみ
窓ぎわまでいってカーテンの隙間から外を覗く。
「・・あー、助かった・・。」
と大きく息をついてその場にしゃがみこんだ彼に
後ろから声をかけた。
「で、なんでしょうか?」
俺の他人行儀なセリフに頭だけふむくと
「会いにきたに決まってんじゃん。」
口をとがらせる。
こんな朝早くにですか?
と心の中だけで思った。
時間は早朝五時少しまわったところ。
モデルなんてしている彼の感覚は少しおかしいのかもしれない。
「ちょっとシャワーしてくるから待ってて。」
俺は天使にそう言ってから起ききれない頭を覚まそうと
バスルームにむかった、ヒゲも剃りたかったし。
「じゃあ一緒にはいる。」
背を向けた俺に抱きついてきてじゃれつく
「なにいってんの狭いから無理だって。」
「えー、だってあんまり時間ないから
 ・・・近くにいたいんだもん。」
俺から離れずにまわした腕に力を込めて抱きしめられた。
「なに、この後仕事?」
「夜からね。」
「じゃあ時間あるじゃん。」
「エッチしなきゃいけないんだから、そんなにないよ。」
いけない、なんて彼の中ではもう決まっているらしい。
たしかにこの前、今度は最後までするとはいったけど、
・・彼は俺のそんなちょっとした言葉は聞きのがさないのだ。
「じゃあ顔だけ洗わせて。」
俺は天使をひっつけたまま、歯を磨いて顔を洗って
ついでにヒゲもそった。
その間天使はじっと俺に抱きついたままで鏡の中の俺のことを
めずらしそうにずっと見ていた。
「瀬戸さんてさ、自分で言うほどおっさんなんかじゃないよね。」
鏡に写った大きな瞳が俺を見ている。
「そう?」
とだけ答えてタオルで顔を拭く。
天使は俺のTシャツのすそから手をいれて
「おなかだってでてないし。」
と言った。
誘っているつもりなんだろうか。
遠慮がちな手に痛々しさを感じる。
俺はおもむろに天使を横抱きにして頬に軽くキスをした
「じゃあ、やる?」
天使にささやくと、恥ずかしそうにコクンとうなずいた。
狭いベットに美しい彼をそっとおろして
ゆっくり脱がせながら、朝の光の中白い肌を観察する。
少し離れたままで手触りも確かめながら
いろんな場所に触れていると
「・・・なんで見てんの?」
と天使は手で顔をかくしながらいった。
「綺麗だなーって思ってさ。」
自分からあんなに誘っておいて照れている彼が
かわいくて思わず笑ってしまう。
最後までの"最後"の意味をきっと彼は知らない。
はやく決着をつけて眠らせてやりたいと思いながら
「ギブアップは、無しな?」
といってから彼の分身を口に含んだ。
やめてほしいという言葉はなかった。
しつこく刺激をあたえて、何度かの終わりを導いた後
もう、気が済んだだろうという意味をこめて
「大丈夫?」
と聞いてみた。
涙目で黙ってうなずいた彼は弱々しく俺に手をのばして
腕にしがみついて目を伏せる。
「・・・なんで?」
整った口元からかすれ気味の声がもれる。
「・・・明日が・・休みじゃないから・・?」
疲れさせて眠らせようという俺の魂胆がみえみえだったのか
あきらめたような口調で尋ねられた。
悲しそうな彼をなんとかしたくて
たおやかな手をとって、ゆっくりと
ちゃんと反応している俺自身に触れさせる。
「あ。」
とちょっと安心したような顔をして、俺の顔をみあげた。
「今度する時は交代な?」
うれしそうに何度かうなずいて
その後すぐに天使は安心して眠りに落ちた。
腕枕をしたままだったので俺も身動きができずに、
何時間も寝顔を見ていた。
彼が目が覚めた時、
「起きたのか。」
といいながらつい口元をおさえた俺をみて
「いいよタバコ吸っても。」
穏やかに彼がいう。
「その辺に火が・・。」
ライターを探しながらごちゃごちゃのテーブルの上に
小さな紙袋を発見した。
「そうだ、それ作っといたんだった。」
不思議そうに見ている天使にそれを渡した。
彼が袋を開けると中に入っている真新しい鍵
「この前欲しいっていってたよな?」
びっくりして何も言えずに彼の目から涙がでてきたので
こっちのほうが驚いた。
空はそろそろ夕暮れ時で、
窓から茜色の光が映画のようにさしこんでいる。
もうすぐむかわなくてはいけない彼の仕事を気にしつつ
たかがこんなボロ部屋の合鍵一本で
泣きじゃくる少年をなだめながら
携帯の彼の名前"泣いていた天使"ではなく
"泣いている天使"のほうがピッタリくるのではないかと
漠然と思っていたのだった。




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Last updated  2005.06.24 05:51:30
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Re:『泣いていた天使』付録(06/24)  
なつりこ  さん
天使くん、かわいい(*^^*)
言うことは生意気だけど、ほんとうに瀬戸さんのことが好きなんですね。
読みながらニヤニヤしてしまいました。
瀬戸さん、大人の余裕でかっこいいです~ (2005.06.24 17:59:14)

お?  
不老ガエル  さん

Re:『泣いていた天使』付録(06/24)  
雪村 さん
ちとご無沙汰してしまいました(汗)
付録ということは、このシリーズはこれで終了ですか?
最初は天使がかわいいなーと思っていたのに、だんだん意外に度胸のある(?)瀬戸さんに惹かれてしまいました。
天使が惚れるのも分かるような気がするなぁ・・・・・・(笑)
(2005.06.25 00:32:52)

Re:なつりこさん  
あお11ろ  さん
とうとう天使という名前みたいになっちゃってます
(^_^;)
読んでくださってるんですね!ありがとね
実はもっと、最初から最後までエロいシーン(真ん中くらいの文章)にしようと思ってタイトルを付録にしたんですが、物語も入っちゃっいました
付録じゃなくて素直に4にしとけばよかったかも
続きも書きたいなぁ (2005.06.25 06:13:10)

Re:カエルさん  
あお11ろ  さん
ほんと?かきわけできてる?
キャラ的には極力シマとミチルにかぶらないようにしているんですが、今回のエッチのやりかたとかはかぶってるような気がして、その部分がめちゃめちゃ恥ずかしかったです
(こんなんが好き?)って思われるんじゃないかと・・。
続き書こうと思ってますがちょっと暗くなるかもしれません(←次号予告!!)
(2005.06.25 06:16:20)

Re:ゆっきー  
あお11ろ  さん
おお、ゆっきー!
おまけに続いてちょっとキワドイ(をこえている)
のを書こうと思って付録としたんですが
そうでもなかった
もうちょっと書くつもりです
こんなに続くとは思わなかった
瀬戸さんはかっこいいんだろうか
シマのことはすごい好きだったんですが
瀬戸はどうも、いいのかどうかよくわかりません
あたしがそんなこといってちゃ駄目だよねぇ
(2005.06.25 06:25:14)

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あお11ろ @ Re:なっちゃん 自分に感謝してる 6年前君をみつけた
あお11ろ @ Re:なっちゃん 賛成 お互いあゆみよりだと思います
あお11ろ @ Re:なっちゃん あたしも小っさいとき喘息だったんだよ 一…
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