微風

















気持ちのいい九月の中旬・・・僕は君に恋をした。
彼女の名前は桐沢亜衣。笑顔が良く似合う人・・・。

放課後・・・
教室の窓から顔をだすと彼女がいた。
風邪に流される髪が綺麗だった。僕は思わず見惚れていた。
ふとした瞬間、瞳があった。

彼女は微笑みながらこういった。

「いつもそこで何してるの?」
「風が心地いいんだ。」
「下りて来なよ。・・・名前教えて?」
「不二周助」

僕は彼女のいるところに下りた。

「あ。来た来た。ねぇ不二君ずっと上の窓から顔出してたでしょ?」
「うん。空もキレイだしね」
「そうだねーねぇ。私の見ていたものは何だと思う?」
「僕」
「え?!」
「君さえ手に入れば僕は何もいらないよ?」

窓の景色も 気持ちいい微風も

何もいらない。 君だけが欲しい。

「それ、私もだよ?」
「ぇ?」
「私だって不二君が手に入れば何もいらないんだから!///」
少し照れながら、彼女はこういった。

「亜衣って呼んでいいかな」
「うん。『周助』大好きだよ」

微風の吹く秋は好きだ。

亜衣との出会いに匂いがするから・・・・

大好きで可愛くて・・・愛しい。

僕は一生、君を愛する事を誓う。

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