青い蛙の菜園日記

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青い蛙

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8／14雨の中収穫作業をしていて帰ろうかと思っていた所

一命を取り留めました。
今回が二度目のアナフィラキシーショックでした。
二度目でも慣れない恐怖がありました。
一度目の教訓が生かされた点生かされなかった点もあり、
私の記憶と奥様から聞いた話をもとに今回のことを記録しておくことにしました。
皆さんにも起こらないとは限らないので頭の隅にでも
こんな人がいたなと思って頂けたらと思います。

首を触ると痛かったですが出血はありませんでしたが、少しぽこっと膨らんで
いる部分があり虫（ダニ）がかみついている映像が思い浮かんだので引っ張りました。
少し取れてよく見るとイボを引っ張ったようで少し出血してしまいました。
この時点では痛みもたいしたことはなく、体の状態に変化はなく
ここまでだと笑い話で終わるのですが、
この後駐車していた車に戻り、荷物を積んで車に乗り込み頃には
息がはぁはぁとなっていて、体が熱くなっていました。
車に戻る時に早歩きで坂を上がってきたためかと最初は思っていましたが、
車に乗り込むと急激に息が早くなってさらに体が熱くなり、車のエアコンをつけました。
ここでやばいと初めて思い、家に電話をかけて
4回目くらいの呼び出し音で奥様が電話を取ってくれました。

電話を切った後直ぐに立ちくらみのように目の前が暗くなったり明るくなったりして
戻ってくれと思いながら、そこで意識を失いました。
後から携帯電話で確認すると電話した時間は10時5分となっていました。
電話せずに目の前にある病院まで車で30秒位で行けそうでしたが、急激に状態が変化するかもと
いう頭があったのでやめて正解でした。

運転席にいた私を軽自動車の助手席に運んで（次男は力持ちですが重たかったらしいです）
病院に連れて行ってくれたようです。
（叩いても呼んでも反応はなく冷たくなっていたようです。）
前回は菜園の中で倒れていたので救急車を呼びましたが、
今回は道路上だったのでそのまま病院に行ったようです。
奥様達も救急車を呼ぶより行った方が早いと思ったようです。
10時28か29分に病院に入ったようでした。
何事もなかったから良かったですが、
ここで取った行動には大きな問題があったようです。
病院の方に救急車を呼んでくださいと言われました。
当日はお盆で、そして土曜日でした。
病院には当直医の方しかいません。
救急車なら先生がいる病院に搬送でき、搬送中に処置もできるとのことでした。
そして今年は新型コロナ感染症で、現在感染者が増えている状態でした。
救急車をまず呼ぶことが最良の方法でした。
私としては119に電話しても今いる場所の説明まで意識は保っていなかったと
思うので、奥様に電話して正解だと思います。

病院に運ばれて車から降ろされる際に降ろされていることがわかりました。
当然目も開けられず、声も出せませんが。
前回も救急隊の方が話している声や担架での揺れを感じましたが、
周りから見ると意識不明状態でした。
耳だけは一番最後まで機能するように思います。
なので、意識不明でも悪口は言わない方が良いかもしれません。

搬送後息苦しかったですが少しすると話できるようになり、目も開けられるように
なりました。
先生方はどこを何に刺された？と聞きますが、
見た目では刺されたところがわからないようです。
雨が降っていたので虫はなかなか飛びたくないと思うので
ハチではないと思っていました。ハチなら羽の音がすると思うので。

酸素投与しなくても良くなったので経過観察のため入院することになりました。
病室に運ばれた際はまだ頭が痛くて動けないなと思いました。
まだ点滴をその夜までしていましたし。

頭はまだぼおっとしていましたが、夕方くらいから歩行できはじめました。
夕食と朝食です。
食欲は全く問題なく完食です。
足らないので階下のコンビニに行きたかったのですが、
病室フロアのみの制限があり我慢しました。

そして8／15に無事退院となりました。
もし、
電話するのが遅れていたら、
電話して誰も出なかったら、
病院に先生がいなかったら、
コロナで受け入れてもらえなかったら
などと考えると、今こうしていられることが奇跡と思えます。
あのまま目の前が暗くなって・・・と思うと怖い限りです。
生かしてくれた皆様に感謝です。

これから菜園をするにあたり注意が必要ですが、
虫はそんなことはお構いなしにやってきます。
菜園に行くのも少し怖いですが、先生から対処法を聞いたので
少しでも対処したいと思います。
長くなったので、そのお話は次書かせて頂こうと思います。

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