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片栗の花
8年後のインド
インド旅行 2008年 9月28日~10月8日
訪問都市 デリー、アグラ、ジャイプル、ウダイプル、ジョードプル
DELHI AGRA JAIPUR UDAIPUR Jodhpur
28(日) 成田発 AI 0307 12:00 デリー 着 16:55
29(月) デリー→(車)→アグラ
30(火) アグラ滞在
01(水) アグラ→(車)→ジャイプル
02(木) ジャイプル滞在
03(金) ジャイプル発 IC 7809 08:45 ウダイプル着( 10:25?)
04(土) ウダイプル滞在
05(日) ウダイプル発 IC 472 16:00ジョードプル着(17 :30?)
06(月) ジョードプル滞在
07(火) ジョードプル発 9W3312 14:00 デリー着 15 :30
08(水) デリー
09(木) デリー発 AI 0306 01:30成 田 着 12:00
空から見たインド大陸は大平原でガンジス川が流れ水が豊富な肥沃な大地に見えました。
将来、人類の食をまかなう穀倉地帯の役割を果たすのではないかと。
夕日を受けてガンジス川は黄金色に輝いていました。
アグラ城(世界遺産)
16世紀から300年ほど繁栄したイスラムのムガル帝国皇帝の城
1566年建造、外壁は赤砂岩の「赤い城」、城壁の高さ 21m
城壁に囲まれている入り口
シャー・ジャハーンが幽閉されていた塔とヤムナー河向に見えるタージ・マハル
タージ・マハル
(世界遺産)
ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが愛妃の死を悼んで建設した霊廟。
ヤムナー川をはさんで黒大理石で自分の墓を造り、その間を橋で繋ごうとした。
しかし晩年、息子にアーグラ城に幽閉され、タージ・マハルを毎日眺めて涙を
流して過ごしたそうです。
アラブ、ヨーロッパから2万人の職人を集め、22年の歳月をかけて造らせた。
大理石は、インド中から1,000頭以上もの象で運ばれてきた。
碧玉、翡翠(中国)、トルコ石(チベット)、ラピス・ラズリ(アフガニスタン)、
サファイア(スリランカ)、カーネリアン(アラビア)などの宝石がはめ込まれた。
正門(タージ・マハルから見る)
世界遺産
ケオラデオ国立公園
(バラトプル鳥類保護区)ラムサール条約登録湿地
377種以上の鳥類が生息、渡り鳥たちの越冬地、中継地点
水門や水路を整備した人工の湿地(狩猟のために作った?)
広い園内を案内してくれた自然保護員と人力車の運転手さん
サンバー(インド産大鹿)
ニルガイ(ウマシカ) ウシ科
インドの森に住む原始的な牛。首が長くタテガミがある。オスは短いツノがある。
ハイイロハッカ ムクドリ科
インドトキコウ(コウノトリ科)
ジャイプール
ジャイプールは広大なラジャースターン州の州都です。
7つの城門を持つ城壁に囲まれ、ピンク色に染まったピンクシティです。
宮殿(シテイーパレス)
世界最大の純銀の壷(王の遠征時、沐浴用のガンジスの聖水を入れて運んだ)
風の宮殿(後宮の女性が顔を見られずに街の様子が見物できるようにと建てられた。)
アンベール城
観光の象タクシー
ウダイプール
宮殿から見たウダイプール市街
近くの
ガンコール・ガート
では洗濯する人たち(湖にはアオコがいっぱい)
サヘーリョン・キ・バーリー
噴水公園(大理石の象)
18世紀建造の公園。王族の娘が侍女達と訪れたため、「侍女たちの庭園」
インドトサカゲリ
カバマダラ
ジャクディーシュ寺院
1651年建立 ウダイプール最大のヒンズー寺院
モスクの中に座って
祈りの言葉
に耳を傾けました。言葉はわからないですが、心に響きます。
ジョドプール
メヘランガール城砦
城砦から見た市内 ブルーシティ
サティという風習に従い戦死した夫マハラジャの後を追い火葬の火に身を投じた宮廷の女性の手形
マーケット
ジョドプールのの動画です。
街角
マーケット
大道芸
世界遺産
クトゥブ・ミナール
高さ72.5m インドで最初のイスラム教モスクの跡
1200年頃にトルコ系のムスリム (イスラーム教徒)が勝利の記念に建設。
塔は5層で1~3層目は赤砂岩、4、5層目は大理石(後で建てまし)
チャンドラヴァルマンの鉄柱
4世紀に鍛造、高さ 7.2メートル・重さ6トンの鉄柱
鉄柱の純度は98%で雨ざらしにもかかわらず、錆びずに現存。
マハトマ・ガンジー『
私には人に命を捧げる覚悟がある。
しかし、人の命を奪う覚悟をさせる大義はどこにもない
』
ラージ・ガート ガンジーのお墓
ガンジー国立博物館
ガンディーは常に三匹の猿の像を身につけ「
悪を見るな、悪を聞くな、悪を言うな
」
ガンジー・スミリティ博物館 ガンジー暗殺の地
ガンジーの歩いた足跡が最後の場所まで続いていました。
ガンジーの糸車
「何世紀もの間貧困、無力、不正義、強制された労働の象徴であったチャルカ
(糸車)を今、真実の強い力、新しい社会秩序と経済の象徴にしていこうとする
仕事が我々の肩にかかっています。我々は歴史を変えねばなりません」
ジャマー・マスジット
インド最大のモスクで2万人以上の礼拝者を収容できる
1644年に建設が始まり1659年頃に完成しました。
赤砂岩でできて、上に白大理石でできた大小のドーム。寺院の前
は人だかり。いろいろな人がいるので歩く気になれず、慌ててリキシャをひろって移動。
インドでの食事
インドでカレー食べないと食べるものないよといわれましたが、
私はカレーは苦手なので、大体はナンとトマトスープでした。
ヌードル(ヤキソバ)もよかったですが、出してくれるところ少なかったです。
朝
昼
夕食
インド旅行まとめ
1 インドはどんな国か
国名 Bh・rat(バーラト) India 首都 ニューデリー(New Delhi)
人口 10億2,702万人、 面積 日本の8.7倍
時差 日本時間より3時間半遅れ
通貨 1Rs = 2.5円
言語 連邦公用語はヒンディー語
宗教 ヒンドゥー教徒80.5%、イスラム教徒13.4%、
キリスト教徒2.3%、 仏教徒0.8%
デリーの10月の気温は19~33℃ 乾季
1947年 英国領より独立、ヒンドゥー教にまつわるカースト制度の影響あり
インド地図google
2 今回の旅行はインド観光の
ゴールデン・トライアングル(
黄金の三角形)
デリー、アグラ、ジャイプールに飛行機の乗り換え時間からウダイプール
を加えたものでインド旅行の定番です。
3 旅行費用
航空券(国際線)116,360円
同 (国内線) 32,500円 ジャイプル→ウダイプル→ジョードプル→デリー
ホテル10泊 41000円 (1泊 2300円~7300円、高かったのはオールドデリー)
インド入国ビザ代金 4700円
4 航空券、ホテルの手配
友人が全てネットでしました。支払いもカードで全て済ましました。
今までだと成田にて正式のものと引き換えましたが、今回は契約内容を
パソコンで印刷して持っていくようになっていたのは初めての体験でした。
(何枚も予備に印刷して持っていけるのが利点ですが、現地でこんなもの
知らないといわれたらどうしようという恐れも)これでインド国内空港、
ホテルで通用しました。ただ1箇所アグラのホテルでは、届いていない
といういことで支払いをするというトラブルがありました。緊急連絡先
はあったのですが、海外サイトではうまく連絡できませんでした。
5 ユウアーインディアン
この旅行でデリー意外で見かけた日本人はたった一人(アグラ)だけでした。
インドでも日本人は珍しいようで、『ニイハオ』『アンニョンハセヨ』と挨拶
されました。はてはマレーシア人、インディアンといわれる始末です。
日本人とわかると「こんにちは」、「さようなら」といってくれました。
色の黒い日本人はインディアンと間違えられるので注意?しましょう。
途中の検閲で拝観券を見てインディアンかと聞かれジャパンと言ったら
券の買い直しを求められたこと、(現地人と外人さんとでは料金が違う)
リキシャに乗るときに20Rsの約束だったのに、下りるときに現地人で
ないとわかったら3倍の料金を要求されたことなど。
お互いに顔を見合わせどちらが現地人に近いか観察したものです。
6 リキシャ(力車)
リキシャは日本語だそうです。近くはリキシャで移動20Rs(50円)
市内はオートリキシャで、遠距離はタクシーを使いました。
現地の人たちは1台に10人くらいはみ出して乗っていました。
オートリキシャは半日で500Rs(1250円)タクシーでは1000Rs
エアコンをつけると値段が高くなります。
7 インターネット
外にはあるのですが、ホテルではインターネットが整備されていませんでした。
(古いホテルは、整備する空間の余裕がないのでしょうか?)日本語サイトも
見られますが、メールを日本語で打てないので、ローマ字で打ちました。
日本のニュースも見れてよいです。
アグラのホテルの新聞のトップ記事が最後の予定地ジョドプールで200人もの
人が殺されたということでびっくりしましたが、(日本でも大騒ぎかと)
ヤフージャパンニュースを開くと事故とのことで、状況を正しくとらえること
ができました。
8 日本車
8年前と同じように道路に人があふれ、牛が歩き回っていましたが
車やバイクの数は増えているように思いました。日本車で目立ったのは
スズキの軽とホンダのバイクでした。トヨタの車は見当たりませんでした。
信号は少なく走る車をぬって人が道路を横断し、車は我先に割り込み
2車線は3車線になったり、道路工事で大渋滞しているところもありました。
9 デジカメ、携帯
8年前は私の持っているデジカメに人垣が出来、記念撮影を頼まれました。
今観光地ではみなデジカメを持って撮影していました。田舎のほうでは
まだ珍しいようで、子供達に囲まれました。
オートリキシャの運転手さん、ガイドさんなど皆携帯を持っていました。
8年前にはなかった光景です。
10 気候
雨は降らず、連日30度を超す暑さで、汗びっしょりになりました。ビールを
美味しく飲めたのとトイレに行く回数が激減したのは暑さのせいでしょうか。
インドのビールはカワセミがデザインされたキングフィッシャーです。
8年前は蚊取り線香を持っていきましたが、今回は持って行きませんでした。
私は全然でしたが友人はホテル内でも外でも刺されました。持っていた方がよいかも。
11 スラム街と物乞い
8年前と場所も違いますが、スラム街が見当たりませんでした。(デリー空港近くに
少しだけテントを見かけました)物乞いもどこか余裕があるように思い
ました。ただの物乞いでなく止まっている車の横でアクロバットをして見せ、
その報酬を要求しているのもありました。
12 インディアン
インド人は男も女もみな彫が深く、日本人好みの顔立ちに見えました。
(日本にきたら皆イケメン)女性の服装は子供達を除けば皆サリーで
洋服姿をほとんど見かけませんでした。
13 モスクの中に座って
ジャクディーシュ寺院
はウダイプール最大のヒンズー寺院です。
観光客は少ないですが、絶え間なく信者が訪れていました。
入り口で花輪を買い、モスクに入り神に供えました。請われるままに、
モスクの中に信者と一緒に座って長老が唱える聖典にしばらくの間耳を傾け ました。
建物を外から見るのもいいですが、建物の中でこうやって静かに座っていると
言葉はわからないですが、気持ちが落ち着き心に響くものを感じました。
祈りの言葉
14 治安とトラブル
今回の旅行で治安に不安を感じたたところはありませんでした。料金のトラブル
も必ず確認してから利用したので、特別ぼられる事もありませんでした。
唯一つ、降立ったデリー空港の両替所で100$ぼられたことです。
空港内 と言う安心感に油断があったんですね。日本のスーパーでのレジで
一般的になったお金は1枚ずつ数えて渡す、数えて受け取ることが必要なようです。
15 インドの子供達
この旅行で写真を撮らせて(一緒に撮ってもらった)貰った子供達の好奇心
に満ちた輝く瞳が忘れられません。
8年前の2000年12月に4人で行ったときの感想は以下をご覧下さい。
2000年12月インド旅行感想
です。
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