アオイナミダ

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ROCK IN JAPAN FES.2005 三日目

ROCK IN JAPAN FES.2005 三日目(2005年8月7日)




前日の夜、日立市のホテルに宿泊したこともあり、この日は10時前に会場に到着。
グラスステージ向かって斜め左にシートを敷き、拠点を設ける。


まだサンボまで時間があったため、小腹を満たすために茶屋ビレッジへ。
前日にも行ったdaimas cafeに向かう。
daimas cafe
↑この写真は前日撮ったもの。
ちなみに写っているのは私ではありません。


海南ガレットをまた食べたいと思って行ったのですが、
時間が早かったためにまだ仕込み中で食べられず。
代わりというわけではないけれど、自家製ジンジャーエールを購入。
ピリッと辛くておいしかったです。


サンボマスター(GRASS STAGE 11:00~)

本日一発目はサンボ。
COUNTDOWN JAPANの時にサンボの力強さに圧倒された私は
今回、テナーと迷った結果朝一にサンボを見ることに決定。


プロデューサーの渋谷さんの挨拶後、サンボ登場。
「歌声よおこれ」からスタート。
朝から大変濃い!
山口隆も「伝説のライブになるぞ~!!」と一曲目から言っちゃってるし。
私はスタンディングエリア後方に陣取って見ていたのですが、
暑さ&熱さにやられて、5曲目の「夜が明けたら」の途中でシートへ撤退。
サンボのパワーは朝からホントすごい。
私は負けました。



つばき(SOUND OF FOREST 12:30~)

サンボ終わりかけの頃に、つばきを見るためフォレストに移動。
前日は一度も行かなかったので、この時が初フォレストでした。
ちょっと奥まったところにあっていい雰囲気。
つばき前


フォレストに着いたのは、12時過ぎ。
つばきの3人が自らサウンドチェックをしていた。
ステージに近づいて感じたこと。


人少なっ


確かに始まるまではまだ時間が比較的あったけどね、
あまりの人の少なさに衝撃を受けました。
おかげで何の苦もなく前から3列目をゲット。
うれしいような哀しいような。


3人がステージ袖に引っ込み、ライブ開始まではまだ結構時間があった。
後ろを振り返ってお客さんの入り具合を確認する。
さすがに私が来た時よりは増えていたけれど、それでもまだ寂しい感じ。
う~ん、何でだ?と思いつつ、つばきの登場を待つ。


時間通りにつばきが登場。
一曲目は「昨日の風」。
今までつばきのライブは何度か見ているけれど、いつもお客さん大人しいな~と思っていた。
しかし、この日はちょっと違いました。
一曲目からお客さんのノリがよい。
私も迷いなくそれに乗っかる。


二曲目の「もうすぐ」を終えた後で、MC(確か)。
一色「つばきは普段暗いイメージで売っておりますが、夏は心が解放するんだぜ」
と言ったのを聞いて、何だか意外な言い方、と思っていたら
「って言えって小川くんに言われました」
と続けた。
すると小川さんが
「よく言った!」と。
さらに「って言えって岡本さんに言われました」と一色くんが続けると
「よく言った!」と続ける岡本さん。
何だかほほえましい。
さらにこの日のライブでは、男の人の野太い声で「一色ーーーーーー!」
という声が上がるという貴重な体験をすることができました(^_^;)


次は新曲の「スタイル」。
「もうすぐ」とはまた違った感じで、いい曲でした。
つばきの曲は一度聴いただけで結構耳に残るよね。


あと、どのタイミングかは忘れたけれども、
途中からサポートギターが入った。
つばきプロデューサーの弥吉さん。
彼を紹介するときのやり取りもおもしろかった。

一色「つばきのプロデューサーであり、僕の遠い親戚のお兄ちゃんでもある弥吉さんです!」
   ―弥吉さん登場―
小川「苗字が違うのは、いろいろ事情が……」
一色「みなまで言うな」
  「俺の悲しい過去を言うな」
小川「……ごめん」

といった感じ。


「スタイル」の後は「青」「街風」。
「街風」の前に一色くんが「みんなに風を送ります」と言ったら、
その直後ホントに風が吹いた☆
素敵な偶然。


ラストは「君のヒゲ」。
思いっきりハンドクラップをする。
前から3列目だっただけに、メンバーの顔だけでなく手元もよく見えて、
小川さんの指弾きを目の当たりにすることができました。
カッコよかった。


初の野外つばきでしたが、なかなか熱いライブで大満足。
終わって振り返ってみると、かなりお客さん入っていたようで。
始まる前の私の心配は杞憂に終わりました。


ライブ後、物販に向かってつばきのTシャツを買った。
ヘッドホンの絵がついているやつ。
白いTシャツは買わないつもりだったのに(既にいっぱい持ってるから)……。
Tシャツを買った私はグラスに戻り、HMVのテントでメンバーに遭遇するのでした(8月9日の日記参照)。



つばきの3人に遭遇した後、ハングリーフィールドで昼ご飯。
森の中なので、涼しくて快適。
ご飯を食べながら銀杏BOYZを聴く。
ステージではちょっとした騒ぎになっていたようですが
やっぱり「東京」は名曲だと思う。



ロケットマン(DJ BOOTH 15:00~)

次に民生を見るかどうしようか迷った末、弟とともにDJブースに。
ロケットマンことふかわりょうのDJを見に行く。
始まる少し前に行ったのに、すでに結構な人の集まり具合。
そんなに長いことは見なかったけれど、なかなかよい選曲のセンスだった。
しゃべると普通にふかわで笑えた。



奥田民生(GRASS STAGE 15:00~)

途中でふかわを切り上げ、民生を見に行く。
ひとまずシートに。
今回はアルバム曲で固めてきたようで、私の知らない曲だらけだった。
正直あんまりピンと来なかったかな。
途中で木村カエラが出てきたのにはびっくりしたけど。
普通に歌詞間違えてたし、カエラ。
別に嫌いじゃないけど、何故カエラが出てきたんだろ。



ASIAN KUNG-FU GENERATION(GRASS STAGE 16:20~)

久々に見るアジカン。
結構楽しみにしてました。


予定よりもやや遅れてアジカン登場。
一曲目は「君という花」。続いて「Re:Re:」!
いいじゃんいいじゃんと思っていたら、どうもゴッチの様子が変。
どうやらメガネが壊れてしまったらしい。あらら。
途中からはメガネを取ってやってました。
そのせいかどうかわからないけれど、ゴッチが歌詞を飛ばしてしまうことが多かった。
ちょっと演奏も不安定だったし。


でも「アンダースタンド」やってくれて嬉しかった。
バインを見に行くため、「サイレン」を聴きながら移動することになったのが心残り。




GRAPEVINE(LAKE STAGE 17:40~)

フェスも残すところあと少し。
去年と同じ時間、同じ場所にバインを見に行く。


レイクに着いてみると、人は結構いたものの、次に出るエルレのTシャツを着た人が多かった。
何だか嫌な予感……と思いつつもバインの登場を待つ。


白いシャツを着た田中が「こんにちはグレイプバインです!」
と言い、「その未来」からスタート。
と思ったら、ベースの金やんがまだ準備ができていなかったようで仕切り直し。
再び「こんにちはグレイプバインです!」というところから始まった。
続いて「Let me in」「BLUE BACK」とあがる曲が続く。


四曲目は「Everyman,everywhere」。
この曲は夕暮れの空にぴったり。
やっぱりこういう曲もないと、バインは。


「Everyman,~」が終わった後でMC。
田中「毎年毎年 レイクステージに 出してもらってありがとうございます」
ここでくすくす笑いが起こる。
前はグラスに出たこともあるのに、ここ3年はレイクだからねえ……。
「もうこうなったら来年も再来年もレイクで嫌な感じを出して行こうと思います」と続ける田中。
宣言しちゃったよ、この人。
……まあ、キャラからしたらレイクの方が似合ってるさ。
多分。


5曲目は「白日」。
フェスにはぴったりの曲ですね。盛り上がるし。
6曲目は新曲でした。アルバムが楽しみ。
続いて「アダバナ」で、ラストは「マダカレークッテナイデショー」!
最近ブーム(私の中だけで)なので、聴けて嬉しい。
しかし、「マダカレー~」がラストってすごいよな。


全体的に、メロウな曲よりもブルース色の強い曲を揃えてきたと思う。
なかなかよいセットリストだったのではないでしょうか。
エルレTの方々も、単なる場所取りではなさそうな人が多くてよかった。
でもバインが終わった後、エルレファンが前の方に流れ込んできて
軽く圧死しそうでした。



ELLEGARDEN(LAKE STAGE 18:50~)

ついに大トリ。
サザンの裏でしたが、私は迷わずエルレを選択。
シートゾーンの一番前で始まるのを待つ。
この日は午後から雨という予報が出ていたのだけれど、ここまではもったので
最後まで天気もってくれよ~と祈るような気持ちでおりました。


18:50、エルレのライブがスタート。
結論から言うと、このフェスのベストアクトだったと思う。
一曲目の「Supernova」から本編ラストの「Red Hot」まで、
私の貧相な表現力では書き表せない素晴らしさ。
周りがみんな笑顔だったのが印象的だった。


Vo.細美さんのMCもまたいちいちよくて。
モッシュ・ダイブ禁止についての考えを語っていたんだけれど、
何でもファンの子から
「学校でうまくいかなくて、ライブでダイブするのが唯一幸せな瞬間だったのに
モッシュもダイブも禁止なんて、どうしたらいいかわからない」
みたいなメールが来たらしく。
その話をする時に、彼は軽く泣きそうになっていて、
「やばいやばい、ちょっとストップ」
と言って気持ちを立て直していた。
もうそこでもらい泣きですよ。
何というか、まっすぐな人だなあと思いました。


本編が終わった時点ですでに私はボロボロだった(涙で)のですが
アンコールでさらにぐちゃぐちゃに。
特にアンコール二曲目の「Make A Wish」でダメ押し。
状況にぴったり合っていて、もはや私はダメでした。
今までもライブで感動してうるっと来たことぐらいは何度もあるけれど、
あんなに泣いたの初めてですよ。
「号泣」という言葉が正にピッタリだった……。


アンコールが終わって電気が点いたとき、隣の女の子と目があった。
彼女も泣いていたので通じ合うものがあり、自然と握手をした。
お互いまだ目を潤ませながら、「気をつけて」と言って別れた。
「Make A Wish」の前に細美さんが
「次に行くライブまででいいから、隣にいる人の幸せを祈ろう」
と言っていたように、
あの名前も知らない女の子の幸せ、祈っています。


エルレ後
↑終演後のレイクステージの様子。




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まあそんなこんなで、最後は涙涙で終わったわけですが、
二日間とっても楽しかったです。
終わってしまうととても寂しい。
また来年も行けるといいな。
リストバンド

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