アオルビ♪ユルユル感想文♪

スクライド

「スクライド」
2001年7月～12月放送　全26話　サンライズ製作
監督　谷口悟朗　・　キャラデザ　平井久司　・　脚本　黒田洋介

SEEDでは見分けがつかない！と不評な平井キャラですが(笑）
この当時は目がちっちゃいし（笑）、変キャラ満載でとても良かったと思います。
特に「ホーリー」達はキャラ濃くて初めの方は主人公のカズくん（通常バージョン）影薄かったです。

謎の隆起現象によって生まれた、本土とは隔絶された地ロストグラウンド。
この地では生まれながらに特種能力「アルター」を持つ者が存在する。
そんなアルター能力者の１人「シェルブリット」のカズマはロストグラウンドの崩壊地区でかなみという少女と２人、自らのアルター能力を頼りに生活していた。
そんなある日、ロストグラウンド内警察組織「ホールド」の対アルター特種部隊「ホーリー」によるネイティブアルター（ホーリーに所属しない能力者）狩りに遭遇したカズマは
アルター能力「絶影」をあやつるホーリーの隊員・劉鳳（りゅうほう）と出会う。

この出会いからすべては始まった！といっても過言でないぐらい２人の対立が物語の軸となっています。
でも決して善VS悪という関係ではなくあくまでも男VS男な関係（なんかこう書くと…変？）である所がすごく新鮮でした。
最初の頃主人公のカズマは姑息だし、能力使ってる時の顔はこえーし、１話で劉鳳に完膚なきまでに叩きのめされちゃうしで、はっきりいって全然冴えなかったです。
でもアルター能力者に関わる陰謀に巻き込まれていくうちに成長！！
もう～君島邦彦の回なんてもう泣けて泣けて…そのうちにカズくんええ～男や！！の連発になりました。
逆に劉鳳は初め復讐に燃える冷徹無比ないい男♪だったのですが、復讐の理由がママ～ンな事が発覚してからはちょっとヘタレ。
最後シェリスのおかげで復活しましたが…ママ～ンはねぇ？

ホーリーの面々もすごく個性的っていうか変人？ばっかりで面白ろかった。
どーしても水守（みもり）の名前が覚えられないストレイト・クーガー
萌～の常夏３姉妹に守られてる来夏月爽
西瓜をいつも何処に隠してンだ？の瓜核
劉鳳以外で唯一のイケ面、だけど女の事でヘタレてる橘あすか。
訳わかんね超はずかしい脚本でよくもカズマや劉鳳にオバカをさせてくれたよ！の雲慶
などなどほんとに奇人変人大集合！白いギターもらえっぞ！（古）

ストーリーは前半ホーリーVSネイティブアルターだったんですが、
向こう側（アルター能力の源）への扉を開け強大なアルター能力を得ようとする本土から送り込まれた無常矜侍の出現により後半本土VSロストグラウンドに変わってきます。
この後半のキーマン無常矜侍の声……リヴァイアスの昂司役や、SEEDのサイ役やってた白鳥哲さんなんですが、めちゃめちゃ気持ち悪い！！（スミマセン）
これまで白鳥さんのさわやか系の声しか聞いてなかったからだいぶ衝撃でした。
キャラ的にはSEEDのアズラエルに似てますが、あちらは檜山さんなのでまだキレたおぼっちゃま風な感じ。
無常矜侍は白鳥さんに神がおりてます！！ってくらい今までのイメージ投げ捨てて逝っちゃった人になってます。はっきりいって恐いです（爆）

最後大団円で終わるのかと思いきや、やっぱりやらなきゃおさまらなかったカズマVS劉鳳。
敵味方としてではなく同じ力を持つ男としての戦い。く～男くささがプンプンです！
私はこれでこそスクライドっていう終わり方でよかったと思います。
最後の最後カズマVS劉鳳どうなったか？それは昔の青春ドラマを見た人なら分かるはず！（爆）

～たわごと～
実はこのレビューを書くにあたっていろいろ調べてましたら、ものすごく恥ずかしい事に気がついてしまいした…

サンライズのアニメで原案　矢立肇ってよくありますよね。
私、いまの今まで実在の人物だと思ってました～～～！！（恥）
版権管理の為の名称だったんですね～知らなかった。
同様に東堂いづみ（どれみシリーズなど）も実在の人物だと思っておりました。
とほほ～～笑ってやって下さいまし。

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