ピアニスト 丹生谷秋子のブログ

ピアニスト 丹生谷秋子のブログ

October 31, 2007
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カテゴリ: 音楽


博多でうける演奏の仕事のオーディションに遅れないよう、化粧をしていた。
隣できいてきいてと「千の風」を歌う母。
私の教室の発表会で歌うらしい。
「お母さん、これ歌いながら泣くかも~」と、はしゃいでいる。
しかし自己流のため休符や音程が違うのが気になり
ついつい化粧する手をやめて
「そこはン!!って休符が入る!!」とか「そこの音!リズムが違~う!」と、
ついお仕事モードになってしまう私。

そうこうしているうちに結構な時間になり急いで家を出た。
遅刻して不合格だったら恥ずかしい。
車を駅近くの月極めにおいて、電車に乗ると男性が一人もいない。女性車両だった。
女性だけだとずいぶんと心地よく和らいだ雰囲気になるものだ。
時間通り天神に着き、先方に渡す実技の楽譜を取りに私の教室へいったあと
地下鉄へ。いつまでも博多に着かないと思ったら、乗り間違えていた。。。。。
いつも乗換えを忘れる。
もう間に合わない!!
先方に連絡し博多に戻りタクシーへ乗った。
20分遅刻し派遣会社へ到着。もうだめだと思ったが
案外 優しい対応。

会社側より演奏のお仕事をもらうために5つの段階にわけ、
評価されそれによって仕事内容が違う、といった説明を受ける。

スキル1は 実績が無くこれから目指すレベル。超初心者にしか教えることができない。
  2は数年演奏経験があり1よりは弾けるレベル。初心者の指導のみ
  3は演奏経験が5年以上あり音楽学校卒で指導ができ楽譜使用し演奏可能アドリブがで きる小さなイベントに出演
  4はすでに演奏家として活躍しており演奏スキルが高くイベントや講師として活躍を期待でき 幅広いジャンル、アレンジ、作曲、コピーの能力があるレベル。中級の指導と中程  度のイベント出演。

  5は、プロフェッショナルで、演奏家の中でもトップクラス。音大受験対策を指導。大きなイベント。編曲や作詞作曲の仕事を任せられ、VIP対応を受ける、レベル。


多分、3だろう、4だったらいいナと思った。

実技は一番得意な、アントニオカルロスジョビンのWAVEを弾いた。

実技が終わり軽く質問を受け、
「貴方はレベル5です。アレンジ、アドリブ、初見。
幅広いジャンルに対応、ビッグバンドの経験があり
ジャズボサノバ、やワールドミュージックができる貴方は
わが社にとって貴重な存在です。」といわれた。

時代は私に味方した!?
演奏も指導もクラシックだけでは食べていけないらしい!

それから仕事内容の詳しい説明を受けた。
レベル5の人は優先的に仕事を紹介。
老人ホームや幼稚園での演奏、ホテル、披露宴、音楽の家庭教師。
譜面が読めない人に対応する指導。
大きなイベント。そして作詞作曲の依頼、譜面作成。
ただ、これらの仕事は紹介しても
プロダクションではないので「ピアニスト、丹生谷秋子」という名前を表に出して売りだすことはしないそうだ。

これらの仕事は直接自分で引き受けるよりは、ギャラは安いだろう。
しかし今まで以上に幅広い仕事ができ人脈も広がるのではないかと思う。
年齢や音楽大学を出ていないことに関しては何一つきかれなかった。
この世界は、実力勝負のようだ。

何よりいつの間にか自分がスキルアップしていることが嬉しかった。

バンド生活25年、それなりに蓄積してきたものがあったのだろう。

家に帰り亡き優子の写真に手を合わせて報告した。

あっこ姉ちゃんは、これからも音楽で、がんばるよ。


An.Music





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Last updated  October 31, 2007 02:06:50 PMコメント(0) | コメントを書く
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