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妊娠~出産(胎児診断)

妊娠~出産、胎児診断について


H.13.12.12 妊娠がわかる

H.14.4.16 妊娠22週
通っていた産婦人科で胎児の心臓に異常があることがわかりました。
「心臓の部屋が3つしか見えない」 ということでした。
もっと詳しい検査が必要とのことでした。診てもらっていた先生が大学病院から来ていた先生だったので、大学病院を紹介していただきました。
・心臓の事を聞いたとき、詳しいことは何も解らなかったけど涙が止まりませんでした。幸せそうな妊婦さんの中で号泣している私・・きっと異様だったでしょうね~。

H14.4.22 妊娠23週 大学病院受診
エコーを見てもらうとやはり心室が1つしか見えない。
もっと詳しく検査する為と羊水の検査をする為羊水穿刺をするため検査入院の予約をする。
心臓が悪いのにどうして羊水検査をするのか?
心臓に異常がある場合、一緒に染色体の異常を持っている可能性が高いそうです。染色体異常を持っていると、心臓以外にもたくさんの先天性異常を持っている可能性が出てくるため出産時の対応がかなり違ってくる為、検査を行うそうです。ちなみにりくは染色体の異常はありませんでした。

H14.4.22 検査入院
もっと詳しい検査・・とはどんなものかと思っていたら、1時間半にわたる長~いエコー検査でした。しかも何度も・・その結果胎児の心臓病はかなり重症であることが判りました。羊水穿刺も何事もなく終わったため予定通り2泊3日で退院となりました。

H14.7月半ば 検査入院
臨月に入ったのでもう一度詳しく検査する為検査入院をしました。
このとき 「左心底形成症候群」 と診断されました。大学病院での説明では 「この病気は、最初の手術がとても難しく世界的にも成功率は3割くらい。うちの病院では2例手術したが2例とも助けられなかった。出産後、こどもを成功例のあるこども病院に搬送することもできるので、どこで手術するか決めて欲しい。」 といわれました。こども病院と大学病院は救急車で行けば15分ほどなので私達夫婦はこども病院への搬送を決めました。すでに10分おきに張りがきていたこともありそのまま入院し25日に計画分娩することが決まりました。

H14.7.25 妊娠38週 出産
出産は計画分娩で出産前日にバルーンを入れ子宮口を開き、陣痛促進剤で陣痛を起こすという方法で行われました。もちろん 自然分娩 です。かなりの安産で3時間ほどで生まれてきました。予想以上に大きな産声で「この子なら生きてくれる」と希望が湧きました。
その後すぐエコーなどの検査を受け、救急車でこども病院に行きました。母子の対面はわずか3~4分、涙であまり声は出なかったけど、しっかり手を握った。「頑張って!!」心からそう祈った。

1回目の手術に進む



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