Apple Bear

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コイン4話 最新型宇宙船スタークロニクル



「平気だよ。泉なら。でも本当に可愛くていい奴だったよな。こんな事がなければ泉に惚れてたんと思うし。それで普通に生活してたり。まっ、それじゃつまんないよな。」
「そう?私は煩くなくていいけど?」
「ひっでー」
「冗談冗談♪」
「でも俺、泉の事好きだったのかも」
「えっ!?」
「友達として、だけどな。リンサどうしたんだよ?」
「別にっ!」
「わかった!何かあったんだ!」
「はいはい。黙れ」
「それってかなり冷たいぜ?」
「いいからスタークロニクルに乗り込むわよ」
「あっ!宇宙船!?たっのしみ~!いつつくの!?場所は?」
「静かに。」
「何かリサ母さんみたいだよな。」
「何か言った?」
「べっつにぃ~」
「嘘吐け。母さんみたいっつったでしょ。私まだ若いのに。きっずついた」

「地獄耳」

「次言ったら殴るわよ」
「はいはい」
何か楽しいかも。弟みたい!
「ちょっと歩くけど平気?」
「だいじうぶだって!俺こう見えても前に陸上長距離の県大会で2位になった事あるんだぜ!だから楽勝だって」
「あんた何でもできんのね。バスケもうまかったし。一応きくけど何か部活はいってた?」
「帰宅だよ。」
「はっ!?もったいなっ!」
「だってさ、練習ハードだし、勉強も運動も嫌いだったから。初めは陸上はいってたんだけどめんどくなってさ」
「うっわぁ。生まれつきの天才肌ってやつね。なのにあんたって。何かスポーツやってたら今よりモテてたでしょーねぇ。しかも頭もいいみたいだし」
「俺天才だもん。天才は何でもアリ!」
「いってろ」

その後もかなり歩く二人。
「まだつかないのかよ?もう30㎞は歩いたと思うんだけど」
「あれ?県大会二位はどうなった?」
「だってもう引退したんだもん。」
「そうね、現帰宅部」
「うっ…リンサってけっこう意地悪なんだな」
そうしてしばらく話しながら歩いてるうちに浜辺につく。
「…海?宇宙船って森の中の地下とかにあるんじゃ」
「旧式の奴はね。私のは超新型!まだ未発表の高性能の宇宙船よ」
「へっえ~。すげー」
リンサが自慢気に言うと進はすげーと目を丸くする。
「進、私の星まで普通の宇宙船でどれくらいかかると思う?」
「は?一週間くらい?」
「残念。普通の旧式でも3年かかるわ」
「はぁ!?って事は俺三年も宇宙船の中にいるの!?ほんとに!?」
進が大きな声で言うとリンサは周りをみる。
「早とちりしない。普通のならね。でもこれは超新型。なんと星までたったの3日で行けちゃったりするのよ♪しかも超新型はこうやって深海の深くの人がいけない辺りまてもぐってさらに不可視モードにできるから森の地下なんかに隠さないで平気なのよ。」
「3日ってすげー!よくそんなの持ち出せたよな!つか不可視モードって何の事?」
「スタークロニクルは宣伝様に。もうすぐ発表だから。できるだけ他の星に宣伝しとかないとね☆不可視モードってのはつまり透明になるって事。海だったら海の色に完全にとけこんで見えなくなるのよ。」
そういって人がいないのを確認するとポケットからリモコンの様な物を取り出しその中の赤いボタンを押した。
「へー透明!?すげーなっ!地球より全然すすんでるんだ。」
「…ねぇ、実はもう宇宙船私達の目の前にあるんだ♪」
「ほんとにっ!?」
「不可視モードだから。すごいくない?全然分からないでしょ?」


言うとリンサはさっきのリモコンの赤いボタンの下にある青いボタンを押した。
ーすると。

さぁっ…

綺麗に何かが浮かびあがってきた。

それは大きかった。

大型飛行機の三倍以上もの大きさで綺麗に青に塗装されていた。

船体の先にプロペラの様なものがついていて宇宙船の中央には白で『スタークロニクル』とかっこよく英語で書かれていた。

「すごい」その一言だった。

その宇宙船は進が予想したものよりはるかに巨大で、はるかに綺麗なものであった。
「早くのりこむわよ」
リンサは素早く青いボタンを押し、不可視モードにした。誰かに見られたら大変である。

進はまだその感動に酔いしれてその場を動かなかった。
「すっげー!すっげー、すっげーっ!!俺こんな感動したの久しぶり!」
「まぁね。私の星自慢の最新作だもの!私も最初見た時は本当にびっくりして、んでー今のあんたみたいな感じ。」
リンサは横目でちらっと進を見ながらそういった。
「でももう終わり!宇宙船よりも私の星の首都のがびっくりよ!私もここきてびっくりしたけど。車は地面走ってるし、スライダーはないし。ほんとに進んでない星よね~。」
リンサが言うと進は目を輝かせて言う。
「車が空とんでんの!?星によってこんな違うんだな!びっくりしたよ!スライダーってもしかして空中にある道路みたいなやつ?」
「そうそう。ホースみたいなやつの中通るとすべって目的地まで行けるやつ☆私の所では町中にスライダーがはりめぐらされてるわ」

うわーっ!たっのっしっみ!プールにウォータースライダーとかあるけどあれみたいな感じですべってたら目的地に行けるなんて最高じゃん!特に俺みたいに乗り物よいしやすい奴は!あ~も~まじ素敵です!マキラ星って!そう思いながら進はにたにたと笑う。

「何一人で笑ってんの!気味悪いわね~。いいから早く乗り込んで!」
そう言ってだしてくれた手につかまって俺は巨大な宇宙船の中に入った。


入った瞬間俺は目を疑った。広い広い綺麗な空間。
「適当に暇つぶししてて。地球のマンガとかもブックルーム行けばあるし。テレフォンルームで電話もできるし。他にもゲームルームやトレーニングルーム、クッキングルームとかとにかく何でもあるわよ。じゃ、私上官に連絡とってくるから。静かにまってなさいよ~」
そう言ってリンサはリビングルームを出た。

「さ~て!何しよ。」

進はだだっ広い空間の中でしばらく考えるとすぐにリビングを出た。そしてすぐにリンサにもらった地図をひらきテレフォンルームに向かった。
「さってと!え~と泉の番号は…やばっ!聞くの忘れてた!俺ってばかなりバカじゃん!」
進は一人でぼーぜんとしていた。


ーその頃。
リンサは自室で小型ノートパソコンの様な物を取り出す。そしてボタンを押すとイヤホンを本体につなぎそれを両耳にとりつけた。歯にマイクがしこんであるのでそのマイクを押すと電源がつき向こうに聞こえるためリンサはさっそく口に手をつっこみマイクを押す。すると

ポチッ☆

という音がなった。
「あ~…あーっ。マイクテスト中~。聞こえる?バカセン~!!」

【あ~…聞こえてるが…仮にも自分より位の高い方にそーゆー言い方はないんじゃないか?それにバカはいらん、バカは。しっかもセンは本名じゃない。本名は…】

「何よ~?」

【いえる訳ないだろう。】

「あっ…あんたねぇ…」

【おい、覚えてるだろ?会社の仕組み。会社では皆プロだが一歩外にでればただのばあさんや子供かもしれない。我々の連絡はすべて電話。プライベートでなくとも会うのは禁止されている。皆ほとんどが偽名だ。リンサみたく本名なのは珍しい例だよ、まったく。】

「ほっとけ。じゃっ、セン・リミターってのはまったくの偽名?」

【ああ。センはアミテラス語で………って意味だ。】


はい!ちゅっうっとはっんっぱー!
すみません。続きは5話を読んで下さい!


PS.感想等ばりばり受け付け中でっす!!


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