Apple Bear

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花火!様へ リク小説「恐くない鬼」


むかし、むかし。















ある所に一人の少年がおりました。














少年は人に悪さばっかり。悪戯ばっかり。















あきれた村の神様は。















少年に罰を与えました。















その罰とはーーーーー















「恐くない鬼」















「なぁ知ってる?この森って夜になると鬼がでるんだってさ」
「へぇ。ほんと?こえ~」
「真っ赤な体で大きいツノつけておっかけてくるんだってさ。」

村の少年達は口々に噂話をします。

なんでも村の近くの森に鬼がでる、というのです。

そんな噂がたったのは三日前ー。

村の研究家が森に動物の研究にいったら、なにやら森の奥から動物のうめき声が聞こえてきたのです。

研究家がこりゃ新種の動物だ、とあわてて声のする方へいってみると。

真っ暗な森の中であるのになんと声のする所だけ金色に光り輝いています。

すこし恐くなった研究家は、村へ引き返そうと戻ろうとしたら、

あらたいへん、木の枝に引っかかり転んでしまいました。

すると、光がふっと消え、何かが動きだします。

のそり。のそり。

震えて動けなくなった研究家の前に

なんと!一軒の家を軽く二軒分足したくらいの真っ赤な肌のひげもじゃな巨大な鬼があらわれたではありませんか。

「ひぃぃぃ!!助けてくれぇぇ!!」

研究家はあわてて逃げました。

鬼もどん!どん!と地面を踏みならしながら追いかけます。

崖を下り、川を泳ぎ、全速力で走っていくと、いつの間にか村についていました。鬼の姿は見えません。

「夢だったのか?」

そう思って後ろを振り返ると、

鬼の大きな足跡がくっきり残っていたのです。







皆がその噂を聞き、恐がる中、

一人の少年が山に入っていきました。

少年の名は鉄平。

鉄平は正義感の強い子だったので、皆を驚かし恐がらせる鬼が許せませんでした。

大きい木刀をかついで森へと入る鉄平。

辺りはもう暗くなっています。

どんどん奥へとはいる鉄平。


ーその時。


山の頂上が黄金に光っているのが見えました。

鬼がいるようです。

鉄平は木刀を握りなおし、頂上へと向かいます。

しばらくして頂上までくると、

鉄平の足が震えてきました。

やはり鬼は恐いものです。

しかしここで引き下がったら意味がない、と鉄平は光の中へ飛び込みました。

すると。

急に光は消え、鬼が姿を現しました。

「やい!鬼!皆を脅かしやがって!俺が退治してやる!」

と言ったはいいが足が震えて動きません。

鬼は鉄平の方へ振り返り、鋭い爪を向けます。

もうだめだ!と思い鉄平は最後の抵抗とばかりに鬼の足を木刀で叩きます。

「いたい!やめて!」

と言ったのは鉄平ではありませんでした。

「へ?」

なんとあの鬼が、眉を下がらせ、かがんで足を押さえています。

「僕は鬼なんかじゃないんだ」

って言ってもまんま鬼です。説得力ゼロです。

「何言ってるんだ!村の人を驚かしただろ!」

「あれは友達になりたいと思って近寄っただけなんだよ。そしたら恐がって逃げちゃうから」

「…お前、鬼のくせに恐くないな」

「え…う、うん。だって驚かしても楽しくないんだ。」

「…そっか。じゃあ退治しないでやる」

そう言って鉄平は木刀を腰にかけ、帰ろうとします。

「まってよ!」

「何だ、鬼」

「友達に、なってくれる?」

「え?」

「寂しいんだ。ずっとこの姿で皆に怖がられて、友達いないから」

「そうか。お前ずっと一人で。退治しようとしてごめんな。わかった。俺達はもう友達だ。山にも遊びにきてやるよ」

「ありがとう」

鬼が涙を流した瞬間。

信じられない事がおきました。

なんとあの鬼がどんどん小さくなってゆくのです。

そして、しまいには鉄平と同い年くらいの少年の姿になっていました。


「ありがとう、ほんとに」


神様も粋な事をするものです。

初めから友達ができたら元に戻す、と決めていたようです。





それから。

山には鬼がでなくなりました。

そして村の子供達に一人、仲間が増えましたとさ。

めでたしめでたし。






おわり。

ごめん~!!花火っち!こんなショボイものになってしまって。
しかもありがちな昔話。「昔話」という素敵なリクをもらったのに;;
こんなのでよかったらもらってください。











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