子宮筋腫 私の場合 ~筋腫発見~


ってことは、実際は、絶対ないのですが
お恥ずかしい話、それくらい大きくなるまで
全然気付きませんでした。

2003年の1月、当時派遣で仕事をしていたのですが
仕事を終えて電車を待っている時、突然右腰が
痛みだしました。
何か疲れでも貯まったのかな?ぎっくり腰?
ぐらいに思って帰宅しました。
帰宅後、少し横になって休んでいると
だんだんその痛みがお腹の方にまで広がって
がまんできないぐらいになってしまいました。
家にあった市販の鎮痛剤を飲んでも一向によくなりません。
よほど救急車呼んじゃおうかとも思いましたが
このぐらいの痛みで呼んでもよいものかどうか?
痛みレベルの基準が自分で判断できず、
とりあえずダンナの帰ってくるのを待ちました。
その日は、そのまま家事を休んで寝て様子をみることに。
おへその下あたりをさわってみるとなんだか
硬く出っ張っている感じ。嫌な予感です。(^_^;))
こういう嫌な予感は、大概当たります。
なんとなくなんですが婦人科系の症状なんじゃないかと
いろんなことが頭を駆け巡ります。
翌日、確か土曜日だったので大きな病院は、休診で
電話帳で調べた近くの産婦人科の個人病院を受診することに
なりました。
ダンナに送ってもらってひとりで病院へ。
その医院は、産科メインの病院らしく
妊婦さんがたくさんいらっしゃいました。
なんか場違いだったかなぁと思いながら
問診表へ記入。とりあえずこの痛みの原因をなんとか
してもらいたい一心でした。
ようやく診察室に入って、早速内診でエコー。
その医師は、エコーを見ながら
「子宮筋腫ですね。」と告げました。さらに
「かなり大きいので、これは、全摘だな。」ですって。(+_+)
診察台の上で頭をハンマーで殴られた気分です。
結婚して9年、出産経験のないこと等は、問診表に記入したはず、
それを診てくれていたら、どうして簡単に患者にとっては
重大なこと、ショックなことを告げられるのでしょうか?
例えそういう診断でも内診台の上でエコー見ながら告げることか?
デリカシーなさすぎです。
そうした態度に悲しみよりも怒りの方が大きくなりました。
その後、その医師が私に何を話したは、今はもうよく
覚えていません。
ただ絶対、この医師には、もう二度と診てもらいたくない、
それだけでした。
診察が終わってダンナに電話をして迎えに来てもらいました。
車の中でダンナに今、突きつけられた診断を
泣きながら話しました。
ダンナもショックを隠しきれなかったのでしょう、
涙ぐんでいました。
本当にもうこのまま子宮を取り去ることしかできないのか、
もうこの手に我が子を抱くことは、できないのでしょうか、
私には、どうしてもあきらめることができませんでした。

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: