癒やしのキネシオロジー

ヒプノQ&A

Ａ：催眠療法っていうと、セラピーを受けた事のない人にとっては、未知の世界であるかもしれませんね。
なんだか「自分の言いたくない秘密までしゃべってしまうんじゃないか」とか
「知らないうちに暗示をかけられてしまうんじゃないか」とか､思っていたり。
でも、催眠状態でも自分の意識はちゃんとあるし､しゃべりたくない事はしゃべらなくてもいいの。
それに､催眠からさめた後も自分が話した事はちゃんと覚えているんですよ。
誰でも日常生活を送っている上で一日平均１２回も催眠状態になっているって知ってた？

Ｑ：どんな時に催眠状態になるの？

Ａ：例えば、夜眠りに入る時には目覚めた状態から催眠状態を通って睡眠に入るし､
朝起きる時には睡眠状態から催眠状態を通って目覚めるの。
夜､体は疲れてるんだけどなかなか寝付けないで頭が冴えてる。
そんな状態を経験した事はない？
そんな時には昔の出来事を思い出したり、アイデアが浮かんできたり、直感がひらめいたり。
それは､催眠状態にいるってこと。その時あなたは自分の意識もあるし、周りの音も聞こえているでしょ。
他には電車で「あぁ～､眠ってしまいそうないい気持ち」の時とか車を運転している時､
それにショックを受けた時も一種の催眠状態になったりします。
催眠状態っていうのは、特別なものではなく、皆体験した事がある状態なんです。

Ｑ：暗示にかかるってどんな感じ？

Ａ：電車に乗ってて、ぼ～っと中刷りのビールの広告を何気なしに見る。
そんなことは別に意識して覚えてもいないんだけど、潜在意識にちゃんとインプットされてる。
で、なんだか家に帰ったら急にビールが飲みたくなちゃう。
催眠療法でも「あぁ､なんだかリラックスしていい気持ち」と感じている時に
あなたが「そうしてもいいな」と感じる言葉をかけるとそれを潜在意識が受け入れる、というわけ。
「いやだ」と思えば暗示にはかからないよ。

Ｑ：催眠に入らなかったらどうしよう。

Ａ：誰でも、催眠状態を経験した事はあるので､入らない人って言うのは基本的にはいないんだけど、
だいたい数回セラピーを体験したらほぼ９０%の人は入ります。
　ただ､本人があまりにも､自分が普通の状態だったので「私は入っていませんでした」という人は多いけど。
でも､いったん「あぁ､これが催眠状態か！」とわかってしまえばぐんぐん入っていきますね。
結局はセラピストが誘導していても､本人が自分で催眠に入ってく､自己催眠と同じことなの。
他には入れない理由として、扱うテーマに対して本人がまだ抵抗があるとか、
まぁ､セラピストとの相性もあるしね。

Ｑ：催眠で見える前世ってどんな感じ？

Ａ：人によって見え方はさまざま。
自分の得意な感覚を使って潜在意識から情報を引っ張り出してくるので、
映像を見る人もいれば、音や言葉が聞こえる人もいるし、感情で思い出す人もいる。
でも、何回か催眠状態に入るうちにだんだん全ての感覚を伴って見るようになるよ。
催眠状態で体験する記憶は全ての感覚が敏感になるので、
日常生活での体験よりもよりリアルに感じるし、
感情を抑えるってことは潜在意識はできないので感情があふれだしてくるんだ。

Ｑ：前世ってほんとにあるの？

Ａ：催眠療法で見た前世が本当にあったことかどうかって言うのは証明するのは難しいし、
セラピーではそこのところは重要視していないんだ。
実際にそのストーリーはあなたの潜在意識から出てきたのは確かだし､
どのようにその情報を今の生活に生かしていくか、ってことが大切。
前世を信じるか信じないかは自由だし、信じていなくても前世療法はできますよ。
でも、魂が生まれ変わって成長するって言うのは神秘的だよね。

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