あらかわひょうぐてんともうします

スカジャン


と思ってるところがあった
映画やテレビで見かけると
ちょっと堅気じゃないかなって感じにも見えたし
子供っぽい感じもあった

でも仕事柄
刺繍作品などの修復を受けたりしてるうち
ふと興味がわいた

弟と妹が横須賀の親戚宅に遊びに行ったとき
自分たちの頼んできたよなんて言われちゃったら
がぜん欲しくなっちゃった
(ちょっとおこちゃま)

せっかく作るならプリンス商会さんにすれば?
なんで?
だってそこといったら老舗でしょ
うちと一緒でほとんど手作りだからしっかりやってくれるよきっと
なんて会話を兄弟たちと自宅でしたのは自分だったし
やっぱしつくろっと、と思って
すぐ横須賀に行った

お店の中に陳列してある商品を見て
その刺繍の細やかさにびっくりした
動物の毛並みも沢山の同系色の刺繍を刺すことで躍動感が出ていた

よしとこれならさぞ良いものができそうだぞと
そこでわたしも作るにあたっての希望を言った

しばらくプリンス商会さんとディスカッションして
見積もり制作になった

柄は55周年記念の鷹をベースにして
私の希望である白頭鷲に近いように刺繍を刺し替えてもらうことにした
生地は動きやすいサテン
色はブラックをベースにシルバーの袖にした
シャープな色合いに刺繍が生きるとのことでプロの意見を信じた

袖には玉を持った上り龍
天へと玉を持っていない龍より少し高い位置にありさらに登り続けることから
まだまだがんばっていこうと思うわたしにあっていると思ってその柄にした

どうしても入れてもらいたい希望があった
それは愛してやまない沖縄のイメージと
家紋だった
それらは図案が存在しないので自分で描いた物を持ってくることにした

待つこと2ヶ月
ついに完成!!!!!

まず色合いのバランスが絶妙で驚いた
写真でははっきりしているが実際の色合いはあまり主張せず
袖の龍も嫌みではなく淡い刺繍が施してあり近くによって龍と確認できる感じだ
沖縄のイメージはいろいろ考えたがシーサーにした
阿吽と二対で守護を表した
しかしフリーで描いたこのシーサーをよくぞここまで刺繍してくれたものだ
刺し職人さんの配慮で全体の要所要所に金糸銀糸をほどよく使い立体感や躍動感を
表現してくれた
特に龍のうろこや爪、シーサーの瞳や牙など秀逸だ
家紋はちょっとだけ大きいかなとは思うけど
全体の出来に満足してる

昨今主流のコンピューター刺繍をかたくなに拒むプリンス商会さんに敬意をはらって背中にプリンス商会さんのロゴを入れてもらった
てーか、これがなきゃ意味ないっちゅーの

千葉に住んでいるのでchibaと入れようかと思ったけど
スカジャン発祥の地横須賀に敬意をはらってyokosukaのロゴを残した

ここまできてこれだけ複雑で細かい刺繍見せられたら
これをおみやげものだねって言えるわきゃないんだよね
本当にプリンス商会さんに
感謝
感謝

スカジャン後ろ

スカジャン前身

スカジャン鷹

スカジャン袖上り龍

スカジャンシーサー

スカジャンアニバーサリーロゴ


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