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Operatio チェンバロ 1
連邦軍による『星一号作戦』の第一段階「チェンバロ作戦」の幕が開ける。
ルウム戦役の敗北から長きに渡る沈黙を破り、連邦軍の反撃が今ソロモンから始まるのであった。ある者は己の技量の全てを使い、またある者は知恵を絞り生き延びる為の戦いを始めた・・・。
「こらーっ!!ニュータイプっ!自称ニュータイプ!」
声を抗え、ヨナがMSデッキに飛び込んできた。
「あ、ヨナ小隊長どの」
「ウモンっ貴様!何してるーっ!!」
「え、見て分からんですか?小隊長どの!偽装っすよ、偽装!」
「ぎっ・・・ぎ・そ・う?だとおぉ!」
確かにヨナの目の前にあるボールは通常の装備とは異なり、追加装甲が施されている。しかしその姿には納得できるものではなかった・・・。
「そ~っす!これでもうジオンの連中見ただけで、ぴーぴー言って逃げ出しますぜ!」
と嬉しそうに話しているウモンとは対照的にヨナは頭を抱えた。
「ううう・・ばかーっ!」
そう言ってヨナは右の拳でウモンの頭を叩き、更に左拳でウモンの顎にヒットさせた。
「まったく、あの二人はリラックスしすぎですね」
既に出撃準備の為MSに乗り込んでいたエリオスが専用回線で通話してきた。
「しかし、あんなもの上がよく許可だしましたね・・・」
アービスもモニター越しに二人のやり取りを見て、流石に呆れながら通話してきた。
先日の戦闘でジムを壊したウモンは、修理が間に合わず、今回の「チェンバロ作戦」には以前から使用していたボールでの出撃になり、ならば、とミユキ伍長が、おやっさんとが2人して、あのような「顔」の付いた強化装甲のボールでの出撃となった。恐らく上層部には追加装甲の話だけしか伝わっていないのだろう・・・そうでなければあの様な「顔」では流石に許可は下りないだろう・・・シフォンは思った。
「ドズル中将率いる宇宙攻撃軍主力が控えるソロモン攻略って事は、一番抵抗がきついって、わかってんのかね?」
アービスがそう言ってからしばらく隊の通信は途切れた。
シフォンにしてみれば、ルウムの戦いの借りをようやく返す時が来たのだが、ウモンやヨナは勿論、エリオスもあの壮絶な戦いは経験していない・・・唯一アービスだけがシフォンと共にルウムでの戦闘、別名「1週間戦争」からの生き残りであった。
みんなそれぞれ考え、不安と恐怖感を覚えていたからだ。
暗い雰囲気の状態で出撃したのでは決して、よい結果はでない。シフォンはそう思う前に口を開いた。
「それは事実だろう。ただ、これは無謀な作戦でもなく、また特攻に赴くような命を捨てる作戦でもない。我々だけに分厚い防御線がしかれるわけじゃない。確かに激しい戦いかもしれんが勝てない戦いではない。それに隊長として命令するのは、必ず生きて帰艦しろということだけだ。」
「了解・・・って、シフォン少尉だって生きて帰ってきてくれますよね?」
エリオスが言うとそれに続きアービスも続けて言い返した。
「そうですよ、言った人がいなきゃ命令が遂行できたかどうか確認できませんからね。」
「わかっているよ、必ず確認してやる。」
そうシフォンが言うとコクピットの時計が出撃時間を示した、既にデッキハッチは開かれ、ビーム兵器の応酬やスラスターの光芒、爆光などが肉眼で確認できた。
「サイクロン1、発進どうぞ!!」
フライトデッキより発進のサインが出る。
「了解した。サイクロン小隊、出る!!」
「サイクロン2、ジム、行きます!!」
「3、アービス出るぜ!!」
先行していたエリオス機から、レーザー通信で敵機発見との報告が入る。
ミノフスキー粒子散布下において敵機発見は肉眼によるしかなくなっていた、レーダーを中心とした索敵は意味を成さないし、宇宙空間ではセンサーを仕掛けても引っかからない可能性や、光ケーブルが引き難いという点から、もっぱらMSのカメラアイによる索敵が一般的とされていた。
近距離通信も通常無線では不可能だがレーザー通信であればなんとかなる、もちろんあまり離れれば通信は不可能になるが。
「サイクロン1、敵小隊、シルエットからザクです。15秒後に敵機と接触します。」
「よし、無茶はするなよ。いつも通り、サイクロン2は牽制、俺が攻撃、サイクロン3は援護だ。いくぞ!」
「了解!!」
「どこだって!?」
アキジ整備班長は、第3デッキから通じる整備格納庫へ降り立つと、ジムの機関系パーツを見遣った。
「こいつをデッキまで運んでくれ」
「どれですか?」
担当のメカマンが怪訝そうに訊いた。
「エンジンブロック全部だ!」
腹を立てている訳ではないが、第一段階が始まってもう五時間経っているというのに、メカマンの口調があまりにも不甲斐無いのだ。アキジ整備班長は、踵を返してから自省した。
先刻、アービスが被弾して帰還した。損傷度はB。深刻ではないが、二時間以内の再出撃は不可能だった。ジムキャノンの損傷度は知っているが、アービスの様子までは伝わってこなかった。
『シフォン機、帰還します』
デッキマネージャーの声が響いた。消化剤が霧状に一瞬だけ舞った。左翼エンジンは、冷却剤タンクの外装から大きく裂けていた。
「ドジ踏んじまった、おやっさん頼む」
シフォンが降りてきた。
「エンジンのラインがどっかで切れてやがる。他は問題ないみたいだが」
「左翼のエンジンブロックまるごと交換する」
「そうだな、そうしてくれ。あと、弾薬と燃料の補給も頼む」
シフォンは、少し疲れたような顔をしてアキジ整備班長の肩を叩いた。
「十五分で仕上げる」
そう言ったアキジ整備班長を、シフォンは意外なほど厳しく見つめ返した。
「十分だ。俺も燃料を補給してくる」
待機ボックスへ続くエアロックへ向かうシフォンの後ろ姿を一瞥して、アキジ整備班長は檄を飛ばした。
「急げ!十分で仕上げてみせろ!」
「総員に告ぐ食事は今のうちに済ませろ、フェイズ2が始まったらまたしばらく戦闘食しか食えんぞ」
館内放送でシン艦長の声が響き渡る。
「え・・・?」
その放送を聴いたシフォンは思わず言ってしまった・・・。
「この食い物が戦闘食でないってんだからほんとに・・・」
手にした「戦闘食」を齧りながら、来たるべくフェイズ2に備えた。
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