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毎日新聞は疑惑の相撲取りのしこ名の後にかならず「関」を付けてる。ヘンである。「関」ってのは関取への敬称なんである。天皇やら皇后やら王様やらお妃だったら「陛下」、皇太子やら王子なら「殿下」、大臣やらエライ軍人なら「閣下」、リュシュリュー枢機卿なら「猊下」(今調べたけど、高僧全般への敬称です~)、それと同じで、関取なら「関」だろう?「~親方」と整合性を付けたつもりかもだけど、おかしいよ。「親方」はもとは「年寄」って職業の人への敬称だったかもだけど、今は単に職業名だもん、「~運転手」とか「~医師」とかと一緒だよ。暴力団が胴元である野球賭博はともかくとして、賭け麻雀や賭けゴルフは毎日新聞社デスクにもきっと身に覚えがあるんだろう、呼び捨てにするのは心情的にはばかられたと邪推も出来るが、朝青龍の時は毎日新聞にも「朝青龍関」って表記はなかったと思う。やっぱり朝青龍、差別されてたでしょうってのは感じるな。
June 21, 2010
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以前より考えてたの、一問だけ。光源氏の従者、惟光(これみつ)の名字は?当てずっぽでも当たるので、当てずっぽでないちゃんとした根拠も答えてください。以上でした。
October 16, 2007
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8月は忙しくって、夏休み公演は三部制だし、やっぱ、住大夫さんかなぁ。ここで調べる。 さすがお役所仕事で、 文字情報にしておいてくれれば検索もできるのに チラシそのまま画像で載っけてるので とっても重いです。第三部レイトショーの『伊勢音頭』住大夫、咲大夫の上に貢が私がついて行こうと決めた #去年はオトされた人が多い年だったなぁ。勘十郎さんだしぃ、万野が簑助さんなら、もう迷うことはないじゃん。でも、『瓜子姫』で嶋大夫さんの美声を聴きたいし、『鎌倉三代記』見たことないしなぁ、文雀さんを見ないと見た気がしないし。どーするんだろう。第二部の終了が遅いんで、休みの日がつぶれるんだよね。二部三部連チャンして、一部諦める。大体がわたしゃ、子ども向け解説付きの第1部は去年、リュリュ連れてったときしか見たことがなかったのだった・・・。なめてるよなぁ、文楽を。『あやつられ文楽鑑賞』読んだ。『世界が百人の村だったら』を見て涙してるリュリュの横で大笑いしながら読んだたら、大変にひんしゅくを買った。だって、三浦しをんさんのエッセイは面白いぜ。この本も文楽の世界を彼女流に大解体して、大解説だ。三味線さんが同僚に袴の着付けを手伝うの見て、勝手に萌え~~たり、三大名作の共作者に名を連ね、近松半次の作品にもいっちょ噛みして 知らんかった・・・、ホントに同一人物?二代じゃなくてながら、ウィキペディアにも一人だけ項目のない(←確認済)、三好松洛を酔っぱらいのおっちゃんに仕立てあげたり、忠臣蔵も近松の心中ものもバッタバッタと斬りまくる。これはおもろいでっせ~~。 『女殺油地獄』で「お吉は与兵衛のこと好きでしょ」 とたずねる、しをんさんに咲大夫さんが 仁左衛門さま(←別格なので\(__ ))と 同じ意味のこと答えてはった。 お吉もまだまだ瑞々しい若女房だが、 所詮、大阪のおばちゃん。 大阪のおばちゃんは別に恋心など持たなくても 過剰に親切なのだ。 (↑かなり意訳してお届けしております) 文楽の人たちはホントにスター気取りのない人たちみたい。それでいて、みんな超人だからなぁ。最近は字幕もついて、大変に見やすくなってるので、一度おいでやすってところであります。蜷川演出の『十二夜』また見に行っちゃったんだけど、『ペリクリーズ』なんかも歌舞伎向きだよね~。ふと思いついたけど、文楽で『ペリクリーズ』やったら、とっても感動的なものができそうな気がする。蜷川幸雄演出、内野聖陽・田中裕子主演の『ペリクリーズ』もうこの店一軒だけしか売ってなかった~。『十二夜』(歌舞伎じゃないヤツ)抱き合わせ、インタビュー映像とかオマケなんにもなしの割高なDVDですが、世界で一番素晴らしい『ペリクリーズ』だと断言しちゃいます。損はしません。
July 1, 2007
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あのつんつるてんのでなくて、ちゃんと仕立てたヤツだったのだ。10種類くらいから、好きなのを選ばしてもらえる。ジョジョはマゼンタ、リュリュは水色の矢絣にすぐ決まった。私は紺の矢絣を選んだら、仲居さんに「地味すぎるのでは」と言われ、芥子色の矢絣を勧められた。私は芥子色は苦手で、シルバーグレーの地に落ち着いた緑で斜めに縞が走ってるのがいいかなぁと思ったのだけど、なんかまた地味って言われちゃうかねぇと勝手にいじけて、言われるままにしちゃった。ら、仲居さんが3人分持ってるの見て失敗したのがわかった。赤・黄・青のかしまし娘みたいだ。ズーンっと落ち込む。あとでこの三色同柄の女性3人客も見かけたから、別にわたくしに特別にお見立て下さった訳じゃなかったのだ・・・。3人そろって歩くのやだと言ったら、リュリュが勝手にひがんで泣き出す。部屋について、まず、ジョジョに着せる。細いのであちこち折り込んで、お端折があんまりない。リュリュがすねてるので、自分で着てみる。まぁまぁ、なんとか着れた。着物を着るのも10年ぶりくらいかね~。こういうのダメなとこ着慣れた人に容赦なく指摘してもらったら、上手になるんだけど、母は離れてるしな。そのあとリュリュにも着せて、まず、温泉。温泉の後、彼女らにも着せなきゃで、結構大変。温泉は一泊旅行で3回入ったから、計何回だろ、大分、訓練になった。最後にはジョジョは大体自分で着られるようになったくらい。私は、彼女らに着せた後、大急ぎで着たとき、いつになく上手に着られたと思った。この上達ぶりなら、帯の練習すれば、外にだって着て行けそう。と思いきや、ゲゲッっとなったよ。私、左前に着ていたのである。左利きの私には、左前に着る方が楽だったのだ。ああああ、着物まで右勝手にできてたんだなぁ。
February 14, 2007
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10月18日訂正補筆入れてます。ネコの目さんのブログにトラックバック打ちました。国立劇場 貞操花鳥羽恋塚 ~*~*~*~お友達が見に行く日が明日なの~。もう大急ぎでデータ集作る。これは保元・平治の乱から平家物語への時代を「世界」にしたものなんですよ。 今の歌舞伎興行ってのは、 いつからいつまでと決まっていて、 大抵は「見どり」っていって、 よさげなものをいくつか組み合わせて上演します。 時代物・踊り・世話物なんて目先の変わったものを 組み合わせます。この組み合わせる演目は 大抵は江戸時代に作られた長いお話しの一部な訳です (もちろん、明治以後の一幕完結の演目もありますが)。江戸時代は今の歌舞伎興行と違って、大体は書き下ろし通し狂言になります。で、あたったら、いつまででも(旧暦十月は顔見世なんで、まぁ、長いとそれまで)やってるし、客の入りが悪ければ、続きの場面とか追加してみて、それでもダメなら、別の話を上演に。 大急ぎなんで、既存の義太夫狂言再演が多い。 『忠臣蔵』が不入りのときの「独参湯〔特効薬〕」と 呼ばれたのはこういうことから来ています。ブロードウェイのシステムと似てますね。書き下ろし通し狂言ってのは、まず時代物の「世界」を決めるんです。 「前太平記」前九年後三年の役、源義家と奥州安倍氏 「平家物語」 「曽我物語」源頼朝の富士裾野の牧狩りで曾我兄弟が仇を討った 「太平記」などなど。決めておいて、座組の役者にぴったりの役をふっていく。狂言作者が基本のストーリーにひねりを加える。ない交ぜといって、他の世界を混ぜたりも。後半に世話物がついて、これも時代物の「世界」を踏まえてる。大抵は、時代物のお家騒動にからむ「紛失(ふんじつ)なしたる」「お家の重宝(おいえのちょうほう)」を大名家に恩がある町人たちが取り戻すために悪戦苦闘する。だから、「○○実は××」なんてことも。今回は世話物の部分はない交ぜ部分だけ残してたんじゃないかな。世界を決めるのは江戸歌舞伎の作り方で、人形浄瑠璃の脚本を歌舞伎にした院本(まるほん)ものだとちょっと違います。それぞれの段に主人公がいるけどね。たとえば、『菅原伝授手習鑑』では、菅丞相、桜丸、松王丸とそれぞれ主人公の幕がある。『仮名手本忠臣蔵』もこっちで、役名は太平記から取ってる。これは徳川幕府が江戸時代を舞台にすることを禁止していたから。建て前で昔の話になってる。平安時代が舞台だと衣装はちょっとだけ十二単風にしたりしますが。ウィキペディア:歌舞伎で、この話の場合は、最初にいったように「世界」が「『平家物語』の前半」の時代な訳。 なんと呼ぶべきかググって見たけどよくわからない。 「『平治物語』後半」と言えるような気もするし・・・・。 どっちにしてもエラそうにこれ書いている私自身、 「『平家物語』の前半」についてはほとんど記憶がありません。この時代のお話は、第二次大戦前あたりは、誰でも知っている基礎知識だったようです。打倒平家を焚きつけてまわった文覚上人が出家したいきさつとか、源三位頼政のヌエ退治とか、崇徳院が恨みのため大魔王になったとか。 歌舞伎だけじゃなくて、上田秋成の『雨月物語』 (『春雨』の方だったけ?)にもこの話がある。恋塚落語源三位頼政崇徳天皇当時の芝居絵芝居絵 この時代の歌川派の絵、顎が長いんだけど、好きなんだ。 三世坂東三津五郎さんがとても好き。 五世岩井半四郎は女形の演技の幅を広げた人。 五世松本幸四郎、鼻高幸四郎と呼ばれた悪役の名人。 ~*~*~*~公式サイト今回の目玉は「南北の初演台本に記された“筋交い(すじかい)の宙乗り”を196年ぶりに復活」するってことだそうな。つまり、崇徳院がお客さんの頭の上を飛んでいくってこと。お客さんの頭の上での宙乗り、猿之助が何度もやりたいと言ったのに、消防法を盾に断られていた。技術的に大丈夫ってことで許可になったのでしょうか? ~*~*~*~前にもオススメしましたが、平治の乱を舞台に、超能力を持った少年が自分の居場所を見つけるまで。
October 16, 2005
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友だちに切符送るのに手紙に解説、と言うよか、ここは基礎知識として押さえとくと見やすいかなぁということを書きましたんで、ついでなので、アップ。なので、基本的にネタバレはしていません。すいません、ついでのある昼の部だけです。夜の部は『白波五人男』なんで、Googleしたら何とかなるし。 ~*~*~*~『お国と五平』お国(中村扇雀)は夫の仇を討つため、若党の五平(中村橋之助)と旅に出る。歌舞伎ではこの若党と呼ばれる奴さんは例外なく犬のように忠義一途ということになってます。 ここポイント↑仇の友之丞(坂東三津五郎)は昔お国の許嫁だったことがある。逆恨みでお国の夫を切って逃げたのだ。この男に作者の谷崎潤一郎は感情移入してると思う。『連獅子』親獅子は仔獅子を谷へ突き落とし、這い上がってきた子だけを育てるという伝説を踏まえています。今回は仔獅子二頭ね。(中村勘三郎・勘太郎・七之助)狂言師がその踊りに挑戦するうちに、獅子の精が取り付いてしまいますが、獅子のあつらえをする間、狂言が挟まりますです。これ、昔は色々あったらしいんだけど、今はほぼ『宗論』って狂言(これは「演目」って意味じゃなくて、本来の意味の「能狂言」のうちの「狂言」です)に固まってる。これ、日蓮宗と浄土宗の信者(片岡市蔵・坂東弥十郎)がどっちが優れているかで口論になる話なんだけど、「どっちもどっちじゃん、うるさいしぃ」って視線で描写されていて、両宗の信者さんたちは不快には思わないのか?どっちも京都に多い宗派だから、自虐ギャグなの?京都人は大人だから、それくらいはふふんと見てられるの?『河内山』河内山宗俊(片岡仁左衛門)はお数寄屋坊主(おすきやぼうず)。江戸城に詰めて、大名なんかにお茶を出したりする。身分は高くないが、お大名なんかの弱みはしっかり握ってる立場。ワルで博打打ちの彼は今日も質屋に二束三文のものを押しつけ、資金調達のつもり。が、その店の娘(七之助)が花嫁修業を兼ねて出た腰元奉公で殿様(三津五郎)に言い寄られ、閉じこめられていると聞く。娘奪還を請け負って、高僧に化けて、大名家に乗り込む・・・。小悪党が大きな悪をやりこめる小気味のいい話です。あれ、三津五郎さん、昼の部、クセのある男ばっかり。
September 22, 2005
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