アメリカ陸軍では大きく分けて、幹部になる方法が3通りあります。それらは、US Military Academy (WEST-POINT), OCS (Officer Candidate School), ROTC (Reserve Officers Training Corps)です。
US Military Academy (WEST-POINT)は、アメリカは東海岸ニューヨーク州に所在する大変歴史が古い士官候補生大学校です。West Pointは 4年間の完全全寮制の大学で、卒業と同時に陸軍少尉に任官します。West Pointは日本でいう神奈川県にある自衛隊幹部養成の防衛大学のような機関です。ここで問題なのがアメリカ人の多くは縦社会を嫌う傾向があるということです。 そのため高校を卒業して開放感に浸り、遊びほうけたい学生にとっては、West Pointは地獄のような機関であり、一般社会と士官候補生としての生活とのギャップで逃げ出す生徒が多々いるそうです。
West Pointはびっしりと4年間、士官としての豊富な知識や技量を学べるよい環境にあります。卒業した候補生は一人前の士官になって行きます。
最後に私が在籍する、Reserve Officers Training Corps (ROTC)を通しての士官任官方法です。ROTCは日本語で陸軍士官候補生課程のようなことを意味します。アメリカには大きな州立大学や私立大学にROTCが軍事機関として存在します。一般の大学内に所在しながらその雰囲気は全く別物です。通常構内では一般の学生を目にするのに対し、ROTCの敷地内に一度入ると、その光景は私服から軍服にガラッと変わります。うちの大学内にはありませんが、ROTCのための軍用機用滑走路やヘリポートがある大学も多々あります。