アロマ姉さん繁盛記from南房総

アロマ姉さん繁盛記from南房総

確定申告


「本当にこれだけ?」 役場で所得申告をした時に、顔見知りの担当員が無意識に漏らした言葉。

所得税を胸をはって払いたい。 これが姉さんの開業以来の夢の一つだった。
上のような、一生忘れられない言葉を投げかけられたのは10年近く前の事。
税務署も年々かわり、お客さまのように丁寧に申告者を扱ってくれるように 進歩してきた。
赤字申告でも「もう一息ですね。」という言葉と共に、にっこり笑って申告書の 作製を指導してくれるようになってきた。
それでも、つらかった。
肩をおとして、大きなため息とともに税務署を後にする3月15日。

そして、10年以上もかかって、今年、夢の一つが実現した。
所得税を納めたい。こんな他人からすれば笑い飛ばされてしまうような夢。
でも、同じような思いをして、日々をかみしめている同業者がいることも感じ ている。
だから、その方達へのエールの意味でも、こんな恥をメルマガに書いてみ る事にした。

仕事をしたくても、仕事がない。お客さまは来てくれない。 なぜ?そう、自分に力が無いから。
自分が本物ではないから。 お金を払うに値しないから。

始めなければ良かった。どうして何が何でも、家族は、友達は こんな仕事を始めることを止めて
くれなかったのだろう。 パートをしていれば、安定したお給料が得られていたのに。 大金をつぎ
込んで、店舗を立てたり、勉強にかよったり・・・ そのお金があったら、いまごろ・・・・・・

忙しく働いている友がうらやましかった。 そんな、姿を見たくなかった。彼女は、下積みをして、
力をつけて 今の自分を勝ち取っている。彼女の店が流行るのは当然の結果だ。
ただ、スクールで学んだだけの自分にお客さまが付かないのは 当たり前の事じゃないか。
これでいんだ。この現実をしっかりと見て、 かみしめるんだ。

ただ一つ、わたしの好きなところは、人をねたまない所。 彼女は彼女。友の成功は嬉しい。
他人の幸せをねたまない自分は、 えらいよ・・・えらいね・・・がんばれ、がんばれ、もう後戻りはできない。
今、前に進めなくても、じっとこの場にしゃがんでいよう。しがみついていよう。
自分の選んだ職業を諦めない・・・・・ カッコ悪いもの。お金もかけちゃったもの。この仕事は捨てられない。
(でも、捨てられるものなら、捨てたい・・・)

こんな自分との葛藤の中、肩を落とす3月15日を繰り返しながら 12年がすぎた。
今おもえば、この苦しみが、自分を育ててくれた。
お客さまの来ない苦しみ。仕事の無い苦しみ。
これらがあったから、仕事の出来る喜び。お客さまが来てくださる喜びは 何者にも代え難い。

一人のお客さまも粗末に出来ない。断れない。 休めない。休むことが怖い。休む勇気がない・・・
このまま走り続けていいのかい? 自分を見失っちゃわないかい? いいんじゃないのかい?
世の先輩がたも走り続けている。 でも・・・

そんな悶々とした迷いの中、二人の女性客に出会った。
一人はおおきな会社の役職を持ち、多くの部下がいるそうだ。 聞いてないけど、そう話してくれた。
旅先でも気ぜわしく、ちっともじっとしていられない。友を引っ張り回し ダイナミックに物事を消化し
続けづにはいれない様子。 そんな中に自ら組み込んだアロマテラピー。ラベンダーの香りに吐き気を
催してしまった。

もう一人の女性は、横文字の職業を持ち、海外を飛び回っているそうだ。
(これも聞いてないのに、話してくれた) 旅先でも、仕事の電話におわれているそうで、勢力的に
話し続ける ・・・友がいても、自分の事だけを 偶然に数日おいて訪れた二人の女性客。

そんな彼女達を 「かっこいい」と同姓としてあこがれる人も少なく無い事だろう。
でも、姉さんは、「まずい。」と思った。 いつも何かに追われ テンションを落とすことの出来なくなって
しまっている彼女たちを 「かっこわるい」と思った。彼女たちの肩の力をぬく事の出来るものは 何なんだろう。

二人の女性に自分の姿が重なった。自分の求めている姿かい? 違うよね。肩の力をぬいて、あるがままの
姿で流されてゆきたい。 だったら、休む勇気を持たなくちゃ。仕事が無くなる事なんて おそれていちゃいけない。
大切なものが見えなくなってしまう。 自分のテンションを高め続け、突っ張って、働き続けて・・・ぷっつりと糸 が
切れる日を待つのかい?

仕事のない苦しみ。お客さまの来てくださる喜び。休む勇気が持てない自分。
そんなときメッセンジャーはちゃんと現れた。
お客さまという姿で現れた。

先生はいつもお客さまです。

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今月のあれれ話し。「森の女王、コパイバ」
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今、この精油に凝っています。 肌にも優しく、関節にグー!匂いも穏やかな木の香りです。

先日、かかとのちょっと高いサンダルをはいてお使いに。 グキッ・・とこけて両手に持ったスーパーの袋
をぶちまけた。 誰にも見られていない事を確認して、何事もなかったように 涼しい顔をして帰ってきた。

この忙しいのに、捻挫なんかしてられない。 片足飛びで仕事をこなし、深夜、お風呂で見た自分の足首は
二倍にはれあがっていた。 そんな時、何の精油を実験するか考える・・・・ コパイバダア・・・・

原液をふりかけのように振りかけた。 (みなさんは間違っても、このような使い方はなさらないで・・・)
翌朝には1.5倍程度に腫れも引き、快調。す、すごい。 森の女王、コパイバ・・・

それからアロマルームにやってくるお客さまには90%の割合で使っている。
「これは森の女王といわれていまして・・・」

結構アロマセラピストの個人的なマイブームで精油は選ばれる。

「樹令100年以上の幹から抽出された樹液は 先住民インディオの間で外傷、火傷、感染予防の手当
に使用されるなど、 抗病物質として珍重されてきた精油。水虫やアトピーなどで荒れた肌に 直接つけたり、
口内炎で化膿した部分にも直接塗ることもできる安全なもの。 効果は、鼻炎や花粉症が軽くなった、
肌がしっとりしてきたなど。リュウマチ関節炎にも」

本当にあった、今月のあれれ話しでした。

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