mono-eye(limited-edition)

旧ザク(現地改修仕様)

MS-05B 旧型ザク(ザクI)現地改修仕様

史上初(？)の本格的量産型MS、ザクIです。もともとこれがザクであってザクIIはザクIIでしかないのですが、ザクIIを「ザク」と呼ぶようになったのは、よほどザクIIが優秀だったということでしょうか？それともザクI →ザクII というのは、形式番号的には05→06と、フルモデルチェンジしているようですが、実際はマイナーチェンジだったためにザクIIも「ザク」と呼んだのですかね？
以上、ザクザクうるさい文章でした。今回は久々のHGUCモデルということであまり大きな工作はしていません。一応、以前に作ったザク寒冷地仕様と同じ部隊に所属する機体ということで、制作しました。つまり、これもザクIの寒冷地における現地改修仕様ということです。

■主な仕様
○工作
いいプラモデルですね。
基本的には素組みです。
唯一の工作は肩部の特大ライトです。

○塗装
薄いグレー部1：ライトエアクラフトグレーBS381C/627
薄いグレー部2：グレーFS36375
濃いグレー部：ガルグレー＋ネービーブルー(割合は不明です)
黒部：ジャーマングレー
シルバー部：クロームシルバー

○仕上げ
今回も現地改修仕様ということなので、デカールは少な目です。

...うーん、HGUCだとやることがないので書くことも少ないですね。

正面からです。
先行して発売されているHGUC量産型ザクよりもスリムな感じがします。
このくらいディテールが入っている模型の方が好きですね。
後ハメがない分、ザクIIのほうが作りやすいんですが...。
ところでこのザクI、よくみると、右足の足首から先だけ色が違うと思います。これは、ここだけザクII のカラーリング(グレーグレーFS36375とジャーマングレー)で塗っていて、「ザクIIの部品を持ってきた」という感じにしてみたかったからです。最初は両足ともライトエアクラフトグレーとガルグレー+ネービーブルーで塗っていたのですが、それだとなんだか「シン・マツナガ機」のように見えて現地改修っぽい印象が薄かったため、アレンジしてみました。結構気に入ってるんですがいかがでしょう？

後ろからです。
適当に作った濃いグレー(上記参照)は今思うと、サーフェイサーの色です(汗)。この2色、寒冷地仕様というよりは、ロービジ塗装に使った方がよさそうですね。
そういえば、むかし、BB戦士Zガンダムをロービジ塗装して作ったのを思い出しました。

今回の目玉、特大ライトです。
バズーカラック見ていたら、ココなんか載せたいなぁ、何がいいかなぁと考えていたところ、先のザクIIが通信力強化だったので、こいつは視界をよくしようと特大ライトをつけてみました。
軍用艦船に搭載されるライトを参考に市販パーツからスクラッチしてみました。戦車用だと小さすぎて目立たないんで(;^^
きちんと計算してないんでわかりませんが、おそらく艦船に搭載されるものと同等の大きさだと思います。まぁ、こんなん付けたせいで、バズーカを肩に乗せることは出来なくなりました(笑)

ランドセルも改造しました。よくわからないパーツとアンテナをつけてそれっぽく。ランドセルからバズーカラックに伸びる謎のパイプは「ライトへの電力源」だと考えています。ザクIにはもともと動力パイプのカバーがないため、ここの部品もザクIIからの流用だと考え、ザクII の色で塗っています。

スパイクシールドです。
何故かコレだけドライブラシしてしまいました。トゲの先端、トゲのある側の平面のエッジ、シールドのL字に曲がっている部分に重点的にやってたんですが、シールドの色とシルバーの色が近くて、どこにやったかよくわからない～。

2機揃い踏みです。
「1つの部隊」として違和感がなければ成功なのですが、この寒冷地シリーズを作るに当たっての脳内設定として「シベリアに逃れる部隊＝オデッサ敗残兵の寄せ集め」というイメージがあるため、カラーリング、機体番号などはあえて統一していません。全て統一したほうが見た目はキレイなのでしょうが、バラバラな方が敗残兵の寄せ集めっぽい感じが出るかと思っています。おそらくオデッサにいた頃の正規の部隊では活動していないと思いますしね。