mono-eye(limited-edition)

ザクキャノン

MS-06K ザクキャノン

９機しか生産されなかったというザクキャノンです。後方支援という役からすればマゼラアタックの方が生産性がいいからですかね？ところでザクキャノン、Z-MSVのキットを購入して、「あれ、こんなかっこ悪かったっけ？」と疑念を抱き、仮組みをしてデキの悪さに愕然。左右で形が違うとかあんまりですよ...。というわけで、恒例のHGUCとのニコイチです。設定画によると、K型はその元となったJ型(F型から？)とかなり違います。ですが、K型もJ型のバリエーションの1つという印象を強めるため、あえて設定画から離れJ型に近いものを制作しました。

■主な仕様
○工作
弄りすぎてどうなったのかよくわからない...
旧キットの部品を使っているのは、頭部サブカメラ、同アンテナ、右肩シールド、左肩スパイクアーマー、膝部アーマー(？)、及びランドセル(180mmキャノン、ビッグガン含)です。
before-afterの写真を載せているので参照下さい。

○塗装
イエロー部：ダークイエロー
グリーン部：RLM83ダークグリーン
ブラック部：ジャーマングレー
グレー部：ニュートラルグレー
メタリック部：ガンメタル(ガイアカラー)、ガンメタル(タミヤエナメル)
シルバー部：ブライトシルバー(ガイアカラー)、クロームシルバー(タミヤエナメル)

after

○仕上げ
ウォッシング(フラットブラックで)
デカール
つや消しコート
をやりました。ウォッシングはあまりしないんですが、こいつは汚れてるほうがいいだろ～と汚しました。

※2006年11月20日　写真を一部変更しました。
※画質のよいものが再撮影した写真です。

前と後ろからです。
ビッグガンは外しています。
個人的には後ろから見たほうがカッコいい機体だと思っています。

ところで、意味もなく仰視です(笑)。
いえ、意味はあります。やはりMSVは「大河原立ち」の方が似合う気がします。立ち方は「カトキ立ち」っぽいですが、仰角で撮ったほうがらしさがでるかなぁと思ったのです。

色はほぼ設定に従っています。お分かりの方もいらっしゃるでしょうが、今回の色は「ドイツ」です。ダークイエローはティーガーなどドイツ戦車に使用された色、RLM83ダークグリーンは同じくドイツの飛行機(Ju87とか)に使用された色です。

あ、そういえば、こいつは何故かフトモモだけ白いです。フトモモを強調したいのか？最初はここもダークイエローで塗っていたんですが、イマイチしっくりこず、イロイロ試した後、やはり白(正確にはエアクラフトグレー)に落ち着きました。

また、このフロントアーマーが気に入っています。J型のフロントアーマーを細く切り、切り取った破片の方をサイドアーマーに接着しています。これは楽に出来る工作の割りに効果抜群でした。

上半身です。
変なあご(口？)をしていますが、わざとです。HGUCはちょうど口の部分だけ別パーツなので、本物もきっとそうだと判断しました。で、K型はココだけ別注のパーツなのだろうと解釈し、そこだけパーツを自作し強引につけました。頬から顎につながるラインも歪なままにしておくことで、K型の異形さと(それでも)J型のバリエーションの1つであることが伝われば幸いです。

モノアイは通常ピンクなのですが、珍しく着色しています。赤の方がMSVっぽいですからね！

もう1つ、K型は腰のパイプも変な接続をしています。そこは設定どおり再現しました。するともともとパイプが接続する部分ががら空きになってしまうので、ふたっぽいパーツをつけて(ディテールアップも兼ねて）みました。

後頭部です。
K型は(無駄に)360°モニターなので、モノアイがぐるっと一周します。しかも設定では傾斜して360°回るようです(回転軸が垂直でないということ)。これまたHGUCのJ型は軸が垂直であるのでそれに従い「360°回転する」部分だけ再現しました。アンテナはいつもの伸ばしランナーです。

ランドセルはほぼそのままです。左肩側の2本の怪しいパイプはスモークディスチャージャーだそうです。これはキャノン発射時の排煙という意味でしょうか？それとも煙幕発生器？

ビッグガンを構えてみました。
でもこれを持つと腕の動きがかなり制限されて、ほとんど足しか動かせなくなりますorz

再撮影した写真は実はドライブラシをした後のものなので、ドライブラシの有無で写真の新旧を判別できます(笑)。ドライブラシはかなり大袈裟にやってます。肘と膝(接地性を良くしてから射撃をするような気がするから)、スパイクアーマー(体当たりするから)は特に大袈裟です。