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ここから転出して既に16年、あまりにほったらかしだと消される恐れがあるので、維持管理のための投稿。昨年はトルコに2回、イスラエルへ1回行けて、まずまず充実した年だった。本も出すことが出来てよかったよかった。加齢のため健康の方はますます注意しないといけなくなってきた
2024年02月08日
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維持のため約一年ぶりにログイン。 昨年(2022年)はコロナの影響もだいぶ落ち着いて、夏にトルコ、そして今年(2023年)3月にもトルコへ行けた。 仕事面は浮かず沈まずだが、新たなことに挑戦中。早く済まてすっきりしたい。 体調面では、加齢の影響もあるのか、口腔関係のトラブルが続く。
2023年04月02日
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久しぶりにログインしたら管理画面が変わっていた。 メンテナンスのためのログイン。 前回書き込みからまた1年近くが経過した。この間ワクチンを3回接種したが、コロナはいつ収まるんですかね。今はロシアのウクライナ侵略の方が注目されている感はあるが。 ここで日記を書いていた頃に比べても、恐ろしい時代になったもんだ。 今年は外国へ行けるだろうか。夏は行く予定が立ったのだが、仕事の都合で無理になった。
2022年04月29日
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あっという間に1年が経ってしまった。 放置するといきなりブログを消されてしまいそうな気がするので書き込み。 予想通りというかコロナは収束せず、政府の無能(というか無策あるいは放置)ぶりばかりが目立つ。出来るものならイスラエルやアメリカにワクチン接種に行きたいものだ。 当然ながら昨年3月から一切国外はおろか居住地からもほとんど出ていない。感染が下火になったと思われた昨年11月に一度だけ一泊二日で福岡へ出張した以外は、ほぼ居住地から出ていない(隣県に行くことは3回ほどあったが)。 次はいつ国外へ出られるだろうか。
2021年05月24日
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メンテナンスのため書き込み。 昨年2019年は春にギリシャとトルコ、夏にトルコとイスラエルへ行った(その他1月に韓国へ社員旅行)。仕事の方はまずは順調。健康は多少不安なこともあったが、問題ない。 今年はもうすぐ半分が終わりそうだが、3月にトルコへ行った。トルコでコロナ騒ぎが起きる直前のことでラッキーだった(当初ドイツへ行こうとしていたが、トルコにしておいて正解だった)。 4月から5月まで基本在宅勤務が続いていたが、6月から部分復帰している。今年の夏はトルコに行けるだろうか。
2020年06月05日
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今年も半ばが過ぎ、大きなイベントはほぼ終わった。 3月はギリシャ(とトルコ)へ行き、大変な目にもあったが、まあ良い旅行だったと思う。 7月はトルコ、8月はイスラエルへと二度出かけた。夏の間に二度出かけたのは初めてではなかろうか。その間仕事の方も忙しかったので、まあよく行かせてもらえたと思う。 自分もすっかり歳を重ねてきたが、そろそろ親の世話も真剣に考えないといけなくなってきた。
2019年10月03日
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何も書いてないといきなり消されそうな気がするので書き込み。 昨年は4回外国へ行ったが、今年も何度か行けそうだ(既に韓国へ行った)。来週からはギリシアとトルコへ行く予定。夏はトルコ・・・・かな?イスラエルは今年もないだろうか。
2019年02月27日
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ここの維持管理のために久しぶりに書き込み。一年近く書いてなかった。管理画面も変わったのね。 次はオーストリアかギリシアかスペインかイタリアに行きたい(研究上ではキプロスとイランか)。 メキシコとロシア(シベリア)からご招待いただいているが、正直急いで行きたいとは思えない。
2017年03月03日
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今は他所でブログやっているが、そこでは過去の月別一覧を折り畳むことが出来ないので、7年も続けていると80行を超えるので、表示がびろーんと縦長になってしまう。 まあ下のほうは見なけりゃいいんだから気にすることもないのだが、そもそもブログ運営の方では7年も10年も同じとこでブログを続けるとかあまり想定していないのではないだろうか。 いずれここに帰ってくることもあるかもしれないが、あっちはあっちで非常に重要な日々の記録になったので消されるのが怖いなあ。こっちは過去の懐かしい思い出と、若気の至りの恥ずかしい記録ということで、やはり消されて欲しくないものだ。
2015年04月18日
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最近ここをほったらかしていると思って久しぶりにログインして、このブログの開設日時を見たら、2003年10月5日とあるではないか。今日でちょうど11年か。 確か夏に長いことトルコに行っていた間にライコス日記が消滅してしまい、こっちに移ってきたんだっけな。ここはもう6年くらい遺跡になっているので、機能していたのは2003年から2008と5年間だったわけだ。移転先でももう6年経ったのか。うーむ。 最近はツイッターだ顔本だとあるけど、ブログはなお一定のニーズがあるのか、無くならないですね。
2014年10月05日
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最近入手した本の中から。多すぎて忘れてしまったものもあるので全部ではない。
2014年05月02日
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今別の所でブログを続けているわけですが、月別のリストがいい加減だらーんと長くなりすぎて見にくくなってきた。 そろそろ引っ越し時だろうか。と言ってここに戻ることはあまり考えてないわけですが。 ここは画像をいちいち小さめに加工しないとアップ出来ないのが面倒くさい。あそこは自動的にサムネールを作ってくれるので日記への挿入がしやすいのがいいですな。
2014年01月07日
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半年に一度くらいはこちらにも書き込んでみるテスト。 新館のほうがいいかげん使いづらくなって来たのでこっちに戻ってもいいのだが・・・・挿入する画像が使いにくい。 楽天でお友達登録している人(たぶん30人以上いたと思う)で、今も楽天でブログを続けている人はたったの4人。なんたる凋落ぶり。というかブログ自体がもうオワコンなのだろうか。
2013年08月05日
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2012年12月16日
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今年入手した本の抜粋。全部載せようとしたら字数が多すぎると怒られたのでまずは半分。ふくろうの本図説ビザンツ帝国 刻印された千年の記憶/根津由喜夫【RCP】価格:1,890円(税込、送料別)【送料無料】 トルコ・イスラーム都市の空間文化 / 浅見泰司 【単行本】価格:2,940円(税込、送料込)【送料無料】古代のシナゴーグ [ フロヴァルト・ギル・ヒュッテンマイスター ]価格:3,045円(税込、送料別)【送料無料】食はイスタンブルにあり [ 鈴木董 ]価格:1,325円(税込、送料別)【送料無料】 図説イスタンブル歴史散歩 / 鈴木董 【全集・双書】価格:1,890円(税込、送料込)【送料無料】地球の歩き方(A 25(2012〜2013年) [ ダイヤモンド・ビッグ社 ]価格:1,890円(税込、送料別)【送料無料】戦国の軍隊 [ 西股総生 ]価格:1,470円(税込、送料別)
2012年12月14日
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ときどき更新しないと、いきなり日記ごと消されそうな気がするので更新。
2012年09月27日
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r;;;;ミミミミミミヽ,,_ ,i':r" `ミ;;, 彡 ミ;;;i 彡 ⌒ ⌒ ミ;;;! ,ゞi" ̄ フ‐! ̄~~|-ゞ, ヾi `ー‐'、 ,ゝ--、' 〉;r' `,| / "ii" ヽ |ノ 't ト‐=‐ァ / どじょうより ,____/ヽ`ニニ´/ チンパンジーのほうが r'"ヽ t、 / 良かっただろ / 、、i ヽ__,,/ パンダもついてきたし / ヽノ j , j |ヽ |⌒`'、__ / / /r | {  ̄''ー-、,,_,ヘ^ | ゝ-,,,_____)--、j / \__ / | "'ー‐‐--
2012年01月25日
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運営が「やれ」というもんだから何がなんだか分からないまま楽天プロフィールというのを作ってみた。いきなりブログの過去記事消されたりしたらかなわないので。 10年近く掲示されていたプロフィールも、せっせと作っていたリンク集も一瞬で消えた。はかないものよ。 現在利用している他のSNS(何とは言いませんが)とここは絶対にリンクさせないのでよろしく。他のSNSでも交流したい方はメッセージを送ってください・・・・って、それも無くなっちゃったんだよな。
2012年01月12日
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楽天日記から掲示板やブックマーク、足あと記録の機能がなくなるんだそうだ。 理由はツイッターとかミクシィ、フェイスブックの利用が広がっているかららしい。そういうのと連動させたくない利用者だっているだろうに。楽天日記利用者同士で足跡をたどったりして交流していた頃が懐かしいね。 この調子じゃいつの間にか過去日記を全部消されたりしかねないから、そろそろここの過去記事を別の場所に保管しておくかな。膨大な量だから大変そうだ。
2011年12月11日
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突如久々の復活です。といってもこのブログに戻る訳ではないですが。 全く放ったらかしにしていたアフィリエイト、最近なぜだか売り上げがなかなか好調です。まだ楽天で買い物すらしたことが無いのですが。お買い上げ下さった皆様にお礼申し上げます。 すけべ心を起こしてこっちに復帰しちゃおうかなと思わないでも無いですが、しばらくは新王宮で続けます。移転先↓アルタクセルクセスの仮王宮(宣伝)最近のお勧め、というか自分も少しは関わっている本。 最近もらった本↓
2009年05月26日
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楽天による「言葉狩り」のおかげか一時期沈静化していた掲示板へのエロ宣伝書き込みが、このところまた激しくなってきた。検閲やめちゃったのかな? 最近は掲示板を使うこともないので閉鎖してもいいのだが、とりあえず書き込み権限を楽天ユーザーのみに限定します。非楽天会員の方はお手数ですがメッセージあるいはコメントでお願いします。というか楽天でも管理人による表示決定システムを導入して欲しいのだが。・・・・・・ イスラエル行きがいよいよ目前になっている。宿舎でどのくらい自由時間が取れるのか分からないが(寝る暇が惜しいのでせいぜい1時間くらいと聞いたが)、宿舎内で無線?ネットが出来るそうなので、少しづつでもその日の作業や思ったことなど書いてみたい(初めて参加するところなのであまり突っ込んだことは書けないとは思う)。発掘日誌はいろいろ書いてきたが、Web上で書くのは初めてだな。デジカメも購入したので画像つきになるかもしれません。 聞くところでは休日にエルサレムと死海へのエクスカーションがあるそうなので、観光もそれなりに出来るようだ。・・・・・・ 出発前の準備とかで結局「インディ・ジョーンズ4」(「水晶髑髏の王国」。誰が横文字で副題をいうもんか)を見に行く暇はなさそうだ。イスラエルで見てもいいけど、ヘブライ語の吹き替えだとアウトだな。 今年はほかに特に見たい映画もないが、来年はヒトラー暗殺計画を描いた「ワルキューレ」(トム・クルーズ主演)、ドイツ人作家のベストセラーの映画化「朗読者」(ケイト・ウィンスレット主演、当初ニコール・キッドマンが主演だったが、妊娠したため降板)、南京事件で中国人を救ったドイツ人を描く「ジョン・ラーベ」(独仏中合作、主演ウルリッヒ・トゥクル)と、僕の見たい映画が続きそうだ。 えーと、どれもナチス絡みの話なんですがね・・・。「朗読者」は主演を英語圏の女優ではなくマルティナ・ゲデックにして欲しかった・・・・。冒頭のあの問題場面も映像化しちゃうんですかね。トムの映画はまあネタということで。これも主演のシュタウフェンベルク大佐はトーマス・クレッチマンに内定していたのをトムが乗り込んでしまったらしい。彼の体躯にナチスの制服は似合うだろうか?「ラスト・サムライ」での着物姿は意外なほど似合ってたけどね。南京映画には柄本明(松井石根)、香川照之(浅香宮)などが日本軍人の役で出ているそうだ。
2008年07月27日
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すげー酔った。気持ち悪い。ならブログ書くなってか。 もともと酒に強くないほうなんだけど、調子こいて飲んでしまうのね。もう若くないから節制しないと。・・・・・・・ フィデルが引退か。もう入院して1年半経つのにまだ退院できないし、あれだけしがみついていたのに辞めるとは、もう長くないんじゃないんだろうか。 毀誉褒貶はあろうけど(毛さんや金さんに比べれば好感持つ人の割合は圧倒的に多いと思う)、間違いなく20世紀の偉人の一人だと思うな。チェのほうが好きな人は多いと思うけど。
2008年02月19日
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僕はドイツからトルコへ行くのに車で東欧諸国を何度か行き来し(まあ通過しただけだけど)、留学先でそういう国々からの留学生とも知り合いになったし、トルコとのからみもあってバルカン半島や中欧・東欧の歴史にも興味をもち(専門じゃないので浅いけど)、このブログにもだらだらとその関連のこととかを何度か書いてきた。特に知り合いがいて実際に自分の目で見聞きする時間が割合あったセルビアについては、このブログにも何度か書いている。 そんな僕にはとても面白かった本の紹介。 昨年亡くなった米原万里さんという方は名前は聞いたことがあったし、エッセイが面白いとは聞いていたのだが、その本を読むことは今までなかった。初めて読んだのがこの「嘘つきアーニャ・・・・」だけれども、これはエッセイではなくノンフィクションで、大宅壮一賞を受賞したそうだ。そういうのを全然知らずに読んだのだが。 米原さんの父親は日本共産党の幹部で(のち衆議院議員)、父の仕事の関係で彼女は10代前半の思春期をチェコのプラハで送った。しかも通った学校は国際共産主義の胴元であるソ連の外務省が管轄しており、授業など共通語はロシア語、そして生徒の国籍は50以上に及ぶという国際学校だった。 その中でも特に印象の残る三人の同級生、亡命ギリシア人のリッツァ、ルーマニア共産党幹部の娘アーニャ、ユーゴスラヴィア(今はそういう名前の国さえない)公使の娘のヤスミンカの思い出が語られ、そして1968年のプラハの春、1989年以降の東欧変革と30以上の歳月を経て、筆者(「私」ことマリ)が彼女たちの消息を辿るというお話。 ノンフィクションというからには本当の話なんだろうけれども、東西冷戦の最前線、そして民族主義のるつぼとなった激動の東欧(中欧)を舞台とし、しかも同じ学校に通う彼女たちはいずれもかつての東欧諸国のエリートである共産党幹部の娘たちということになれば、「小説よりも奇なり」となることは請け合いである。 ・・・・・とこれだけでもう僕には夢物語のように聞こえる。 「お前だって留学しとるやんけ」と言われても、僕は高校まで地方の公立学校でのほほんと過ごし、大学に入るまでは外国人と実際に口をきいたことがほとんどなかった。中学の時に水餃子を売ってる中国残留孤児の人とか駅前のラーメン屋の台湾人、同級生の在日韓国人と話したくらいで(ていうかどれも「外国人」とも言えないが)、いわゆる「ガイジン」という言葉で連想される白人と話したのは高校時代にチューターか何かで来ていたオーストラリア人女性と二言三言会話した一回だけである。洋楽やオペラこそ聞いてたけど、何を言ってるのかはちんぷんかんぷんだったしな。 ただ高校以降となると、19歳で初めて行った外国がトルコで、しかも最初は英語もトルコ語もろくに出来なかったのだから(学校の英語の成績は良かったけど、話すのは全く別ですな。しかも相手はトルコ人)、あの時の不安は今でこそ滑稽に思えるが、全くものすごいものだった。それがトルコの田舎には行くわ、その年末にはホステスが白人女性ばかりの銀座のキャバレーに連れて行かれるわ(勉強とは関係ないけど)と、自分の意志というよりも周りの引き立てがあってこそだが、すごい変化だった。それに留学までしちゃうんだからねえ・・・。 ・・・・しょうもない自分のことを書いてしまったが、大多数の日本人の思春期の外国人体験なんてこんなもんでしょう普通(今は高校ごとに外国人教師とかいるのかな?)。とにかくこの本は米原さんのいわば異常体験なくしてはあり得なかった本であることは間違いない。 ただこの本の面白さは、本人の体験や、激動の東欧(くどいけど中欧ともいう)史という背景にあぐらをかいているだけではない。 まずもっていくら懐かしいからって、異国でもう30年も音信不通のかつての同級生を探しになかなか行こうとは思わないんじゃないだろうか。ロシア語を専門とする人だから思い立ったし実現できたのだろうが、大変なエネルギーが必要だったと思う。所詮学校なんていい思い出ばかりじゃないだろうし。 それに出てくる人物に対して説明調では全くなく、読んでいくうちに自然にそのイメージが浮かび上がる筆致。これも真実の重みというものかもしれないが、普通こうした「激動の・・・」なんてノンフィクションを書こうとするとやはり力んでしまい、描写も大げさになるんじゃないだろうか。学校時代の思い出の場面は確かに中学の同級生の思い出話のような口ぶりなのだが(米原さんの好きな下ネタも登場)、各人が抱えるそれぞれの事情が、本人の意思にかかわりなくだんだんその人生に影響していくさまが、全体に明るい、淡々とした語り口だけにかえって不気味にのしかかってくる。 ただこういう人生の機微は共産主義国とかに関係なく(程度の差はあるかもしれない)、人間誰にでもあるものだと思う。この本のテーマは分かり易く言えば国際共産主義とは対極にあった民族とか民族主義であるが、主人公はそうしたものの叫びなどとは無縁であるつもりであるのだが、否応なくそれを意識させられていくことになる。民族主義といわずとも、こうしたしがらみはどこの誰にだってあるものだろう。 それがしっかり書き込まれて、この本は輝きを増している。共産党エリートの特異な体験談でもなく、落合信彦あたりが書きそうな「激動の東欧に取材した渾身のルポ!」などという、1年も経てば100円で売られるような床屋政談・海外紹介では決してない(そういうものへの需要があるのも確かだが)。あくまで部外者の立場に立ちながらも見事に切り取られた生きた歴史の断片がある。そうした史料は価値を失わない。 ・・・とまあ、とっても面白く読んだのだが(背景となる歴史などについては僕は割合知っているほうだし、実際に思いあたることもあったので、読みながらニヤリとすることもあった)、正直これだけカタカナがたくさん出てくるとなかなか大向こうには受けないんじゃないかと思う。東欧(中欧)の地理や民族問題なんて新聞で読みでもしない限り縁がないし。 それでもこれだけ評判になった(んですよね?)というのは、彼女の筆力や人間に対するまなざしの確かさに尽きるんじゃないかと思う。僕に欠けてるものですな。 ところで夫にするならスロヴァキア人、世界一の美男国はセルビア、ってこの本に出てくるけど、どうなんだろか。 男女を問わずスロヴァキア人にいい人が多いというは僕も感じたが。あと狭い僕の知る範囲では、美女国はスロヴェニアですな。こればかりは個人の好みだから決めつけられるもんじゃないが。
2007年07月15日
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今日はお勧めの本の紹介。今日の日記のタイトル、ユルゲン・トールワルド著「外科の夜明け」である。 今楽天のアフィリエイトで検索してみたが引っ掛からなかった。日本語版はかなり以前に講談社文庫から塩月政雄氏の訳で出版され、10年程前にそれを短縮したものが角川文庫から再刊されたが、今は絶版になっているのかもしれない。読みやすさでは角川文庫版なのだろうが、僕は講談社文庫版の方をお勧めする。原題はDas Jahrhundert der Chirurgen、つまり「外科の世紀」で、今から半世紀も前の1956年に発表された。 この本に出会ったのは、実家で父の遺した蔵書を読みあさっていた時だった。確か高校生か大学の学部生の頃だろうか。結構分厚い本だったのだが、夜が明けなんとするのも忘れて読み耽った記憶がある。 この本を唐突ながら思い出したのは、先月初めに著者のトールワルド氏の訃報に接したからだった。4月4日没、享年91歳だった。高齢だったので、むしろまだ生きていたのかと驚いたものだったが。 トールワルド氏は本名ハインツ・ボンガルツで、1915年ゾーリンゲン生まれ。ケルン大学医学部に進学して医師の道を志すが、健康上の理由で断念、歴史学に転じた。1939年には早くもドイツ空軍に関する評論を出版して文筆家としてのスタートを切った。 第二次世界大戦後、新聞の編集長などをしていたが、1949年に「ヴァイクセル川での発端」「エルベでの終焉」と題する、第二次世界大戦末期におけるドイツ東部戦線の崩壊とドイツ系住民の集団避難に取材した大著で名声を得た。この作品では体験者個々に取材した綿密な調査と、それを戦争末期の混乱という大局の中で描き切った筆力が注目された。その後第二次世界大戦やドイツの軍需蚕業に取材したルポをいくつか発表した後、かつて志した医学に取材した作品を次々と発表する。1954年にヨーロッパ王侯の血友病に取材した「王者達の血」、そして1956年にこの「外科の世紀」、1958年にその姉妹編の「外科の世界帝国」(日本語版「近代外科を開拓した人々」)と続く。その後も医学や軍事、そして犯罪学などに取材したルポを発表し続け、1984年には連邦第一級勲章を受賞した。 楽天アフィリエイトでは以下の著書のみが見つかった。多分1958年の「外科の世界帝国」の邦訳だと思う。 さてこの「外科の夜明け」だが、1846年10月16日、アメリカのワレンによって行なわれた麻酔による最初の無痛手術の成功から、1896年にドイツで行なわれた最初の心臓外科手術成功まで、およそ半世紀に渡る外科手術の進歩を描いている。(先に断っておかないといけないが、あえて上に「最初」と書いたが、実はワレンよりも42年前に日本では華岡青州による最初の全身麻酔手術が成功している。しかしさしものトーワルドもこの日本の外科医については知らなかったとみえて全く言及されていない。まあ当の日本人だって明治になって西洋医学に転じてしまい、有吉佐和子が「華岡青州の妻」を著すまでほとんどその事蹟を忘れてしまっていたのだから、トールワルドを責めるわけにもいかないだろうが。ただしドイツ人がつい最近までヨーロッパ以外のことにあまり興味を持とうとしなかったのも事実ではある) トールワルドは「私」と一人称で語るアメリカ人医師ヘンリー・ハートマンを登場させ、彼が多年に渡って医療の現場で実際に数々の近代医学の進歩を目の当たりにした見聞録の体裁を採っている。このスタイルは、画期的な技術や発見の登場を前に驚き戸惑い、時に反発する当時の人々の心情を表現する上で実に効果的だったし、神のごとくに歴史的事実を見下ろすのではなく、当時の人々の視点に立ってより身近に感じさせる。ハートマンは胃癌でその妻を失うのだが、最新の外科技術で妻の死病を克服しようと模索するハートマンの姿は劇的である。「多分に小説的でルポとしての価値を損なう」という意見もあるだろうが、読み物として上出来と言っていい。その「小説的である」ために、当時の風俗や医学史上の偉人たちの人物像まで綿密に調査している。これぞドイツ人の記録マニアの面目躍如、と思わせる(叙述スタイルはむしろアメリカ的かもしれないが)。 19世紀半ばまで、外科手術は拷問と変わりなかった。痛がる患者を力づくで押さえ付けて患部を切り裂いたり切断する外科手術は、患者にとっては地獄の苦しみだった。それでも生きるため、患者たちは一縷の望みをかけてその責め苦に耐えようとした。ハートマン自身がインドで膀胱結石にかかって危うくその責め苦を受けそうになるのだが、その辺りの記述は尿管結石になったことのある僕には他人事とは思えない(苦笑)。 そして19世紀半ば、麻酔法が開発されて痛みは取り除かれるのだが、メスが体内深く切り込む程に、死亡率は上がってしまう。当時の医師は細菌の存在すら知らなかった。クリミア戦争、南北戦争、そして普仏戦争の野戦病院では麻酔手術が行なわれるのだが、術後に死ぬものが多かった。血や膿の付いた不潔なメスや包帯を使っていたのだから院内感染も当然である(その点でも華岡青州は、患部を消毒するなど欧米の医者よりもはるかに進んでいたのだが、経験的なものでそれを裏付ける理論がなかったため後に続かなかった)。やがて防腐法が開発されて外科医の手はついに「人体最後の聖域」心臓にも及んでいく。 トールワルドの筆はこうした技術のみならず、医学界の人間模様にも及ぶ。「麻酔法発見」の名誉(と特許による収入)を巡って醜く争うウェルズとモートン、防腐法を発見しながら学界に受け入れられず孤独な最期を遂げるゼンメルワイス、自らの名声と経験に頼るあまり固陋になり、新技術を受け入れようとしないシンプソン.....、去年だか一昨年だかに再ドラマ化でブームになったという山崎豊子の「白い巨塔」ではないが、医者も所詮は人間であり、トールワルドの筆致は容赦ない。 新薬が開発されたり遺伝子治療なんかが話題の現代から見れば、50年前に発表されたこの作品は古臭いだろうし、やたら切ろうとする外科医はむしろ批判されるのだろうが、医学の進歩がこうした医師たちと無数の名もなき患者たち(その多くは地獄の苦しみの中で死に至った)の、文字どおり血と汗と涙によって成し遂げられたことを知るべきだろうと思う。 上記の通り、この本は父の遺した本の中から見つけたのだが、その奥書きを見ると父が死ぬ一年程前に印刷されたものだと分かる。癌の告知を受けていなかったとはいえ、父はどういう気持ちでこの本を読んだのだろうか。得たものは希望だったのか、絶望だったのか。父は上に挙げた山崎豊子の「白い巨塔」も病床で読んでいたようだが、あまり入院患者の読むべき本じゃないですなあ。 病床にある父を見舞うため、幼時の僕は週に一度は屋上から東京タワーの見える大学病院に行っていた。病院独特の消毒液の匂いは僕の幼い頃の記憶の多くを占めていて、医学に興味を持っているのはその辺も関係しているのかもしれない。父が癌で死んだ時、癌の撲滅を人生の目標にしようと調子よく思ったこともある。もっとも、父と同じで理系科目がまるでダメなので、僕が医師になれる可能性は微塵も無かっただろうけど。せいぜい手塚治虫の「ブラックジャック」を読んで医者になった気分を味わうくらいである。 というわけで考古学なんかやってるわけだが、その立場?から「講談社版」の訳にどうしても一言言っておきたいことがある。第三章「手術熱」の第一節が「スクタリ」となっていて、その地名に対して訳注には「アルバニア北部の都市」(現シュコダー市)なんて載っているのだが、クリミア戦争でナイチンゲールが活躍した病院があったのはイスタンブルの対岸のウスキュダルでしょう、やっぱり(だから「クリミアの天使」と呼ばれたナイチンゲールは、クリミア半島にある前線の野戦病院には行っていない)。多分原語から訳する時に混同してしまったのだろう。もし今後日本語版が出ることがれば、是非これは直しておいてもらいたい。
2006年05月06日
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しばらく日記をさぼっていたら、日記の管理画面がいじくられていた。 そして民主党の代表が、偽メール事件の責任をとって辞任した前原さんに代わって小沢一郎になっているじゃないか。対立候補は菅直人元代表だし、「昔の名前で出ています」じゃないけどもう少しなんとかならんかったもんかねえ。二人とも実力派というのは分かるのだが。 どうでもいいことだが、菅さんに加え鳩山由紀夫、江田五月といった民主党の古老たちは、先祖は僕と同郷なんだそうである(だから菅さんの息子は僕の実家の選挙区で立候補した)。明治維新の藩閥にはなれなかったが、有能な官吏として中央政界に進出してきた地方としての名残りだろうか。あと有名なところだと犬養毅、平沼棋一郎(とその孫の赳夫)、宇垣一成、橋本龍太郎元首相、そしてレーニンの隣に眠る片山潜なんてのもいる。・・・・・・ 笛吹きさんの日記で「成分解析」なるページがある事を知った。ある言葉を打ち込むとその「成分」を分析してくれるという、まあHN占いのようなお遊びのページですね。面白そうと思ったら、リンク先の蒼野青さんところを見ると結構今流行っているそうなので、僕はあまり流行に乗らない方とは言え、ちょっとやってみよう。 まずは僕の専門から。これを知っとかないと、頓珍漢な研究とかしそうだし。ではその結果。 考古学の56%は微妙さで出来ています 考古学の36%は理論で出来ています 考古学の5%は成功の鍵で出来ています 考古学の2%はお菓子で出来ています 考古学の1%は媚びで出来ています ・・・・、「微妙」か....。まあ理系とも文系ともつきにくいところがあるし、微妙ちゃあ微妙なところがあるが、あまり微妙だと学問としてどうですかねえ。 英語圏で流行っているような考古学「理論」は正直いって好きじゃないし、俺には向いていないんだろうか。「成功の鍵」ってなんじゃらほい。お菓子は好きだが(日本での研究室ではよく食べてましたけどね)、媚びは嫌だ。 次は留学先でである「ドイツ」を解析。 ドイツの46%はかわいさで出来ています ドイツの44%は言葉で出来ています ドイツの6%は理論で出来ています ドイツの4%はミスリルで出来ています・・・・。なんじゃこりゃ。ドイツが「かわいい」というのはかなり分からない。僕はドイツに長く居ながらその本質を理解していなかったのか。 「言葉」というのはまあ分かる。「ドイツ」という国名・民族名からして、学問用語であり貴族の言葉でもあるラテン語に対置しての「民衆(の言葉)」を意味する「テウディスクス(teudiscus)」が訛った名称に由来するといわれているし(だからイタリア語ではドイツ人・ドイツ語の事を「テデスコ」という。ただし「ドイツ」の語源には異説もある)。まあそれを言ったらスラヴ族のスラブも語源は「言葉(スロヴォ)」という意味らしいが。ちなみにスラヴ系言語でドイツ人・ドイツ語を「ネメツ」というのは「理解出来ない(ネ・メツ)」という形容詞が名詞化したものだという。 「理論」も分かる。理屈っぽいしなあ。ミスリルちゅうのは何でしょう?? 次は我が祖国「日本」を解析。川端康成は「美」、大江健三郎は「曖昧」と表現したが...。 日本の67%は嘘で出来ています 日本の28%は時間で出来ています 日本の4%はお菓子で出来ています 日本の1%は言葉で出来ています うへえ、日本の三分の二は「嘘」で出来ているのか。恐ろしい。「時間」ちゅうのは何だかハイデガーっぽいね。「お菓子」というのは「青い鳥」みたいで良い。「言葉」の成分が少ないのは、「それを言っちゃあおしめえよ」「以心伝心」という日本の心のなせるところだろうか。 ついでに僕と所縁のあるトルコで解析。 トルコの54%は罠で出来ています トルコの23%は情報で出来ています トルコの9%はミスリルで出来ています トルコの8%は言葉で出来ています トルコの6%はマイナスイオンで出来ています がははは、罠ですか、罠。まあ言葉巧みに誘い込む絨毯屋とかがイスタンブルにはうろうろしてるしな(笑)。なんとなくスリリングな感じがしていいじゃないですか。 いよいよ自分自身を解析。まずはネット上の人格である「アルタクセルクセス1世」を。 アルタクセルクセス1世の52%は記憶で出来ています アルタクセルクセス1世の33%は回路で出来ています アルタクセルクセス1世の7%は気の迷いで出来ています アルタクセルクセス1世の5%はマイナスイオンで出来ています アルタクセルクセス1世の3%はミスリルで出来ています むう。なかなか鋭い解析結果じゃないか。人格とは記憶の塊ということか。回路というのも、ネット上のことだから分かる(なんだかこんにゃく問答みたいだが)。 「気の迷い」か、ますます鋭い!「マイナスイオン」というとなんだか健康そうだが??また「ミスリル」が登場。なんだこれ。 最後に自分の本名で解析! XXXXの53%は真空で出来ています XXXXの32%は時間で出来ています XXXXの6%は気の迷いで出来ています XXXXの5%は理論で出来ています XXXXの4%は言葉で出来ています お、俺の半分は「真空」なのか。般若真経みたいだ。そしてまたも「時間」が登場。すべからく人間とは時間的存在である。そしてこれまた「気の迷い」が登場。まあぐずで優柔不断な僕らしい。 しかし少しだが理屈っぽいところもある。なんとかにも一分の魂、といったところか。そして「言葉」のみが僕が存在した事を示す証拠というだろう。たかがお遊びだが考えてしまいますな。
2006年04月07日
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こちらも手結川中マロさんから一月前に回ってきたバトンだが、いい機会だから回答してしまおう。*1* 家族や血縁などを通して自分に関係のある国は? 日本だけです。ああ、従兄弟に在日韓国人と事実婚している人がいます。*2* 今まで住んだことのある国は? 日本とドイツ。*3* 文化的マイノリティである自覚はありますか? 日本ではないですが、ドイツでは多少ある。でも日常であまり強く感じた事はない。これは僕が大学という狭い世界しか知らないからだろうか。*4* マイノリティで良かったと思うことは? 関心を引きやすいし、自分の説明をする時に日本のことでごまかしたりして、話題を作りやすい。日本のことに関しては相手よりもよく知っているというちょっとした優越感にも浸れるし。 ドイツ(のインテリ層)はマイノリティ保護に敏感だし、トルコ人は日本好きな人が多いので、一種のスター気分になれる(笑)。*5* マイノリティって面倒だなぁ~って思うときって? 日本人の名前ってどうもかなり言いにくいらしく、なかなか覚えてもらえない。あとは法的な面での違いとかだろうか。最近は日本食も手に入れやすくなったのでそういう面でのマイノリティ感は薄らいだ。*6* 初対面の日本人には自分をどうやって紹介する? 苗字だけを名乗る。あとは専攻とかをいう。*7* 初対面の外国人には自分をどうやって紹介する? 最初は名前の一部だけ(あだ名)を名乗る。どうも多くの日本人の名前は言いにくいらしく、一度で僕の名前をちゃんと言ってもらえたことがないので(特にトルコで)、ある時期から短いあだ名(Spitzname)のみを言うようになった。 最初は「あだ名は?」と聞かれても「そんなものはない」とフルネームで言わせていたのだが、いつの間にかあだ名を付けられるのでそっちに切り替えた。*8* 今まで住んだことあるとこ、または行ったことあるとこってどこ? 住んだことがあるのはドイツ(マールブルク、フライブルク)と日本(岡山県、群馬県、茨城県、神奈川県、東京都)。 行った事があるのはトルコ、シリア、レバノン、ブルガリア、セルビア、クロアチア、スロヴェニア、オーストリア、スイス、イタリア、フランス、イギリス、デンマーク、ギリシア、マレーシア、中国の北京(一日だけ)、ロシア(のモスクワ)。 このうち一週間以上滞在したのはトルコ、シリア、デンマーク、イギリス、フランス。*9* やっぱり自分はマイノリティだわ、と思うときってどんなとき? 冗談などの笑いのツボが違う時。ドイツじゃよくあるんですわ。*10* 「マイノリティ」って誰のことだと思う? マージナルな場に生きる人たち。単純な帰属意識を持たない人たち。*11* じゃあ、「マジョリティ」って? 何の疑問もなく自分がある集団に属すると信じている人々。*12* 日本もこうだったらいいのにぃ~って思う時は? いいところでもあるんだが、ちゃんとし過ぎている、マニュアル化し過ぎているところを緩めて欲しい。 あともう少し色々な種類の顔がいてもいいんじゃないだろうか。*13* 日本は好き? 好きです。何所に行っても自分は所詮日本人だと思う。*14* マイノリティ以外の人と付き合ったり、結婚できると思う? これは自分がマイノリティで、マジョリティの人と付き合うという意味だから、僕の例でいくとトルコ人やドイツ人とそうなるという意味の質問だろうか。ううむ。 出来ると思うけど、いろいろ苦労しそうでいざとなると考えてしまうかも。*15* 最後に一言。 マイノリティの居ない社会は想像出来ないし、そういう社会はつまらない。*16* あなたのまわりでこのバトンをまわしたい人をどうぞ。 我こそはと思う方は誰でも回答してくださって構いません。 あえて指名するなら、iskenderさん、ilaさん、笛吹きさん、ウー太郎さん、パティターニさん・・・・・ ワールドベースボールクラシック、日本代表がキューバを10-6で下して優勝!よくやってくれました。いろいろあった大会だが、正直まさか優勝するとは思わなかった。 野球の認知度が低いヨーロッパじゃまるで無関心だろうけど、オランダとイタリアも出てたんだよなあ。ドイツには駐留米軍が多くいたのに、どうしてあまり野球が広まらなかったのだろうか。オランダではそれほど野球が親しまれているのだろうか?今年はワールドカップでサッカーに注目が集まるだろうが、野球も忘れないで欲しい。 王監督が宙に舞ったが、胴揚げって実はバンザイと同じで日本独特の風習らしい(まあバンザイは朝鮮半島でもするらしいけど)。江戸時代には商家で年末の大掃除のあととかに順番で胴揚げをする習慣があった、と杉浦日向子の本で読んだ事があるが、アメリカなんかじゃ胴揚げじゃなくて肩車だそうですね。 今日は気持ちよく眠れそうだ。
2006年03月21日
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もう一月以上前にタビウサギさんから回ってきたバトンなんだが、回答を延ばし延ばしにしてきた。なんかとても答えづらいバトンではあるが、やってみようか。Q1、エロイと思うセリフを5つあげてください。 いきなりこういう質問ですか。あまりに直截的なのはアレなので、まあ遠回しなものを。なんかタビウサギさんの回答と似通ってしまったが。1 もう寝た?2 もっと3 やだ4 うーん ううむ、これ以上は思いつきません。というかみっともなくて書けません。 Q2、エロイと思うシチュエーションを5つあげてください。 1 風呂上がり2 看病などどっちかが動けない状況(これはマニアックか) 3 互いに目があって離れない これもこれ以上は書けません。Q3、あなたがエロイと思う服装はなんですか?5つあげてください。 1 せ、制服っすかね(笑)2 露出度の高い短い服装 3 浴衣4 スーツ(もう死語だがボディコンとか?)5 服装というかどこかだらしない着方Q4、ぶっちゃけあなたはどれくらいエロイですか? 聖人君子のふりをしてますが(そうは見えないか??)、かなりむっつりすけべです。Q5、次に回す人を5人教えてください 今回は指名しないので、やりたい人は是非挑戦してください。豊富なエロい表現は文学的センスを磨きます。私のような想像力が貧困な人間には難しいバトンでした。 この日記のコメント欄で回答してくれても結構です。
2006年03月20日
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最近途切れがちな上(意欲の欠乏とネット環境の悪さから)、小難しいこと(内容は大した事ないのだが)ばかり書いているこの日記をいつも目を通して下さり、またコメントを下さるiskenderさんからバトンをいただいた。今度はネット友達の印象とかを書いてまわすバトンらしい。 目を通してみると僕の事を随分持ち上げて下さっていて、あまりに実像と異なり(苦笑)恐縮至極なのだが、謹んでお答えいたします。1)回してくれた方の印象をどうぞ あくまで日記などを拝見したうえでの印象ですが.....。おおらかでいて芯が強い、そして何よりどんな人とでも打ち解けられる真のコスモポリタンです。あと日々の暮らしの中にも幸せを見つける事が上手な、人生の楽しみ方を知っている人ではないでしょうか。2)周りから見た自分はどんな子だと思われていますか?5つ述べてください 1、第一印象はいかつくてとっつきにくい2、話してみると思ったより怖く無い3、つまらないことを含めいろいろな事を知っている4、さらに知るといい加減(だらしない)で移り気なヤツだと分かる5、しかし時折強情さを見せる3)自分の好きな人間性について5つ述べてください。 1、明るい人、もしくは健康な人2、さりげなくよく気のつく人3、つまりは利口でいて控えめな人4、とはいえ遠慮し過ぎない人5、何でもいいから人に負けない特技や深い知識がある人、もしくはその気概がある人4)では反対に嫌いなタイプは? まあ要するに上の反対な人な訳ですが....、1、暗く愚痴っぽい人(隠れてする分にはいいですが...)2、知ったかぶりをする人(自分のことか??)3、他人を小馬鹿にしたような話し方をする人4、人の話を聞かない人5、軽薄な人5)自分がこうなりたいと思う理想像とかありますか? これは難しい。僕はふてぶてしい人間なので、現実に回りにいる人で「こうなりたい」と感じた人はいままでほとんど居なかった。例えば学識の深さではうち(ドイツでの)の先生とか、○○の研究分野では誰それとか、人柄では誰それとかいうのはあるが....。しいてあげれば司馬遼太郎とか宮崎市定とか? 家庭人としては自分の祖父(全くタイプは違うが父方・母方の両方)や父でしょうかね。影響が大きかったのは母方の祖父だと思う。 歴史上の人物となるともっと分からない。英雄・天才タイプよりも、篤実で穏やかな人・努力家が好きですね。 外見だけなら、同業者ということでインディアナ・ジョーンズ(絶対無理だけど。笑)。6)自分の事を慕ってくれる人に叫んでください! 私は至らぬところが多いですが、よろしく御鞭撻お願いします。見捨てないで!7)そんな大好きな人にバトンタッチ!(印象つき) これは誰を選ぶか非常に迷った。人数指定が無いけどこれ一人だけですよね? ネット上では無く現実の知り合いとかから選んでもいいと思ったが、ここは楽天つながりで選ばせてもらおう。 「大好き」と言うと語弊があるが...。僕も好きな(専門では無いですが)日本史について、ここ楽天広場でいろいろ教えてもらっているeba3515さんにお願いしようと思う。僕とは違い研究スタイルは計画的で堅実、かつ新しい知見を拓く研究者だと思います。 迷惑でなければいいのですが。
2005年12月30日
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今まで「ブックバトン」や「ミュージックバトン」というのが回ってきて回答したが(それ以外に僕を指名していて気付いていなかった場合はお許し下さい)、今度はタビウサギさんから「欲望バトン」というのが来た。 さてもいろいろなバトンがあるものだが、まあこうしたバトンはブログならではのものだろうから、とりあえず答えてみよう。お題は以下の通り。■Q1.今やりたい事 ■Q2.今欲しい物 ■Q3.現実的に考えて今買っても良い物 ■Q4.現実的に考えて欲しいし買えるけど買ってない物 ■Q5.今欲しい物で高くて買えそうに無い物 ■Q6.タダで手に入れたい物 ■Q7.恋人から貰いたい物 ■Q8.恋人にあげるとしたら ■Q9.このバトンを5人に回す。■Q1.今やりたい事 発掘調査。自分の現場をもちたい。場所はトルコかシリアかイラン。様々な時代の層がある複合遺跡。その条件に合えば小さい遺跡でも良い。 世界旅行。でもこれは観光では無く結局調査旅行になってしまいそうだが。行きたいのはシルクロード全行程の走破、ヨーロッパ・中近東全国の走破。地域による違いうや移り変わりを感じたいし、つぶさに遺跡を見て回りたいので車による旅行に限る。 これらを実現するにはちゃんと仕事を持って稼ぐ事が大事だろうから、それも「やりたい事」だろうか。■Q2.今欲しい物 これは品物に限るんかいな。それならばパソコン、カメラ(デジタル)、自動車(ワゴン車かオフロード車)といったところか。 あとはいつものことだが本。これは限り無い。■Q3.現実的に考えて今買っても良い物 パソコン。今持ってるやつだと画像処理が厳しい。■Q4.現実的に考えて欲しいし買えるけど買ってない物 安いデジカメとかプリンタ兼用のスキャナーだろうか。 2と3と4の質問は被ってないかい?区別が難しい。■Q5.今欲しい物で高くて買えそうに無い物 高性能のパソコン(どうせ使い切れないが)とか車。もっと大きいところだと博物館とか図書館とか研究所。■Q6.タダで手に入れたい物 家とか土地かな?動産はやはり買う喜びを味わってみたいが、不動産は額が大きいのでまだちょっと怖い。 ■Q7.恋人から貰いたい物 何を貰っても嬉しいが、使って役に立つもの。具体的には道具とか衣服とか。ただ僕の体格はいびつなので(肩幅が異様に広い)、衣服を贈るのは難しいかも。■Q8.恋人にあげるとしたら あっと驚かせる意外なもの。あとは自分と同じで使って役に立つもの、必要なもの。 上の質問もそうだが、物質に限らないんだったらやっぱり、「愛だろっ、愛」。 ■Q9.このバトンを5人に回す。 迷惑かと思いますが勝手に指名します。無視してもらって結構です。 笛吹きさん ilaさん ウー太郎さん iskenderさん hesseさん
2005年12月20日
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トルコに行っている間に手結川中マロさんからブックバトンが廻ってきたので、今更ながらお答えしようと思う。 お題は以下の通り。1、持っている冊数2、読みかけの本3、最後に買った本4、思い入れのある本5冊5、次にバトンを渡す5名様 1と2に関しては掲示板のほうで既に答えたのだが、もう一度書いておこう。1、持っている冊数 これは数えたことがないのでなんともいえないが、相当な数になるのは間違いない。今住んでいる部屋には推定400冊くらいの本があるのではないかと思う(雑誌などは除く)。日本にほぼ同数の本を置いてきているように思うので、総数は800冊くらいになるのではないだろうか。掲示板のほうでは1000冊とお答えしたが、ちょっと多く見積もり過ぎかもしれない。 特に多いのは文庫本、博物館のカタログ、研究書。2、読みかけの本 これも掲示板で答えたが、バトンを受け取った時点ではニック・ホーンビィの「ハイ・フィデリティ」とウンベルト・エーコの「薔薇の名前」を読んでいた。前者は既に読んだことがあったが気晴らしのための読み返し。後者はトルコに置いてきたので(厚くて重いため)、現在は途中で挫折した状態になっている。ちょっとドイツ語では難しかったです。3、最後に買った本 アンカラで買ったルドルフ・ナウマンの「Eski Anadolu Mimarligi」(「古代アナトリアの建築」)。トルコ歴史協会が出版したドイツ語からの翻訳書。11トルコ・リラ(900円強)とお買い得だった。マニアックな本で済みません。4、思い入れのある本5冊 これはとても難しいが、思いついたものから。思い入れというよりお奨めの本というべきかも。歴史の本ばかりになるのはご容赦ください。・カズオ・イシグロ「日の名残り」 もらって読んだものだが、集中してあっという間に読んでしまうほど感動した。巧みな構成、抑制が効いた、それでいて静かな感動を呼ぶ語り口など、どこを取っても文句無し。長さも適当。・Altanatolisches Metallhandwerk(古代アナトリアの冶金。ドイツ語) これまたマニアックな本で申し訳無いですが、これは僕の先生の本です。最初に会ったときにこの本をプレゼントされて、この先生に付いてドイツに留学しよう、と決めた本。ちょうど僕がやりたいと思っていた研究を、既にうちの先生が完璧にやってしまっていたわけですが・・・。・妹尾達彦「長安の都市計画」(講談社選書メチエ) 去年の日記で紹介したけど、もう一度。唐王朝の都である長安(現在の西安)を、ユーラシア史という鳥瞰的な観点と、市街の構成など「地上に立った」観点の両方から復元して描いた本。長安のみならず中国の歴史を考える上でも非常に参考になります。こういう本をいつか書いてみたい。・手嶋龍一「1991年 日本の敗北」(新潮文庫) 湾岸戦争で多額の援助資金を拠出しながら、アメリカにもクウェートにも感謝されなかった日本の「敗北」の姿を、省益にこだわる官僚や無為無策の政治家、現地で苦闘する外交官やビジネスマンなどを通して描いたルポルタージュ。話題としてはもう古いですが、日本は当時からどのくらい変わったと言えるでしょうか。・司馬遼太郎「豊臣家のひとびと」(角川文庫など) 司馬遼太郎はその作品をほとんど全部読むほど一時は傾倒したのだが、あえて人気の長編ではなく短編集から選んでみる(長編の中には全部読むのに疲れたのも多多あったので)。「新撰組血風録」や「幕末」と並んで、とにかく「上手いなあ」と思わされた一冊(それじゃ7冊になっちゃいますが)。5、次にバトンを渡す5名様 一応名前は挙げますが、面倒でしたら無視してください。あと「もう既に受け取った」という人も無視してください。・タビウサギさん・eba3515さん・turkuvazさん・笛吹きさん(今トルコだからすぐには無理かな)・ilaさん
2005年09月12日
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今日は快晴、気温も10℃を越え、急に春らしくなった。今の冬は寒暖が本当に不安定だった。つい先日ヨーロッパに大寒波襲来とか言っていたのだが。 今日は特に書く事なし。 楽天内リンク先の一人であるjasmine~さんが最近楽天外の別館でブログペットを始められたのだが(楽天ではブログペットは飼えない)、そのページに彼女の似顔絵が載せてある。リンクが貼ってあるのでそこに行ってみると、目鼻や髪型といったパーツを選ぶことで簡単に似顔絵が作成できるホームページがあるようだ。 似顔絵の使用条件として「リンクを貼って宣伝してください」ということなのでそうするが、似顔絵イラストメーカーというページで、顔だけでなく背景や手の持ち物も選ぶことが出来る。この似顔絵は携帯電話の待ち受け画像にも出来るそうだ(僕は携帯を持ってないので意味無いが)。 こういう遊びが結構好きなので(占いとか、政治的性向や支持政党を選んでくれるテストもやったことがある)、自分も早速似顔絵を作ってみた。楽天の新機能で画像を日記文中にはめ込むのが簡単になったので、その機能も使ってアップしてみる。 そういやライコス日記の頃はプロフィールにこうした似顔絵作成機能がついていたな(選ばないと勝手に作られてしまった)。アバターというのも作ったことがあるが、あれはファッション(服装・髪型)に重点が置かれてあまり顔が変わりばえしないので、すぐやめた。 さて出来た似顔絵のほうだが・・・。うーん?似てるかな??肌の色はもっと黒いよな。鼻はあまり隆くないのでこんなもんか。目が大きすぎたかも。僕は男にしてはまつげが長く、また二重まぶたなのだが、それを強調しすぎたかもしれない。もっと太っているように丸顔にしたほうが良かったかな(本来は結構縦長の顔なのだが)。あと僕の口は父親似でちょっと突き出していて(母は「カラス天狗の口」と揶揄する)、この平面的な似顔絵では表現しようが無い。実物はもっと毛深くてうっとおしいです。あと普段は眼鏡をかけていることが多い。 ウィーンの王宮に見えたので背景をこれにしたのだが、実際はどこだろう?ドイツに居るということで持ち物はビールにしてみた(本当はスコップとかつるはしがいいのだが)。服は一張羅のジャケットの色。 ごたくはこのくらいにして、見ていただきましょう。僕の顔を知っている人、似てる似てないの感想を頂ければ幸いです。 実物の写真はネット上の公害になるのでこの先も載せることは無いでしょう(笑)。追記;その後改めて検討して、修正版を作ってみたので差し替えてみる。目と眉毛を変えて鼻を控えめにし、顔の輪郭を太めにした。今度は夏の発掘現場でのイメージ。実測図を描く為に眼鏡をかけ、無精ひげを生やし(普段は毎日剃ってます)、陽に焼けている(細かいが頬に汗も出ている)。エジプトには行った事が無いのだが他に適当な背景が無い。
2005年03月15日
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今日は自分のことで書くことは特に無し。というわけでニュースなど。(以下引用) 復元住居放火、高校生ら逮捕=寒くて温まろうと-国指定史跡の加曽利貝塚・千葉 千葉市若葉区桜木町の国指定史跡「加曽利貝塚」で、展示用に復元された竪穴住居に放火したとして、千葉東署は10日、同市在住の私立高校1年の男子生徒ら、いずれも16歳の少年3人を非現住建造物等放火容疑で逮捕した。 調べによると、3人は10日午前3時20分ごろ、木の枠組みなどを使って作られた竪穴住居(高さ約3メートル、直径約5メートル)のそばで落ち葉にライターで火を付け、住居に燃え移らせて全焼させた疑い。3人は遊び仲間で、「寒かったので温まろうとした」と容疑を認めているという。 (時事通信) - 1月11日1時1分更新(引用終了) ・・・お前らあほか。寒くてやったというが、ちゃんと火にあたったのだろうか?江戸だったら火あぶりの刑だぞ。縄文時代はどうだったかしらないけど、疫病の起きた住居に火を放つことはあったらしい(ちょっと違うか)。この記事では意図的に住居に火をつけたのかどうか分からないが、なんでライター持ってるんでしょうか?タバコでも吸ってたのだろうか。僕は二十歳になるまでまで吸わなかったぞ(今は吸わない)。 加曾利貝塚には去年の3月に先生(繰り返すがドイツ人)とK君と三人で行った。復元された立ち並ぶ竪穴住居を見て先生が「こういうのを作るとドイツではすぐにいたずらで火をつけられる」とぼそりと言っていたのだが、先生、どうやら日本はドイツと同じようです。 今日は成人式だったそうだが、例年よりは荒れなかったそうだ。といってもどこにも馬鹿者はいるもので、式の壇上に酔っ払って駆け上がってもみ合いになったり、式のあとに酩酊状態で街に繰り出したり、飲酒運転で事故ったりした輩も居るという。あほくさ。 僕は成人式には出なかった。大学が故郷と遠く離れていてそのために帰省する(もしくは帰省を遅らせる)のが面倒だったし。当時住んでいた町の市役所から招待状は来たが、「林家こぶ平の講演」を聴きたいとも思わなかったし、幼馴染でもない連中と一緒に祝うのもあほらしいので行かなかった。というわけで成人式に感慨はなし。 まだ書き足りないので、ここ(マールブルク)からドイツ各都市への鉄道による移動の所要時間を表にして書いておこう。マールブルクはドイツのほぼ真中にあるから(やや西より)、日本と比べたらドイツの大きさが実感してもらえるかもしれない。マールブルク中心だからここに住んでいない人にはあまり役に立たなさそうだが・・。 僕は中学のとき「旅行プランクラブ」というのに入っていて(我ながら変なクラブに入っている。あと軟式テニス部)、時刻表とかを見るのは好きだし得意なのだ。まあ以下のは簡易時刻表から書き出しただけだが。 表は左から目的地、特急無しの所要時間、特急(IC/EC)を利用した所要時間、新幹線(ICE)を利用した所要時間(待ち時間含む)である。?は時間がかかりすぎるので掲載されていないが、丸一日かければ不可能ではないだろう。 Ohne mit IC/EC mit ICE アーヘン 4:38 4:11 3:13 バーゼル(スイス) ? 5:05 4:20 ベルリン(ツォー) ? 5:49 3:58 ボッフム 3:54 3:38 なし ボン 3:40 3:07 3:07 ブレーメン ? 4:19 3:22 ドレスデン 7:11 7:35 5:25 デュッセルドルフ 4:13 3:28 3:04 フランクフルト 0:58 0:58 なし フライブルク ? 4:19 3:26 ハレ 4:35 4:33 4:27 ハンブルク ? 4:06 3:56 ハノーファー ? 2:35 2:11 ハイデルベルク 2:52 1:55 2:13 カールスルーエ 3:57 3:01 2:24 カッセル(中央駅) 1:14 1:17 なし キール ? 6:15 5:00 ケルン 3:19 3:03 なし コンスタンツ ? 6:11 5:41 ライプツィヒ 5:21 5:21 4:59 マンハイム 2:45 2:11 1:53 ミュンヘン ? 5:38 4:58 ニュルンベルク 4:24 3:49 3:39 ザルツブルク(墺) ? 7:28 7:11 シュツットガルト ? 3:18 2:33 ウィーン(墺) ? 9:00 8:49 ヴュルツブルク 2:49 2:51 2:52 こうして書いてみると、路線によっては特急、特に新幹線は全然時間の短縮にならないことが分かる。日本のように細長い国ではないので幹線がいくつもあって複雑で(例えばここからニュルンベルクに行くには特急利用のフランクフルト経由の南回りと、新幹線を使うカッセル経由の北回りがある)、遠距離移動だと1つの目的地でも複数のルートがある(西村京太郎の十津川警部もののネタになりそうだが、ドイツにああいう「鉄道ミステリー」ってあるのだろうか?)。だからドイツでは自分で調べて自動券売機で券を買うよりも、窓口で一番早く安く行ける路線を聞くほうが、迷わないしむしろ手っ取り早い(まあもともと自動券売機はものすごく少ないし操作性が悪く不便。ただし窓口のほうは手際が悪いのか待つ時間はかかるのだが)。 ちなみに特急料金は乗る距離に関係無く4ユーロくらいを通常運賃に追加で払う。新幹線は別の料金体系になっていて割高になる。日本の新幹線ほど速くないようだ。駅に改札は無く、車内で車掌が検札に来る。基本的には切符を買ってからのるものだが、車内で支払うことも出来る。 非常に大雑把に言うと、ドイツを北から南まで列車で移動するとおよそ12時間、東から西まで乗ると8時間くらいかかることになる。日本だとどれくらいかかるのだろうか。
2005年01月10日
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長いこと日記を休んでいたら、なんだか書く意欲が減退した。今までが日記中毒気味だったからむしろいいことかもしれない。 昨日は夜に町外れのK君の家に遊びに行った。今日は一日中家に居る。このところ雨というかみぞれというか湿っぽい天気が続いていたが(昨日の夜は雨で生暖かかった)、今日は快晴だった。 ぼやぼやしていたらもう来週はクリスマスなのか。今年はクリスマスが週末と重なるのでまあ助かるといえば助かる。というのはドイツではクリスマス休暇には店がことごとく閉まってしまい食料を買い込んでおいたりしないといけないからなのだが、このところ規制緩和でスーパーの開店時間がどんどん長くなっているから以前ほど深刻ではなくなった。ロンドンなんかではクリスマスには地下鉄やバスはおろか、ホテルまでが休業してしまうという信じられない事態に遭遇したのだが、ドイツはそこまでではない。 留学したばかりの年はクリスマスにドイツ人のホームパーティーとかに招かれたものだが、ここ数年は一人でぼんやり過ごしているような気がする(ドイツ人の多くはクリスマスの晩は家で過ごす)。そういやプレゼント買って送らねばいかんな。 アジア・ツアー緒戦で日本代表に勝った(0-3)サッカーのドイツ代表は、ドイツ時間で今日の昼に釜山で韓国代表と対戦し、1-3で敗れた。クリンスマン監督になってからは初めての敗戦なのでこっちのニュースでは何度も触れている。 まあサッカーには相性という物があるだろうが、ドイツはやはり今はあまり強くなく、また韓国はアジア一の強豪といえるのだろう。サッカーのことは良く分からないが、志向的にドイツ人のサッカーと日本人のサッカーは似ていて、似ているから太刀打ちできなかったのだろうか??そういや2002年のワールドカップではドイツは1-0と韓国に苦戦していた(その試合でイエローカードを受けたミヒャエル・バラックは横浜での決勝戦に出れなかった)。
2004年12月19日
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