アルバム売りさん

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2010.01.09
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ちょっと考えてしまった

今日から法事で月曜まで帰省するのだが
返事のタイムリミットが火曜日という案件が舞い込んだ

リンの担任から電話があって
「リンさんの志望私立高校に行ってきたんですが…」
と言われた
私立校は、事前に先生が成績を持って訪問し
合否の審査をするそうなので
もしやリンちゃんアウトなのか!?

「文理進学コースを志望されてますが、特進コースでも大丈夫だそうなんです」
とのこと
特進コースは大学進学が前提で
一年生からそれなりの授業になるみたい
でもリンは一貫して美容師志望で進学する気はなく
高校生になってまで勉強なんかしたくないと
日頃言っているので
おそらく特進なぞには興味ないんじゃないかなぁと思いつつ
「本人と相談してみます」
と電話をきった

リンにそのことを話すと



と意外な反応
即座に却下するものとばかり思っていた

「リン大学なんか行かないからなぁ…」

「でも高校行ったら気ぃ変わるかもよ」

「ぅぅん…」



「特進コース行ったら授業時間数多いぞ
ミカミの野球の応援なんか行ってられなくなる」

と夫が横から否定的なことを言う

「ぅぅん…」

更に考えこむリンを見て
あたしも考えてしまったのだ

まぁ最終的にはリンが決めることだけど
あたしは親として
「リンちゃん決めなさい」と言うだけでいいんだろうか
所謂“教育熱心”な親の子だったら
“学力レベルのより高いところ”を選ばせるだろう

公立高校にしても
本当にリンが行きたいなと思っている、
上位高校を狙うべく
もっと早くから対策もし
先生にも相談していたら
リンなら合格できたのではと思う
いや、今でももしやイケるのかもしれない

ちなみにその上位校にリンが行きたいなと思う理由は
その学校は服が自由なのだな
「ミカミの高校の制服着てもいいんだよ♪」
と、あたしに吹き込まれたからだったりする
不純…( ̄m ̄)

あたしは、美容師になりたいというリンの夢がとっても素敵だと思っている
ただ、リンはまだ中学生
一生を決めるのはまだ早い
高校に行っていろんなことを見て感じて
いろんなお友達や大人に出逢い
徐々に足元をかためるのがいい
やっぱり美容師がいいなら
誰がなんと言ってもその道を行けばいいし
やっぱり進学したいと思えば
経済的にはキツいが叶えてやりたい
その時大学に進学する力があれば
どちらでも選ぶことができる
“教育熱心”ではないあたしは
賢いリンの可能性の幅を狭めてしまってはいないだろうか

ずっとずっと前
あたしの母が生前

おきよは、ウチじゃなくて医者とか弁護士とかの子に生まれたらよかったね

と言ったのを思い出す

特進コースを受験するかどうか先生と相談する
と言うリンに
特進云々とはまた別に
あたしはまだ、話しておくべきことがあるような気がしてならない。








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最終更新日  2010.01.09 09:51:22
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