15歳ー梅雨ー



拓海と別れたのは拓海のせいばかりではなかったと思う。
実際あたしは拓海と付き合っていた間にも
恭平と連絡を取っては度々会ってはいたし、
恭平の家でテスト勉強までもした。

でも拓海はあたしがこんなことをしていたなんて思ってもみなかったと思う。

別れてから数週間が過ぎたとき、
恭平と会う約束をしていたあたしは妙にハイテンションだった。
まるで彼氏とデートする女の子のように....
でも恭平の都合が会わなくなったらしく、
今日はひとまず家に帰った。
夜、恭平からメールが来た。
いつもの会話で終わるはずだった。

しかし恭平はこう言った。


『今日、会って言おうと思ったんだけど、付き合わない?』


一瞬、心の中が花が咲き乱れる原っ葉のような気持ちになった。
でも拓海と別れてすぐ次の男という気分になれない自分がいた。

よく考えて出した結論がYesだった。

一番なんでも話せて気心しれているなかで
お互いの過去も含めてすべてをさらけだせたのは恭平しかいなかった。


今もまだこの胸にいる...あなたの存在




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