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コリン・パウエル

powell

コリン・ルーサー・パウエル(Colin Luther Powell, 1937年4月5日-)

アメリカ合衆国の軍人(陸軍大将)・政治家。
ニューヨーク市生まれで、サウスブロンクスで育った。

彼の両親はジャマイカからの移民であった。
ニューヨーク市立大学で地学を専攻するかたわらROTCを受講し、卒業後に陸軍少尉。
ドイツ勤務を経てベトナム戦争に従軍し、二度負傷した。
出世のきっかけは「ホワイトハウス・フェロー」に選ばれた事であるという。
レーガン政権では国家安全保障担当大統領補佐官(1987年 - 1989年)を務め、ブッシュ(父)政権ではアメリカ軍のトップである統合参謀本部議長(1989年 - 1993年、アフリカ系アメリカ人では最初)として湾岸戦争を指揮。
イギリスからナイトの称号を受けた。

ブッシュ(子)政権の国務長官(2001年- 、日本の外務大臣に相当)。
同政権の中では最も国民の信頼を集めているといわれている(上院では全会一致で承認)。
息子に同政権下で連邦通信委員会 (FCC) 委員長を務めるマイク・パウエルがいる。
2004年11月に国務長官辞任の意思を表明し、2005年に職を辞した。
穏健派で国際協調路線であったため、ネオコン(新保守派)の影響力が強い政権内での孤立が原因と考えられている。

1992年の大統領選挙では、当時現職のブッシュ(父)、民主党候補のビル・クリントンの双方から副大統領候補への要請があったが辞退。
1993年に退役後、自伝「マイ・アメリカン・ジャーニー」を出版し、1996年の大統領選挙への意欲を見せるが、人種差別団体の脅迫や妻の反対などもあり出馬せず。

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