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2005.05.31
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カテゴリ: 楽器
あっしーが使用している楽器ご紹介その1~ギター~

アイルランド民謡を始めるまでは僕のメインはモーリスの12弦ギターでした。
まだブズーキという楽器を知らない頃にコース弦の響きにあこがれてアイルランドにも持って行きましたが、そのアイルランドでショックを受けるギターに出会う。LOWDENギター。
何番だったか忘れましたが、弾かせてもらったときのあの響き。弦一本一本が曇ることなくはっきり聴こえ、キラキラ光っているような響き。コードで弾いてもばらつくことのない、そして力強いサウンド。
「6弦でもキレイな音が出せるんだ」
とその時失礼にも思いました。後で思えばそれまで安ーいギターしか持ったことが無かったというだけなのですが…。

あの感動を胸に、帰国後6弦ギターを探すがLOWDENは高価すぎた。石橋楽器が取引を始めた頃だったと思うが、まだ日本に中古さえも入ってきていなかった。
自分でも買える、美しい響きの6弦はないものか。東京・大久保の中古楽器屋さんをうろついてたら、お、なんかローデンに似たギターがある。メーカーは違うが3万9千円と安いぞ。うん、音もまぁ悪くない。え~い、買ってしまえ!と買ったのが、
●VestaGraham(VG)LOWDENギターマネモデル


ところが僕がまだ京都に住んでいる頃、セッションが終わって自転車でギターを担いで帰っていた途中、原チャリの兄ちゃん達にわざとぶつけられた(通り過ぎた後ケラケラ笑ってた)。なんや腹立つな~と家に帰ってギターを出すと…なんとトップが割れている!!
当時は簡易ソフトケースしか持っていなかった僕も悪い。ギターとしては致命傷の割れ。ギターに悪い事したし頭くるし、正直落ち込みました。
別のギターを探さなければいけなかった(ライブの予定があったので)。先に丈夫で背中に背負える大きなギターバッグを買った。これでもうあんなことが起こっても平気だろう。楽器屋に行く度に試演させてもらい、今度は“音”重視でギター選び。いろいろ探したけどしばらく見つからず、やっと京都の中古楽器屋で発見したのがこれ。
●GUILD D-4
見た時ひとめぼれだったんです。しかもなんと5万5千円!そして問題の音は…いいじゃないですか、弦がツブ揃いの音で、なによりパワーがある!即決!
それが平成13年。それからはコレ一本でいってます。

「D-4は定価でも15万ぐらい(楽器屋さん談)」だから高価なギターではないですが、ネック裏に致命的な傷があったため安かったのか。でも僕はぜ~んぜん気にしない。ドレットノートに珍しい盛り上がったバック。これが音のパワーの秘密か!?
弦はマーチンのミディアム、フォスファーブロンズ使用。これが一番好き。最近B-BAND社のピックアップをつけました。このピックアップは音がいいです。
あと特徴は、ヘッドのシャムロック・マーク。よくあるシールを貼っただけですけど、あっしーのギタートレードマークになってます。
セッションの中に埋もれない音量、パワーのあるコードサウンド、アルペジオのときの綺麗さ。満足。浮気する気は、ありません。
浮気するなら、次はブズーキが欲しい。憧れのブズーキを。






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Last updated  2005.06.04 12:07:10
コメント(9) | コメントを書く


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※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


ギターの導入って。。。  
よっこ さん
こんにちは!アイルランドの伝統音楽について勉強していたら、ギターの導入っていつなんだろう?とう疑問が浮上しました。ギターのコラムがあったので、ついつい質問を投げかけてしまいました。すみません。。。

民謡でもギターの伴奏がつくこともあると思いますが、ダンスチューンも含めて当時はコード進行をつけたことって新しい試みだったと考えています。それとも最初から付いていたんでしょうか?

あっしー様、何か情報がありましたら聞かせてくださ~い(>□<;)/”よろしくお願いいたします。
(2005.06.08 10:01:52)

Re:ギターの導入って。。。(05/31)  
ashirish  さん
こんにちは、よっこさん!
アイルランド伝統音楽でギターが弾かれるようになったのは、ごく最近のことと聴いております。
ギター自体は南米に移住していったスペイン人からメキシコを通って北米に伝わったようですが、
20世紀頭アメリカに渡ったアイルランド移民たちによるレコード録音(マイケル・コールマンやジェイムズ・モリソンなど)にピアノやギターの伴奏が入っています。
そのレコードを聞いてアイルランド内でギター伴奏をする人がいたかどうか定かではないが、影響としてはっきりしてるのは、1950後~60年代にニューヨークで人気だった「クランシーブラザース(Clancy Bros.)」。
クランシーブラザースはアイルランドの古い伝統歌や労働歌(ユニオン・パシフィックとか)やバラッド歌をユニゾンで歌う4人グループ。彼らのレコードがアイルランドに逆輸入され、国内でも人気を博したそうです。
折りしもフォーク・ミュージックの夜明けの頃、お隣イギリスでもフォーク・ブームでギターは盛んでした。スコットランドのイワン・マッコールなども参考になるかも。
アイルランド国内ではクランシーズの影響を受けた「ダブリナーズ(The Dubliners」)などが有名。クリスティー・ムーア(Christy Moor)」も、クランシーズの直接影響ではないであろうが、今でも人気の歌手です。
ダンス音楽の伴奏については、次へ。
(2005.06.08 12:58:00)

Re:ギターの導入って。。。その2(05/31)  
ashirish  さん
長くなったので分けます。
僕文章書き方下手だけどごめんなさい。
さてダンス音楽の伴奏にギターが使われるようになったのはいつ頃か?アイルランド伝統音楽にはもともと「伴奏」する概念すらなかったと聞いております。
どうやら1960後~70年代までなかったそうです。僕の知っている範囲内だと、
1969年フェアポート・コンベンションFairportConvention(イングランド)「Liege And Lief」ギター:リチャード・トンプソン
アイルランド国内だと
1973年プランクスティPlanxty 1stAlbum ギター:クリスティー・ムーア
?年ジョンストンズJohnston's のセカンドまで
1975年ボシー・バンドBothy Band 1stAlbum ギター:ミホール・オ・ドーナル
これらのバンドからギター伴奏が大人気になったそうです。有名な奏者は「クリスティー・ムーア」「ミホール・オドーナル(元ナイトノイズなど)」「ダヒース・プロール(アルタン)」「ポール・ブレディー」「アーティー・マギリン(パトリックストリート)」などなど…
また60年代に「スウィニーズメン」というバンドの「ジョニー・モイニハンという人がギリシャのブズーキを改造してアイルランド音楽に持ち込み、これも大ブームに。
いまではギターやブズーキの伴奏が普通になっていますよね。僕もギターの伴奏は大好きです。

長くなってごめんなさいね。わかった? (2005.06.08 13:22:45)

訂正  
ashirish  さん
間違い発見
(誤)「ダヒース・プロール(アルタン)」
(正)「ダヒー・スプロール(アルタン)」
失礼しました。
(2005.06.08 13:51:54)

おぉぉ!!  
よっこ さん
ashirishさん
すっごく分かりました。私の知りたかった所を端的に書いてくださって感謝感激です!!
なるほど、マイケル・コールマンの録音に伴奏が付いていたのは1950年代からすでにギター伴奏等が成されていたからなんですね~。ショーン・オリアダもクラヴィコードで伴奏付けをしていますが、これも1960年代ですものね。。。
ダンス・チューンに1960年代まで伴奏の概念がなかったというのは初めて知りました!フェアポート・コンヴェンションやプランクスティあたりが伝統音楽に新しい風を運んだといえるのかもしれませんね~。それまでは町の隠れた巨匠たちが、家族や友人たちと楽器一本で音楽を楽しんでいたのでしょうか。ん~、想像しただけでもいい風景です。

いまや普通に行われているギター伴奏ですが、このような時代背景を知ると、より面白く聴くことができますね!私もギターやブズーキの伴奏は好きです。ここに挙げてくださったアーティストさんについてはもっと調べたり聴いたりしてみます。

本当にありがとうございました!! (2005.06.08 21:36:37)

何度もすみません  
よっこ さん
全然関係ないのですが、名前にメールやリンク先をつけるときってどうしたらよいのでしょうか?コメントのフォーマットのどこに書き込んだらいいでしょう?

すみません、コンピュータに弱くてやり方が見つけ出せませんでした。教えてくださると嬉しいです。 (2005.06.08 21:42:54)

Re:何度もすみません(05/31)  
ashirish  さん
よっこさん
喜んでいただけて嬉しいです。
マイケル・コールマンなどの録音はピアノが多いです。ギター伴奏は本当に60年代までほぼ無かったのでしょうね。
僕はピアノの伴奏も好きです。とくにケイリ-バンドのノリは、ダンスのためであるダンス音楽のノリを生み出していると思います。ケイリ-バンドにはドラムスも入っていること、ご存知ですか?
僕はギターで伴奏や歌を歌ったりしていますが、特にダンスチューンの伴奏は、ブズーキのそれを参考にしています。ブズーキのリズム感、音色などが大好きです。
ちなみにチューニング。
僕は(6~1弦)DADGAD(ダドガド)チューニングです。
今人気なのはオープンD DADGBE。ルナサのドナ・ヘネシー
や元ソーラスのジョン・ドイルなど。
米・シアトルのバンド・のフィン・マッギンティはユニークなチューニング DAEADE。
もちろんレギュラー・チューニングの方もいらっしゃいます。
ダンス音楽の伴奏はどんどん発展していっています。今後も楽しみですね。

リンクの仕方は:
楽天ブログをしてらっしゃいますか?
している→ログインしてからページに来て書き込む
していない→アドレスを文章に書き込んでください
わかります? (2005.06.09 08:45:38)

感謝です  
よっこ さん
ashirishさん
歌を含め、いろいろな楽器を演奏している方からの情報はとても参考になります。やはり、チューニング等はやっている人しか分からないことですし、説明に説得力があります!

私はルナサの音楽が初めて聴いたアイルランド音楽だったので、最初はギターの導入について疑問視したことはなかったんです。むしろ、当たり前のことだと思っていたくらいです。でも、勉強しないと分からないものですね~。こうして未知の扉を開いていくと、「ケイリーバンドの音って?」、「伴奏なしの昔の形って?」とますます興味が湧いてきます。ケイリーバンドの演奏も聴いてみます。

以前教えてもらったのですが、アイルランドの音楽はHappy Listening、Happy Playing、Happy Studyingな音楽ですね!!
また、覗かせていただきま~す。

http://sun.ap.teacup.com/yui2happiness/
(↑こんな感じですか?) (2005.06.10 15:10:42)

Re:感謝です(05/31)  
あっしー さん
よっこさん
あっしーです。
リンクOKです。さそく覗いてみます。
よっこさん沖縄在住ですか?
アイルランド音楽史を研究しているんですね。
ケーリーバンドはぜひ聞いてみてください。
また最近は古い録音などがCDで復刻されているものも多いのでこれも必聴でしょう。
福岡のタンボリンで扱ってるんじゃないかな。
解らんことあったらどんどん聞いてくださいね。

(2005.06.10 19:37:51)

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