2-5と第2話あとがき



 赤川の背には、変身が解けて元の姿に戻ったアカリが眠ったまま背負われている。
「ダメ人間マンは変身の副作用で、戦闘が終わると気を失ってしまうのです。」
「・・ああ、そういえば俺も大佐と戦った時に気を失ったな。」
 先ほどの体育館でのアカリとワリカン伯爵との戦いは、まさに激闘だった。

 アカリの先制パンチは見事にワリカン伯爵にヒットした。しかしパンチを喰らったワリカン伯爵も、体勢を崩しながら蹴りを出して応戦してきた。
 そして、激しい打撃の攻防が始まった。

 ステージ上での大人のやりとりを見ていた小学生達は、突然始まったリアルバトルに一斉に立ち上がり応援しだした。そのため、体育館のステージは異様な熱気に包まれバトルリングと化し、そのステージ上でアカリと伯爵は一進一退の戦いを続けた。

 アカリと伯爵の距離がいったん開き、二人の手が止まった。お互いにじりじりと間合いをはかっている。
 膠着状態を打開するように、アカリが叫んだ。
「あなたの言ってることは、やっぱり間違ってるわ!!」
 そしてアカリはワリカン伯爵に突進していった。
「男女の恋愛は、女性が優遇されて当然なのよっ!!」

 その言葉に一瞬怯んだワリカン伯爵の顔面に、アカリの繰り出したパンチがクリーンヒットした。さらに、ダメージを受けて昏倒しているワリカン伯爵に、アカリは必殺技を繰り出した。
「これでおしまいよっ!必殺!質入キック!!」
 アカリの放ったキックは伯爵をステージの端までふっとばし、気絶させた。

 倒れたワリカン伯爵に向かい、アカリは言い放った。
「・・・あなたからのプレゼント、いいお金になったわ。」
 そして、アカリも気を失って倒れてしまった・・・・。



 そうして、倒れて変身が解けたアカリは、赤川が背負って帰ることになったのだ。沈みかけた太陽が、赤川達を正面から真っ赤に照らしていた。

 赤川はアカリの戦いを思い出しながら言った。
「しかし、このアカリって子は、もの凄いな。」
「そうですね。貢げない男は男じゃないのでしょう。」
「まあ、物でしか愛を感じられないってのは、可哀相な気もするけれど。」
「・・・ねえ、赤川さん。」
 そう言って司令官は、少し前に出て後ろ向きで歩きながら、赤川の顔を覗き込んだ。

「私は、高価なブランド物のプレゼントなんかよりも大切なもの、赤川さんからもらっていますから。」

 司令官の言葉と表情に、赤川の背筋に悪寒が走った。
「きっ、気持ち悪ぃよっ!」
「そんなこと言って、顔が赤くなってますよ。」
「夕日が当たってるんだから当たり前だ!」
「あはは、わかりましたよ。夕日ってことにしといてあ・げ・る。」
「しといてあげる、じゃねえよ!だから、気持ち悪いっつってるだろ!」

 赤川に背負われているアカリは、つい先ほどから目を覚ましていた。しかし二人の会話を聞いて、そのまま寝たフリを続けることにした。
 まさか、この二人男同士なのに・・・・。で、でも、そういうこと人がいるってことも認めてあげないとダメよね・・。それに、ああ、そういうのもなんだかちょっといいかも!・・・なんてことを思いながら、アカリは赤川の背に体を預けていた。


 ・・・・世界の平和を守るため、戦え!ダメ人間マン!もっともっと、ダメになれ!ダメ人間マン!!ダメ人間マンの戦いはまだまだ始まったばかりなのだ!!





第2話・おわり







~~~~~あとがき~~~~~~


はい、「ダメ人間マン2」のあとがきです。

1話目のあとがきで
「ひょっとしたらあるかもしれない」と言っていた
ダメ人間マンのつづきです。
第2話「仲間」ということで書いてみました。

読んでくれた皆様、ありがとうございます。
まだ読んでいないという方、是非よろしくお願いします。

読む気は無いという方、ああ、そうですか。
読んでいただけると嬉しいのですが・・ええ、あ、はい、わかりました。


まあ、読んでくれたら嬉しいのですが、
是非読んでみて下さい!とオススメするのはちょっと躊躇われる。
そんな愛すべきお話がこの「ダメ人間マン」です。


駄文です。
もう、勢いで書きました。

ストーリーはどうでもいいから、
ネタを入れれるだけ入れていこう
という方針で書きました。

その肝心のネタがすべり気味なのは、
それはもう僕の力が及ばなかったということです。

申し訳ありません。

最近、このブログでは謝ってばかりな気がします。

物語を連載して謝り、休載して謝る。
もっと頭を使い少しでも面白い話をひねり出せば、
謝る必要は無いというのに。
けれど頭を使うのは、頭を下げるその時だけ。

って、きみまろ風で。


そんなわけで、まあ、とりあえず第2話も書き上げましたぞこのやろー。

ちなみに2話目が終わったということで、
3話目はあるのかというとこが気になります。
ええ、本人が一番気にしてます。

この話のつづきは、
なんとなーくこんな感じで行こうかなあ
という構想はすでにあります。
ただ、それを文章にするためには今まで以上のパワーが必要になりそうで、
絶対にこのつづきも書きます!とは言い切れません。

けれど、もしかしたらつづくかもしれない。

いつか、また、
あなたがヒーローを必要とした時に
ダメ人間マンは帰ってくるのかもしれません。

その時は、また読んでいただければ嬉しいです。


ということで、きれいにまとまったよーな
まとまってないよーな。


2005年9月3日 かめ@ゴミスティピョン

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