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そーでした
今まで「夢見る韓国」ブログとしてやってきましたが、仕事でベトナムに行って以来そっちべったり。ゴメンね、韓国。一生愛するつもりだったんだけど．．．人の心って変わるんだね。
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2022年01月31日
テーマ： アジアの風に吹かれて・・(11772)
カテゴリ： カテゴリ未分類
ベトナムにいた頃、日本に一時帰国するというと
同僚のベトナム人たちから、
いろいろと買って来てほしいものを頼まれた。
そんな中、HCMにいた時、とある同僚に
「アガリクスを買ってきてくれ。」と頼まれた。
ベトナム人は日本で売ってるこういう効用の
怪しい健康補助食品的なものが好きである。
人気がある（よく頼まれた）のは、スピルリナ、
クロレラ、コンドロイチンなど。
「妻がガンで。」という。彼はまだ40歳前後だったけど、
奥さんがガンなのだとか。そして、「3瓶でも4瓶でも
あるだけ買ってきてくれ。」という。
そう言われたのだけど、個人的にそういうものは
効かないと思ってるし、1ビン4～5千円もするもので、
それを3ビン、4ビンと（効果もないのに）買うのも
どうも納得行かなくて、また、ガンだと言われたけど、
まだそんなにヒドくもないのだろう、と思ってしまい、
結局1ビンだけ買って帰った。
それから数カ月後、奥さんは亡くなった。
お葬式にお寺に行くはずが、行き先を聞き間違えて
留守番しており、その後お寺に着いたら彼が
「まだ子供たちに言ってないんだ。
どうやって言ったらいいかわかんない。」
と言ってたのがとても心に残っている。
そんなことで、最近このことを思い出すたびに、
あげればよかったなぁ。」と後悔している。
そんなことを思ってたら先日、別のHCM時代の同僚から
「みんなで（旧正月前の）忘年会やりました。」という
写真が送られてきたのだが、その奥さんが死んじゃった彼の
姿がない。会社辞めちゃったのかな？と思い訊いてみたところ、
「彼は家の用事で欠席だ。」とのこと。
「彼はまだ一人で子供たち育ててるのかなぁ？」と訊いてみた。
期待してたのは「親が田舎から出てきて面倒見てるよ。」
みたいな返事。そしたら、「あぁ、彼、自分が結婚した
数カ月後に彼も再婚したんだよ。」と。
尋ねた彼も再婚だったのだが、そっちの彼も再婚したんだと。
再婚した時期は計算してみると、奥さんが死んだ時から、
2年経ったかどうかという頃。
一人じゃ子供を育てるのも大変だし、全く責めたりする気は
無いが、葬式の時の憔悴した様子からは随分早くて意外だった。
まぁ、その方がいいのかもしれない。
いつまでも思い悩んでるよりも、
子供を（3,4人も）育てるという現実に向き合った方が。
そんなことのあった、旧正月前だったのでした。
同僚のベトナム人たちから、
いろいろと買って来てほしいものを頼まれた。
そんな中、HCMにいた時、とある同僚に
「アガリクスを買ってきてくれ。」と頼まれた。
ベトナム人は日本で売ってるこういう効用の
怪しい健康補助食品的なものが好きである。
人気がある（よく頼まれた）のは、スピルリナ、
クロレラ、コンドロイチンなど。
「妻がガンで。」という。彼はまだ40歳前後だったけど、
奥さんがガンなのだとか。そして、「3瓶でも4瓶でも
あるだけ買ってきてくれ。」という。
そう言われたのだけど、個人的にそういうものは
効かないと思ってるし、1ビン4～5千円もするもので、
それを3ビン、4ビンと（効果もないのに）買うのも
どうも納得行かなくて、また、ガンだと言われたけど、
まだそんなにヒドくもないのだろう、と思ってしまい、
結局1ビンだけ買って帰った。
それから数カ月後、奥さんは亡くなった。
お葬式にお寺に行くはずが、行き先を聞き間違えて
留守番しており、その後お寺に着いたら彼が
「まだ子供たちに言ってないんだ。
どうやって言ったらいいかわかんない。」
と言ってたのがとても心に残っている。
そんなことで、最近このことを思い出すたびに、
あげればよかったなぁ。」と後悔している。
そんなことを思ってたら先日、別のHCM時代の同僚から
「みんなで（旧正月前の）忘年会やりました。」という
写真が送られてきたのだが、その奥さんが死んじゃった彼の
姿がない。会社辞めちゃったのかな？と思い訊いてみたところ、
「彼は家の用事で欠席だ。」とのこと。
「彼はまだ一人で子供たち育ててるのかなぁ？」と訊いてみた。
期待してたのは「親が田舎から出てきて面倒見てるよ。」
みたいな返事。そしたら、「あぁ、彼、自分が結婚した
数カ月後に彼も再婚したんだよ。」と。
尋ねた彼も再婚だったのだが、そっちの彼も再婚したんだと。
再婚した時期は計算してみると、奥さんが死んだ時から、
2年経ったかどうかという頃。
一人じゃ子供を育てるのも大変だし、全く責めたりする気は
無いが、葬式の時の憔悴した様子からは随分早くて意外だった。
まぁ、その方がいいのかもしれない。
いつまでも思い悩んでるよりも、
子供を（3,4人も）育てるという現実に向き合った方が。
そんなことのあった、旧正月前だったのでした。
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