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大きな含み損を解消できずにもがく状態が続きますが、大転機がやって来ます。2003年4月、日経平均が7,600円で反転し、上昇相場に入ります。程度の差はあれ、何でもかんでも上がりました。アナリストからは強気のコメントが続出しました。小型株や新興銘柄にはすごい勢いで上がっていく銘柄がありました。買い方は損をする方が難しいとさえ思える状態でした。そして2004年3月、ようやく含み損を解消し、水面上へ浮上します。私は相場を読んだ訳でもなく、ただただ資金を投入し続けただけでした。結果的に、日本株全般をドルコスト平均法で買っていたようなポートフォリオだったのと、上昇相場でも簡単に売らずにしつこく持っていたのが当りました。運が良かったしかいいようがありません。しかしその運を引き寄せたのは、・安定した給与収入があった・用途のない余裕資金しか投入しなかった・現物取引しかしなかった・1銘柄に集中投資しなかったということだったと思います。もし当時の未熟な私がこのうち一つでも満たしていなかったら、好環境になる前に市場から退出させられていたでしょう。チャンスがいつ来るかは誰にも分かりません。マーケットに居座り続けることが重要です。(続きは次回)
2005/01/31
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悪化し続けるポートフォリオを前に、「このままではダメだ、なんとかしないと。 何かを変えなければ。」という思いが強くなっていきました。書籍やネットで情報を得て勉強します。今まで知っていたつもりのものが、何も分かっていなかったことに気付きます。自分のルールを決めよう。売買する時の理由・期間を明確にしよう。予想が外れたらすぐに損切りしよう。しかしそれでも知識として知っているだけで、ほとんど実践できませんでした。メンタル・意思が弱かったからです。簡単に言うと楽をしたかったからだと思います。相変わらす自分の買値・売値に対する拘りも無くすことが出来ませんでした。マーケットにはそんなもの関係ないのに。そして「小さく勝って、大きく負ける」という状態が続きます。私も仕事が忙しかったり、はては長期出張で地方都市のホテルで数ヶ月過ごすことになったりと、あまり時間が取れなくなった時期もありました。それでも懲りずに定期的に資金を投入し続けました。そして、最大で給与年収を大きく越える含み損を抱えることになります。(続きは次回)
2005/01/29
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2001年5月、日経平均は14000円を回復した後、下落に転じ、私の含み益もあっという間に無くなり、瞬く間に含み損が拡大していきました。しかし最初は慌てませんでした。「長期で見れば底値圏だ。多少下げても直ぐに戻るはず」と思い込んでいました。そして継続的に資金を投入し続けます。ナンピンも始めます。明確なルールも持ち合わせていない状態では、「もう底を打ってもおかしくないだろう」と、自分勝手な思いだけがありました。そしてなぜか、他に目を付けていた銘柄は上がるのに、私が買った銘柄はネガティブ・サプライズを出して値を下げていきます。塩漬け株がどんどんが増えていきます。私は無意識に損を取り戻そうとしていました。そしてますます安易に売買するようになり、だんだんと弱気になり、やる気も失なっていきました。哲学も方針も技能もなく、ただ株価を追いかけていただけの、長期投資という名の塩漬けをする典型的なカモ凍死家でした。(続きは次回)
2005/01/28
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初めての大きなトレードの日、今でも覚えていますが、平日に振替休日を取っていた私は、初めてリアルな取引、板がどんどん変化していく模様を興奮して見ていました。そして京セラの買い注文を入力します。約定すると代金は100万円を越えます。小心者の私は、マウスをクリックしようとする手がプルプル震えて、「本当にいいのか、本当にいいのか」と自問自答しながら注文を出しました。注文を出した後も、株価が上げ下げするのに一喜一憂し、気が気ではありませんでした。そして、約定します。「あ~、本当に買っちゃった。 もしかしてこれまでのワシの人生の中で一番高い買物なのでは」という気持ちでした。その時はデイトレードという考えもなかったので、1ヶ月程度の上げ下げの中で、儲けられればいいと単純に考えていました。結果このトレードは、 2001/04/10 買 100株 \10,530 2001/04/19 売 100株 \12,800という成績で、20万円近くの儲けが出ました。まさにビギナーズラックです。株なんてちょろいもんさと、とんでもない勘違いをしました。そんなこんなで、小泉政権誕生の2001年5月、日経平均は14,000円を回復し、私の成績は+50万円を越え、有頂天になっていました。そしてそれがピークでした。(続きは次回)
2005/01/27
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さて、個別株を購入しようと考えたわけですが、なにぶん何をどう検討していいのか分かりません。様々な情報が飛び交っています。PERが低い銘柄がいいとか、ゴールデンクロスが買いだとか、シェアトップの企業がいいとか、騰落レシオがどうたらとか、株主資本比率の高い企業が安全だとか、信用評価倍率が云々だとか、身近な会社、よく知っている企業を買って応援すればいいとか、在庫循環やシリコンサイクルがどうだとか、噂で買って事実で売れとか、果ては仕手筋がどうこうというのもあります。ファンダメンタルズもテクニカルもよく分かっていなかった私は、「ITバブル崩壊で、随分と株価が下がってきている。 もうそろそろ買いではないか。」と何の根拠もなく、ただ自分が買いたいだけなのに、適当な理由を見つけては、自分を納得させようとしていました。そして初めて個別銘柄を買ったのは、富士通でした。さわかみファンドの中で、仕事柄よく知っているつもりで、長期で見たら十分安いだろうと、ミニ株で購入しました。 2001/02/08 100株 \1,761そしてその他に数銘柄、ミニ株で購入していきました。しかし、株価は上下しますが、ミニ株だと投資額が小さい為、多少上がっても、手数料を加味するとあまり利益が出ません。(その分、損失も小さくなるんですが)また指値もできません。そこで無謀にも調子にのって、投資資金を増やし、値嵩の単位株にも手を出してしまいます。ミニ株でも購入し、値動きを追っていた京セラです。そしてこのトレードが、私の株式投資街道に大きな影響を与えることになります。(続きは次回)
2005/01/26
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まあ、そんな訳で株式投資を始めようとしましたが、どうしても「株はギャンブル」というイメージだけがあり、全く知識もなく、周りに株式投資をやっている人もいませんでした。いたのかも知れませんが、多分言わないのでしょう。そこで書籍を買ったりネットで調べたり勉強を始めましたが、株式投資と言っても、個別銘柄に投資する方法とプロに運用を任せる投資信託という方法があることを知ります。また、長期投資&分散投資で運用するべきだ、みたいなことも複数の書籍で書いていました。ということで、小額資金の私は投資信託を買おうと調べ始めました。がしかし、いろんな種類のファンドが数多くあり、そしてどれも成績イマイチで、信託報酬も安くない。ネットでの評判も散々なことを書かれているものもありました。そんな中、ある書籍のコラムに、独立系運用会社のアクティブファンドとして「さわかみファンド」というものがあることを知ります。なんでも長期運用でバイ&ホールド、円資産の長期的な成長を図るという。おお、まさにこれではないか!どこぞの系列でもないし、信託報酬も安いし、いい感じ。何よりガンコオヤジが運用しているというのが気に入った。ってな感じで結構安易に決めました。最近はどうだか知りませんが、当時ネットでは、さわかみファンド議論が結構あって、それも参考になりました。(当時は何故かインデックスファンドを買うという発想はありませんでした。 何故だか分かりませんが、恐らくアクティブの方が好成績を狙えると 欲ボケしていたのだと思います)2001年1月17日に基準価額\10,202でスポット購入したのが最初です。それから毎日、基準価額を確認するようになりますが、しかし私は、「う~ん、面白くない」と、遊びでやってるんじゃないのに、こう思ってしまいました。そこで個別株に走ることになります。まさにカモがネギ背負って仲居さん連れて突撃するようなもので、物の見事にカモられることになります。(続きは次回)
2005/01/25
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日記ということですが、気分屋の私は長続きしないと思うので、取敢えず、投資を始めた頃の話から書いていき、「平日毎日書く」という習慣を身に付けたいと思います。やれ買った売ったのダイナミックな話などは他の方にお任せするとして、またバリュー株式投資などの理論的なお話も、私など足元にも及ばないすばらしいサイトがありますので、そちらをご参照下さった方がよいと思います。初心者の方がおられましたら、反面教師にして頂ければと思います。2000年の年末、「金持ち父さん貧乏父さん」を読んで、全く無知だった私は衝撃を受けました。金持ちとはこういう考え方をするものか、と。このままではいかん、と。しかしおバカさんだった私は、「不動産投資で成功したといっても、日本では市場環境も税法も違うだろう」と勝手に考え、簡単に始められる株式投資を選択しました。いま振り返ると、2001年頃が都心不動産の底値だったのですが。外貨MMF程度しかしていなかった当時では無理もなかったのかもしれません。しかし、当時同じ本を読んでも、「では、どうやったら日本の不動産投資で成功できるか」という風に考え、勉強し、実行した人は、いま不動産投資で成功しているのではないでしょうか。やはり投資にはSKILLも必要ですが、一番大切なのは、WILL(意思)でしょう。振り返ると当時の私は、SKILLもWILLもありませんでした。まあ、そんな訳で株式投資を始めることになります。(続きは次回)
2005/01/24
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資産運用に関して、日々の雑感をボチボチ書いていこうと思っています。私が本格的に資産運用を始めたのは2001年からです。そう、ロバートキヨサキ著「金持ち父さん貧乏父さん」を読んでからです。恐らく株式投資についてのお話が主になると思いますが、皆様よろしくお付き合い下さいませ。
2005/01/23
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