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今日で2月も終りました。2月も終盤堅調だったので、皆様のパフォーマンスもまずまずだったのではないでしょうか。私も目標に届かなかったものの、思ったよりましな成績でした。私は不動産流動化関連銘柄に大きなウェイトをおいていますが、いま勢いがあるというのも理由ですが、一番は成長期と安定期の収益モデルが分かりやすいからです。簡単にいうとフローからストックに変わる点です。成長期はどんどん仕事を取ってきて業績を拡大していきますが、仕事が取れなくなれば、それにあわせて収益も減少します。フロービジネスです。しかし不動産流動化の場合は、デューデリ事業などは数に比例するフロー収入ですが、不動産ファンド事業は、不動産というストックからの安定収入が見込めます。また一度ストックにすると、大きなコストがかからない為、新規事業を起こしたりしない限り、財務基盤が安定し、配当余力が大きくなります。つまり投資家としては、収益構造がシフトすることによって、成長期では業績拡大に伴う株価上昇を、安定期では安定収益での高配当を、期待できるわけです。(もちろん目論見どおりいかないケースもありますが)こういったことはどの経営者でも考えることで、例えば私の仕事のIT業界でも、システム受託開発などのフロービジネスから、運用・アウトソーシングなどのストックビジネスへとウェイトをシフトしようとしています。昔は特定ベンダーの製品でシステムを構成し、しっかりサポートすることで、ユーザーを囲い込み、数年毎のシステム再構築の仕事を貰うというモデルでした。つまりお客様を持っていることが、次の仕事を生み出す資産(ストック)でした。しかしオープンシステムになり、オープンソースも出てきている今、費用対効果にうるさくなったお客様を囲い込むということは不可能になってきています。いまはお客様でも次の仕事を契約できるかは分かりません。そこで開発後の運用・保守やアウトソーシングまで一括で請け負うという形でお客様の内部に入り込み、安定した収入を得ようとするストックビジネスを目指すわけです。(例えは良くないかも知れませんが、 NTTデータが社会保険庁に入り込んでいるように。 まあ一般企業では、あんなふざけた見積りが通ることはありませんが。)しかし皆が同じことを考えると、当然競争が激しくなり、また「【特集】崩壊するアウトソーシング」ように上手くいっていない所もあります。一方、企業レベルではなく、個人レベルでもストックから安定収入が得られるもので、代表的且つ、多くのお金持ちが行っているのが不動産投資です。株式投資で得られる収益は、売買益がフロー収入、配当がストック収入ですが、配当利回りはあまりよくありません。株の売買はいつもうまく利益が出るかは分かりませんから、株式投資で安定的に利益を出し続けるというのは難しいものです。しかし資産を加速的に増やす為には、株式投資は有効な手段です。なので、株式投資で得た資金を不動産投資に回し、フローからストックへと個人の収益構造をシフトさせていきます。まさにそれを実践している個人投資家の方々もいらっしゃいます。私も早く収益をストックから得られるようになりたいと考えています。
2005/02/28
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『日本企業の株を購入するということは、日本経済に貢献するか』「資金が投入されれば経済の活性化に繋がる」なるほど、なんとなくそう思う。例えば「公募増資を引き受ける」というのは分かりやすい。新たに資金調達した企業が、その資金を使って事業を拡大する。しかしよく分からないのが、既に市場に出回っている株券を投資家間で売買しているだけでは、証券会社が手数料を取るだけで、その企業には直接関係がない。これは日本経済に貢献するということに繋がっているのか。まさか証券会社が儲かると、その社員の給与が増えて消費増に繋がる、といったそんな話でもあるまい。やはり既存株主が、株を売って手にした資金で、何か行動を起こさなければ、何も変わらない、ということだろうか。また株価が上がることにより、その企業の時価総額が上がると、有利に融資を引っ張れるとか(直接金融が間接金融へ影響?)、好条件で新規の増資ができたり、社債が発行できたりするので、(時価総額と信用や債券格付けがどこまでリンクするかはよく分かりませんが)事業活動を積極的に展開できる、ということなのでしょうか。あとはM&Aでしょうか。株価が低いというのは、市場から評価・信任されていないということですから。買収されちゃって、より評価・信任されている企業の元で頑張った方が経済発展により大きく貢献できるということになるのでしょうか。規模の経済性を利用して、同じ商品・サービスを低価格で提供できたり、範囲の経済性を利用して、シナジー効果で今まででは作れなかったものを創造したり。いろいろな視点・考え方があって、考えが上手くまとまりません。
2005/02/27
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昨日から大阪の実家に戻っています。そして確定申告に行ってきました。株式譲渡関係だけなので、あっさり終わり、その後、転出届をもらいに市役所に。レンタル移籍から完全移籍になるので、住民票も移してしまおうと。今まで市民税を払わず図書館を利用しまくり、図書購入申請までしていましたが、これで心置きなく利用できるというものです。しかし久しぶりに関西ローカルのテレビを見ましたが、やはり全体的にチープという感じがしてしまいますね。コストかけてないな~、でも面白いけど。昔、たかじんが2枚の紙切れと指し棒を振り回して「今日用意されたのはこれだけや。 それでもオレはこれで数字をとるぞ!」と言っていましたが、そんな感じなんでしょう。東京とは制作費の桁が違うという話なので。金をかけさえすれば、いい物が作れるという発想は幻想ですね。意志と知恵次第ということでしょうか。う~ん、投資と同じですね。「資産を買う為に、お金は必ずしも必要でない」とロバート・キヨサキも言っていますしね。ところで今日のニュースで「すき家」のゼンショー、「なか卯」買収へ・牛丼2位にというものがありました。一般市民の身近な生活の場にもM&Aの波が押し寄せてます。さて私の持ち株の松屋フーズはどうなるのでしょうか。
2005/02/26
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いま銀行が預金の不正引出しに対し、保証も検討するなどと言っていますが、こんなケースはどうなのでしょうか?銀行のATMで10万円、引き出しました。1万円札が10枚出てくるはずです。念のため枚数を数えます。「いちま~い、にま~い、……、1枚足らな~い」さて、あなたはどうしますか?もう一度、枚数を数えなおすでしょう。「いちま~い、にま~い、……、やっぱり1枚足らない!」そして呼び出しボタンを押したり、係員を呼ぶなりして、引出金額が足らないと訴えることになるでしょう。そのとき、対応する銀行員はATMを開け、中を確認するでしょう。でも、何も問題ありません。データを調べます。確かに10万円引き出された履歴が残っています。しかし正常に出金されたとなっています。「ATMは正常に動作していますね」銀行員はこう説明します。「でも9万円しか出てこなかったんです」「勘違いということはありませんか」こんなことも言われるかもしれません。しかしどこまでいっても平行線です。あなたからすれば、口座からは10万円を引出したことになっているのに、実際には9万円しか手にしていないのですから、納得できるわけはありません。銀行からすれば、ATMは正常に動作しており、正しく10万円出金しているとしか見えません。もしかしたら、サギかもしれませんが、監視カメラで確認しても、ネコババしている様子は確認できません。人間とATM(IT)。どちらを信用するのでしょうか。あなたは「そんなこと起こるわけがない」と思っていますか?その根拠はなんですか?この例は、単純なケースですが、これからITがもっと発展し、それに伴って高度・複雑化してくると、こういった問題はどんどん出てくるのだと思います。例えば生活インフラになりつつある携帯電話でも、IT・情報化が進んでいる自動車や家電でも。お財布代わり携帯で、残高が無くなっていた時、あなたは存在したはずだった「お金という情報」を証明することができますか?自動車ではもっと深刻です。すでに数年前にBMWがやっちゃってるようです。正確にはマイクロソフトが、ですが。BMWのリムジンに搭載されている「あるコンピュータ」がクラッシュしたため・・・BMW2000年モデル車を乗っている者です・・・ではどうすればいいか?それよりも私としては、こういう状況になることで儲かる企業はどこか?ということを考えてしまいます。素直に保険会社?
2005/02/25
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プログラムの開発では通常、人間が理解できる記述から、機械が理解できる記述へ変換を行うコンパイル(翻訳)という過程があります。この過程では、開発者が作成したものに対する綴りや文法・構文のチェックなどが行われます。例えば、人間同士であれば、送り手が間違えていても、受け手が行間を読み、上手く解釈して意思疎通したりすることもあります。また、上司が言ったことが間違っていても、部下は「はい、分かりました」と受け入れなければならない時もあるでしょう。しかし、コンピュータ君はそうはいきません。これで間違いない、と思ってコンパイルをしても、コンピュータ君は「間違っとるで」と突き返してきます。おかしい、絶対正しいはずだ、と思っても、「あんたはん、間違うとるで」と受け付けてくれません。うんうん唸って、仕方なしに隣の人に助けを求めると、「ここ、ピリオド足らないんじゃない」などと言われ、ワオーと感心してしまうのです。コンピュータ君は正しかった、と。己の未熟さと身勝手さを思い知らされるのです。そして、もしかしたら自分は他でも、他人に対して間違ったことを押し付けていたのではないか、と自戒の念に襲われるのです。一種の人生勉強です。これはベテランがやろうと新人がやとうと一緒で、コンピュータ君は問答無用で過ちを指摘します。ご機嫌をとるようなことも、手心を加えることもしません。そういう意味で、コンピュータ君は人を差別しない、平等主義者です。しかし一方で気分屋でもあります。ご機嫌を損ねると、さっきまで日本語で喋っていたのに急に英語を喋りだします。そして証拠隠滅とばかりに勝手にリブート(再起動)という暴挙に出たりもします。アナログな人間。デジタルなIT。どこまでいっても相容れない部分が残るのでしょうか。
2005/02/24
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人が手書きした数字と機械で印刷された数字人間というのは不思議なもので、資料や領収書や契約書など何でも、金額や数量といった数字について、手書きのものより、機械で印字されているものの方を信じるという習性を持っているようです。機械で印字してようが、手書きであろうが、全く同じであるのに。だってどちらも人間がやっていることだから。システム開発に携わる仕事をしている私としては、どちらかというと機械で印字している方が怪しく感じる時が多いです。(特に自分の作ったシステムは・・・)人間は不完全な生き物です。情報システムやITなんて、所詮そんな人間が作ったものです。(言い訳が入ってます)システム開発は、大雑把に分けて、・構想する・設計する・開発(実装)する・テストする・運用(販売)するというフェーズがある訳ですが、この全てのフェーズを不完全な人間が行う訳です。テストするったって、不完全な人間がテストするんです。そんな情報システムを盲信するなんて、人間を盲信することと同じことになります。そして、騙そうとしてそうなっている訳ではない分、たちが悪いものなのです。
2005/02/23
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株式投資をやっていると、なぜか相性のいい銘柄とわるい銘柄が出てくるようです。何度も儲けさせてもらっている銘柄や、なぜか上手く儲けられない銘柄です。私にもあります。相性のいいのはアセットマネジャーズです。分割前からかなり取引していますが、100~150万の時にかなり儲けさせて貰いました。150~200万の時は取り損ないましたが、分割後、また仕込みだして、いまでは私のポートフォリオで2番目に大きいウェイトを占めています。相性がよくないのがドワンゴなどの携帯サイト関連銘柄です。昨年初めてデイトレもどきをした銘柄がドワンゴですが、ちょうど昨年1月~2月にかけて、100~105万のレンジで何回もお小遣いを稼ぎましたが、上放れした時にはついていけませんでした。また同じ頃フォーサイドドットコムも-1%で損切りした直後に爆騰していきました。損はしていないのですが、儲け損ねてばかりです。逃した魚は大きいですが、縁がないのでしょうかね~まあもっと相性が悪いのは大損したハイテク関連銘柄ですが。
2005/02/22
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今日発売のマネー雑誌の多くでは、IPOやセクター分析の特集が組まれていますね。私が気になるのは、やはり不動産流動化セクター。こいつ次第で成績が大きく左右されます。紹介されていた銘柄の中で、「レーサムリサーチがまだ成長力が十分織り込まれていない」という記事がありました。私の保有銘柄で今日の終値で+66%の成績。単純に2倍になれば半分売ろうと考えていましたが、もう1回調べ直して方針を再検討しようと思いました。取敢えず先週金曜日に買い増ししたアセットマネジャーズは今日は上がりましたが、アセットインベスターズは指値まで下がってきません。もう少し仕込みたいんですが、当面上がればそれでよし、下がれば買い増し、という感じになりそうです。しかしあれだけ1部鞍替え企業があるのに、該当保有銘柄はアーネストワン1社だけというのは残念。
2005/02/21
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今日のサンデープロジェクトで、ライブドアと堀江社長とドリームインキュベータの堀社長が議論していました。堀江社長はいつもの通りでしたが、堀社長からはかなり決め付けの強い発言が出ていました。私も見ていましたが、公共の電波にのっている状態でちょっと言い過ぎじゃないのか、と思える内容でした。個人的にはこう思う、とか、こういうシナリオもあり得る、とか、私がリーマンの人間ならこうする、という発言でいいのに、なぜあそこまで言わなければいけないのか、理解できませんでした。堀社長の本は何冊か読んだこともあり、どちらかと言えば好感を持っていたのですが、いったいどうしてしまったのでしょう。同じ様に違和感を感じた他の視聴者もいるようで、Yahoo!掲示板のドリームインキュベータには、番組途中の時間から書込みが殺到しています。確かに私がもしドリームインキュベータの株主だったら、幻滅していると思います。まあ掲示板の内容も内容ですが。また政財界の人達もいろいろ発言していますが、個人的には、法令に則って行ったものに対して、道義上云々いうのはちょっと筋違いだと思います。道徳や仁義を云々言うのであれば、業績を悪化させ、建て直しも周回遅れで傷口を広げ、大量の社員をリストラし、株主価値も低下させ、そして自らは責任を取らないような経営者は道義的にどうなのでしょうか?(そんな経営者はたくさんいます)そして元総理のMさん。あなたは人のことを言う前に、税金払ってください。さあMさん、税務署へダッシュ!一般庶民に示しがつきません。道徳的に間違っていますよ。野次馬ですが、明日のライブドアとドリームインキュベータの株価はちょっと見ものですね。マーケットはどう反応するのでしょうか。
2005/02/20
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確定申告が始まっていますね。私は特別口座を源泉徴収なしで利用しているので、確定申告する必要があります。証券会社各社からの年間取引報告書を集計するだけですが、今回で損失通算がほとんどなくなり、次回は税金を払わなければならなくなりそうです。たくさん儲けて、たくさん税金を払えるように頑張りたいと思います。しかしちょっと計算してみたのですが、証券会社への手数料ってバカになりませんね。昨年はだいたい200程度取引しましたが、1注文800円と単純に考えて、160,000円。いくらネット証券の手数料が安くなったといっても、年間16万円、月1万3千円強というのは小さくないですね。証券会社は儲かるわけです。
2005/02/19
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最近、ちょっと中国株が上がってきているのでしょうか、私が様子見で買った中国株ファンドが上がっています。以前雑誌か何かのインタビューで、さわかみ投信の澤上さんが中国株投資について答えていました。「中身が分からないものには投資しません 中国株そのものより中国で儲けている日本企業に投資します」『中身が分からないものには投資しない』中国株に限らず、投資の基本と言えば基本ですね。今はネットが発達して、情報過多&簡単に取引可能なので、つい自分がよく分かっていないものにも手を出してしまいがちです。ブームなんかで何となく投資して含み益が上がって喜んでも、それは本当にいい投資だったのか、考えてみる必要があるのかもしれません。私は現在、中国の個別企業のことはほとんど勉強できていません。なので例えばコマツなど、中国で儲けている(と言われている)日本企業へ投資して利益を出している状態です。(よく日立建機などと一緒に中国関連銘柄と言われていますが、 対中国は対前年比で45%ほど落ち込んでいて、 実際には米州、アジア・オセアニアなどで稼いでいます。 対中国は中央政府の金融引き締め策などで低迷しました。)ビジネスルールの違う中国、カントリー・リスクが高いですし、有望な投資対象だと思いますが、将来どのようにになっても、「まさか、こんなことになるとは」とは感じないと思います。例えば極端な話、ホントは教えたくない資産運用のカラクリの著者サイトであるワールド・インベスターズでの話の様に、万一、オリンピックの前に中国という国そのものが立ち行かなくなったとしても、「まさか」よりも「やっぱり無理があったか」という気持ちの方が大きいのでは、と感じます。中国投資に限らず、強気派と弱気派は必ず存在し、そのどちらの言い分も正しく、両者の綱引きによって歴史が綴られていくのだと思います。だから人間は過去を説明するのは上手なのに、未来を予測するのは下手なのでしょう。ただ、投資とは、『将来の納得のために、現在の不納得を買う』ですから、現状の欠点や不満ばかりを挙げていても意味がなく、今後のシナリオを自分で描いて、チャンスを逃さず投資できるようになりたいと思います。
2005/02/18
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最近、九九プラス(JASDAQ 3338)が値下がりしています。先日、立会外分売を行っていますが、その分売値段669,825から10%近く下落しています。来週からの子株流通を嫌気しているのでしょう。私は九九プラスが展開している「SHOP99」という店をよく利用するので、簡単に調べてみました。「SHOP99」はスーパーとコンビニの間の業態で、「エブリデーロープライス」をスローガンにして、多くの品目を99円均一で日用雑貨、食料品などを販売しています。その為に自社ブランド(QQレーベル)の商品も多数あります。最近はお酒やお米も扱うようになりました。テレビCMではSMAPの草薙さんを起用しています。また「SHOP99+」という新業態も展開し始めたそうです。さて九九プラスですが、キョウデン(6881)が親会社であり、またJ-Stock銘柄に選定されています。業績ですが、HP上には決算ハイライトとして 2003/3 2004/3 2005/3(予)(千円)売上高 23,104,000 32,285,353 71,648,000営業利益 399,959 533,005経常利益 441,806 536,044 1,660,000当期純利益 288,285 204,002 793,000 2003/3 2004/3 総資産 7,783,727 10,932,332 株式資本 1,966,285 2,170,287 株主資本比率 25.3% 19.9% 株主資本利益率 15.8% 9.9% といった感じで、順調に業績を伸ばしているようです。ここ1年の動きとしては、 H16年2月 新規出店300店舗達成 4月 テレビCM放映開始 8月 新規出店400店舗達成 9月 JASDAQ上場 H17年1月 新規出店500店舗達成 という感じです。決算説明会資料を見ても、いろいろと政策、施策は挙げられていますが、一番は関東・関西・中京東海に積極出店で規模を拡大し、既存店の売上もUPしながら、数字を上げていくという成長企業の典型です。こういう成長企業の課題は、スピード出店への対応です。具体的には新規出店の為の資金繰りと、人材育成です。私が利用している店を見ている限りでは、店舗業務はそれ程複雑そうではなく、かなり標準化されていると思います。(コンビニ+新鮮食品の扱いのようなイメージ)ちなみに既存のコンビニなどがSHOP99に鞍替えするケースもあるようです。(私の実家の近くのコンビニは、 いつの間にやらSHOP99に変わっていました。 また最寄駅の近くの薬局もSHOP99に変わっており、 薬コーナーを設けていました。)問題は資金繰りですが、今期の動きを見てみると、B/S 2004/03 2004/09 2004/12(千円) 現金及び預金 2,318,946 5,367,517 11,115,942 たな卸資産 1,409,069 1,929,948 2,327,290 未収入金 518,085 707,161 1,140,880 有形固定資産 3,114,089 4,176,202 4,773,818 買掛金 3,928,852 5,697,376 12,773,487 短期借入金 1,010,710 1,106,120 1,049,420 未払金 519,068 913,072 1,275,591 長期借入金 1,415,010 1,483,840 1,315,720キャッシュフロー 2004/03 2004/09 2004/12 (税引前利益 438,067 472,518 1,023,251) (仕入債務の増加額 1,330,338 1,768,523 8,844,635) 営業活動CF 1,697,899 1,675,782 8,654,977 (有形固定資産取得 -1,343,906 -1,078,075 -1,710,216) 投資活動CF -1,510,510 -1,682,511 -2,531,779 財務活動CF 937,960 3,055,299 2,673,798という感じで、現金商売ゆえに買掛金は増えますが、現金が増えます。そのおかげでCFはかなりプラスになっています。また新規出店で固定資産が増えていますが、長期借入金は増えていません。数字上は、営業CFで出店費用が賄えてそうに見えますが、サイトがどのくらいか分からないので、何とも言えません。サイトが短ければ、出店スピードを維持しようとすると、資金的に苦しくなってくる可能性はあります。経営者としては、銀行から利息がかかる借入を起こすより、業績もいいことだし、公募増資で資金調達したいと考えるのではないでしょうか。(先日の立会外分売は、分布状況改善と流動性向上を目的に 大株主が一部を放出しただけ)エントリーのタイミングとしては、公募増資発表で下がったところを買うのが面白いかな、と思いましたが、しばらくは無さげな感じですね。今期予想EPS:28,840円64銭 7,210円16銭今期予想PER:20.8 83.1(株価599,000)過剰な割高感は無いようですが 割高感がありますが、どうでしょうか。ちゃんと調べてないので、かなりいい加減です。ちなみにMM銘柄なので、値動き激しそう。あと、シーマが増配を発表していますね。設立10周年記念で3銭から10銭に増配だそうです。最小投資単元の10株持っていたら1円・・・持株では有沢製作所が1:1.1の株式分割。これで121株になります。何だかな、まいっか。
2005/02/17
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いま地球の環境問題がどんどん深刻化しています。先週の「儲かりマンデー」の内容は、エコビジネスでした。その中で、本日発効される京都議定書や排出権取引の話、儲けるアイデアとしてエコファンドを利用しよう、という様なことが紹介されていました。そこでエコファンドをいくつか見てみましたが、組み入れ銘柄の上位には、自動車メーカーがありました。だいたいトヨタ自動車がトップ。日本の自動車メーカーが、環境問題に前向きに取り組み、ハイブリッド、燃料電池など、環境により優しい新型自動車を開発しているのは評価します。しかし、思ってしまう。今まで100汚していたのが50しか汚しません。って、50汚してんじゃん。汚染していることには違いが無い・・・産業発展のため、我々の生活水準向上のため、自動車が必要なのは分かります。しかし、エコファンドの上位に自動車メーカーが入っているというのは、私は違和感を覚えます。いくら「環境問題への対応が優れている企業」といっても、「環境問題そのものを作り出している企業」でもある訳です。世界的に自動車メーカーのPERが低いのも、そういったことがあるからでしょうか。私も2年以上、トヨタ株を保有しています。ある意味、排ガス汚染の片棒を担いでいるとも言えます。株主としては、いつか乗れば乗るほど地球環境をクリーンにする様な乗り物を創造してほしいと思います。EU、「京都議定書」後の戦略発表
2005/02/16
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今日は皆さん様子見のようで、値幅は今年最低だったそうです。GDP発表やグリーンスパンさんの議会証言で、明日以降、大きく動くのでしょうか。もうピークアウトしているかもしれませんが、ヒロシネタです・・・ ヒロシです 買った株は上がらないのに、売った株はよく上がるとです ヒロシです 約定を「やくてい」と読んでいました ヒロシです いつも1円差で買えません ヒロシです ミニ株の購入日は必ず朝高後場安です ヒロシです 誰かに監視されてる気がして仕方なかとです ヒロシです ここ一番で売りと買いを間違えます ヒロシです デイトレードをしようと会社を休んだ日は、 ネット証券のサーバーがダウンするとです ヒロシです IPOに当選したのに、購入申込みを忘れていました ヒロシです、ヒロシです、ヒロシです・・・
2005/02/15
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立ち読みしかしていませんが、「黄金の相場学2005~2010」という書籍の中で、為替は、本日2005年2月14日で102円程度の円高で天井を打ち、その後、2006年~2007にかけて161円を目指す動きになる、と書いていました。この著者は、株式ワイド・クロージングベルとかにも出ていましたね。ちょっと前の日経新聞でのアンケードでは、「90円~100円の円高までいく」という回答が一番多かったようです。G7でも新しい材料も出なかったですが、米国の一般教書演説で、脱「双子の赤字」が強調されて、風向きが少し変わった様です。今後どう動くんでしょうか。為替は全く分かりません・・・それにしても堀江社長、テレビ出すぎ・・・そして質問しているアナウンサーの方々、理解して無さ過ぎ・・・あのやり取りだけでは、一般視聴者は「結局、株というものは分からない。ギャンブルと同じだ」という印象しか残らないんではないんだろうか。
2005/02/14
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私は優待狙いで保有している株が結構あります。おかげで保有銘柄数が多くてファンド状態になっています。もっと減らさないといけないのですが、あまり進んでおりません。例えば、図書カードで、日東工器、小松ウォール工業自社商品で、ユニカフェ、カゴメ優待券で、松屋フーズ、イズミヤお米券で、進和、荏原実業、エイジスなど。決して優待狙いだけで保有しているわけではないんですが。ほかにも色々ありますが、私が重宝しているのが、文教堂の株主優待カードです。書籍・雑誌・文具・PCソフト・音楽CD・ゲームソフトなどが5%割引になります。以前は安売りチケットショップで3%割引の図書券を購入していましたが、この優待カードの方がお得です。(当然、文教堂でしか使えませんが)2月と8月が権利月になりますが、実は連絡すればすぐに優待カードをゲットできます。(優待カードの在庫があればですが)私は昨年9月に購入しましたが、問い合わせて、売買を証明するもの(取引報告書など)をFAXしたら、すぐに郵送して頂きました。2005年10月末まで有効のカードでした。(とても親切に対応して頂きました)なので、配当でも優待でも権利落ちすると株価は下がりますが、文教堂の優待であれば、権利落ちして値下がりしたところで買っても優待だけはすぐに貰えるのでお得です。
2005/02/13
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昨年の春ごろ、こんな話を聞いたことがあります。「日経平均は、小泉政権誕生から2年間で、 14,000円から7,600円まで約半分になった。 ということは、同じ2年間で2倍になって 14,000円に戻ってもおかしくない」昔の私が聞けば、そうかも知れない、なんて思ったかも。同じ幅を上下しても不思議は無い、と。たしかに株価がどうなるのかは誰にも分かりませんから、2年で元に戻るかもしれません。しかし、「2年で半分になったから、2年で2倍になる」というのは、どういう理屈なのでしょうか。例えば、1年で半分になる、ということは、元が100であれば50になり、1年で-50%ということです。そして、1年で2倍になる、ということは、50になったものが100になり、1年で+100%ということです。「-50%」と「+100%」、釣り合いません。1年で+50%であれば、50は75にしかなりません。半分になったものが、元に戻るには+50%では足らないのです。投資は何でも、下落時の方がインパクトが大きいものです。また下落の割合が高ければ高いほど、元値に戻るまでの割合との乖離も大きくなります。元値下落率現在値回復まで 100 5% 95 5% 100 20% 80 25% 100 50% 50 100% 100 80% 20 400%だから資産を減らさない、且つ儲けるためにはロスカットが必要になります。(デイトレで有名なHANABI氏(今は株之助氏)は、 タカラバイオで2日で約一ヶ月の利益を飛ばしたそうです。 ルールを守れずロスカットできなかった結果は厳しいです)ちなみに、日経平均14,000円から7,600円は-45%、7,600円から+45%は、11,020円。もう十分、元に戻っているのかもしれません。
2005/02/10
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私はたまに、日経や東京IPOなどが定期的に開催している個人投資家向けIR企業説明会に行きますが、その参加企業の説明会後のパフォーマンスはいいものが多いように感じます。IRに積極的だから知名度も上がって株価も上昇しやすくなるのでしょうか。私の保有銘柄にサイバネットシステムがありますが、これは確か2003年夏の日経個人投資家説明会で知った企業でした。説明会後に買いましたが、二部上場や株式分割や円高やナノテクなどのテーマにのって、ほぼ一本調子に上がっていった優等生です。おそらく説明会で知らなかったら買えなかったでしょう。また東京IPOで知ったニイタカも同様です。私が思うに、IRに積極的だというのは「業績が好調だから」、というのが大きな割合を占めているのではないでしょうか。経営者と言えど、人間です。やはり足元の業績が芳しくなく、業績予想を達成できないかも、とか下方修正をしなければならないかも、と感じている経営者であれば、説明会をやろうとはなかなか思えないでしょう。また低迷していた企業が、構造改革や新規事業で復活するパターンもあります。経営者であれば、復活しつつある我々を見てくれ!今までと違う新しく生まれ変わった我々に期待してくれ!とアピールしたくなるでしょう。例えば東京IPOでのフジスタッフ、マルキン忠勇、icf、鷹山あたりでしょうか。(他にもたくさんあると思います。 icfはMSCB発行ですね)フジスタッフは昔、私が大損したので知っていましたが、参加企業にこの名前を見たとき、正直おや?と思いました。説明会に出てくるような企業じゃなかったのに、と。そして2004年10月9日(土)の説明会後、10月26日に業績予想の上方修正&株式分割&増配を発表しています。単なる知名度アップや毎度恒例企業の場合は望み薄ですが、説明会の開催・参加予定の企業を、先回りして調査・投資するのも面白いと思います。(最近は説明会の時には上がり始めている企業も多いので、 みんな考えることは同じでしょうか)あとちょっと面白いのは、何人連れて説明会に来ているのか、という点です。社長とIR担当の2名とか少人数で来ている企業と、財務担当役員や営業担当役員なども来て4、5名で臨んでいる企業があります。説明するのは1名ですが、投資家からの質問に自分で答えられなさそうなところは大所帯になるのでしょうか。ちなみに東京IPOの次回IR会社説明会は2月26日(土)。最近仕込んでいるアドバンスクリエイトが参加予定ですが、用事があって行けません、残念。今回の公募増資の狙いなど、社長の話を聞きたかったです。そう言えばファイナンシャルジャパンで、濱田佳治社長のインタビューが載っていますね。
2005/02/09
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今日公開のメディシノバ・インクをトップバッターに、今年のIPO市場がスタートしました。私はいくつか申し込みましたが、全銘柄当っていません。一つ補欠になりましたが、やはり「繰上当選なし」でした。1月は1社もIPOがなかったので、初値は期待できそうな感じでしたが、メディシノバの初値は公開価格400円を1%上回る405円、そして終値は367円。事業内容が、「医薬品候補品に関するライセンスの取得及び 当該ライセンスに基づく医薬品の開発等」なので、今後の業績見通しが難しい会社だからでしょうか。私はどれも初値を買う気にはなれませんが、2、3日ストップ高とかする企業も出てくるかも知れませんね。しかしあまりに資金が偏ると何ですし、適当に盛り上がることを期待します。(当然、当選していればバカ騒ぎを期待していましたが)ところで最近、マイクロソフト社内でiPodが流行りすぎて幹部社員がほとほと手を焼いているというニュースが話題になっているようです。実際、MS本社に近いApple Storeには、毎日2回200個ものiPodが入荷して即日完売しているのだとか。やっぱり良い物は良いということでしょうか。さて明日はワールドカップ最終予選の第一戦。ホームなんだから絶対勝ってほしいものです。稲本見たかった。
2005/02/08
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最近あちこちでMSCBや大型株式分割が話題になっています。シーマはついに管理ポスト行きですか。まあちょっと投資家を舐めすぎたとは思います。マネーゲームと分かって参加するのであれば、それはそれでいいんですが、株主優待や投資雑誌などで個人投資家を大事にします、みたいなことをアピールして無垢な投資家集めて、あれはないでしょう。まあ手元資金も減ってきて、美味しい思いをしている他社があり、我社も・・・と誘惑に負けたのでしょうか。他にもいろいろな形の資本政策はありますね。昨年12月にはNECが上場子会社2社のTOBを発表しました。この子会社、1年前に上場したばかりなのに。上場で潤沢な資金を得て、株価が安くなってきた時点でTOB。ダイナミックな戦略といえば聞こえはよいですが、どうなんでしょうか。(何のための上場?)まあNECの時価総額は1.2兆円弱。世界の競合他社に比べれば規模は小さいし、株式交換によるM&A対策みたいなものも考慮しているのでしょうか。ちなみにサムソン電子の時価総額は6兆円を越えています。またSBIグループの北尾氏は、以前上場していたイートレードをSBIと合併させて廃止し、その子会社のイートレード証券で最上場!って、完全に市場を舐めてる行為じゃないですか・・・まさに錬金術です。メガブレーンはアパマンとくっつけようとしましたが失敗したので、今度は役員入替えて(自分も取締役になっていますね)、社名も「SBIパートナーズ」にして、本格的にSBIグループの不動産事業の柱にして、SBI不動産関連投資業匿名組合で引っ張った資金を、この会社に入れるんでしょう、多分。なんでもあり?、と感じるのは私だけでしょうか。ちなみに今回上げている銘柄は保有していません。メガブレーンは仕込み損ないました。1円差で買えなかった・・・うぅ今日は日経平均大幅上昇でしたが、不動産流動化銘柄は不発でした。昨日のNHKスペシャルの内容もネガティブな感じだったし、(今まで良かったけど、これからは・・・みたいな 明日深夜に再放送するみたいです)まあこんなもんでしょうか。その代わり日本風力開発が急伸していました。「ジュリアーニ前ニューヨーク市長が経営するコンサルティング・投資会社が 日本の風力発電事業に500億円を投資する」からだそうです。もっと風力発電がメジャーになってほしいものです。
2005/02/07
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個別株や投資信託の他に、ETFやREITなど、いまは色々な投資先がありますが、マイナーなものに「証券投資法人」というものがあります。簡単に言ってしまうと、ファンドを個別株のように売買できるもので、投資しかできない会社(=投資法人=ファンド)に投資をする、という形になります。REIT(=不動産への投資しかできない会社)と同じスキームです。つまりREITのベンチャー投資版のようなもので、税制も、譲渡益・分配金ともに株式と同様に取り扱われます。この面白いところは、未公開株など個別では簡単に手が出せない投資対象を小額で売買でき、高額の分配金が狙える、という点です。いま上場しているものは、大阪証券取引所ベンチャーファンド市場に2つあります。○ベンチャービジネス証券投資法人(8720 三井住友系)○ベンチャー・リヴァイタライズ証券投資法人(8721 ソフトバンク系)投資している未公開企業がIPO等をすると、大きな利益が出ますが、投資先が破綻すると、当然損失が発生します。最近ではVR法人で、ワールド・ロジがIPOしています。ワールド・ロジの暴騰で分配金狙いの買いで株価が上がりました。が、すぐに15万口もの追加公募が発表されました。それまでが約35万口ですから50万口になります。(実際に集まったのは10万口のようですが)しかし、さすが北尾吉孝氏、引き渡しが1月中でした。つまり公募組みは約1週間で配当がもらえることになりました。(でも権利落ち後は見事に織り込みますが)配当を餌に15億集めようなんて、最初の公募組みの人はなんだったんでしょうか。私は安値買いですが、分配金が減ってしまいました。分配金は、VB法人で約1000円、VR法人で約1500円でした。私の場合の利回りは、VB法人で約15%、VR法人で約18%なので、今回は悪くない利回りですが、毎年大きく変動するでしょう。どこの証券会社でも扱っている訳ではないようですし、投資しているベンチャーも聞いたことが無い企業がほとんどですし、Yahoo!ファイナンスでも情報がなく、ただ掲示板があるだけですが、一度検討してみるのは面白いと思います。ちなみに私はE*TRADEで売買しています。ただクローズド・エンドで期限があるので、どんどん資金調達して投資して、という性質のものではないし、機関投資家が投資しにくいサイズなので、個人投資家の思惑で結構値動きが荒くなるのが難点でしょうか。(追加)今晩のNHKスペシャルで、明日は不動産流動化関連銘柄が高騰するのでしょうか?楽しみです。
2005/02/06
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今日、NIKKEI NETにこんな記事が出ていました。『世界のヘッジファンドの運用成績が低迷している。 2004年まで2年連続で世界の株式の投資収益を下回り、年明け後も振るわない。 金利や株価の動きが比較的小幅で、サヤ取りの機会が少なかったのが主因。 年金や個人の資金が大量に流入し、 ファンド同士で投資機会を奪い合っている結果との指摘もある。 米調査会社ヴァン・ヘッジファンド・アドバイザーズが 世界のヘッジファンドの運用成績を集計したグローバル指数は、 昨年1年間で7.7%高。15.3%高だった世界株指数を下回った。 2年連続で世界株を下回るのは調査を開始した1988年以来初めて。 日次で集計している別の調査会社によると、 年明け後も年末比0.9%安と水面下に沈んでいる。 ヘッジファンドは金融派生商品(デリバティブ)などを駆使して高い投資収益を狙う。 情報技術(IT)バブル崩壊後も利益を出したため人気化したが、 2003年以降の株高局面では成績が追いついていない。』やはりプレーヤーが増えすぎたのではないでしょうか。マネックス証券もオルタナティブ商品を扱うようですね。『2005年はマネックス証券「オルタナティブ投資元年」』とか言って、セミナーやるようです。まあオルタナティブ投資(代替投資)といっても、ヘッジファンド以外にもいろいろありますが。私も1年以上前、日本株に偏ったポートフォリオを見て、オルタナティブ商品を検討したことがありますが、サイズが大きいのと、過去のパフォーマンスが本当に続くのかが自分で見通しを立てられなかったので、見送りました。2月に入って成績は好調だったのですが、今日は少しやられました。いまのところ日本株には強気ですが、もう少しアセットの配分を考えた方がいいのかも知れませんね。
2005/02/04
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先日とある不動産投資の講演会に行きましたが、その途中の電車で、隣の席に20代後半くらいの女性が座っていました。ちょっとおしゃれな格好をした普通の方でした。私は本を読んでいたのですが、暫くするとその女性がおもむろにカバンからA4用紙を取り出して見始めました。私がそれとなく覗いて見ると、カラープリンターで印刷した用紙の様でしたが、印刷している内容が・・・Yahoo不動産の中古マンション情報でした。ショックでした。いま増えているという独身女性のマンション購入なのか、それとも資産運用のための不動産投資なのか。もし後者なら、もう不動産投資はピークアウトだろうか。少なくとも旨みよりリスクの方が大きいように思える。金余りで過熱しているのは間違いなく、本来であれば売り時でしょう。公衆便所のようになっているREITがどこまで持つのか、ババ抜きゲームはいつまで続くのか、弾けたらどこまで影響がでるのか、単純に勝ち組、負け組に分かれるだけなのか、どうも最近、不動産の動向には神経質になります。昨日のWBSでも特集していたし、さくら事務所の長嶋さんも、「不動産投資は、もうちょっとしばらく、やめてはどうだろうか。」と言っています。いくら長期投資といっても、流動性を考えると、いま飛び乗った方がいいのか、次のサイクルを待った方がいいのか、エントリーのタイミングは難しいと感じます。(追加)2月6日 21:00 NHKスペシャル「巨大マネーが東京を狙う」◇東京のオフィスビルを舞台にした不動産ファンドの激しい攻防に迫る。都心の一等地は今、次々と高値で取引されている。それは不動産ファンドと呼ばれるビジネスによるもので、投資会社が巨額の資金を投じて購入したビルの価値を高め、数年後に売却して利益を得るという。外資系投資会社が中心で、既に10社以上が日本に進出している。日本でいち早く不動産投資ビジネスを立ち上げた外資系投資会社では、都心のオフィス街にある200以上のビルに投資。年20%以上の利回りを達成した。市場には日本の企業も相次いで参入。不動産投資信託など新たな市場が生まれる一方で、不動産の価値はこれまでの路線価から不動産自体が生み出す価値へと変わってきている。
2005/02/03
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2004年12月あたりから新興銘柄は上昇し始め、本年1月は日経平均・TOPIXともに横ばいの中、JASDAQは上昇し、私の資産も少し戻しました。振り返ってみると、私はツイていました。あと1年半程遅く株式投資を始めていれば、もしかしたら今より金銭的な資産は増えていたかもしれません。しかしあの暗黒時代は私にとって必要なものでした。短すぎず、長すぎず、期間もちょうど良かったのではないでしょうか。そしてその後の新興バブルもラッキーでした。バーチャル投資ゲームなどもありますが、実際に、株価下落の恐怖や資産を減らす痛みを味わうという経験はやはり必要であり有益なものだと思います。(というか有益にしないと意味がないのですが)私は2001年頃、バーチャル投資ゲームもしていました。なぜかそちらはプラスでした。実際の運用はマイナスだったのに。欲が絡むと失敗する典型でしょうか。ロスカットにしても、頭で理解するのと痛みをともなって理解することは、全く違うものだと思います。難しいのは、そういったものを言葉にして伝えることですね。今の自分の持っているものを、昔の自分に伝えようとしても、恐らく昔の自分は分かったつもりになるだけでしょう。特に理論的な内容ではなく、メンタル面では。まだまだ課題も多いですが、これからも楽しみながら精進していきたいと思います。そんなこんなで現在に至ります。ふ~、やっと今に追いついた。今週のSAPに[株投資デビュー]の悲劇に学べ!が特集されていますね。
2005/02/02
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含み損がなくなってからも好調が続きます。特に新興市場の銘柄は値を飛ばします。株式分割銘柄は意味もなく上昇し、PERは跳ね上がり、ボーナス並みの収益が上がる日が続いたりもしました。そしてトレードが雑になっていきました。「日経平均は13,000円を目指す」とコンセンサスができ、巷には億万長者も出てきました。書店に行けば、投資関連の書籍がたくさん出ていました。2004年5月に一度調整はするものの、2004年6月には、給与年収以上の含み益が出来ます。まさにバブル状態でした。しかしそれ以降、株価は低迷し、新興市場は長い調整に入りました。結局、新興銘柄では儲けの半分程度を失いました。正直もっと売った方がいいとはずっと考えていましたが、下落にお付き合いをしてしまいました。損をしていた訳ではなかったので、甘い考えになってしまい、売りの難しさを改めて痛感しました。(続きは次回)
2005/02/01
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