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「金持ち父さんの金持ちになるガイドブック」という本に、”お金持ちになることの値段”についての記述があります。『たいていの人はお金持ちになりたいと思っています。 でも問題は、そのための代価を喜んで支払おうという人が ほんの少ししかいないことです。』そして例え話として、「健康な身体」をあげて説明しています。すばらしい肉体を持ちたいと思っている人は何百万人いるのに、そのための代価を喜んで支払おうという人はほとんどいない。だからこそ「この小さな魔法の薬を飲むだけで、食べたいだけ食べながら痩せれます」とか、「運動も食事制限もなしで、このモデルのようなすばらしい肉体が手に入ります」といった広告がはびこり、大金を稼ぎ出している。そんな商品の大部分は効き目がないのだが、それは製品のせいではない。製品を買った人たちが、自ら進んでやるべきことをやらない、つまり代価を支払わないからだ、と。『何かを得るために支払う代価は、いつもお金で測れるとは限らない。 この世の中には、何らかの形で自分の生活を よりよくしてくれる答えを求めている人がたくさんいる。 問題は、見つかった答えが彼らの気に入らないことだ。 お金は代価を支払ったことに対する見返りであり、 その代価は人によって違う。』斎藤一人さんも、『「自分を変えなくて、うまくいく方法ってありますか?」 って・・・、そんな方法ありません。 「店がうまくいく方法を教えて下さい」 って、言ってくる人でも、その真意は、 「自分を何も変えなくて、うまく行っちゃう方法はありますか?」 なんだよ。でも、そんな方法、ないんだよ。 だから、教えてあげたくても教えてあげられないの。』と言っています。人間はラクな方へ流されやすい生き物ですから、投資でも仕事でも何でも、自分でも気が付かないうちに、自分は代価を支払わず、周りが変わってくれることを期待してしまいます。そして期待通りにならないと勝手に不機嫌になったりします。自分に余裕がなくなれば、ますますこの傾向が強くなります。そして金持ち父さんはこうも言っています。『私は、人間はみんな、それぞれに異なる才能や能力を持って この世に生まれてくると思いたいんだ。 でも、そういった才能を神様が与えてくださったからといって、 何もしなくていいわけじゃない。 その才能を開花させるかどうかは一人一人の人間にかかっている。 そして、これらの才能を開花させるには、 たいてい支払わなくてはならない代価がある。 この世の中には、頭がよく、才能があり、能力を持っているのに、 経済的には恵まれていなかったり、仕事の上でも成功していなかったり、 個人的な人間関係がうまくいっていなかったりする人がたくさんいる。 私たちはだれもが才能を持っているが、それと同時に、 自分で克服しなければならない課題を抱えている。完璧な人間はいない。 私たちはだれもが才能と課題、強さと弱さを持っている。 代価が人によって違うと私が言うのはそれだからだ。 人によって違う課題を持っているんだからね。 人生は楽であるべきであると考えるのは怠け者だけだ。』人生は人それぞれですが、「楽」ではなく「楽しく」ありたいものです。
2005/03/31
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ある価値を生み出すために、その裏で大きな環境負荷や社会負荷がかかっています。例えば、1年間の日本経済で考えると、GDPが約500兆円、資源投入量は20億トン、二酸化炭素の放出量は13億5000万トン。100円の生産量の裏側で、400グラムの資源を投入して、270グラムの二酸化炭素を空気中に放出しています。京都議定書の発効など通して、環境に対してもっと意識が高まっていくことを期待したいですが、具体的な数値でもって認識する必要があると思います。
2005/03/30
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昨今の厳しい社会情勢の中で、資格取得などにより自分の価値を高めようとされる方も増えているようです。しかし私の周りを見てみると、IT業界にいるためか人員整理というものに対する危機感はあまりなく、公的資格取得に励んでいるというのはあまり聞きません。もちろん勉強は人それぞれしているのですが、それは超実践的で、自分のジョブに直接的に役に立つものであり、結果的に、資格取得に繋がることもある、というケースが多いです。「資格とは足の裏についたご飯粒、 取っても食べられないが、取らなければ気持ち悪い」とはよく言われる名言です。私も業務命令で取ったベンダー資格はありますが、会社として、□□資格保有者○名、と言いたいだけで、だからなんなの?という感じです。資格取得のメリットを敢えて挙げれば、「こんな資格は持っていても意味がない」と言えることではないでしょうか。その知識やスキルをどう生かすか、それが問われるのが現実なのでしょう。と思いながらも、今年の目標を提出する時、数合わせで、安易に資格取得を挙げる自分がいます。昨年は日商簿記2級だったし、今年は情報セキュリティアドミニストレータでも取ろうかな。でも暗記が面倒そう・・・そういえば、私が受けた昨年11月の簿記2級は簡単で、合格率がかなり高かったようですが、その前の試験は難しく、合格率が群を抜いて過去最低だったそうです。そのため、その上を目指す公認会計士予備軍が極端に少なって、資格取得の専門学校がやっている講座の申し込み件数が減って、TACも大きく業績を落とし、株価も急落しました。株価は年初の底値から底練りしている状態なので、株主優待なら買い時かも。IBMが世界の株式市場での上場戦略見直しの一環として、東証に上場廃止申請を出したようです。米IBM、東証に上場廃止申請・5月6日廃止へ日経スペシャル「ガイアの夜明け」 3月29日マンションは買い時か?~大量供給 販売の現実~
2005/03/29
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来月から個人情報保護法が施行されます。それを見越したように、先月あたりから会社に怪しい電話がかかってくるようになりました。自分を名乗らない、または取引先を名乗る。適当な名前の社員を呼び出す。そんな名前の社員はいないと答えると、電話に出た社員の名前を聞く。これだけで、2つの情報が漏れます。・ある名前の社員はいない・ある名前の社員がいるこんな感じから始まり、様々な方法を駆使して、なんとか情報を引っ張り出そうとしてきます。まあ向こうさんも商売かもしれませんが、果たしてペイできるものなのでしょうか。ペイできる見込みがあるからやっているのでしょうけど。どちらかと言えば、教材販売やセミナーの方が儲かりそうな気もしますが、こちらも競合が激しいようです。ところで、(予想通り)おとくラインの営業で苦情が続出しているようです。総務省、日本テレコムに行政指導・割安電話営業で苦情続出孫さんもフジにうつつを抜かしていないで、もっと地に足をつけて、顧客のことを考えた経営をしてほしいものです。いまの調子だと、またまた個人情報の漏洩が起こりそうで怖いです。ソフトバンクBB、新たに900件の会員情報漏洩前回は金で解決したつもりでしょうが、もう通用しないでしょう。覆水を盆に返す男
2005/03/28
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E*TRADEが中国株式取引を明日から始めます。中国株式リアルタイム取引 3/28(月)サービス開始取引手数料は、国内委託手数料・現地取次手数料・現地諸費用を全て含めて、約定代金の0.5%(税込0.525%)だそうです。・最低手数料:30香港ドル(税込31.5香港ドル)・約定代金6万香港ドル以上の取引は、一律:300香港ドル(税込315香港ドル)・外国証券取引口座開設料・管理料は無料あまりあちこち手を出すと、どれもイマイチになりがちですが、ちょっと本格的に個別銘柄をリサーチしてみようかな。有名どころの中国石油天然気(ペトロチャイナ)は、ここ数日でチャートが崩れていますね。好材料出尽くしとA株IPOが嫌気されているのでしょうか。でもPER8倍台は安いですね。また馬鞍山鋼鉄(アンガンニュースティール)なんかは配当利回り7%以上あるんですね。あと、単元未満株(通称:S株)取引も開始されます。取引所で取引可能な最低売買単位(1単元)に満たない単元未満株をインターネットを通じて売買できるサービスです。私は過去の株式分割等で発生した単元未満株を買増しして、単元株にするといった手段にしか使わないと思いますが、資金の少ない投資家は分散投資に使えますね。って、なんかE*TRADEの宣伝になってしまいました。
2005/03/27
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国内の経済活動の水準を表す指標として、GDP[Gross Domestic Product](国内総生産)が使われます。この指数は、国民総生産から海外で得た純所得を差し引いたもので、この数値が高いほど、より経済が発展していると見なされます。そして暗黙的に、経済が発展すると、より豊かになると見なす人が多いです。(少なくとも物理的には)しかしこのGDPは、モノでもサービスでも何でも、マーケットを通過さえすれば、全て勘定に入れて算出される指数です。例えば戦争・テロ・犯罪・事故・環境汚染の修繕費といった社会的なマイナス要因であっても、市場を介する経済活動であれば、GDPを押し上げることになり、あたかも経済が発展したかのように錯覚させます。本当の豊かさとはこのGDPで計れるものではありません。現在の先進工業国は、有限な天然資源を消費し、自然環境を劣化させ、気候を不安定にしながら、経済成長を続けています。豊かさと持続性の観点から見て、こういったことを「成長」とは言えないのではないでしょうか。そういった視点から、真の進歩を表す指数として、GPI[Genuine Progress Indicator]というものが考案され、13カ国で計測されています。この指数は、子育て・家事労働・奉仕活動に代表される、市場を通過せずに社会にプラスになる要因が対象に含まれ、戦争・テロ・暴力をはじめとする社会にマイナスの要因が対象から外されています。1955年から2000年までの日本のGDPとGPIを比較すると、GDPは8倍近く伸びているのに対し、GPIは60%の伸びに留まっており、世界的に見ても、同じ様な傾向だそうです。物質的、経済的には豊かになりましたが、環境面の質の低下や社会の不安定化などの影響で、「幸福」という視点では、豊かになったとは言えないようです。日本も成長経済から成熟経済に移っており、我々の意識もGDP上昇からGPI上昇に移っていく必要があると思います。と、その前に借金を何とかしないといけません。何ともならない額ですが・・・国の債務残高、昨年末で751兆円・過去最大を更新緑の国家勘定をめざして~真の進歩指数(Genuine Progress Indicator)で計る新しい国家経済環境や社会のコストを考慮した経済指標でリサイクルを再評価エルネオス6月号:GDPの大きさに惑わされるな地球環境変化と経済発展[pdf]
2005/03/26
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今日は3月決算企業の権利付最終日でしたね。今晩のNYが休場ということもあってか、日経平均もあまり動きませんでしたが、私の株式ポートフォリオは、 前日比 +2,710私の記憶の中では最小幅です。新記録。我が目を疑ってしまいました。分散効果が出ているということでしょうか。そうであれば、効果出過ぎです・・・下がっている銘柄は目に付きますが、何が上がって相殺されているのか、よく分かりません。全体的に上がってる感じです。しかしSBIの北尾氏はやっぱりやってくれましたね。2月23日に公募増資を発表した時、怪しいとは思いましたが。あと今日のインパクト21(9944)の動きは何だったんでしょうか。バリュー投資で名前が挙がっている銘柄ですが、15時前に株価通知メールが来て、あとで見てみると、瞬間2,400円まで下がって、直ぐに戻して、結局+20の2,455円で終っています。 出来高も普通に出来ているし、よく分かりませんが、2,400円で買えた投資家はラッキーでしたね。さて今週は損切りを1銘柄しただけで終りとなりました。日経平均12000円を抜けなかったことで、徐々に目先弱気派が出てきました。権利落ちとなる来週以降、どうなるのでしょうか。IPO銘柄にも資金が流れているようですし、高配当銘柄は売り込まれるのでしょうか。業績を下降修正する企業もありますが、株価の反応はマチマチです。保有銘柄では、ユニカフェや三洋電機が下降修正を出しました。大きく下げれば、ユニカフェは利益確定売り、三洋電機は買い増しを考えていましたが、思ったほど反応せず。こういうのを見ると、意外に底堅いのかなと思ってしまいます。三洋電機はヒドイ状態で、ドイツ証券は「売り」に格下げしました。もともと財務が良くないのが欠点ですが、S&Pは「格付けを引き下げることは考えていない」といっていますし、こういう時でないと安値で仕込めません。出来高もありますし、悪材料出尽しを期待したいですね。ところで全然話が変わりますが、ここ数日、急に co.jp からのアクセスが増えました。[楽天広場で検索]のせいでしょうか。楽天広場・ブログサーチ就業時間外であれば別にいいんですが、日中にアクセスがあると、しかも自分が保有している上場企業からだと・・・しっかり仕事せい!と思ってしまうのです。
2005/03/25
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いま流行っている様々な成功法則本で書かれていること。・人のいやがることをやりなさいなるほど、面倒だな、やりたくないな、と誰もが思うことを進んでやれば、いい仕事も貰えるようになる、とか、ニッチな領域で成功できる、ということか。・人のいやがることをしないなるほど、人から嫌われたらダメ、足を引っ張られたりすることもある、周りから好かれて協力者になってもらった方がいい、ということか。う~ん、正反対のことを言っているにもかかわらず、人は勝手に(時に自分の都合のいい様に)解釈するものなのですね。(追加)フォーサイドがCB(無担保転換社債型新株予約権付社債)発行するそうです。フォーサイド、CB500億円発行第1回無担保転換社債型新株予約権付社債(転換社債型新株予約権付社債間限定同順位特約付)の発行[pdf]しかもご丁寧なことに、解説資料まで付けて。転換促進型CB(貸株なし)発行に関する解説資料[pdf]CB発行については発行サイドも神経質になっているみたいですね。
2005/03/24
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公示地価が発表されました。公示地価、大都市圏で底打ち鮮明・都心5区15年ぶり上昇『国土交通省が23日発表した1月1日時点の公示地価は 大都市圏で底打ち傾向が鮮明になった。 東京都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)の全用途平均が 前年比0.8%上昇と15年ぶりにプラスに転じ、 名古屋、大阪圏でも上昇地点が広がっている。 人口流入やオフィス需要の回復、不動産投資の拡大が主因だ。 全国平均は前年比5.0%下落と14年連続のマイナスがなお続くが、 地方圏も8年ぶりに下げ幅が縮小。 国交省は「変化の兆しが鮮明」と分析している。』都心部の上昇がどこまで地方に波及するのでしょうか。しかし今日は株価下げましたね。私は昨日の利益を吐き出した感じで、行って来いでした。まあここまできれいに元に戻ると気持ちがいいですが。個人的には日本風力開発が上げているのがうれしいです。あまり旬な話題ではありませんが、不動産投資における消費税アップの影響について、ふと考えてみました。モノやサービスには基本的に消費税がかかりますが、家賃には消費税がかかりません。賃貸で生活している、つまりサービスを受けている側にとっては、ありがたい話ですが、これは逆に、サービスを提供している側にとっては、頭の痛い問題です。仕入には消費税を払わなければなりませんが、売上では消費税が取れない。仕入というのは、不動産建物(売主が個人の場合は不要)、各種手数料/仲介料、設備投資、クリーニング費用など売上というのは、家賃、敷金/礼金、更新料などいまは5%ですが、これが10%を超えてくるようになると、キャッシュフローに結構大きな影響が出てくるのではないでしょうか。(そうなれば、会社を作って法人化するスキームが 一層流行るんでしょうけど)また不動産事業者にも影響を及ぼすでしょう。例えば仲介業者はあまり関係ありませんが、自己ポジで物件購入して売主として事業を行っているところは消費税増額は無視できなくなってきます。(レーサムリサーチなんかはそうです)投資家として見れば、今は仲介業者なら仲介手数料:(3%+6万円)+消費税を、売主業者なら消費税:建物評価×消費税率を、払うという形になり、大きな差はあまり出ませんが、これが10%とかになってくると、仲介業者からしか買えない、となる可能性も出てきます。やっぱり消費税率アップは、一律アップということではなしに、食料品や衣料は低く、贅沢品は高くとかなるのでしょうか。そうであったとしても、不動産投資にはマイナス要因の方が大きくなりそうな感じがしますが、そういったリスクも考えておかなければいけませんね。(ほとんど調べず書きましたので、もし内容に誤りがあればご指摘下さい)
2005/03/23
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変な人が書いた人生が100倍楽しく笑える話斎藤一人『この人は、あの人に勝てない。 この会社は、あそこの会社に勝てない。 それから、この国は、あそこの国には勝てない。 っていうのが、世間にはあるんですけど、 それをパッと見分けられる方法があります。 それができる、すごく簡単な方法をお教えします。 たとえば、相手の会社を見る。自分のライバル会社を見る。 そのとき、 「あの会社は、あそこと、あそこが劣ってますよ この部分ではうちの方が勝ってるんだよ」 って、相手の悪いところを話している社長がいたら、 その人、その会社は、絶対、相手の会社に勝てません。 相手より勝っている部分がそんなにあるのに、 あなたの会社はそこに勝てないんだよね、っていうことなんですね。 相手の会社は、あなたの会社より、良いところがあるから伸びている。 それを、良いところを探してくるんじゃなくて、 悪いところを探してばかりいるんです。だから、勝てないんです。 ビジネスの世界、仕事の世界においては、 負け犬の遠吠えといって、それは、もう、負けなんです。』「あそこの会社の、こういうところがよくないんだ」こういう事を言う人はよくいます。多分そう言葉を発することで、相対的に自分の価値観があがるというか、自己重要感を高めてる、高いと感じてるんでしょうか。しかしこの言葉を発したら、負けです。日本がアメリカに勝てないのもそういうことです。一人さん曰く「見るところは自分が勝っているところじゃなんです。 「私が、相手より負けているところはどこだろう」 そうやって、本気で、相手のいいことを学ぼうとしたとき、 相手の悪いところなんか、どうでもよくなるんです。」「こことこことここがいいんだよ、あそこは」「これ、私達も真似しなきゃいけないんだよ。」ライブドアを、「やり方が汚い」「買収した後のビジョンが分からない」などと悪いところばかりを探しているだけでは勝てません。「あのスピード経営と行動力は見習わなくちゃいけないね」といっているところは勝てます。さて、今回の買収騒動について、いろいろな人や企業が発言をしていますが、どれだけがライブドアや堀江社長に勝てるのでしょうか?ちなみに一人さんはこういうことも言っています。『まず、ビジネスと戦争とは全然違うものなんだ、 ってことをわかってください。 戦争っていうのは、相手の弱みに付け込んで、 そこを攻めていけばいい、っていう。 相手の弱いところを見つけるというのが、殺しっこなんです。 でも、戦争以外のことは、共存共栄か、生かしっこなんです。』フジも殺しっこではなく、生かしっこで、早く事業提携して、ライブドアを利用した方が得策だと感じるのは私だけでしょうか。やっぱり楽天が絡んでるから?ライブドア騒動の陰で潜行するメディア進出、楽天がフジサンケイに接近どこまでホントか分かりませんが。今日はポートフォリオで1番ウェイトが大きいクリードが頑張ってくれました。これからどうなるかは、明日発表予定の公示地価次第でしょう。京セラが増配を発表してます。安定配当から連結利益ベースの配当性向へと方針を変えました。やっぱり株主利益重視の経営の流れができているのでしょうか。アパマンショップネットワークが9万株の第三者割当増資を発表。S安。新規買いにはいいチャンス到来かも。チップワンストップ、そろそろ買い下がっても面白いと思うんだけど、どうでしょうか。まだ高いでしょうか。PERで単純に見ても高いし。今はこれ以上CPを下げたくないので、新規は見送りです。今週はへたに動けないですね、裏目に出そうで。たぶん材料一杯の今週が過ぎれば、次は4月25日開始の浮動株調整時価総額加重平均の「RNプライム指数」が注目されるのでしょうね。材料ばかりに振り回されず、マイペースで行きたいものです。
2005/03/22
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会社が倒産すると、誰が一番困るのでしょうか?職を失う社員でしょうか?これは違います。社員は一番保護されています。給与や退職金を最優先で回収する権利を与えられています。そして転職すればいいだけの人達です。では債権者でしょうか?これも違います。債務超過になっていない限り、債権を回収できます。一番困るのは、株主です。全ての債権債務を整理し、残った分を分配することになります。資産が残らなければ、投資資金は返ってきません。だれも助けてはくれません。リスクの度合いは、株主>債権者>社員となります。株主ほど、リスクを引き受けているということです。そこで、ニッポン放送やフジテレビの社員の方に聞いてみたいことがある。あなた達は本当にリスナー・視聴者を愛しているのかと。私の仕事はシステムエンジニアだが、このIT業界は合併・買収なんてよくある話。たとえ会社がどうなっても、我々現場のSEが考えることは、顧客のことだ。いやな経営者に変わったところで、経営方針が変わったところで、評価方法が変わったところで、我々にお給料を払ってくれている顧客を向いて仕事をする。間違っても、文句ばかり言い、ユーザーを見捨てて仕事の手を抜くような、無責任で自己中心的なことはしない。それはプロのすることではない。あなた達は、もしライブドアに買収されることなったとしたら、どうするつもりなのか?間違っても、リスナー・視聴者を見捨てるようなことはしませんよね?経営者が変わったところで、リスナー・視聴者のために一生懸命いいサービスを提供する、という姿勢は変わらないはず。メディアの公共性など、各人思うことは色々あるでしょう。でもイラクへ行っている自衛官を見て下さい。彼らは個人的に納得して行っていると思いますか?国民の大多数が反対し、法整備も不十分の中、一部の政治家の考えだけで決定した派遣に、自分達が出来ることを全力をあげて取り組んでいます。本当にプロ意識を持って、リスナー・視聴者の事を思って仕事をしているのであれば、反対声明を上げる前に、まずやるべきことは、「だれに経営者が変わっても、我々は今までよりもっと良い公共サービスを 全力で提供し続けます。だからご安心下さい。」といって、リスナー・視聴者を安心させることではないのだろうか。少なくとも、私の職業ではそうだ。この人となら仕事が出来るが、この人とは仕事ができない。気持ちはわかるが、それはプロではない。学生と同じ、仲良しクラブだ。リスクを背負っていない上場企業の社員が、株主を云々言ってそれをしてはいけない。楽しい仕事なんてものはなく、楽しく仕事をするかどうかだけ。公共性を訴えるなら、プロ意識をもっと持ってもらいたい。なぜ自分達を貶めるような発言しかできないのか、私には全く理解できない。
2005/03/21
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今日は久々に東京IPOに行ってきました。基調講演の内容は「増配期待銘柄の探し方」で旬な話でした。参加企業は、・ミロク情報サービス・オムロン・シーズクリエイト・サイボウズの4社。サイボウズは、「サイボウズ Office」を以前使っていた事もあり、よく知っている企業でしたが、個人投資家向けIRは今回が初めて、機関投資家向けも昨年9月から始めたばかりだそうです。私のIT業界では結構有名な企業なので、ちょっとビックリ。現在GW市場で2位、今期にはシェアトップを取れる見込みだそうです。これは納得できます。現在1位はIBMのノーツ。旧ロータスをIBMが買収しました。3位以下は、NECや富士通、日立などがいます。いま私の会社で使っているのもノーツですが、はっきりいって使いやすいとは思えない。仕事柄もう慣れましたけど、ユーザー企業には薦められません。一番嫌なのはサポートに手がかかりすぎる点。サイボウズ Officeはよく出来ていると思います。やっぱWebベースなのがいい。私が昔使っていたのはVer3の時くらいで、いまはVer6。自部門だけのローカル運用だったけど、もう何年前かな。これからはM&Aも考えて、積極的に攻めていく方針だそうです。典型的なベンチャー企業ですが、どうしても気になる点が1つ。製品はいい。販売方法など差別化も出来ている。サポートにあまり手がかからず、収益力はバツグン。財務も悪くない。ただ1点、プラットホームであるWWWブラウザをライバルの1つであるマイクロソフトに握られています。(サイボウズに限った話ではありませんけど)つまり相手のルールに従わざるを得ないことが将来あるということ。最近ではIEのシェアが80%台になったという話もあり、恐らくほとんどの方のWWWブラウザは、IE6ではないでしょうか。そしてこのIEのバージョンアップは長い間ありませんでした。なので比較的安定した環境の中で事業ができたと思います。しかしMSが今年の夏にIE7のベータ版を出してくるようなので、バージョンアップで動かなくなるソフトやシステムも出て来るでしょうから、こういったことに合わせてどこまで対応が必要かなど、事業環境がかわってくる可能性があります。そしてMSのことですから、将来どんなことをしてくるか分かりません。無茶はしないと思いたいですが、過去を振り返ると・・・まあサイボウズの場合、OSはあまり関係ないので、その分ラクだとは思います。他のパッケージメーカーは、OSに振り回されて大変だと思います。パッケージメーカーだけじゃなく、普通のSIベンダーもだけど。いい企業だと思うので、頑張って欲しいですね。
2005/03/19
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「鳴かぬなら・・・ホトトギス」とは、戦国武将の性格を表す例え話として有名ですが、これを経済・投資の分野で言ってみると、こんな感じになるのでしょうか。「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」は、リストラで選択と集中を進めている企業が、不採算事業を清算するような感じでしょうか。「鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス」は、M&Aや企業再生で、自ら乗り込んで事業を立て直し、企業価値を上げて儲ける再建屋。「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」はバリュー投資?じゃデイトレードは、「鳴かぬなら 鳴くやつ探せ ホトトギス」って感じかな。旦那的投資で有名な竹田和平さんなら、「鳴かぬなら それもまたよし ホトトギス」?(松下幸之助さんもこういっていましたね)ハゲタカファンドなら、「鳴かぬなら 安く買いましょ ホトトギス」起業家なら、「鳴かぬなら 私が鳴こう ホトトギス」役人・弁護士なら、「鳴かぬなら 獣医に診せろ ホトトギス」コンサルや公認会計士なら、「鳴かぬなら どこか病気だ ホトトギス」素人投資家なら、「鳴かぬなら 鳴いてお願い ホトトギス」ネット掲示板で批評や煽りやグチを書き込んでいるのは、「鳴かぬなら 誰か鳴かせろ ホトトギス」早耳情報やインサイダー情報を探しているのは、「鳴かぬなら 鳴くとき教えて ホトトギス」ホリエモンなら、「鳴かぬなら 喰ってしまおう ホトトギス」ちんたらやってたら、買収しちゃうよって感じ?ちなみに吉本興業なら、「鳴かぬなら 芸をさせよう ホトトギス」でしょう。以上、お粗末でした。
2005/03/18
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地球の歴史を1年に例える有名な話。『地球50億年の歴史を1年365日のカレンダーに置き換え、 地球誕生を1月1日とするなら、 11月の半ばにやっと生命らしきものが海中に育ち、 進化を繰り返して11月末に上陸。 恐竜の時代は今から2億年前に始まり、 1億6500万年も続いたというから12月15日から26日まで。 それに対し人類が登場したのはほんの200万年前、 12月31日の20時30頃で、土器の生活をはじめたのが23時59分。 最後の数秒間のうちに今日の繁栄と ついでに環境破壊の問題を抱えることになってしまいました。』「スローライフ」や「スローフード」「スロービジネス」という言葉があります。スロー・イズ・ビューティフル 遅さとしての文化スローライフでいこう ゆったり暮らす8つの方法スローライフな時代の暮らしの事典エコライフ&スローライフを実現する愉しい非電化英国式スローライフのすすめ 簡素でゆたかな暮らし方現在のファーストな時代に対して、警告を出しています。例えば、現代人は100万年かけて作られた石油をわずか1年で、つまり100万倍のスピードで消費しています。また、通常より10倍速く成長するサケや、4倍速く成長するレタスを作りだして有頂天になっています。ファーストな経済、ファーストなビジネスとはこういうものです。一方、スロービジネスのスローとは、まず第一に「エコロジカル」で、「持続可能な(サステナブル)」ということです。この意味では、スロービジネスは「エコビジネス」とか、「サステナブルビジネス」などと言い換えることもできます。人類の生存にとっての最大の危機ともいわれる地球温暖化とは、人間が二酸化炭素をはじめとするいわゆる「温室効果ガス」を排出するペースが、それを同化吸収する地球のゆっくりとしたペースを上回ってしまったことを示しているのだと思います。つまり、加速する経済の時間的枠組みに、元々スローな自然のペースがついていけなくなってしまいました。洪水や台風など自然災害の急増、熱帯性伝染病の拡散、砂漠化の進行なども温暖化の結果であると多くの科学者が考えています。英国最大の保険グループCGNUによると、自然災害による財産被害額は毎年約10%ずつ増加しています。現在のペースで被害が増加し続ければ、2065年には被害額が予想される世界総生産を上回ることになるそうです。中国は今、「世界の成長センター」と言われています。成長神話の崩壊が明らかなこの時代に、中国の方を見ると、まだあそこに成長経済が生きているじゃないか、というように思えて、そこにしがみつきたい、という衝動が起こるのでしょうか。例えば、「水の循環」という観点1つを取ってみても、中国の現状を見れば、かつて四大文明の一つの源となった黄河は、既に川の水が海まで達することの方が少ないほど水が涸れつつあります。また、黄河からの給水可能量が約250億立方メートルなのに対し、黄河の流域一帯における人間の水の使用量は約400億立方メートルに達するそうです。ではどうするかというと、地下水をくみ上げるわけです。そして北京では地下水の水位が1年間に約2.5メートル下がったということが記録されているそうです。中国全土の穀物生産量の約25%を誇る河北平野では、地下水が1年間に平均1.5メートルずつ低下しているそうです。同時にこの地域は降雨量が年々どんどん減少していますが、逆に南部では降雨量が増えて、様々な水害が発生し、洪水はほとんど例年のことになりつつあるといわれています。このように、自然と経済の二つのペースのズレは、既にここまで大きくなっています。その事実から目をそむけて、中国にただ「世界の成長センター」としての夢を託そうというのは、将来に大きなツケを回そうとしているともいえます。「スロー」という言葉は、単に「のんびり」や「ゆったり」を意味するものではありません。それは世界を覆っている深刻な危機を背景に持つ言葉といえます。「スローダウンする」とは、経済・産業時間の加速化に歯止めをかけ、もう一度、我々の経済生活を地球や生きもののペースと、なんとか折り合いのつくところにまで連れ戻そうとすることです。我々はそういう歴史的に非常に特殊な時期に生まれました。だからこそ「スロー」が大きな課題として我々の前に現れたのではないでしょうか。
2005/03/17
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人は勘違いをしたり、過ちを犯したりするものです。何かをチャレンジしようとすると、失敗はつきものです。何かに取組み、残念ながら失敗したとき、それだけでは「信頼」は大きく低下しません。しかし、失敗は隠したり放置していると、なぜかどんどん大きく育っていきます。近年の経験では、日本の銀行の不良債権問題がそうでした。「隠した失敗は、隠せなくなる大きさまで育つ」という言葉もあります。傷口が大きくなり、隠し切れなくなり、そしてそれが白昼の元に晒されたとき、信頼は地の底に落ちます。こんなことにならないように、事前に情報を収集・把握する仕組みを構築し、それに対する対策・対応を定義しておく必要があります。例えば総合商社の三菱商事は、世界中の数百という企業や事業に投資しており、それぞれをBU(ビジネスユニット)という単位で管理しています。リターンを狙うビジネスには当然、様々なリスクが伴います。個々のビジネスには、カントリーリスクや為替リスク、その他その事業特有のリスクがあります。そしてこれら事業群のリスクを適正に管理することにより、「まさかこんなことになってしまうとは思いませんでした」などという事態を防止します。では、三菱商事はどんな仕組みで、数百もの事業投資先のリスク管理を行い、収益を上げているのでしょうか。事業投資先には、利益を出して収益に貢献している事業もあれば、見込みに反して損失を出している事業もあります。そしていまは赤字でも、将来利益を出す事業に成長するものもあれば、いつまでも赤字続きになってしまう事業もあるでしょう。多くの事業を手掛ければ、それは仕方の無いことです。しかし現時点で、将来見込み通りにリターンが得られるようになるのかどうかは神様にしか分かりません。このまま投資を継続すべきなのか、それともいま撤退するべきなのか。その判断を毎回個別に恣意的にやっていては、銀行の不良債権処理のようにズルズルと問題を大きくしてしまうことになる可能性があります。そこで三菱商事では、ポートフォリオ戦略として、BU制を基盤とした、MCVAに基づく管理により資産の入れ替えを常に図り、「選択と集中」を強化していく戦略を取っています。MCVA(Mitsubishi Corporation Value Added)というのは、事業を評価する指標です。ROEに加え、リスク管理と経営資源の有効な配分のための共通の物差しとして導入した三菱商事独自の経営管理指標になります。各BUのリスクに対し、これを上回るリターンを上げているかをチェックします。ちなみに計算式は次のとおりです。[MCVA=事業収益-(最大想定損失×株主資本コスト)](事業収益=連結純利益-(1-限界税率)×(有価証券売却損益+上場有価証券評価損)そしてExitルールに従って、撤退するかどうかを判定します。Exitルールとは、全社共通の撤退基準であり、基準を満たさない事業投資からは原則撤退、つまりExitするというルールです。このExitルールに基づき、三菱商事は過去4年間に123社の事業投資からExitし(売却や清算)、総額約3000億円の資産を圧縮しています。 またそこで回収した資金は、エネルギー・資源分野、プロジェクト開発分野、食糧・食品などの戦略分野に積極的に投入してきました。現在Exit対象になっている子会社は約50社、資産にして約2000億円あり、今期以降も資産の入れ替えは継続しています。このような仕組みにより、リスクマネジメントを行っています。なぜこのようなルールが投資活動において有効なのでしょうか。以前の日記でも紹介した表。元値下落率現在値回復まで 100 5% 95 5% 100 20% 80 25% 100 50% 50 100% 100 80% 20 400%例えばリスク管理をしているA企業があります。A企業は、保有資産の最大2%までしか一事業に投資しません。そして5%の低下でExitし、損失を確定させます。だからたくさんの事業に投資しています。投資の結果、リターンが上がる事業は、そのまま継続します。投資の結果、リターンが下がる事業は、撤退します。リターンが上がる事業があれば、下がる事業もあります。だから、A企業の資産は大きく下がっても、100から98とか97で留まる傾向があります。100が95になる。5%下がる。じゃあ、95を100に戻す。そのためには、5%上がればそれでいい。だからリスク管理をしていると、資産が減ることはあまりありません。一方で、B企業はリスク管理を「知らない」。投資というのは、失敗すると思ってやる人はいません。みんな、うまく行くと思うからやります。うまく行くんだったら、ドンと行こう、ということなる。B企業は一発勝負で、資産をすべて、見込みのある1つの事業につっこみます。そこで、思わぬ落とし穴にはまります。よくあることです。100が50にさがる。下落率は50%です。でも、表を見てください。50に下がったものを100に戻すには、何%上がらないと駄目なのか?50を100にするには、100%、上がらなければ駄目です。ちょっと、よく考えてみて下さい。A企業は5%下がったけれど、5%上がれば、元に回復。B企業は50%下がって、100%上がってやっと回復。どちらが有利だと思いますか?これが投資におけるリスク管理の真髄です。三菱商事は企業レベルでこれを行っていますが、同様にこれを個人レベルで行うことが、個人投資家がマーケットに居座り続ける絶対条件なのです。相場は大勢の人が行く逆を行くのが鉄則ですが、現在は皆、強気になっているように思えます。皆が強気になった時は、相場の本来あるべきバリュエーションを既に越えている時が多く、「赤信号皆で渡って怖くない」状態です。そしてどこかで投資家は利食いに動きますが、その時は皆が利食いするわけで、高いバリュエーションはプロの機関投資家は買いませんからショック安が起こり、このショック安で初めてバブルと分かります。しかし分かったときには損をしています。致命傷を負わず、傷口を広げない為に、適正なポジションサイズとリクス管理を徹底する必要があるのです。(頭で理解しているだけでは意味がなく、実践することが重要なのですが、 多くの方は実践せず、残念ながら市場から退場していきます。) 魔術師たちの心理学投資家から「自立する」投資家へ
2005/03/16
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久々にSAPのHPを見てみると、また業界向けセミナーを紹介していました。住宅・マンション業界向けソリューションセミナー ~顧客満足と収益力の向上を目指したIT戦略~ユーザーサイドの人間がプレゼンテーターにいないので、まだランプアップユーザも決まってないのかも知れません。しかし、mySAP CRMって、コンセプトは分かるんだけど、まだ汎用的すぎて、特定業界向けにはどうなんでしょうか。業務に精通しているコンサルがどれだけいるのかわかりませんが、導入企業側がよほど強い力(コネや業界への影響力)を持っていないと、いいようにあしらわれるだけになる可能性があります。高い金取られて、十分なサポートも受けれず、使いにくいシステムを押し付けられる、ってことにならなきゃいいけど。最近のERP市場の動向は、大手向けはほぼ導入し尽くし、実行系→情報系→計画系の流れの中では、情報系がピーク、これからは計画系、具体的にはSCM・CRMなどが本格的に導入されるのではと言われていますが、中堅企業向けERPは競争が激しく、なかなか食い込めない感じ。安くていいソフトはたくさんありますからね。これからはオービックなんかと本格的にガチンコするんでしょうか。今日は人事給与パッケージソフトのワークスアプリケーションが大和総研の投資判断で上がっていましたね。それに株式分割の発表も。最近SAPのコンサルの流出も多いって聞くし、ERPの王者とはいえ、状況は厳しそうです。
2005/03/15
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明日は、もっとうまくいく中谷彰宏「忙しいから○○できない」 というのは、すべて 「○○しないから、忙しい」 ということ。忙しいから整理整頓ができない。整理整頓をしないから忙しい。整理整頓をすると効率があがるのに。忙しいから本が読めない。本を読まないから忙しい。本の中には、効率的にするためのヒントなどが書いてあるのに。結局、悪循環か好循環かを決めるのは、自分です。
2005/03/14
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「金持ち父さん貧乏父さん」で有名な言葉に『自宅は資産ではない』というものがあります。正確には、自宅は資産ではあります。問題は、誰にとっての資産か、ということです。金持ち父さんは、『資産とは自分のポケットにお金を運んでくれるもの』と定義しています。自宅を購入するのは大抵住宅ローンを組みますから、毎月毎月自分のポケットからローン返済金としてお金が出て行きます。よってこれは資産ではありません。ではローン返済金は何処へ行くのかというと、銀行です。銀行は毎月毎月、自分のポケットにお金が入ってきます。つまり、自宅というのは購入者にとっての資産ではなく、銀行にとっての資産ということになります。銀行員は「自宅は資産です」と言います。それはうそではありません。ただ全てを言っていないだけです。同じ様な事が「労働」についても言えます。例えば不動産賃貸経営では、減価償却や借入金利などの経費の他に、売上や収入に紐付く必要経費が認められています。汗水たらして労働で得た給与所得には、あらかじめ経費が決められていて、必要経費は認められていません。よって、年収1000万の給与所得者と、年収1000万の個人事業主とでは、個人事業主の方が税金が少なくなります。額に汗して働くことが一番尊いと教えた人は、うそは言っていません。ただ全てを言っていないだけです。誰にとって尊いのかというと、国や行政機関や役人にとってです。楽して儲ける人が誰にとって一番都合が悪いかというと、国や行政機関や役人にとってです。なぜなら、税金が少ないからです。こういうことは学校では教えてくれません。常にその言葉は本当のことを言っているのか、全てを言っているのかを自分で検証しなければいけません。
2005/03/13
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今日、マネックス証券のオルタナティブ投資セミナーに行ってきました。2000人集まる規模の大きなイベントでした。応募者が多く、会場を変更したくらいですから、個人投資家のオルタナティブ・インベストメントへの関心は高いということでしょう。それとも単にあたらし物好きなのでしょうか。<松本大のつぶやき>オルタナティブ対象者が、個人投資家の方で初心者から上級者までレベルを問わない、となっていたので、内容はあまり期待しておらず、(対象を絞らないと、誰にとっても有益な内容にはなり得ませんから)どんな人達が集まってくるのか、運用者はどういう説明をするのだろうか、証券会社はオルタナティブ商品をどう扱っていこうと考えているのか、といったところに関心がありました。集まったのは、思ったより若い人達が多かったですね。日経のIRセミナーなんかは、かなり年配の方の割合が多いのに。やっぱりネット証券のイベントだから?運用者のお話は貴重と言えば貴重でした。オルタナティブの運用者の話を、個人投資家が直接聞けることは普通ありませんから。ただ全体的な話と常識的な内容ばかりだったので、上級者の方には少し物足りなかったのでは、と思います。一番盛り上がったのは、やっぱりというか、M&Aコンサルティングの村上社長の話でした。ニッポン放送の件はあまり触れないんじゃないかな、と思っていましたが、株主価値向上という切り口で、ほとんどその話でした。「そんな経営者はクズ!」と声を荒げていました。商品はオープンエンド型で、アジア市場での投資を行う内容で開発中だそうです。いろいろな選択肢が増えるのは有り難いことですね。
2005/03/12
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今日はSQを無事通過して堅調でしたが、なかなか日経平均12000円の壁が越えられないですね。でもSQとはいえ凄い売買高です。今更ながらですが、PERについて一言。PERとは Price Earning Ratio の略で、株価収益倍率と訳されています。これは株価をEPS(1株当たり利益)で割った指数です。つまり、1株当たりの税引後純利益の何倍まで株が買われているかを表しています。一般的にこのPERは、予想利益に対して株価が割高か割安かを判断するのに利用されています。PERが低ければ割安、PERが高ければ割高、と判断するわけです。しかしいろいろと注意点もあります。まず、業種によって平均PERが違いますので、他業種の企業を単純には比べられません。そしてEPSというのが曲者です。特別利益/損失、減価償却、引当金などを使って、企業が利益を操作している場合があるので、本当にその企業の実力で稼いだ利益なのかを投資家が判断する必要があります。例えば、新日鉄とJFEを比べてみる場合、(平成17年3月期 中間連結決算)新日鉄は、特別利益7,770百万、特別損失8,911百万を計上していますが、JFEは、特別利益9,708百万、特別損失113,733百万を計上しています。当然、最終利益もEPSも変わってくるわけで、単純にPERを比較できません。また、新日鉄と神戸製鉄所を比べてみる場合、(平成17年3月期 中間連結決算)新日鉄は、減価償却年数が約15.8年になっています。一方の神戸製鉄所は、約19.2年です。簡易減価償却年数=(有形固定資産+無形固定資産-土地)/減価償却費新日鉄の方が積極的に償却を進めて営業利益を押し下げていますので、これも単純にPERを比較できません。(余談ですが、新日鉄の前中間期での減価償却年数は約15.2年で、 当期と大きな差はありませんが、これが大きく違う企業もあります。 減価償却年数が伸びれば利益を押し上げ、 短くなれば利益を押し下げる要因となりますので、 単純に増益/減益を判断は出来ません。 増益と発表されていても、減価償却年数を調整して 利益を計算し直して見ると、実は減益だったということがあります。)また「買うならPERが低い方が割安なのでよい」という判断ですが、これも一概には言えません。投資は「安く買って、高く売る」のが基本です。安いかどうかの判断材料にPERを使うのですが、シクリカルな銘柄(景気循環株)であれば、PERが高い時に買い、PERが低くなったら売らなければ儲かりません。つまり景気が悪く利益(EPS)が低い時に買い、景気が回復し利益(EPS)が拡大してくると売る、ということです。これの逆、つまりPERが低い時に買い、高くなると売る、をやると、景気絶頂局面で買い、景気底入れ反転局面で売ることになります。シクリカル・グロース(循環的性格の強い成長株)の場合、PERやPCFRなどのバリュエーションから判断する割高感より、成長モメンタムの減速に気をつけなければなりません。シクリカル・グロースの株価形成は、収益拡大トレンドの中では常に割高に見え、逆に収益悪化トレンドに入ると割安に見えてしまいます。実際には収益拡大トレンドにある時は利益の上方修正が続き、その時に割高に見えた株価も後になってみれば意外にも割安だったり、収益悪化トレンドにある時はその逆であるということがよくあります。こういったことを理解した上で、スクリーニングなどでPERを使用するのは有効ですが、何も考えず、PERが低いから割安だ、と判断するのはリスクがあると思います。いちよし証券~証券・投資Q&A/Q&A 株式より・景気循環株(シクリカル)とは? 素材産業(紙パルプ、化学、鉄鋼等)や設備投資関連(工作機械メーカー、半導体メーカー等)株などを指します。景気の波によって受注動向が大きく左右される性質があり、不況から好況に転じる時、大幅な増益になることもあります。
2005/03/11
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最近ブログの人気が上がってきているそうです。あちらこちらでブログ作成サービスが無料提供され、HTMLの知識がなくても簡単に作成・更新でき、時代遅れの私がやっているぐらいですから、かなり普及してきているのだと思います。しかしそういった人気に伴い、サービス提供会社は課題も大きくなってきているようです。ヒット中の「ブログ」、ISPに重い負担、収益化も見えずヒット中の「ブログ」、いかにお金を生むビジネスに結びつけるかが最大の課題一方で、電通が先月発表した2004年日本の広告費によると、ブロードバンド通信の普及などを背景に、インターネット広告の市場規模が、初めてラジオを追い抜いたそうです。総広告費が4年ぶりに増加、前年比3%増の5兆8571億円となったなか、インターネット広告費は前年比53.3%増の1814億円と大きく伸びた。一方ラジオ広告費は0.7%減の1795億円。4年連続の前年割れとなりました。インターネット環境が整い利用者が急増する中、広告もテレビやラジオ、新聞といった媒体からネットへと重心を移しはじめています。ブログが普及。ネット広告が増加。そうすると企業が考えることは、アフィリエイトの他に、ネット広告にブログを本格的に利用するってことではないでしょうか。ここらあたりの仕組みをうまく考えたところが、利益を得ることができるでしょう。単純にネット広告の拡張と考えるとヤフーとなりますが、広告代理店の電通や博報堂やアサツーDKがこのまま黙っているのでしょうか。恐らく彼らはそういうスキルはまだ持ってませんので、どこかと協業する形を取るのかな。ところで相変わらず世間を賑わせているライブドアですが、堀江さんの社長日記も相変わらず人気のようです。しかしこんな記事もあるそうです。「ライブドアブログ、本当は全然人気ない」(週刊文春)いろいろな意見はあって当然ですが、過剰反応し過ぎな面もあるかと思います。そう言えば先日、「武富士」の武井保雄元会長の長男俊樹元専務が、東京国税局から、約1600億円の申告漏れを指摘されていました。武富士元会長の長男、1600億円申告漏れ…国税指摘1600億円って・・・堀江社長が人生の大勝負で調達した資金は800億円。今回のニッポン放送買収騒動も小さく見えてしまいます。
2005/03/10
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昨日までバリュー投資について書きましたが、私の株式投資の考え方は、基本的にバリュー投資の色は薄いです。私が株式投資に必要だと思っているは、1.適正なポジション・サイズ2.リスク・コントロールの2つです。極論すれば、この2つさえ出来れば、株式投資で成功することは可能だと考えています。これは「魔術師たちの心理学」に書かれていることです。ここで重要なのは、・どの銘柄を買うか・いつ買うかという事は優先度が低いということです。これらは多くの投資家が関心を寄せているものですが、株式投資で成功する為には、優先度が低いものです。(そして、資産運用という面からは、 アセットアロケーションが成績の8割を決めるとも言われています)大切なのは、適正なポジションサイズとリクス管理。これによって、マーケットからの退場を阻止できます。しかしこれらは非常に難しいです。理論が難しいというより、実践するのが難しいのです。ルールを守れず己に勝てない投資家は、これを実践できません。頭で理解していても、弱い心がそれを阻みます。バリュー投資は、こういったことを極力排除した投資手法とも言えます。基本的に投資というのは、エントリーして、反対売買して、初めて収益が分かります。(余談ですが、インカムゲインを狙う不動産投資にしても同様で、 IRRを見ないと実際の投資利回りは分かりません)つまり買い(ENTRY)と売り(EXIT)の2点がポイントになるわけですが、私の投資の考え方は、EXITをコントロールするのに対し、バリュー投資は、ENTRYをコントロールし、始めにダウンサイドリスクを極力排除しようというものです。なので、基本的にロスカットではなく、買い増しを検討することが出来ます。ただそれでも下落リスクがないわけではなく、市場全体につられたり、ノイズに惑わされたりして、株価が暴落することはよくあることです。もし保有銘柄が、20%以上下落したとき、どう対応しますか?基本的にロスカットを考えないバリュー投資では、ただただ暴落を見つめているだけになるのでしょうか?それとも買い向かうのでしょうか?それとも損切りをするのでしょうか?困ったときに「どうしようか」と考えることは誰でもできます。しかし、物事がうまくいっているときに、慎重になって先手を打つことはなかなかできません。下落局面になると、総崩れで、成す術もなくなる、というのが一番のリスクではないでしょうか。私はバリュー投資を参考にしており、バリュー銘柄と言われている株式も保有していますが、自分のロスカットルールに引っ掛かると容赦なしにEXITします。正直に言えば、バリュー銘柄でロスカットするのはどうかとは思いますが、ルールはルールです。「バカの一つ覚えのロスカット」これがマーケットに居座り続けるための最も有効なルールだと思います。例外を作り、原則を守らないと、傷口を広げることにつながります。一度売っても、上がってきたらまた買いなおせばいいだけです。株は逃げはしませんから。(但し不動産は違います。同じ物件は2つとしてありません。 そして一物多価なので、判断が難しいのです。)上昇相場では、儲けることができるが、下落相場では、損してしまう投資家は初心者です。下落相場でも、損しない投資家は中級者です。下落相場でも、儲けることができる投資家は上級者です。バリュー投資は、割安銘柄を購入することにより下落リスクを押さえた投資だけに、中級者に近い成績を狙える投資手法と言えるのかもしれません。今日こんな記事がありました。株式分割の新株売買、翌日から・証券各社こういう流れもありますし「東証から「大幅な株式分割の実施に際してのお願い」」株式分割で儲けようというのは、徐々に出来なくなっていくでしょう。バリュー投資のような地味だけど堅実で、実は奥の深い投資の方が注目されていくのではないでしょうか。またE*TRADEがこんなプレスリリースを発表していました。携帯電話サービス「MOBILE E*TRADE」の機能拡充についてどんどん便利になっていきますね。余計なトレードをしてしまいそうです。
2005/03/09
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昨日に引き続き、バリュー投資について。バリュー投資での注意点は、他のサイトでも色々挙げられているので、ここでは簡単に思うところを書いてみます。例えば、資産バリュー投資の場合、「事業環境に大きな変化がない」という暗黙の前提がある、というのはどうでしょうか。もちろんそんなことは、バリュー投資家も承知の上ですが、定量分析の得意なバリュー投資家が、定性分析にも秀でているか、というのは別の問題です。良好な財務基盤というのは、過去の優れた経営の積み重ねだ、という主張も、例えば規制によって守られていただけで、規制緩和や法律改正、または新しい技術の出現によって、瞬く間に市場から退場を言い渡されうる企業である可能性も否定できません。極論ですが、天下り役人のいる○○公団ファミリー企業なんかはどうでしょう。独占的に仕事を受注し、業績も財務内容も良好です。しかし一般企業と同じ条件で仕事をする状況に陥った時に、どこまで持ちこたえることができるでしょうか。(あくまで分かりやすい極論で、 上場企業の中でそんな企業は例外だと思いますが)また、株価とは変化率で動くものです。「赤字予想から、一転黒字へ」「無配から復配へ」こういう変化に株価は反応します。基本的にその時の財務状況や事業優位性などは株価に織り込まれているからです。そして「注目される」というのも1つの変化です。バリュー投資は割安な企業に投資し、適正な価値まで評価されるのを待つ、時間に制約されない投資家が行う投資手法です。いつフェアーバリューまで評価されるかは誰にも分かりません。いつか報われる日まで、信じきることができるかどうか。また、他の投資手法が好成績を上げている局面で、自分のバリュー銘柄がいい反応をしないという場合、それでも自分はバリュー投資を貫けるのか。様々な投資をして上手くいかず、最終的にバリュー投資に辿り着いた投資家の方は、簡単にはブレないと思います。しかし初心者の方はどうでしょうか。浮気心を出してしまうのではないでしょうか。その時、軽い火傷程度ですめば「勉強になった」と言えますが、致命傷を受けてしまうと、立ち直れなくなります。特に、ここ2年程の上昇相場しか知らない投資家は危険だと感じます。間違って信用取引なんぞに手を出したら、アっという間にレッドカードを受けても不思議ではありません。本当に優秀な投資家は、自分の買値に関係なく、本来価値から割安だと判断すれば、さらに買い増しできます。そして何かおかしいと感じたら、即撤退できます。バリュー投資は、そういった優れた投資家としての素養がなくても、バリュー投資に徹することができれば、好成績を狙える可能性の高い投資手法だと思います。(続きは次回)
2005/03/08
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最近あちこちにバリュー投資についてブログやサイトが増えています。最近M&Aの盛り上がりもあり、買収対象となり得る資産バリュー企業を投資対象にしようという流れもあるようです。デイトレ系の場合は、買った売ったのトレード話とニュースが出て出来高が急増している銘柄のお話が多いですが、バリュー投資の場合は、財務を中心とした理論的な企業価値のお話と、市場の効率性についてのお話がメインになっています。株の初心者の方はデイトレサイトを見ても、マネをすることは勿論、参考にすることも難しいと思います。(ただの投機になってしまうでしょう)しかしバリュー投資であれば、マネをすることも参考にすることも可能だと思います。私も参考にさせて頂いてますし、実際そういう銘柄に投資もしています。何より勉強になります。特に、投資の為の時間が多く取れないサラリーマン投資家や、投資期間を長く取れる個人投資家にとって、非常に有効な投資手法だと思います。多くのバリュー投資サイトでは、投資銘柄を公表していますが、結果として同じ企業が多くなっています。「ayumix7961」さんのサイトより国際観光会館日本プロセススペースセントラルユニオーデリックコナミ東京シチエ鳥居薬品サンテック三東工業社クリップSHOEI創通エージェンシータナベ経営カワセコンピュータサプライ東京製鐵双日HD東祥富士変速機新立川航空機立飛企業ミロクきょくとうウエスコ住信リースベルーナKG情報亜細亜証券印刷インパクト21丸誠日本オプティカルセコム上信越帝国繊維群栄化学工業グローリー工業不二電機工業これらの企業の有価証券報告書を、なぜ企業価値と比べて割安と判断したのか、と考えながら読むだけでも勉強になります。それが理解できると、だいたいの売り時も分かるようになると思います。初心者の方は、こういったところから入っていき、次第に自分でバリュー銘柄を見つけ出せるようになるのがいいのかも知れません。そうすれば、上がればよし、下がっても買い増しする、というスタンスが取れるようになるのではないでしょうか。時間を味方につける投資手法です。(続きは次回)
2005/03/07
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今日は朝から転入届を出しに市役所に。日曜日も受け付けてくれるので助かります。おまけに「防災セット」まで貰いました。給水袋や食器・炊事セット、アルカリ洗浄水などが入っているようです。来年からしか市民税を払わないのに、なんだか申し訳ない気がします。今年中に別の市に引越したら、完全な持ち出しだろうに。やはり財政状況のいい市は違うな~。あと行き帰りの道で、道路工事を多く見ました。また年度末の予算消化工事かな、と思ってしまいます。実際どうかは分かりませんが、そんなに工事をする必要があるのかが不思議です。そこで働く人にとっては大事な仕事でしょうが、いつまでも同じビジネス環境は続かないし、これからますます厳しくなっていくのではないだろうか、と心配してしまいます。そこで働く人達はどう考えているのでしょうか。何か手を打っている、または打とうとしているのでしょうか。そんなことを考えてしまいました。帰りに図書館へ寄り、予約していた書籍を受け取りました。これで合計10冊。ちょっと忙しくなりそうです。ついでに日経新聞をナナメ読み。・日本マクドナルド、3年ぶりに店舗純増 ようやく守りから攻めに転じるようです。 もう安売り競争はしないんでしょうね。・英不動産大手グロブナー、日本で不動産開発 開発まで手掛けるとのことで、他社と同じことをしても もう旨みはないということなのでしょうか。 記事には、まだ日本の不動産は世界的に見れば割安だ、 とありましたが、多くの外資はもうとっくに別の国に資金を移しています。 差別化を計らないと難しいのでしょうね。そして昼からは不動産投資セミナーに。相変わらず盛況です。特に目新しい話はありませんでしたが、バス・トイレ別よりも、防水パンの方が需要が高いという話は参考になりました。さて先週の日経平均は堅調でしたね。7連勝ですか。おかげであまり仕込めませんでした。週末のNYダウも100ドル以上の上昇なので、明日も堅調そうですが、そろそろ一押してもらいたいものです。「押し目待ちに押し目なし」といいますから、ジワジワ上がっていくのでしょうか。
2005/03/06
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投資をする為には、通常ある程度の元手が必要になります。(不動産投資などでオーバーローンするってのもあるにはありますが)実際、株式投資では「資本が少ない」という理由だけで、市場から退場させられる投資家が多いです。このタネ銭をどうやって作るか、色々苦労されている方もいらっしゃるかと思います。マネー雑誌などではよく、「給与天引きを使って、無かったものとして生活する」というようなことを提案しています。私には消極的な感じに映ってしまいますが、これが有効な手段になる方もいると思います。また「使用目的毎に目標金額を決めて生活する」というのもあります。例えば食費は1ヶ月○万で納める、みたいな。何のためにタネ銭を作るのか、という目的をはっきり持てば、「どうでもいいものに使っちゃった」「気が付いたら無くなっていた」ということはないと思うのですが、やはり目的よりも、目の前の刹那的な満足の方がいい、ということなのでしょうか。それで幸せを感じることができるのであれば、それはそれでいいと私は思うのですが。私の場合、毎月のサラリーから幾分かの資金を投資用に回していますが、その金額は決まっていません。単純に残った分で回せるだけ回す、というスタンスです。例えばタネ銭を貯める為、交際費を月3万円と決めた場合、3万円分以上は、どんなことがあっても使わないのでしょうか。また2万円程度で収まりそうな月は無理矢理使うのでしょうか。結局、自分の意志とは関係になしに必要なものは必要だし、必要でないものは必要でない、ということではないでしょうか。よって、事前に金額を決めることにあまり意味はなく、どのような方法であれ、「己を律する」ということができるかどうかで決まってしまうものだと思います。
2005/03/04
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今日、鉄鋼各社が業績見通しを発表しました。JFEホールディングス(5411) (単位:億円)連結売 上 高営業利益経常利益当期純利益今回見通し28,2004,6004,5001,500増減率+0.0%+3.4%+4.7%+7.1%前回見通し28,2004,4504,3001,400前期実績24,7372,5362,1831,068配当は1株30円から45円に増配。新日本製鐵(5401) (単位:億円)連結売 上 高営業利益経常利益当期純利益今回見通し33,6003,9003,4002,000増減率+0.9%+8.3%+6.3%+5.3%前回見通し33,3003,6003,2001,900前期実績29,2582,2441,728415配当は1株1.5円から5円に増配。住友金属工業(5405) (単位:億円)連結売 上 高営業利益経常利益当期純利益今回見通し12,3001,6301,500900増減率+0.8%+0.0%+0.0%+5.9%前回見通し12,2001,6301,500850前期実績11,208930687307配当は1株1.5円から4円に増配。神戸製鉄所(5406) (単位:億円)連結売 上 高営業利益経常利益当期純利益今回見通し14,5001,100500増減率+0.7%+4.8%+0.0%前回見通し14,4001,050500前期実績12,191507220配当は1株1.5円から3円に増配。各社とも上方修正&増配の内容でしたが、発表後、株価はだれましたね。予想通りというか、ネガティブな内容はなかったものの、ポジティブな内容もなく、今までの見方に変化なし、といったところでしょうか。旺盛な需要に支えられて、好調な受注は続きそうなものの、原料の値上がりがどこまで影響を与えるか、という構図。会見の中の話では、JFE:原料価格の上昇について、 今期が1400億円の減益要因、来期は2500億円の減益要因新日鉄:原燃料・フレート価格上昇による今期減益要因1700億円 来期原材料価格の上昇分は今期見込みを超えることは間違いないという話だったそうです。やはり来期、販売価格の引き上げがどの程度できるのか、という点がポイントになるのでしょうか。また各社とも有利子負債の返済を進めたり、一部の企業は各種特別損失をガンガン出して、財務基盤の改善を計っています。増配とは言え、本格的に株主に還元されるのはいつになることやら。
2005/03/03
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私はよく図書館を利用します。Web上で検索・予約ができるので、とても便利です。20冊まで予約ができますが、大抵フルに予約している状態です。当然人気のある書籍は予約者が多く、入庫されて直ぐに待ち行列ができます。それだけ見ていても、世間の関心というか興味の動向が分かります。私は資産運用系の書籍をよく借りますが、それ以外の書籍もいろいろ読んでいます。今まで一番長く待ったのが、多分「負け犬の遠吠え」です。100名以上予約があって、4、5ヶ月くらいは待ったような気がします。いま待っている書籍の中で、一番長い待ちは「グッドラック」。昨年の10月末に予約しましたが、その時点でかなりの予約者がいました。そしていま40番目程度の順位になりましたが、私の後ろには70名以上の方がいらっしゃいます。(合計で110名以上の方が予約している状態です)昨年の6月に発売された書籍ですが、まだ人気があるようです。図書館は合計11冊購入しており、貸し出し期間は最大2週間なので、あと2ヶ月程度かかりそうかな。楽しみに待っていましょう。しかしこの図書館利用の難点は、予約している本が一気に届いて、2週間以内に10冊近く読まないといけなくなる時がある点です。そうなると購入した書籍は全て後回し、睡眠時間を削って読むことになるので、速読などできない私はちょっと苦しくなってしまいます。
2005/03/02
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『平成13年11月30日から平成14年末までに、 証券会社を通じて購入した上場株式等のうち、 購入対価が1,000万円までのものについて、 平成17年から平成19年に証券会社を通じて譲渡した場合、 申告をすることで譲渡益が非課税になる』この制度は今年から売却期間が始まっていますが、ちょっと証券会社の資料を見ていて、新しい発見が1つありました。1000万円非課税の対象となる期間内に取得した上場株式等に該当するものは?この(2)-3のC株式のケースが法令により適用可能ということを、私は知りませんでした。単純に先入先出法で判断するのだとばかり思っていました。税金免除してもらえる銘柄が増えるかも!と期待して調べましたが、このパターンは1つもありませんでした、残念。
2005/03/01
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