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2005/03/17
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カテゴリ: 雑感
地球の歴史を1年に例える有名な話。
『地球50億年の歴史を1年365日のカレンダーに置き換え、
 地球誕生を1月1日とするなら、
 11月の半ばにやっと生命らしきものが海中に育ち、
 進化を繰り返して11月末に上陸。

 恐竜の時代は今から2億年前に始まり、
 1億6500万年も続いたというから12月15日から26日まで。

 それに対し人類が登場したのはほんの200万年前、
 12月31日の20時30頃で、土器の生活をはじめたのが23時59分。

 ついでに環境破壊の問題を抱えることになってしまいました。』


「スローライフ」や「スローフード」「スロービジネス」という言葉があります。

スロー・イズ・ビューティフル 遅さとしての文化

スローライフでいこう ゆったり暮らす8つの方法

スローライフな時代の暮らしの事典

エコライフ&スローライフを実現する愉しい非電化

英国式スローライフのすすめ 簡素でゆたかな暮らし方

現在のファーストな時代に対して、警告を出しています。

例えば、現代人は100万年かけて作られた石油をわずか1年で、
つまり100万倍のスピードで消費しています。
また、通常より10倍速く成長するサケや、
4倍速く成長するレタスを作りだして有頂天になっています。
ファーストな経済、ファーストなビジネスとはこういうものです。

一方、スロービジネスのスローとは、
まず第一に「エコロジカル」で、「持続可能な(サステナブル)」ということです。
この意味では、スロービジネスは「エコビジネス」とか、


人類の生存にとっての最大の危機ともいわれる地球温暖化とは、
人間が二酸化炭素をはじめとするいわゆる「温室効果ガス」を排出するペースが、
それを同化吸収する地球のゆっくりとしたペースを
上回ってしまったことを示しているのだと思います。

つまり、加速する経済の時間的枠組みに、

洪水や台風など自然災害の急増、熱帯性伝染病の拡散、
砂漠化の進行なども温暖化の結果であると多くの科学者が考えています。
英国最大の保険グループCGNUによると、
自然災害による財産被害額は毎年約10%ずつ増加しています。
現在のペースで被害が増加し続ければ、
2065年には被害額が予想される世界総生産を上回ることになるそうです。

中国は今、「世界の成長センター」と言われています。
成長神話の崩壊が明らかなこの時代に、
中国の方を見ると、まだあそこに成長経済が生きているじゃないか、
というように思えて、そこにしがみつきたい、
という衝動が起こるのでしょうか。

例えば、「水の循環」という観点1つを取ってみても、
中国の現状を見れば、かつて四大文明の一つの源となった黄河は、
既に川の水が海まで達することの方が少ないほど水が涸れつつあります。

また、黄河からの給水可能量が約250億立方メートルなのに対し、
黄河の流域一帯における人間の水の使用量は約400億立方メートルに
達するそうです。
ではどうするかというと、地下水をくみ上げるわけです。

そして北京では地下水の水位が1年間に
約2.5メートル下がったということが記録されているそうです。
中国全土の穀物生産量の約25%を誇る河北平野では、
地下水が1年間に平均1.5メートルずつ低下しているそうです。
同時にこの地域は降雨量が年々どんどん減少していますが、
逆に南部では降雨量が増えて、様々な水害が発生し、
洪水はほとんど例年のことになりつつあるといわれています。

このように、自然と経済の二つのペースのズレは、
既にここまで大きくなっています。
その事実から目をそむけて、
中国にただ「世界の成長センター」としての夢を託そうというのは、
将来に大きなツケを回そうとしているともいえます。

「スロー」という言葉は、単に「のんびり」や「ゆったり」を
意味するものではありません。
それは世界を覆っている深刻な危機を背景に持つ言葉といえます。
「スローダウンする」とは、経済・産業時間の加速化に歯止めをかけ、
もう一度、我々の経済生活を地球や生きもののペースと、
なんとか折り合いのつくところにまで連れ戻そうとすることです。

我々はそういう歴史的に非常に特殊な時期に生まれました。
だからこそ「スロー」が大きな課題として
我々の前に現れたのではないでしょうか。







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最終更新日  2005/03/17 07:40:20 PM
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