欠けた翼

暗い部屋の中 電気はつけようとすればすぐにつく

でもつけない ボクには必要のないものだ

キミに会いたい 会おうと想えばいくらでも会えるはず

でも会わない ボクは必要がないから

自分から行動しない人にそんな権利はない

・・自分が嫌いな人に人を好きになる権利はない

誰かが言った言葉 今でも覚えている

ボクのすべてが無に帰す科白だから

暗くて静かな部屋 突然聴こえた曲

何もなかったボクに響き渡った

暗い部屋に似合う暗い歌に暗い詩

共感しつつも 再び何もないボクに戻る

何もない部屋に戻る 自分が画くために動かす鉛筆の音以外

何もない ただの部屋に

ボクは心の隙間を埋めるように 白いページを埋めていく

変わらない毎日から抜け出そうともしないで

ただ・・ただページを埋める いつまでもいつまでも・・

今日が終わり明日が終わるのを待つ 自分は何もしないで

先へ進むキミに追いつこうともしないで


前にいるキミを追いかけて 伝えることも出来なくなってから後悔するのは目に見えているのに


それでも動かない ボクはこの静かな部屋の真ん中

膝を抱え座って 届かない想いを描いて

叶わない望みを 願い 祈るだけ

キミを画いて涙を流すだけ

それが止まったら また描き涙する

歯車から抜け出さずに 繰り返し繰り返し

それでいいんだ




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