京都 香老舗<松栄堂>長岡京工場 見学会
日本アロマテラピー協会
文化委員会、関西地区活動委員会
日本古来の香りの文化を学び、東洋の香りの知識を深めて、
アロマテラピーと比較して、楽しむことが、できます。
歴史やクラフトに役立つ知識が、広められるかと思います。
2001年11月20日(火) 13:30~17:00
松栄堂 長岡京工場
内容 *お線香の製造工程の見学
.日本古来の香料やランビキなど器具類の見学
* 講演『お香の歴史やお線香の作り方、上手な使い方について』
* 手作り教室『ちりめん巾着、匂い袋』
* 香道入門
.火種を用いてたく聞香と組香を体験しながら
香木を楽しみ香道について実際に学びます。
紅葉深まる11月の京都
日本の香りを体感してみたくて、
お香の工場見学に参加しました。
JR長岡京駅よりバスで、10分
長岡京駅を降りて、青い空、黄金色の銀杏並木が、目に入りました。
バスから降りると、工場に近づくにつれて、
お香の香りが、私を包み込んでゆく。
出向かえてくれた人たちが、エレベーターで、会場に案内してくれて
席に着く。
かなりの人数、 はじめまして!と、同じテーブルの人たちにご挨拶をする。
テーブルの上の資料に目を通して、黒板に書かれた文章をメモに取り、
テーブルの上の香料や、ちりめんの巾着やインセンスを触ってみる。
お茶を頂き、周りの人や部屋を見回し、今から始まる見学会に期待しつつ、
静かに座って待っていた。
松栄堂 製作ビデオ 『夢 幻の世界』25分間
部屋が、暗くなるリ、静かな音楽が流れる中、映像が、始まった。
仏教(東寺)
平安時代
匂い袋、香枕、衣装に香を炊く、十重重箱、聞香=香を聞く
香木、沈香、伽羅、真那賀、小野小町、自然に燻す、
五味(甘、酸、辛、塩辛、苦)
15世紀 武士 銀閣寺 香道 足利義政
寄り合いの作法...茶道 村田珠光 華道 池坊専慶 香道 志野宗信
伝統=京都
香を合成する...たぶこ+香木を加える。 練り 7せき
線香...れんげ、蜂蜜、 練り香
香水線香...薔薇,百合...欧米人に人気がある。
匂い袋...2~3部屋の装飾
組香
松島 橋立 厳島
船 浜 名所
イメージを作り上げる
左手=下 右手=上 香りを嗅ぎ左を向く
4つの香が、どの順番にまわされるかが、わからない。自分のイメージをふくらます
ときに静かに ときに荒々しく 香りの世界は広がってゆきます。
小さな香炉の中に 壮大な香りの世界を広げる。
はかなきもの 平穏なるものを 見つめてきたのです。
25分間の香りの歴史とこの小さな香炉の中に 壮大な香りイメージと日本の伝統である作法の中から
素晴らしい日本、京都、着物の文化、建築、庭園、植物、などを通して、光、空気、風、水、土、
生き物すべて、自然の中で、私たちが、生かされている。
豊かなゆとりのひと時を感じることが、でき心が、表れた、素晴らしい楽しいひとときでした、