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2011.05.01
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カテゴリ: 日々の諸々




水をかぶった物の中で使える物があったら、と父が言っていたので、

一応見るだけはと思って行ったが、

水で引き出しが開かなくなったタンス、父が無理やり開けて私に見て見ろと言った。

見覚えのある着物の数々、もう母が着ないので持ちださなければ

すべて家と一緒にかたずけられてしまう。

でも、カビテいる物もある、

電気がないので壊中電灯の光だけで選び、事務所の中に広げて乾いたものから

持っていくかどうか考える事にした。



カビがあっても、柄が好きであれば良い所を取って

裂き折り、パッチワークに出来そうであれば持っていこうと思った。

中には、幼い時よく母が着ていた着ものが出てきた。

その着ものを着た母と一緒に写っている写真があった。

その着ものは、ウールで虫食いの穴があった。

でも、これは思い出ということで持って帰る事にした。

いろいろな写真も出てきた。

母や祖母、写真でしか知らない祖父、伯父、叔母

これらはいつも仏間の机の引き出しに入っていた。

母にとっては自分の大事な思い出である。

私でも、写っている人が誰なのか、聞かないとわからない。



地震で被災した方達は津波に流され、写真すら残っていない人が大半である。

まだ母達は燃え残った物の中から思い出の物を探すことができる。

家は全焼してしまったがまだ思い出の物が全て無くなったわけではない。

それに、1件だけだったので廻りの人達がいろいろと助けてくれた。

感謝の想いで次のステップに進まないと、と思う。



家が無くなってしまうのは寂しいけれど仕方がない。

独り言を書きました。 ペコリ



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最終更新日  2011.05.02 00:33:42
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