[本 あ行] カテゴリの記事
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むらさきのスカートの女 [ 今村夏子 ]
最近読んでみようって気になる作家さん。タイトル通りの内容の物語でした。むらさきのスカートの女をずっと観察。いつもの公園、就職活動、働く姿…なんだこれ？みたいな話ではありますが、なんとなく読ませるなぁと思いましたむらさきのスカートの女 [ 今村夏子 ]楽天で購入
2023.02.08
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天下大乱 [ 伊東潤 ]
家康もの、今年は大河ドラマのせいで家康が流行りなようで。関ケ原の戦いがメインでした徳川家康と毛利輝元が双方どう動く？どういう状況でどうなる、だからこうしたそしてこうなったということをいろんな人物を描きながら丁寧に教えてくれて楽しめたと思いました。目立ったのは安国寺恵瓊と本多昌信。それと秀吉が家康包囲網を引いていたことが裏目に出たという、、面白かったと思いましたしかしどうしても好きになれない徳川家康と淀殿。なんだかなぁ。秀頼がなぁマザコンでなければなぁ。。。といつも思うことではありますが。天下大乱 [ 伊東潤 ]楽天で購入
2023.02.06
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祝祭の子 [ 逸木 裕 ]
ミステリ系かなぁと思いながら読み始めましたかつて新興宗教を壊滅させた子どもたち。現在、過去のその事件のおかげでなかなかうまく暮らせないそんな中、かつての自分たちを育てた男が殺される…ミステリ系というよりハードボイルド的なアクション系かなぁと。戦闘力の強い子たち。それを狙うこれまた強いやつ戦いの物語だったなぁと思いました祝祭の子 [ 逸木 裕 ]楽天で購入
2023.02.05
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とんこつQ＆A [ 今村 夏子 ]／惹き込まれた
短編が4つ。タイトルのとんこつQ＆Aがおもろい何もできないダメダメな女性がとんこつという中華料理屋でバイトを始める。だめだめだけどOKみたいなお店。なんかおもろい。。そして…。。。おもしろかったです。もう一つ面白かったのが最後のやつ冷たい大根の煮物同じパートで働く職場の人、評判悪い女性とどこがスーパー安いかなどの話から付き合いがはじまってしまい…。。どうなるんだ？おもしろかったです。とんこつQ＆A [ 今村 夏子 ]楽天で購入
2022.12.09
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星の子 [ 今村夏子 ]／宗教で洗脳
奇跡の水なるものを信じカルト宗教にハマった家族。その娘も純粋に育っていく恐ろしい過程がほわーとした文章で描かれていく小説だったと思いました。なんとなく斬新だなぁと思いました。宗教は恐ろしい文庫 星の子 [ 今村夏子 ]楽天で購入
2022.12.08
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晩秋行 [ 大沢在昌 ]/バブル時代を
バブルの時代成功しフェラーリ250GTのスパイダーという古くて10億の価値のある車を乗り回し自分の女とともに消えてしまった…その車を見かけたという情報が入り主人公の男が二人を探すと言う物語読みやすくさらっと読めました。【新品】晩秋行 大沢在昌/著楽天で購入
2022.11.21
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いえ[ 小野寺史宜 ]/ピリ辛アットホーム
読みやすくじんわりくる作家さん。今回はいえがテーマのようで。兄と妹、妹の恋人が自分の友人で、その友人が優秀なので家族も好んでいて、ところが友人が妹を乗せた車で事故。妹は足を引きずって歩く人生になることに…。スーパーで社員として働く主人公の姿もリアルな悩みがいい。妹と兄の関係もなんだかいい。特に喫茶店での二人はすごくじわーと良かったと思いました。生ぬるい家族小説でないしドラマじゃないから読んでいて気持ちよく読めたと思いました。いえ【電子書籍】[ 小野寺史宜 ]楽天で購入
2022.11.16
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蚕の王 [ 安東 能明 ]/冤罪事件の実話
昭和の25年の静岡で立て続けに起きた冤罪事件 二俣事件などなどそこに赤松刑事というやつが全部仕組んでたという事実。昭和の司法と警察が恐ろしい。何十年も頑張った人たち、最後には裁判所もまともで助かった。静岡が恐ろしいのか、他でもそうだったのか…読み終えて恐ろしいなぁと思いました。民主主義でこれなんだから共産主義、社会主義国家なんてむっちゃやばいのではないか、、。なんてことも思い読み終えました。蚕の王 （単行本） [ 安東 能明 ]楽天で購入
2022.11.08
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青い雪 [ 麻加朋 ]/ずっとおもしろそう
初めて読む作家さん、ミステリのよう。政治家の一家、医者の一家、など裕福な家族たちが毎年別荘に集まりその子供たちそれぞれの視点で物語が始まっていきました。おもしろそう。そして翌年も同じく別荘に集まり…。子供の中のひとりが行方不明になって…。最後まで、おもしろそう な小説だったと思いました。青い雪 [ 麻加朋 ]楽天で購入
2022.11.07
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布武の果て [ 上田 秀人 ]/一気読み
堺の今井宗久など商人からみた戦国。織田信長の時代が来ると読む、今井らと織田は新参だと侮り三好を頼る商人と。商人からみた織田の強さ分析がおもしろい。そしてその後の別所や荒木村重の裏切りについても。徳川家康の登場が、企んでる感じで…。あっけなく終わる織田信長の最後まで今井ら商人視点で物語が構成されていき面白かったと思いました。布武の果て [ 上田 秀人 ]楽天で購入
2022.11.06
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終活中毒 [ 秋吉 理香子 ]/上質なイヤミス集
終活にまつわるそれぞれの人のミステリ 短編集でした。余命宣告された資産家の女性に近づき結婚、その詐欺師の男はどうなる、、、 予想しつつもよくできたミステリで面白かったと思いました。私が一番、面白かったと思ったのが小説家の終活 どうなるのか全く予想がつかないし、話も面白いし最後も らしくない 終わりが逆に良かったかも と思いました。売れない芸人の話が、一番おもろくなかったと思いました。終活中毒 [ 秋吉 理香子 ]楽天で購入
2022.10.27
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汚れた手をそこで拭かない [ 芦沢 央 ]／良質なミステリ集
短編が5個 どれも読みやすく楽しめたと思いました1つぐらいはつまらないのがあるかと思っていましたが、全部良かったので少し驚きました。教師が夏休み中にプールの水を間違って抜いてしまって… 費用請求されたらどうしよう から どこに行き着くのこの話？という面白さでした認知症になってしまった妻。夫は大工 夫はずっと昔、人を死なせてしまったのではないかと思っていて…有名になった料理研究家の主婦、昔の不倫相手が…。 お金をせびられ、渡したところから始まる…。有名な俳優や人気のタレントを使っての映画がクランクアップ！ ところが、その中のベテラン俳優の1人が…お蔵入りの危機で。。。どれもこれも、面白かったと思いました。汚れた手をそこで拭かない [ 芦沢 央 ]楽天で購入
2022.10.17
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幸村を討て [ 今村 翔吾 ]/家康のこの感じおもろい
はじめの章がとにかく面白かったと思いました。家康のトラウマ。武田から命からがら生き延びた恐怖そしてその後に出会う真田昌幸何度も何度もやられてしまう悔しくて悔しくて だからこそあえて口にはしないそして‥その息子たち。織田有楽斎、南条元忠 後藤又兵衛 伊達政宗 毛利勝永最後に真田信之らが語る 真田に謀られた？のか物語そして真田は何のための戦だったのか。少し面倒くさい部分もありましたが、面白かったと思いました幸村を討て （単行本） [ 今村 翔吾 ]楽天で購入
2022.09.09
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熱風団地 [ 大沢 在昌 ]
観光ガイドが元女子プロレスラーとクーデターで大変な国の王子を探す話いずれこの国は外人が普通に増えるであろうというところはシンプルに そうだよなぁと思い 印象に残りました。あまりハードボイルドではなかったと思いました。熱風団地 [ 大沢 在昌 ]楽天で購入
2022.09.07
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夏の陰 [ 岩井 圭也 ]/ラストのエピローグが良かった
最近、読み始めた作家さん殺人して自殺した父の息子 岳という青年が主人公。殺人犯の息子として静かに亀岡で暮らす。実は剣道のかなりの上級者。その殺人犯に殺された警察官の父の息子警察の京都府警の中でも一番の剣道の実力者どよーんと重たい内容が続きます、が‥ 面白かったと思いました。特に、エピローグはグッときてしまいました。夏の陰（1） （角川文庫） [ 岩井 圭也 ]楽天で購入
2022.08.31
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天下を買った女 [ 伊東 潤 ]/日野富子いい人だ
応仁の乱あたりの歴史は、戦国時代への始まりな時代でややこしくてよくわからん、ですが日野富子は、悪女 として有名なので少し知っていました。悪女なのだろうと思い込み読んでいきました。まったくいい人。というか仕事のできる女。金（銭）と経済についてこの時代からこの発想！アイデア。そして経済により天下を安定させるという考え。少年として登場するいとう伊藤新九郎（後の北条早雲）伊藤新九郎を取り立て、教えてもらい、頼りにし。このあたりはワクワクしました。足利の滅亡への序章。最初はわからなさすぎて頭に入ってこなかったですがわかってきてからは勉強にもなり良かったと思いました。天下を買った女 [ 伊東 潤 ]楽天で購入
2022.08.24
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この夜が明ければ [ 岩井圭也 ]/おもろかった 一気
初めて読む作家さん。北海道の漁業組合の住み込みの短期バイトに集まった7人。夜、その中の一人が死んでいるのを発見し‥。宿泊施設に戻り、残りの6人 1人を除いて警察には知らせたくない事情が。。そして死んだのか、殺されたのか、誰が殺したのか？そんな一夜の物語。最初は、登場人物を覚えるのがめんどくさい‥と思いました。が、一人ひとりの事情についての過去についての物語が絶妙におもしろく 現在の社会情勢にマッチしていてどんどんと読んでいけました。刑事や探偵が事件を解決するようなミステリにはもう飽き飽きしているのでこういう長編ミステリのやり方おもろいなぁと思いましたこれはドラマになりそう。一気読みでした。おもしろかったと思いました。この夜が明ければ [ 岩井圭也 ]楽天で購入
2022.08.20
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能面鬼 [ 五十嵐 貴久 ]/サスペンスもの
大学生達がサークルの新人歓迎コンパで一人死んでしまって問題なんのが嫌だから死体遺棄して‥一年後、一周忌の案内が届き、岡山へ青春サスペンスものでした。小説では先が私には予想通りだったで熱中はできなかったと思いました、映画やドラマとかになれば面白いかもと思いました。能面鬼 [ 五十嵐 貴久 ]楽天で購入
2022.08.09
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逃げる女 [ 青木 俊 ]/おもしろそう‥
犯人が逃げる系のミステリは好きで、そして帯の宣伝文句も面白そうだったので興味を持って読み始めました。殺人事件の被疑者が逃げる、それを追う刑事。おもしろそうなのに‥だめだ、、、、熱中できない、中盤まで読んでも読むスピードが上がらない、、調子悪のかなぁ。。。。なぜか、私にはダメでした。逃げる女 [ 青木 俊 ]楽天で購入
2022.08.01
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祝祭と予感 [ 恩田陸 ]/蜂蜜と遠雷の登場人物たちの物語
「蜂蜜と遠雷」はものすごく面白かった小説でした。そのサイドストーリーというか登場人物たちのその後や、それ以前やいろいろな物語の集まった小説でした。風間塵たちのコンクール後の3人の話、楽しく読めたと思いました。風間塵とホフマン先生との出会いとかも楽しめたと思いました。他の登場人物たちは結構忘れていたので思い出しながら読みました。読んでよかったと思いました。祝祭と予感 [ 恩田陸 ]楽天で購入
2022.06.28
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悪魔には悪魔を [ 大沢 在昌 ]/久々に楽しめた
大沢 在昌さんの小説は最近、あまり私にはヒットがなくて狩人シリーズが大好きなのですが‥。。またチャレンジしてみました。最初から物語に入っていけました！！これはおもろいかも。アメリカの軍隊上がりの男 将、が主人公。主人公視点で物語が進んでいきました。双子の兄がいてその兄が麻薬捜査官として潜入捜査している間に行方不明となってしまいその上司からの依頼で兄になりすまし、潜入捜査していくという物語。この主人公が圧倒的に強いからおもろい！いろんな登場人物が登場してきて話も多々あってややこしくなりそうなのが丁寧に何度も説明を間に入れてくれるのでものすごく読みやすかったと思いました。久々に熱中して読めました。ラストがなんだかアッサリしすぎ？まぁそれがいいような‥。。面白かったと思いました。悪魔には悪魔を [ 大沢 在昌 ]楽天で購入
2022.06.06
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奔流の海[ 伊岡瞬 ]/読み応えもあり、おもしろかった
坂井裕二という大学生が今は閉まっている静岡の海沿いの旅館に泊まりに来て、その旅館の娘 千遥と出会うなんだか恋愛ものか‥と読み進めると坂井裕二の幼少期の話になり、なんとも残酷な辛い家庭環境でいたたまれない辛さがありました。そして、そこから救い出したのが現在の父親 育ての親。千遥の物語も同時進行で始まりました。どういう話になり、どう結びつくのか、わからないまま、しかし面白い。さすがです。途中から登場して坂井裕二にからんでくるワルそーな若者が、印象深くなりました嫌な奴、なのか？しかし彼の登場こそが物語をより面白くしていったと思いました。彼との関係がなんとも言えない！いい感じ。ラスト、全てが結びついて明らかに。良かった、読み応えがありましたが、一気読みですこの前読んだ塩田さんのなんやらの化身などよりも数倍私には面白かったと思いました。奔流の海【電子書籍】[ 伊岡瞬 ]価格：1800円 (2022/4/28時点)楽天で購入
2022.05.14
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灰色の評決 [ 犬塚 理人 ]/法廷がらみのミステリ
裁判員に選ばれた主人公殺人事件の犯人を裁くけどその犯人は無実、冤罪ではないかと一人の女性裁判員が悩む、ものの結局は有罪に。その後、主人公とその女性は付き合うようになり婚約寸前まで行くがその翌日ｋらその女性が行方を晦ましてしまう探す主人公。その過程であの事件の真相が‥みたいな物語でしたずっと面白く興味深く読んでいけたと思いました。ところが、ラストの真相などなんだかなぁとテンション下がったなぁと思いました。灰色の評決 [ 犬塚 理人 ]価格：1980円（税込、送料無料) (2022/4/26時点)楽天で購入
2022.05.08
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マンモスの抜け殻 [ 相場 英雄 ]/介護業界のしのぎがわかる
最初はこの作家さん、いつも読みづらい、というか私にはわかりずらいと思いました。登場人物が何がなんだかわからなってしまいます。しかしながら面白そうな内容だと思い、なんとか読み進めました。1/3ぐらいからようやく、事件とか登場人物たちがわかってきて面白くなりました。かつての団地、そこで生まれ育った幼馴染たちやり手の刑事、やり手の投資ビジネス社長、介護職員昔から知るその一帯を仕切る老人が殺される事件…これからの高齢者比率、介護業界の現実どうもこの国は、下手くそだなぁとか思いながら読みました。不正請求かぁ、ベテランの施設には甘くて取りやすい新しい施設や下手くそな施設を狙い撃ちする監査。それが取り締まる方の現実なのにそこも突っ込んでほしかったなぁとも思いましたが。勉強になりましたマンモスの抜け殻 [ 相場 英雄 ]価格：1980円（税込、送料無料) (2022/2/24時点)楽天で購入
2022.03.06
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アクティベイター[ 冲方丁 ]/サスペンスもの
核兵器を積んだ中国の爆撃機が日本の亡命。そしてそのパイロットが美人の女性いろんな国の思惑で、いろんな国の人間が絡んできて二人の兄弟が彼女を逃がす？？面白そうな割に、なんとなく先が見えるし途中でつまらなくなってきました。モチベーションが保たず…私の力不足であまりおもしろくなかったと思いましたアクティベイター【電子書籍】[ 冲方丁 ]価格：2090円 (2022/2/9時点)楽天で購入
2022.02.14
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夜叉の都 [ 伊東 潤 ]/北条政子の物語
今年は北条が大河ドラマで北条ものは読んでおこうと思い、読みました。平家滅亡から頼朝、頼朝の死後、北条政子の台頭が描かれていました。北条頼時と北条政子がコンビなのかなぁと。ややこしい、登場人物も多くてわかりにくい時代、読んでいても頭が混乱して集中できない感じでした。頑張って読んでいきました。頼朝が死んで、義時と政子の父親が主体となり謀略など他の一族を殺していき実権握りそしたら今度は義時と政子に父親は追いやられ義時が天下とったら今度は政子が義時を殺す。なんともただの同族たちの権力争いの時代だったんだなぁと改めて思いました。夜叉の都 [ 伊東 潤 ]価格：2200円（税込、送料無料) (2022/1/31時点)楽天で購入
2022.02.05
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眠りの神[ 犬塚 理人 ]/安楽死が題材のミステリ
安楽死ものの小説も増えてきたように思います嬉しい限りです。これでどんどん、安楽死ができる世の中になっていけばいいのになぁと思います。自殺のニュースをみるたびに自殺などより安楽死のほうが社会コスト的にもいいに決まってるとか思ったりしてしまいます。スイスの安楽死団体の医師、そのスイスで安楽死を断られた日本人が日本で死んでいくという事件その医師が疑われるも、その団体のOBの医師ではないかとなり…どんな状態になっても自殺幇助も許されない、安楽死も許されない、自ら自殺するしかないというそれが幸せなんだろうか と考えさせられると思いました。眠りの神【電子書籍】[ 犬塚 理人 ]価格：1870円 (2022/1/19時点)楽天で購入
2022.01.27
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フィッシュボーン [ 生馬 直樹 ]/予想外の展開へ
初めて読む作家さん、しかも全く知らない作家さん。悪がのし上がっていく物語かなぁとか思いながら面白そうと読み始めました。不遇な少年期の3人。その3人が親友となり、将来も3人でやっていこうというようなよく漫画でありがちな感じかと思って読んでいきましたが…。リーダー的な存在の陸人、この父親が暴力団の組長で3人はその傘下のグループとして密漁で活躍もっと儲かることないか、と社長令嬢誘拐を企てる…そして…。二転三転する予想外の展開が面白かったと思いました。一気に読めました。フィッシュボーン [ 生馬 直樹 ]価格：1870円（税込、送料無料) (2022/1/4時点)楽天で購入
2022.01.05
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茶聖 [ 伊東潤 ]/利休の話
千利休からみた秀吉と自分自身の物語みたいな感じだったと思いました。前半、信長が死んでから、天下取るまでは面白く読めました。やはり後半は、千利休も秀吉も頂点から衰退なのでおもしろくはならないなぁと思いながら読みました蒲生氏郷や高山右近などしっかり描かれていてそのあたりは興味深く読めたと思いました。茶聖 [ 伊東潤 ]価格：2090円（税込、送料無料) (2021/12/1時点)楽天で購入
2021.12.07
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監禁 [ 秋吉理香子 ]/読みやすく すぐ読み終えました
子持ちの主婦で仕事は看護師夫は大学の医者でそれほど金持ちでなく共働き看護師として働きながらの家事夫も協力しているが不満看護師をやめることに、そしてその退職日。夫が何者かに襲われ連れ去られ監禁される。前半の主人公の主婦視点の不満とかが面白く読んでいけました。また夫側の不満とかも面白く読んでいけました読みやすくスイスイと読み終えました。なので事件の割に重さがあまりなかったようにも思いました。監禁 [ 秋吉理香子 ]価格：1650円（税込、送料無料) (2021/11/29時点)楽天で購入
2021.12.03
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仮面 [ 伊岡 瞬 ]/
関係ないような話と登場人物たちと殺人事件がつながっていくような いかないようなで私には、段々と読む集中力が…なくなっていきました。最近、この作家さんおもしろいのですごい期待していたのですが今回はちょっと私には合いませんでした。主人公らしき人が字が読めない人なのに作家で点レビでも人気の人というのがなんだかなぁ…。と思いました。仮面（1） [ 伊岡 瞬 ]価格：1925円（税込、送料無料) (2021/11/24時点)楽天で購入
2021.11.29
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赤い砂 [ 伊岡 瞬 ]/最近この作家さんおもろいので…と思ったら
伊岡瞬さんの最近の小説はおもしろいので楽しみに読みました。自殺が自殺を呼ぶ…みたいなミステリでした最初の事件の発端が非常に面白くてすぐ読んでいけました。が…2章、3章…つまらない。どこかいつもの面白さがないような…結局熱中したのははじめだけで終わりました。面白くなかったと思いました。感染症的な話でこのコロナな時期に合致した内容といえば内容ですが。。あとがきを読みますと、どうやらデビュー前の小説？どうやら初期の頃の作品のようでしただからおもしろくなかったのか と思いました赤い砂 （文春文庫） [ 伊岡 瞬 ]価格：902円（税込、送料無料) (2021/11/5時点)楽天で購入
2021.11.12
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灰の劇場 [ 恩田 陸 ]/苦手作家さん
苦手作家さんではありますが前回、読んだ「蜜蜂と遠雷」が超面白かったので 期待して読みました。自殺した二人の他人同士の女性の物語を物語にした人が語る話。ややこしいけど おもしろくなかったです。残念、やはり苦手。蜂蜜と遠雷はあんなに興奮して読み終えたのに…やっぱり苦手なのかもです灰の劇場 [ 恩田 陸 ]楽天で購入蜜蜂と遠雷（上） （幻冬舎文庫） [ 恩田陸 ]楽天で購入
2021.10.11
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時限感染[ 岩木一麻 ]/評判いいので読みました
医療ミステリのテロが絡み物語。前作ガン消滅の罠がおもしろかったので読みました。事件の発端の残虐な殺人で物語に引き込まれましたその後も読みやすく、わかりやすくテンポよく読んでいけました。ところがだんだんと内容があまり頭に入ってこない感じになってしまいました。医療系で、ウィルス系はどうやら苦手かもしれません私には今回はあまりおもしろくなかったと思いました。評判がいいみたいなのでもう一度読まないととも思いました時限感染【電子書籍】[ 岩木一麻 ]楽天で購入
2021.09.12
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傍聴者 [ 折原 一 ]/あの事件のことかな
木嶋佳苗事件がモチーフかなぁ。主人公が婚活パーティーに参加して疑惑の女に近づいていきつつ自分も恋人みつけようってあたりはおもしろかったです。おもしろかったのはそこまでで集中力がそがれるような展開になっていきました私には、今回はつまらなかったと思いました。このシリーズは逃亡者が一番面白かったなぁ。傍聴者 [ 折原 一 ]楽天で購入
2021.09.09
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祈り [ 伊岡 瞬 ]/文庫書き下ろしだと思う
最近のこの作家さん面白いです。読んでなかったやつなので読みました。小学生時代から超能力？みたいなのがあるがゆえにいじめられたり、不遇な男と金もなく仕事もやる気なく、なんともうまくいかない青年と二人が出会い、少し絡んでいく感じで進む物語でした。ホームレスの不遇な男に その能力で命を助けられた鶴巻さんというそっち方面での実力者がなかなかよかったと思いました。物語はおもしろいのですが、いまいちスッとしない終わりだったように思いました。祈り （文春文庫） [ 伊岡 瞬 ]楽天で購入
2021.08.16
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ボダ子 [ 赤松 利市 ]/タイトルはどうかと思いますが
私にはなんだかまったく読む気にさせないタイトルで帯の宣伝がどうやらノワール的な感じだったので読みましたバブル期、消費者金融会社に就職しバリバリ働いてどんどん出世し子供ができて結婚しバリバリ働き、離婚して、また結婚して30歳で会社をやめて、ゴルフ場の仕事へそして起業し成功し 離婚したり結婚したり愛人いたり…なのに、娘が人格障害？か何かがわかってから落ちていく男の物語でした。成功していくとこがスゴイのになんで落ちていくのかがよくわからないなぁと思いました。主な登場人物みんなどこか壊れているような印象も受けました。おもしろいような面白くないようなでもズシッとくるような小説だったと思いました。ボダ子 [ 赤松 利市 ]楽天で購入
2021.07.22
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Exit イグジット [ 相場英雄 ]/金融崩壊話
日本のゼロ金利により地方銀行危うしみたいな話。ゼロ金利だとどうなていくのかということを解説してくれている本だと思いました。そしてコロナによるこの状況もプラスされて日本はヤバイよ論。世界で日本が一番やばいよ論。ということであまり興味なく読んでいくことになりました。ただただ 危機を煽るだけの内容のように思いました。真実を高橋洋一さんに教えてほしいなぁと思いました。Exit イグジット [ 相場英雄 ]楽天で購入
2021.07.17
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擬傷の鳥はつかまらない [ 荻堂 顕 ]/ハードボイルドミステリか
表紙やタイトルからはまったく内容がイメージできない内容でした。新宿でアリバイ会社をやっている女サチが主人公。実はアリバイだけでなく完全に逃がすという仕事もやっているので裏稼業の世界の物語でした。こういう系統はおもしろい。逃してくれとやってきた二人の女子からえらいこっちゃに巻き込まれていく主人公。ノワール、ハードボイルド風ミステリ。中盤の終わりまではむっちゃ面白く読めていけました。あと2割ってとこらへんからうーん、。、、、私にはつまらなくなっていきました。まぁまぁ印象深く面白かったと思いました。擬傷の鳥はつかまらない [ 荻堂 顕 ]楽天で購入
2021.07.07
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悪意のクイーン [ 井上剛 ]/イジメ系ミステリ
主婦というかママが陥れられていくミステリクイーンというのは学校とかでの格付けらしく一番がクイーンで二番がプリンセス らしい。そういう学校生活と学校が終わってからの主婦の世界、育児の世界…みたいな中での悪意から陥れられて不幸になっていく女性。まぁもともとは自分がイヤーな女だったということでの復讐されてるって感じのような。結局はみんなが悪意 というのはまぁまぁおもしろかったかもと思いました。でもこういうのはドラマとかになったほうがおもろそうと思いました。悪意のクイーン （徳間文庫） [ 井上剛 ]楽天で購入
2021.06.04
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タクジョ！ [ 小野寺 史宜 ]/新卒女子タクシードライバー！奮闘！
大学新卒でタクシードライバーとしてタクシー会社に就職。二種免許をとり、マナーやらドライバーやら研修を受け、実際のドライバーとしてスタート。同期もいっぱい。若い女子ドライバーの苦難。篭脱けにあったり、強盗？みたいなのも遭遇したり彼ができたり、連作短編がつながった長編小説だったように思いました。最後は父親をお客さんとして乗せたりして…面白かったと思いました。やっぱりこの作家さん、面白くなってきたなぁと思いました。タクジョ！ [ 小野寺 史宜 ]楽天で購入
2021.05.02
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縁 [ 小野寺 史宜 ]/連作短編、全て繋がりが。
最初の物語で惹き込まれました。大学卒業して測量の会社に入ってあっさりとやめて鍵屋に転職して一人でやる店でコツコツやりつつ河川敷のサッカーチームのコーチをボランティアでやる主人公。なんとも、淡々とした普通の日常のような…なんとも理屈っぽいというか好きになれないような女性の恋の話というかなんというか。後半に、鍵屋がでてきて、ああ あのときの！となります。次からは誰の話かなぁと思いながら読んでいく楽しさがありました。次から次へと色んな所からつながっていく物語最後まで、ふつーな物語ですがなぜか、面白く読めたと思いました。この作家さん、だんだんと面白くなってきたように思いました。縁 [ 小野寺 史宜 ]楽天で購入
2021.04.28
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アンダークラス [ 相場 英雄 ]/下層の人の犠牲のミステリ
車椅子の老女をベトナム人研修生が殺したという事件その裏には…疑念を持った捜査チーム、刑事がかつてベトナム人女性がかつて研修生として劣悪な環境で働いていた神戸のアパレル会社に聞き込みに、そこから事件が複雑化していきます。神戸の街の描写がグルメやら雰囲気やら伝わり楽しく読めたと思いました。そこから事件が複雑化していきます。外国人研修生の問題、日本の労働人口減少の問題大手企業 たぶんアマゾンのことなどなど朝日や毎日の好きな左系の人たちなどが喜ぶような内容が盛りだくさん。この作家さん、左系だったっけ？と思いながら読みました。内容は勉強になったりしたし中盤から読みやすかったと思いました。ラストの一行、よかったと思いました。アンダークラス [ 相場 英雄 ]楽天で購入
2021.04.15
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羊は安らかに草を食み [ 宇佐美まこと ]/老婆たちの旅行かと思いきや
80代女性3人、独身やったり、夫と二人ぐらいであったり、生活も人生もいろいろ。3人のうちの一人が認知症になってしまい、その夫からの依頼で、旅行に連れて行ってほしいと頼まれて3人で人生最後の旅行へ。行く先は、大津、愛媛、佐世保、五島列島の島。最初は老女たちのほのぼの旅行の話かと、思っていました。昔話になり満州の話になり、なんだかキツイ。そういう苦労話というか酷くて酷い話が続き 進んでいきながらの大津やら愛媛やらの知人を回りつつ。。。戦争でのトラウマからの事件というか…最後はミステリ的に。まったくほのぼの話ではなく良かったですが戦争絡みの酷い話はもういいかなぁ。と思いました。羊は安らかに草を食み [ 宇佐美まこと ]楽天で購入
2021.04.01
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じんかん [ 今村 翔吾 ]/最高の松永久秀がここに！
ものすごく分厚い本です。が、文字はちょっと大きめ。小難しかったら即やめよう、と思って読み始めました。速攻、はまりました。信長の元に松永久秀が二度目の謀反、の連絡がきてそして、手紙も送られてきて。信長、嬉しそうにニヤリ…みたいな こんな出足…もう最高です！！信長に久秀が語った自分の生い立ち、人生が繰り広げられていきます。多聞丸城、行かねば。堺の武野 紹鴎 しらなかった人物 千利休や今井宗久の先輩柳生がいい！かっこいい、松永とそんな縁が！三好元長、調べないと！四国の阿波の三好って三好だったんだ！！三好長慶もなかなかいい、が、最悪なのは三好三人衆筒井順慶もイマイチ。一揆の心理、民衆の支配されたい心理、なんともおもしろい！足利義輝、最悪やん！神や仏がいるのなら、不幸な人はいないはず信長と久秀の共通の心情。長い小説でしたが、どっぷりと楽しめました。ラストもジワーと感動というか。かなり面白かったと思いました。じんかん [ 今村 翔吾 ]楽天で購入
2021.03.17
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夢幻 [ 上田 秀人 ]/家康の凡庸さがよかった
家康と信長の各物語、ありがちな成功物語ではないのがすごくよかったと思いました。家康の父親は意外と能力が高かったようで、残念なことに裏切りにより殺されて、今川と織田に挟まれて そのあと徳川家は生き残るために織田の人質になる家康。今度は今川に助けられたような引き渡されたようなでその後は今川の家来みたいなものになってしまい全くうだつがあがらない家康。今川のいうがままに結婚させられ、今川が松平家を支配するために子供を産ませそれでもなんともできない家康、弱い松平家。今川、織田攻めのときは兵糧の運び屋さんの役目で手柄も立てれない、そして、いよいよ織田が今川に勝ってしまうとここで独立するかまだ従うか でなかなか決断できずに悩むしなんとも凡庸な武将っぷりがおもしろいと思いました。その後は、織田からあまりに頼りにされない同盟国として成果もあげれず、武田勝頼との戦いでは織田の補佐みたいなものだし。いつの間にやら織田は天下一の国になってしまいいつまでたっても情けない。織田が明智にやられて、やっとチャンスみたいな。徳川家康の凡庸さが際立ち面白かったと思いました。織田信長の話は、自分の跡目を最初から決めて育成していく信長の姿。でも結局、最後は。両方の話とも読み応えがあり、面白かったと思いました。夢幻 （単行本） [ 上田 秀人 ]楽天で購入
2021.03.11
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銀色の国 [ 逸木 裕 ]/自殺ミステリ？
プロローグが面白くてついつい、どうなるんだろう？と思い読みました。自殺願望の人を救おうと奮闘するカウンセラーたち自殺を誘発する ゲーム？先進的な小説だったなぁと思いました。それはそれで勉強になるような気がしたと思いました。内容は、最初はおもしろかったのに、中身は読書する集中力がなくなっていきました。主人公に個性とか魅力がないなぁと思いました。銀色の国 [ 逸木 裕 ]楽天で購入
2021.02.19
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北条五代 下 [伊東潤 ]/まさしく戦国がよくわかる
氏康・氏政・氏直、戦国の真っ只中から秀吉の時代まで。関東の上杉が上杉謙信のところへ逃げて滅んだような上杉があとを継いだような武田と上杉の戦いが始まるわ、今川が織田を狙い、織田信長が登場で今川がヘロヘロになり北条も突き進むもやられたり、やったり、、、信州の真田昌幸がなんだかおもしろいし家康が強くなってきたり。北条家はすんなりと代替わりしていくのがなんとも潔い感じ。北条家は、結局、それほど強くない、いつもあと一歩。。。そのあと一歩が、なんか行き違いみたいな感じで、ちょっと意地はったばかりに秀吉に攻め落とされるという。しかし、北条は政治が良かった、その後に生きた政治。北条家の始まりから終わりまで、おもしろかったと思いました。北条五代 下 [ 火坂雅志 ]楽天で購入
2021.02.16
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ツバサの脱税調査日記[ 大村大次郎 ]/小説だからこそ、読むべきもの
新人の税務署の、税務調査担当者の活躍と挫折の小説でした。この主人公のツバサがウザい。うっとおしい。そして、登場してくるモンセン、モンスター税理士が素敵です。勉強になります。このモンスター税理士を倒すために税務署が束にかかって攻撃するという、何？この税務署たちの酷いやり方。こんなことが許されるのが恐ろしい。たぶん、これ小説だけど現実。追徴がすべての税務署。一度 重加算になった会社や事業所には何度でも入る という恐ろしさ。真実を知らず、必死で正義を語る主人公のツバサ あーウザい。説き伏せる、モンスター税理士 そのとおり！！大手企業にはマルサは入らない、入ったことがない。大手企業の税率国税ぐるみの話。素晴らしい小説、小説だから！もっと、小説としてどんどん、こういう話書いてほしい、と思いました。税務調査に入られたことのある人なら、非常によくわかる物語勉強になりました。ツバサの脱税調査日記【電子書籍】[ 大村大次郎 ]楽天で購入会社の税金元国税調査官のウラ技 [ 大村大次郎 ]楽天で購入
2021.02.07
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冬の狩人 [ 大沢 在昌 ] 爆読み！一気読み！興奮でした！
待望の狩人シリーズの最新です。新宿のマル暴刑事、佐江さん！大沢さんの小説の中でも一番好きな人物です。今回も期待して読み始めました。最初から、面白い！3年前にH県で発生した市長やらその街を牛耳る企業の幹部やらが殺された事件、その中でダダ一人生き残り逃亡した女性秘書からH県警にメールが届く、新宿の佐江刑事となら出頭します と…。もう出足から、興味津々でした。佐江さんは、休職中…、、というか首になりかけ状態。そのメールのおかげで、復活、H県の新米刑事 川村さん とペアで動くことに。企業絡み、中国絡み、もちろん暴力団も、ややこしいのに わかりやすい！頭もよく回る佐江さんのおかげで、ややこしい話もスッキリ読んでいけました！ハラハラ、ドキドキ、ワクワク川村さん、無理したらあかん…、、佐江さん、やばいよ、川村さんが…などと 思いながら後半、一気に読みました。やっぱり狩人シリーズは最高に面白いと思いました。刑事モノ、推理モノ、は最近 飽きていましたが これは別格。全く別格だ！と思いました。私の読書力、復活！やっぱ大丈夫だった と安心しました。冬の狩人 [ 大沢 在昌 ]楽天で購入
2021.02.03
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