転職後30過ぎた日記 Mao’s blog 〜福岡市南区の税理士 〜

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9月11日(月)晴れ時々くもり・オテル・




 朝7時30分起床。彼のおばさんが起こしにきた。朝食(洋式なのがうれしい)を食べると、彼のじいさんの絨毯屋に行った。チャイをごちそうになる。すると彼の父(プレスらしい)が「どのカーペットが一番良いか当ててみろ」といい、3枚の絨毯が私の前に拡げられた。私が指差したのはナイロンの混じった偽物だった。これが偽物なら中国の絨毯はみんな偽物なんじゃないかと思った。本物の絨毯はライターで火をつけても決して燃えなかった。クイズが終ると、今度はたくさんの絨毯を拡げ、どれが一番好きか聞いてきた。一つを私が指差すと値段やら購入の方法などを説明し始めた。
 この時、私を泊めてくれた彼はどこかに行っていた。「親に電話しろ」だとか、「学生だから3万円にしてやる」だとか、いろいろ言われる。一度は欲しくなったが、買わなかった。後悔するに決まっている。
 そんなこんなしていると、「よく考えて見てください」と言ったような感じで店から出された。するとそこには別の日本人の女の人がいた。どうやら「彼」がつれてきたようである。私と彼の父が交渉している間、彼は新たな客引きをやっていたのである。
 彼が昨日言っていた「案内してあげる」だとか「友達だ」とかの言葉は全て、絨毯を売るためのものだったのだ。何だか、すごく気分が悪かった。早くトルコから出たい気持ちだ。
 ホテルに戻り、出発(観光のこと)の準備をしていると、ホテルの人がやってきて「昨日どこに行っていた」と尋ねてきた。どうやら私が帰ってこないので、ずっと待っていたというのである。悪いことをした。
 まず最初にトプカプ宮殿に行った。多くの日本人がいた。何だか嫌な気持ちだ。僕はヨーロッパを旅行するような若い日本人とは肌が合わないのだろう。宮殿自体は、たいして面白くなかった。ハレムも。
 次に、「地下」に行く。メドゥーサの首は思ったよりもでかくてそれなりに興味深い。
 次に「ブルーモスク」に行く。無料なだけに、文句の言いようがない。この中で、カザフスタンの二人の青年に会った。トルコに働きにきているんだか、何をしているんだかわからないが、もう一ヶ月もいるらしい。カザフでは学生らしい。昼食を一緒に食べる。一緒に写真を撮り、アドレスとTELを聞く。
 今回の旅行での収穫は、あちこちに友人が出来たことだ。トルコではできそうもないが…。



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