埼玉　大宮の地酒屋日本酒、ウイスキーブログ

【 THOMPSON BROS LOWRIE'S RESERVE BLENDED SCOTCH WHISKY 】

45,7 度１３２００円（税込）

・ BLENDER: THOMPSON BROS

・ TYPE: BLENDED SCOTCH WHISKY

・ ABV: 45.7%

・本数 : 1600 本

・輸入： 138 本

~ テイスティングノート ~

・ NOSE ：

洋ナシのドロップ、パスティス、白ブドウ、ホップ、ガリアメロン、トフィーポップコーン、新鮮なパセリ、牧草の俵、月桂樹の葉、ハニカム、白味噌のペースト、ナス科の植物。

・ PALATE ：

トフィーブリットル、キャラメルモルト、アーモンドヌガー、ストロベリー、ワイルドハーブ、オレンジマーマレード、レモンコフスイーツ、オークスパイス、クローブの香り、焦がした桃の香り。

・ FINISH ：

オレンジビターズ、クローブオイル、ショウガの根、穏やかな塩味。

～今回のウィスキーについて、ドーノッホ蒸溜所のコメント～

シングルモルト・スコッチウイスキーと呼べる樽を調達し、適正な価格でリリースすることは、 昨今ますます困難になり、また、非常に苦痛な仕事となりました。

そのため私たちは、市場に価値をもたらす新しい方法を探さざるを得ません。

そんな中、私たちは偶然にも、非常に上質な、シェリー樽で適度に熟成されたブレンデッドスコッチウイスキーを 3 樽購入出来ました。

私たちはこの 3 つのホグスヘッドを、 11 年熟成のバーボン樽スペイサイドウイスキー（蒸溜所不明） 2 樽と混ぜ合わせました。

シェリー樽のブレンデッドとバーボン樽のウィスキーを合わせる事により、

白ブドウ、トフィーポップコーン、肉厚な白いフルーツ、タバコ、

そして何よりも非常にリーズナブルな方法で幻想的な味わいが生まれました。

そして、熟成の長いグレーンウイスキーを適量加えなければ、良質なブレンデッドスコッチウイスキーは完成しません。

私たちは今、長熟グレーンウイスキーに夢中になっています。

このブレンドウィスキーの 20.8% は、 1994 年ストラスクライド 1994 を使用しています。

リフィルバーボンの長期熟成原酒のグレーンにより、

テクスチャーの層が増し、ココナッツとキャラメルの典型的な香りが加わりました。

最後に、エジンバラの蒸溜所がビールの熟成に使用したオーストラリア産シラーズワイン樽にて後熟した SRV5 （トンプソンブラザーズの定番ブレンデッドモルト）を加え、

ファンキーさといたずらっぽさが全体のイメージに新たに加わり、このブレンドは完成しました。

構成原酒は以下のとおりです。

・ 51.6% ? ブレンデッドスコッチウィスキー 2012 10yo シェリーホグスヘッド

・ 20.5% ? ストラスライドシングルグレイン 1994 28yo リフィルバーボン

・ 19.9% ? スペイサイド（蒸溜所不明）シングルモルト 2012 11yo バーボンホグスヘッド

・ 8.00% ? SRV5 キャンパーバンブリュワリーカスクフィニッシュ。

このブレンデッドウィスキーを、ドーノッホ蒸溜所の蒸溜家「 Jack Lowrie 」の愛車に捧げます。 彼は毎日インバネスからドーノッホまで、 A ９号線をこの車に乗って走って通勤していましたが、 2024 年初頭に致命的な錆により亡くなってしまいました。