「赤ちゃんがきた」
「赤ちゃんがきた」 石坂啓 著 朝日文庫 刊 （２００１.１１.７ 作）この本は、著者の妊娠・出産・育児に関するエッセーです。
この手の本はたくさん出てるけど、私が読んだ中では最もお薦めしたい１冊です。
この本を買ったのは、今を去ること数年前。大学をでたばかりで、私はまだ結婚もしていなかった。
そんな私（妊娠や出産にあまり関心がない）でも、大変おもしろく読めました。
著者が漫画家、ということもあってか、コミカルにつづられ、かといって、単に面白可笑しいだけでなく、著者の考え方や気持ち、子どもに対する愛情もしっかりと書かれています。
もちろん、著者自身が描いた挿絵もかわいい。
何度も読み返し、何人もの人に薦めました。
自分が妊娠・出産・育児を経験し、改めて読み返すと、「そうそう、そうなのよー」と思うことばかりでした。
（私と著者の感性が似ているのかもしれませんが。）
分娩についてかかれている「ぶりぶり」、赤ちゃんに対しての感情について書かれている「かわいいシナプス」は必読です！？
妊娠・出産・育児を経験した（しようとしている）ひと全てにお薦めします。
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