ヨンハにLove Holic♪星の指輪’s Room

夢でいいから・・・



・・今から出ます。いつものところで、アンニョン(^^♪

ヨンハからのメールだった 見た瞬間 心臓がドキンと

音をたてて 頬が熱くなる

・・・はい。待っています、気をつけてね(*^_^*)・・・

いつものとおり 飛行機に乗る前にメールをくれた

もう ずいぶん逢っていない気がする

もう 冬も近い。。空が高い・・・

この間 きらきら光る海の写真をみせてくれたのは

まだ 秋が始ったばかりのころだった・・・

「またすぐに逢えるよ。。」そういって別れた・・・

あなたにはすぐでも 私には長かったよ。

ソウルのコンサートにはどうしても行くことができなかったし・・・

寂しかったよ。

でも 今は いたずらっぽく笑う顔を思い浮かべ

自然に顔がほころぶ・・・

まだ 少し早かったけれど 家を出た

いつもの場所、静かな住宅街につながる

まっすぐな道。長くつづく銀杏並木は きいろに色付きだし

青い空に 金色の葉を風が揺らし 景色が輝いてみえる・・・

途中にある小さな公園のまえで車を止めた

この時間 不思議なほど ほとんど人が通らない

何から話そうか・・・いつも 逢う前はあれこれ思う

逢えない間に 言いたかったこと たくさんあるのに

でも 顔をみたら なにも言えなくなる・・・いつも そうだ

どれくらいの時間がたったのか

見慣れた車が止まった

笑いたいのに 胸がくるしくなって 顔がこわばる

駆け寄りたくても足が動かない

泣きそうな顔を見られたくなくて思わず、うつむく

逢いたくて仕方なかったのに 逢う前のこの瞬間だけ

後悔してしまう。。本当は逢わないほうがよかったかも・・・



「うわ~ 逢いたかったです 元気だった??」

いつもの笑顔が目の前にある・・・

この瞬間全ての不安が 安心に変わる・・・

「どうしたんですか? 何かあったの?

逢いたかったでしょ?」そう言いながら もう

抱きしめられていた。暖かい腕の中でこわばったからだの

ちからが 抜けていく・・・逢いたかった笑顔・・・

抱きしめられたかった腕・・・聴きたかった声・・・

そのすべてに包まれていた・・・

このわずかな時間があるから どんなに遠く離れていても

永遠に思える時間が 二人を引き離していても 我慢できる

やっぱり 涙が溢れてきた・・・

「とっても 逢いたかった・・・」やっと それだけ言えた

「また 泣いてる!?ほら 顔を見せて。。」

そういって あなたの指が涙をぬぐってくれた。

今度は私がきつく抱きしめ返した

逢えなかった時間の分だけの思いを込めて・・・

「苦しいよ。。」そう笑いながら言われるまで・・・

ふたり やっと並んで公園のベンチに座った

「コンサト 大成功だったよ。呼べなくてごめんね。」

「うん。。いいの。写真 見たよ。

あなたの顔 嬉しそうだったし 紙ふぶきもすごかったね!」

「そうでしょ。。すごくたくさんでびくりしたよ、

口に入って苦しかったよ。美味しくなかった、ははは」

そういって おどけた顔で笑う・・・

取り留めない話をするうちにあっという間に時間がすぎる

「あ~~そろそろ 行かないと。。

今日は今から 今度のアルバムの打ち合わせがあるから・・」

太陽が 傾きかけていた。別れのときが来ていた

離れたくなくて ヨンハの右手を両手できつく握る・・・

「また すぐ逢えるよ。逢いにくるから・・・

寂しくさせて ごめん。。僕だって我慢してるんだよ」

「ねぇ 信じてる??」そういいながら

いきなり 柔らかい唇が答えようとした言葉を塞いだ

左腕がやさしく背中をだきしめてくれた 時間が止まった・・・

ゆっくり 体を離しヨンハが立ち上がった・・・

「もう少し待っていてね。。 今度はもっと長くいられるようにするから

だから 我慢して・・」最後に頬に ふわっとKissして

ふたりは また 別れた・・・

やさしい 余韻だけが体を包み しばらく動けなかった・・・

ひとりの帰り道 ヨンハの歌声がいつも以上にせつなかった・・・


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