やってきました まいべいび~

やってきました まいべいび~

出産



この日の午前中の診察で羊水も減ってきているので、赤ちゃんが元気な内に、状態が悪くなる前に出産させましょうということになりました。
だんなさんや母達に連絡。すぐに来て承諾して、出産の準備に入りました。

まずはLDRに異動して、いろんな装置につながれました。血圧計・降圧剤の点滴、NST。おしっこも管を入れて出すことに。
その後子宮口を開くために、海綿体が入れられました。そして夜に風船が入れられました。その後一晩、軽い陣痛と降圧剤による気分の悪さに苦しみました。
なんとなく記憶があいまいでごめんなさい。。。


10月5日(33w5d)

軽い陣痛はくるものの、本格的な陣痛にはつながりません。
子宮口は少しずつ開いてきてました。
とにかく降圧剤の点滴で、体がほてって気分が悪く、何も食べれないので胃には何も入ってないのに何度もはき上げてました。
ある程度子宮口が開いたところで人工的に破水もさせられたものの、一向に陣痛は強くなりません。
私の体力は弱っていく一方、血圧も降圧剤を相変わらず高く、先生が帝王切開を薦められる。
だんなさんたちと相談した結果、これまで頑張ったからもう帝王切開をお願いしようということになった。
それからはあっという間に準備が進められました。レントゲン等をとるために起きあがったりするのにも体力のないため思わず、「私こんな状態で手術に耐えられますか?」と聞いてしまいました。本当に「血管が切れて死んでしまうかも」と思いました。今考えれば、大げさだったのかもしれませんが。。。

手術の準備が整い、夕方4時手術室へ。
手術室ではされるがまま。冷静にもスタッフの皆さんの手際の良さに感心してました。それぞれの担当の方がテキパキと服を着替えさせたり、麻酔をうったり、剃毛したり、あっという間に手術開始となりました。
そして4時25分、「おめでとうございます」の声と共に産声が聞こえてきました。
みんなが「元気だよ~、赤ちゃん」と。「ありがとうございます」と言いながら涙がこぼれました。
赤ちゃんを少しだけ胸の上に乗せてくれました。
初めて見る我が子、しわくちゃで小さくて、でもかわいくて・・・。
1360グラム、43センチ。忘れられない数字ですね。
その後すぐに保育器に入れられ、新生児センターに運ばれていきました


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