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砂時計
杏、大悟、藤、椎香は14年間を世代ごとにそれぞれ3人が演じる。主人公の杏を演じるのは20歳からの大人時代が佐藤めぐみ、中高生時代が小林涼子、小学生時代は美山加恋と、それぞれが現在注目されている女優たちばかり。また、杏の故郷であり、大悟の住む島根はドラマでも重要な役割を果たしており、二度に渡り、延べ20日以上かけて島根ロケも行った。ストーリーの原点となっている世界最大の砂時計(1年計)がある仁摩サンドミュージアムだけでなく、石見銀山や出雲大社、琴ヶ浜、宍道湖など島根の美しい景色もふんだんに盛り込まれている。
初恋の二人の14年間を60回かけて追うということで、丁寧に丁寧にドラマを作りました。恋をしたドキドキ感や告白、初めて手が触れた時…誰にでもあった小さな出来事を思い出してもらいたいと思います。撮影には半年をかけました。普通のゴールデンのドラマの4倍以上、収録テープを回しています。愛の劇場の歴史を変えるような恋愛ドラマです。どうぞよろしくお願いいたします。
大人時代の水瀬杏役…佐藤めぐみ
私は美山加恋ちゃんと小林涼子ちゃんが演じた子供時代、中高生時代を受けてだったので、杏の役作りは悩みました。
母親を亡くした心の傷があって複雑な面があるので、
人と一緒の時は明るく、でも一人の時は思いつめてしまう、
という杏の像になりました。泣くシーンが多くて、
その気持ちに入りきるために原作のマンガを読んで
助けてもらったりもしました。スタジオから出して!って思うくらい
煮詰まったこともありましたが、
でもとっても好きな思い出深いドラマになりました。
<水瀬杏(大人時代)役 佐藤めぐみさん>
杏の故郷・島根のロケから私はクランクインしました。
撮影に入る前に実際に行ってみたくて、ロ
ケの前日にサンドミュージアムや琴ヶ浜、出雲大社を訪れたんです。
サンドミュージアムの大きい砂時計は原作のコミックにも出てきた通りで、
感動しました。
ドラマの中で出てくる、杏がお母さんに買ってもらった砂時計は
サンドミュージアムで売っているものなんですが、
私も記念にと思って買いました!大人気で、
売り切れのことも多いそうですよ。
杏が4年間を過ごした島根の空気に触れて、杏のイメージを
体で感じることが出来ました。
ロケ先で出会った方たちもとても親切で気さくで、
こういうところで杏は育ったんだなあと、島根でのロケを通して、
杏がより身近になった気がします。
監督からは「めぐみちゃんはそのまま杏だから、
そのまま演じてくれていいから」と言われました。
最初は気がつかなかったんですけど、
私はいろんなことを自分の内に抱え込んでしまうタイプで、
杏の性格とよく似てるんです。監督に指摘されて、
確かにそっくりかも…って思いました。
最終回にむけて話は進みますが、杏はまだまだ悩むし辛い思いもします。
14年間の初恋の行方を、みなさんには最後まで見守って欲しいと思います。
<北村大悟(大人時代)役 竹財輝之助さん>
このドラマをやることになって原作を読みました。
こんなに泣くなんて思わなかったくらい泣きました。
原作の大悟は男らしいですよね。まっすぐで、弱さをみせない。
太陽みたいな明るさを持った男だと思います。
でもドラマの中の大悟は強さだけじゃなくて弱さも持っているんです。
杏と別れた後の5年間は大悟にとって葛藤の時期だったと思います。
一人で泣くこともあったはず。
2Dの大悟に血を通わせて命を吹き込んだ大悟を見せたいと、
毎日頑張りました。
出雲弁にはこだわりました。やっぱり大悟にとっては重要な言葉なので。
台本では語尾だけ出雲弁になっていたのですが、
そうじゃないところも自分なりに考えて直しています。
「強さと弱さは紙一重」「弱さの上に優しさがある」っていう
芦原先生の言葉が大好きで、それを心において演じています。
原作はすごくいい。では原作では描かれなかった部分をどう演じるか。
大悟も弱い部分があったんだよ、でも、だからこそ強くもいられるんだ、
というところを少しでも表現できていたらいいなと思います。
<月島藤(大人時代)役 渋江譲二さん>
原作のコミックでは、登場人物がみんなお互いを思う純粋さと
誠実さを持っていて、それがとても印象的でした。
ドラマになり映像化されるのが楽しみでした。
コミックの中の藤は不器用な人間だなあというのが第一印象です。
他人のことを第一に考えられるやさしい人間ですね。
そして繊細。ドラマの藤は、少し積極的。
でも、なんだか結果的に杏と大悟にずいぶん振り回されて
しまった気がします(笑)
大悟とは違って、僕はまず遠くから物事を見て考える人間です。
そして藤と同様に、ストレートな大悟をうらやましくも感じます。
現場は、終始和やかでした!アットホームな雰囲気だったからこそ、
余計な緊張をすることなく演じることができました。
出演者ともスタッフとも、これだけ仲良くなれた現場は珍しいくらいです。
だからこそ、思い切り力を入れることが出来て、
素晴らしいドラマになりました。
制作に関わった全ての人にとって本当に思い入れのある
作品です。
僕自身も一視聴者として、『砂時計』の大ファンです!最後まで、よろしくお願いします。
<月島椎香(大人時代)役 木内晶子さん>
コミックは気がつくとあっという間に読み終わっていました。
そして泣いていました。
こんなに面白くて素晴らしい作品に出られると思うと嬉しくて、
胸がわくわくしました。
原作の椎香はお家がらあまり外にも出られずに外にこもっているけれど、
大好きな人との出会いによって前向きな女の子に変化していってるなーと
感じました。その一方で、ドラマでの椎香はとにかく明るい女の子。
色々おせっかいもやいたりするけれど、決して悪気はなく、
どんなアクションにも理由があり、椎香ちゃんなりに頑張っています。
誤解されたり、周りを敵にまわすキャラクターかもしれませんが…。
でも心にはいつもみんなに幸せになってもらいたいという
思いがある女の子なんです。
私は普段はおとなしいので、いつも明るくテンションの高い椎香ちゃんを
演じるのは最初は大変でした。
でもただ明るいだけではなく、明るく振るまっていて実は悩みを
抱えている椎香ちゃんもいたから役に入り込んでいけました。
演じていた時は、普段の自分も声のトーンやテンションが
高くなっていたようです。
収録現場では北村家のセットで使った駄菓子が差し入れで
いつも置いてあって、懐かしくて共演のみんなと盛り上がりました。
共演者、スタッフみんなが精魂込めて作った愛情あふれる作品です。その気持ちが作品に出ているのはもちろん、見ていて面白さが絶対に伝わるはず!!
60話の中で涙あり、笑いあり、人間味あふれる様子がたっぷり見られます。
<北村大悟(中高生)役 佐野和真さん>
大悟を演じる時には、ぶっきらぼうだけどやさしいというところを
心がけています。「砂時計」のコミックを読んだ時は、
話にハマリすぎて自分がこの大悟をやるなんて思えなかったんですけど、
まっすぐで負けず嫌いな性格は自分と似てるなあと思います。
大悟のほうがちょっと子供っぽいかな。撮影では走るシーンが多いですね。
毎日走りました。走らない時でも毎回何か運動しています。
方言はあまり苦労していません。広島弁の役をやったことがあって、
島根の言葉と似ているんです。だから割と自然に話せています。
雑談している最中についつい「~しちょるが」とか出てきたりして。
馴染んでます。
季節を優先したので、物語の進行とは関係なく撮影をしたのですが、
監督が撮影シーンのキーワードや前のシーンからの気持ちの変化を
丁寧に教えてくれたので、撮影順序がバラバラでも
やりづらくはなかったです。
小さい頃からの大悟の癖も決めました。そういうところも見て欲しいですね。
たくさん売れているコミックのドラマ化なので、
やりがいがあります。コミックの読者の人たちも楽しみに見て欲しいです。
中高生時代の水瀬杏役…小林涼子
原作のマンガを読んでいたので、このドラマに出られると決まった時は
「やった!」と思いました。
私のイメージの杏は元気で明るくて、
でも母親が亡くなったというトラウマを抱えた女の子です。
杏はすごく泣くシーンが多くて、収録では一日に8回泣いたことも
ありました。目が痛くなりました。
スケジュールは大変だったのですが、
島根のロケは島根の名所を一気に見ることが出来て、楽しかったです。
<月島藤(中高生役) 青柳塁斗さん>
コミックを読んで、藤くんはクールでしゃべらないっていう印象でした。
でもドラマの中では少し違っていてクールな部分と
ポーカーフェイスの部分が混ざってるんです。
撮影ではそれを使い分けるのに苦労しました。
藤くんは大悟と違ったやり方で杏を支えていますよね。
監督に言われたのですが、大悟は太陽で、
藤は月だって。
藤は杏を陰から支える変化球の役なので、頑張らないといけないと思って、
気合を入れて撮影に入りました。
原作があるから、その藤くんと照らし合わせると自分が演じている藤が不安になることもあります。でも原作の藤くんを大切にして、
一生懸命演じているので見て欲しいです。
<月島椎香(中高生)役 垣内彩未さん>
友達に勧められて、中学三年生のころから「砂時計」を読んでいました。
絵がかわいくて、大好きです。
実際に演じてみて、椎香は幼いなっていう印象です。
例えば、中学3年生の椎香は私が中学1年生くらいの時の感じなんです。
それなので、役の設定よりも自分の中では年齢を下げてやっています。
椎香は誰とでも仲良くできるピュアな女の子だけど、
月島の家に対しての不満を見せない強さも持っています。
でもそういう不満が少しずつたまってきて、
いっぱいになっちゃったからああいう行動をしたんだと思います。
マンガが原作のドラマに出演するのは初めてですし、
もともとマンガを読んでいたのでプレッシャーがすごくありました。
マンガの椎香とドラマの椎香をそれぞれ見て、
楽しんでもらえたら嬉しいです。
小学生時代の水瀬杏役…美山加恋
雪の中のロケがすごく寒くて大変でした。
ずっと、かけっこをして寒いのを我慢していました。
杏はお母さんが亡くなったりして、気
持ちがわからないところもあったのですが、
台本を何回も繰り返して読んだり、スタッフさんと話をしたりして
杏の気持ちに近づきました。
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