お気楽子育て雑記

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出産


ドバーッとした破水ではなくて、チョボチョボ出る感じで、初めての経験なので、よく分からない私。
夫は「ええっ」と驚いて起きるも、私があんまり慌てていないせいか、緊急性を感じなかったみたいで、もうちょっと様子をみようということになった。
この時点で、夜中の3時。

そのまま二人で、深夜テレビを見ていたら(たまたま、大好きなラッセル・クロウのB級映画をやっていた)お腹が空いたので、ふりかけご飯を食べて、もう一眠りしようと、二人でまた寝る。

次に目が覚めたのは、7時過ぎ。
やっぱり破水らしく、チョボチョボがが止まらない。産院に電話してみたら、すぐ来て下さい、と言われる。婦長さんは、すごく優しい人なんだけど(たまたま電話に出た)、破水してすぐに電話しなかったことがわかると、叱られた。(当たり前だ)
婦長さんに叱られたことを夫に告げて、慌てて車で産院に向かう。
外は、いつのまにかすごい雨が降っていた。

車のなかで、夫が「すぐに産院にいかなくちゃいけなかったんや。ごめんな」と、謝ってきた。
そう、破水かも・・・と起こしたときに、私は産院に電話しないといけないなー、と言ったのに、夫は、まあちょっと様子をみてからでも・・・と止めたのだ。(まあ、私がノンキそうに見えたのもあるでしょうが)
ここで怒ってみても時間は取り戻せんわい、と、なぜかその時は、仏のように慈悲深い心持になれたので、しょうがないじゃん、と一言ですませておいた。

産院につくと、すぐに着替えさせられて、お腹に機械をつけて、点滴の準備をされた。ここから、40時間に及ぶ、長い出産への道のりが始まったのだ。

検査の結果、まだ感染症はおこしていないのがわかり、一安心。
先生の診察を受けて、これからのお産の計画の説明を受ける。自分は、陣痛から始まる、教科書通りの出産をするものだと、何の根拠もなく思っていたので、促進剤は少し嫌だったけれど、アカンボのためだ、と考えることにした。


2日目。
夜寝るときは、さすがにクスリの点滴はお休みだけど、日中は、促進剤・抗生物質の点滴と、助産師による内診(これが痛くて痛くて、とても嫌だった)で、疲れ果てた。
ご飯は美味しくていいけど、トイレも自由にいけないし、お風呂にも入れない・・・。もしかして、このまま朝が来るの?そんなの嫌だー。となった、その夜。
面会時間が終わって、夫が帰ってしまったその後で、弱くて、なかなか周期も安定しなかった陣痛が、強くなってきた。
助産師さんに「いきみたい?」と聞かれたけど、いきみたい、というのがどういう状態なのか、よく分からず、うーん?と答えたら、内診ということになった。すると子宮口も全開大。産んでよし、の許可が出た。

もう、こうなったら痛みなんか感じず、ただ産むことに集中。陣痛がはっきりしなかったので、片目で、監視装置の数値をカンニングしながらいきむこと40分。
とうとう、マメ太に会うことができた。

マメ太は、すぐに処置のために連れていかれ、私は助産師さんが自宅につないでくれた電話で、夫に報告した。
「産んだよー」
電話の向こうの夫も笑ってたけど、助産師さんも笑ってたな。
「産まれたよ」とは言うけど「産んだよ」と言う人はいないらしい。


感想あれこれ
アカンボを産んで、初めて抱いたとき、自分はなんて言葉をかけるんだろう、と、とても興味があったし、こういうかな?ああいうかな?なんて色々予想もしていたんだけど、そんなことは頭からすっぽり抜け落ちて「よく来た、よく来た」をバカみたいに繰り返してしまった。
私たち夫婦のところへ、よく来てくれた。って気持ちしかなかったんだなー。
私が産んだ産院は、分娩室に二つの分娩台があるんだけど、真ん中をつい立で区切ってあるだけだから、姿は見えないけど、声は丸聞こえ。
私が産んでいるときは、すでに先客がいて、相当苦しんでいる様子だった。しかし、よくよく聞いていると、無痛分娩らしいことがわかって、すごいなあ(お金もかかるし、私は安全性も不安に思っていたので)と思いつつ、無痛なのに、こんなに苦しいの?無痛の意味は?とか、無痛を選ぶくらいだから、痛みに弱いのか、とか色々考えつつ、後に入った私が、彼女を追い越してしまった。
しかもそのあと、3時間ちかくかかったらしい。うーむ。

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